実録!エアコン無しで夏を過ごす場合の対処法を実際の経験からご紹介!
更新日2024/07/23
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もはやライフラインともいえるエアコンですが、いろいろな事情で設置ができない方もいるかと思います。
数年前のことになりますが、筆者も住宅事情によりエアコンなしの部屋で2度の夏を過ごしました。
今回は、借りている部屋の事情でルームエアコンの設置ができない場合や、故障などの理由で一時的にエアコン無しで夏を過ごさなければならない方に向けて、筆者の経験を元におすすめの対処方法や商品をご紹介します。
※冷房器具なしで夏を過ごすことは大変危険です。こちらの記事は夏を安全に過ごせることを保証するものではございません。
もくじ
日中は部屋からでる
2度の夏を過ごしたと前述しましたが、やはり猛暑日などに気温が最高になる日中、エアコンのない部屋にいるのは大変危険です。(夜も十分危険ですが)
空調の効いた学校や職場、ファミレスや友人宅、公共施設などに避難しましょう。
寝るときは必ず保冷剤や氷枕を用意する
当時は「無事に朝を迎えられるのか」と不安な夜を何度も経験しましたが、体感で言いますと一番安心感のある対処法だったのではないかと思います。
「これなら死なないんじゃないか感」がすごくありました。
主に太い血管が通っているといわれる部位
・首
・両脇
・足の付け根
に薄いタオルで巻いた保冷剤を当て、氷枕を使用していました。熱帯夜におすすめです。
扇風機や冷風扇を使う
冷風扇とは、水が蒸発する気化熱を利用して風を送り出す機能があるちょっといい扇風機のようなものです。
筆者の場合はもともと扇風機を使用しておりましたが、あまりの暑さに危険を感じて冷風扇に買い替えました。
冷風扇と扇風機の違いは?
扇風機と冷風扇の違いがどれくらいのものなのか、調べてみても文面だとしっくり来こないかと思います。(自分がそうでした。)
冷風扇ですが気化熱を利用するので扇風機より涼しいといったところが特徴とされておりますが、正直なところ2機種の違いは微々たるものでした。
(水を貯めるタンクに保冷剤も一緒に入れるタイプの冷風扇に、付属以外の保冷材も追加で入れて使用していました。)
どちらも本来はエアコンの補助的に使用するもの
冷風扇や扇風機ですが、本来はエアコンを温度高めの設定で使用しながら、補助的に使用するようなものです。
暑い環境を100%とするならば
扇風機 → ちょっと涼しい環境(70%)を涼しい環境(50%)に変える
冷風扇 → ちょっと涼しい環境(70%)をかなり涼しい環境(40%)に変える
このようなイメージのものになります。
こういった正しい使用環境ですと冷風扇と扇風機の違いを感じることが可能かと思います。
エアコンなしの暑い環境で使う場合
ですが、室温=外気温のような環境ですと、
暑い環境を100%とするならば
扇風機 → むちゃくちゃ暑い環境(220%)をスゴい暑い環境(190%)に変える
冷風扇 → むちゃくちゃ暑い環境(220%)をかなり暑い環境(180%)に変える
このような使用イメージになります。
どちらを使っても限度を超えて暑い状態に変わりはありません。もはや違いも分かりません。
風量の多いものを選ぼう!
筆者の場合は購入した冷風扇が元々使用していた扇風機より広範囲に強い風を送れるものでしたので、購入後かなり快適にはなりました。
エアコン無しの環境下で使用する前提で冷風扇か扇風機かの購入で迷った場合は、単純に両機の中で1番風量の多いものを選ぶといいと思います。(使用の際は首振り設定を忘れないようにしましょう)
スポットクーラーや窓用エアコンを使う
ルームエアコンの設置ができない場合はスポットクーラーや窓用エアコンの購入を検討される方も多いかと思います。
スポットクーラーは熱風の排出方法を考えないとならず動作音も大きいので、一般家庭での導入は難しい場合も多いかと思います。
ただ、扇風機とは違ってスポット的に涼しい風を生み出すことができるので、別の部屋に排気をうまく出せる間取りで稼働音が気にならないなら検討の余地がありそうです。
また窓用エアコンの場合は、窓サイズの確認などが必要となり、設置もそれなりに大がかりなものにはなりますが、数年過ごす予定の部屋の場合は設置を検討した方がいいかと思います。
まとめ
今回エアコンを使わない夏の過ごし方をご紹介しましたが、安全のためエアコンの導入は絶対に検討していただいた方がいいかと思います。
ですが数週間などの短期間をエアコン無しで過ごさないといけないという方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。
扇風機・スポットクーラーはレンタルできる
「故障などトラブルで一時的に代わりの家電が必要になった」という方や、「購入前に実際に使って試したい」という方には家電レンタルがおすすめです。
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