ベビーカーの暑さ対策グッズおすすめ8選!熱中症予防で注意すべきポイントとは?
更新日2024/05/20
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今年も暑い夏がやってきます。30℃を超える日が続くと大人でもぐったりしてしまいますよね。
夏場は一番暑い時間帯の子ども連れでのお出かけは避けたいところですが、どうしても外出しなければならない日もあります。
夏にベビーカーで外出するなら知っておきたい注意点と子どもの暑さ対策グッズをご紹介します。
もくじ
子どもは熱中症になりやすい!夏のお出かけの注意点
まだ体温をうまく調節できない小さな子どもは、体温が上昇しやすく熱中症になりやすいので注意が必要。身体の異常をうまく言葉で伝えることもできないので、一緒にお出かけをするご両親がしっかり様子を見てあげましょう。
夏場に子どもとお出かけする大人が知っておきたい注意点を3つご紹介します。
なお、こちらはあくまで基本的な部分のみになりますので、もっと詳しく知りたい方は環境省の熱中症予防情報サイトに詳しい情報が掲載されていますのでご参照ください。
直射日光や照り返しを避ける
熱中症対策では、日光を避けることが第一です。
炎天下で日光を浴び続けると、子どもの身体に熱がこもってしまい、熱中症になりやすくなってしまいます。
また、背の低い子どもやベビーカーに乗っている赤ちゃんは、大人よりも地面に近いところにいるので、照り返しの影響を受けて体温が上がりやすい状態です。
日差しが強くなる11~15時のお出かけはなるべく避け、日陰を選んで移動するようにしましょう。
こまめな水分補給
自分から「のどが渇いた」と主張することができない赤ちゃんには、親が積極的に水分補給をさせるようにしましょう。
一度に大量の水を飲ませると血液が薄まってミネラルバランスが崩れてしまうので、少量をこまめに飲ませることが重要です。
飲ませる飲料は、利尿作用の少ない麦茶や白湯、ベビー用のイオン飲料や、体への吸収が早い経口補水液がおすすめです。
熱中症の初期症状を見逃さない
子どもの熱中症の初期症状としては、
- 頬が赤く体が熱い
- ミルクや飲み物をしきりに飲みたがる
- おしっこの量が少ない
- 機嫌が悪い、元気がない
などが挙げられます。
小さな変化も軽く見ずに、少しでも症状が見られたら熱中症を疑い、早めの対処をしましょう。
熱中症の応急処置
軽度の熱中症の場合は、すぐに涼しい場所に移動し衣服を緩めてベビー用イオン飲料などで水分と塩分を補給します。
氷や保冷剤があるなら、首や脇、足の付け根を冷やすことも有効です。
赤ちゃんが自力で水分補給ができない場合には、点滴が必要になります。すぐに病院に搬送しましょう。
夏のベビーカーは危険な状態!?
夏場のお出かけでどのように移動するか、は悩みどころですよね。
抱っこ紐は身体が密着するので暑すぎる…となるとやはりベビーカーになると思います。
ベビーカーは背が低く、地面からの反射熱で温度が上がりやすくなっているので要注意です。
夏場のベビーカーの温度
ベビーカーの座席の高さは、ハイシートタイプでも50㎝程度。
天気予報などで発表されている気温は1.5mの高さで測定されていますが、より地面に近くなるほど反射熱で温度も上昇します。
実際に、1.5mの気温が32.3℃でも、50cmの高さでは35℃を超えることもあるそうです。ベビーカーを押す両親よりも子どもが感じている気温は遥かに高いということは認識しておきましょう。
暑さ対策をしない状態のベビーカーだと、さらに温度が上がる可能性も。
少しでも子どもが快適に過ごせるよう、できる限りの暑さ対策をしてお出かけしたいですね。
夏におすすめのベビーカー用暑さ対策グッズ
夏場のお出かけにおすすめの、ベビーカー用暑さ対策グッズをご紹介します。
ご紹介するものすべてが必要というわけではありませんが、お出かけ時の気温や湿度、日差しや風の強さなどに合わせて持っていくグッズを選べるよう準備しておくといいですね。
気温が暑い日の対策グッズ
30℃を超えるような気温が高い日にもっていきたい暑さ対策グッズがこちらです。
保冷剤や氷
デパ地下やケーキ屋さんなどで無料でもらえる保冷剤や氷は、夏の暑さ対策の基本ですよね。
冷凍させたものをベビーカー内のシートの隙間に入れたり、タオルにくるんで首に巻いたりと、様々な使い方ができます。
ただし、中身のジェルが溶けてしまうと冷却効果も無くなってしまいます。
長時間のお出かけの場合は、保冷バッグなどに予備の保冷剤を入れておくと、交換して使えて便利です。
保冷シート
首すわり後から使えるベビーカー用の保冷シートも便利です。
冷凍庫で冷やしたジェルパッドをシートに入れて敷き、子どもの背中や後頭部を冷やします。
通常の保冷剤は冷やすと固くなってしまいますが、こちらの保冷シートに使われているのは特殊なジェルなので冷やしても固くなりません。
また、室温37℃の環境でも5時間冷却効果が続くというのも嬉しいですね。
保冷剤よりも快適に長時間の暑さ対策が可能になります。
ドリンク用保冷バッグ
ベビーカーに取りつけられて、取り外せばマザーズバッグとしても使える便利な保冷バッグは、夏のお出かけの必需品。
メインポケットが保冷・保温・防滴仕様になっていて、水分補給用の飲み物を持ち運ぶのに最適です。
500mlのペットボトルも立てて入れられる大きめのバッグなので、ご両親の飲み物も一緒に収納可能。保冷剤を入れておけば、子どもの身体を冷やすためにも使うことができます。
長さ調整可能なベルトでベビーカーの足元部分に簡単に取り付けられて、ポケットもたくさん。ベビーカーが倒れにくく細かいものを入れるのにちょうどいいバッグです。
温度計
ベビーカー内部の気温や湿度などの状態を目に見えるようにしておくことは、熱中症対策のために重要です。
持ち運びができるタイプの温湿度計を取り付けておけば、ベビーカー内部の環境が一目瞭然です。
10分おきに5段階で熱中症リスクを判断し、危険度が高い場合は音でアラートを鳴らしてくれるので、休憩の目安にもなりますね。
暑さ対策をしていてもアラートが鳴るようだったら、一度冷房の効いた室内に避難し休憩を取るようにしましょう。
日差しが強い日の対策グッズ
子どものデリケートな肌には、夏の強い日差しは大敵。ベビーカーのサンシェードで防ぎきれない日光の影響は、別売りのグッズで対策しましょう。
後付けサンシェード
多くのベビーカーにはサンシェードがついていますが、ベビーカーによっては小さすぎることも。
横から入ってくる日差しや身体全体の紫外線対策をするなら、後付けの大型サンシェードがおすすめです。
取り付ける角度を変えることで、身体全体をすっぽりガードすることも可能。99%UVカット素材なので安心です。
日除けブランケット
子どもが大きくなると、足元だけはサンシェードでガードできないことも。半ズボンやスカートだと足の日焼けが気になりますよね。
そんなとき、身体や足の日差しをガードする日除けブランケットが役に立ちます。
98%UVカット素材で、優れた吸汗・速乾性なので、夏場のお出かけにもぴったりですね。
照り返し防止シート
日光が地面に反射して起きる反射熱は、ベビーカー内の温度が上がる大きな原因になります。
照り返し防止シートをベビーカーの背中部分に取り付けることで、反射熱を遮断し体感温度を3℃下げることができます。95%UVカット効果も。
反射熱と紫外線を同時にガードしてくれる便利なシートです。
風が弱い日の対策グッズ
風が弱い日は、それだけでムシムシ暑く感じるもの。汗が蒸発しないので、より体温がこもりやすくなってしまいます。
風が弱い暑い日に用意したい対策グッズがこちらです。
ベビーカー用ハンディファン
ベビーカーに取り付けて使えるハンディタイプの扇風機があれば、暑い日のお出かけも快適に。
風力は弱めですが、羽が内部に隠されているので子どもの手の届く場所に取り付けても安心です。
ベルト式・角度調整可能で取り付け場所も選ばないので、ベビーカーだけでなく抱っこ紐にも使えます。
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暑さ対策におすすめのベビーカーはハイシート
これからベビーカーを選ぶ方は、夏場の移動も考えてベビーカーを選びましょう。
ベビーカー自体の暑さ対策で重要なポイントが、ハイシートです。
シートが地面から遠い位置にあるので、反射熱の影響を減らすことができます。
幌の大きさやシートは別売グッズである程度補強できるのですが、シートの高さだけは元々のベビーカーサイズから変更することができません。
あらかじめ50㎝以上のハイシートベビーカーを選ぶことをおすすめします。
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まとめ
夏場のお出かけには、ベビーカーの暑さ対策グッズは必須。
ただし、できるだけの暑さ対策をして出かけても、猛暑の暑さには勝てないこともあります。
ベビーカー移動中も子どもの様子を気にかけ、こまめに水分補給や冷房の効いたお店や公共施設で休憩をするようにしましょう。
親子一緒に熱中症対策をしっかりして夏を乗り切りましょう!
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