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マッスルスーツEvery 実際に使って徹底レビュー!「着る筋肉」の実力とは?

ライター

トンマル・バスター

更新日2020/02/13

こんにちは!好きなテレビ番組は「SASUKE」です!トンマルバスターです。

今回は浜田雅功さんが「マッスルス~ツ!!」とキングオブコントの「結果発表~!!」のように言っているCMでおなじみのマッスルスーツEvery開封し実際に使ってみての感想を徹底レビューしていきます!

マッスルスーツEveryとは

マッスルスーツは、イノフィスというメーカーが「着る筋肉」をテーマに製造しているアシストスーツです

実は、今までもマッスルースーツという冠の付く商品は発売されておりました。

マッスルスーツ、マッスルスーツパワー、マッスルスーツEdgeなどがありますが値段はどれも50万円~100万円となっており、一般家庭向けの値段ではありませんでした。

今回、新発売となったマッスルスーツEveryは15万円弱となっており、高めではあるものの一般家庭でも購入できる現実的な価格設定となっております。

マッスルスーツEveryの仕様と種類について

タイプ ソフトフィット、タイトフィット
サイズ :適用身長(推奨) S-Mサイズ:150cm~165cm M-Lサイズ:160cm~185cm
本体重量 3.8㎏ ※カバー含まず
駆動源 圧縮空気
アクチュエータ McKibben型人工筋肉
圧縮空気供給方法 手動式空気入れ
補助力 25.5kgf(100Nm)
使用環境温度 -30度~50度
防塵・防水性能(保護等級) IP56
本体寸法:高さ×幅×奥行 S-Mサイズ:805mm/465mm/170mm M-Lサイズ:840mm/465mm/170mm

マッスルスーツEveryは全4種類

  • ソフトフィット M-L サイズ
  • ソフトフィット S-M サイズ
  • タイトフィット M-L サイズ
  • タイトフィット S-M サイズ

仕様表のようにサイズは身長によって分かれるようですが、ソフトフィットとタイトフィットの違いは何なのでしょう。

ソフトフィットは、ももとパットの間にゆとりがある歩きやすいタイプになります。
歩きやすいので農場での収穫作業や雪かきなどのシーンで活躍します。

タイトフィットは、ももとパットが密着するので歩く作業には向いておりません。
その一方、パットが密着しているので少しかがんだ状態で補助力を発揮するので、その場での重いものの上げ下げや介護シーンにて活躍します。

使用目的によってどちらを使用するかを決めましょう!

どれくらいの力が補助されるの?

一番みなさんが気になるのが「実際どれくらい重い物を持てるようになるの??」だと思います。

メーカーの仕様表ですと、補助力25.5kgf(100Nm)との表記があります。

このkgfとはkilogram-forceの略であり、質量1kgの物体に働く標準重力の大きさを表します。

ですので補助力25.5kgfは物体に働く標準重力を25.5kg補助するとなります。

難しい言葉になってしまいました・・・

メーカーとしても、この辺りは単純にいつもより〇〇kg重い物が持てると言えない事情があるかと思いますが
「いつもより25.5kg重いものを持てる感覚になる可能性がある。個人差あり。」といったところでしょう。

マッスルスーツ開封&使用レビュー

では、実際に使ってみます!

トンマルバスターの身長は177cmなので今回はタイトフィットのM-Lサイズを使用します。

商品はこのような段ボール箱に入ってます。大体75mm×50mm×20mmくらいです。

ショッピングしてそのまま持って帰れるレベルの大きさです。取っ手もついています。

開けるとこんな感じ。

付属品は本体、取り扱い説明書、クイックスタートガイドのみ!

背面はこんな感じ。

実際に装着してみる

①肩ベルトでリュックのように背負います

②肩ベルトのアジャスタを引き上げて腰ベルトを腰の高さに合わせます

③腰ベルトをしめた後、左右のアジャスタでしっかりと引きしめます
※腰ベルトはズボンのベルトの高さに装着するのがポイントです

④お尻ベルトの長さを調整します

⑤ももパッドを前にまわします

⑥30-45回程度ポンピングし、空気を充填します

⑦後ろの隙間を肩ベルトのアジャスタを調整します
※こぶし1個入る程度余裕を持たせる

⑧胸前の左右のアジャスタをしめます

これで完了!

実際に重い物を持ってみる

今回は水500ml入り24本×2の段ボール計24kgを持ちあげてみます。

よっこいしょういち!

おおお!持ち上げた瞬間が凄い楽になった気がします。

膝から腰にかけての力の伝達がスムーズになったというか、ふわっと持ち上げられる感覚です。

持ちあげる瞬間が一番腰や膝に負担がかかるので、体への負担が少なくなる分、年配の方などには特にオススメができるものなのではないでしょうか。

持ちあげた後は腕の力にて支えているので、マッスルスーツの効果はあまり感じられません。

ただ、腰と膝は補助されている分気持ち楽になっている感覚はあります。

今回、歩行する作業に向かないタイトフィットを使用しているので、歩きづらくはありますが、歩けないことはありませんし、そこまで気にならない程度ではあります。

使用後のメンテナンスについて

マッスルスーツはおそらく重労働の現場で使用されると思いますので、汚れや汗の臭いなど衛生面が気になります。

そこは大丈夫、この青い部分の本体カバーはジッパー式になっており、取り外しが可能なのです!

水洗いができますので、衛生面も心配する必要がありません。

まとめ

「着る筋肉」とインパクトのあるキャッチフレーズで発売されたマッスルスーツEvery。

実際に使用してみての感想としては正直自らの筋肉となるような一体感は感じられませんでした。

あくまで、外部から動作をサポートしてくれる補助具というイメージになります。

それでも十分、力作業が楽になりましたので、長時間労働や連続しての反復作業などの際は大いに役立つことは実感しました。

アニメや映画の世界の話だと思っていた、装着するだけで超人になれる世界はもうそこまで来てるのかもしれない!

マッスルスーツをレンタルでお試し!

今回ご紹介したマッスルスーツEveryは家電レンタルサービスRentio(レンティオ)でレンタル可能です。

これから購入を考えている皆様も、スポットでご使用したい皆様もこの機会に是非ご利用ください!

[レンタル] アシストスーツ 一覧 – Rentio[レンティオ]

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