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TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD実写レビュー。ポートレート以外でも様々なシーンで活躍する中望遠レンズ

#カメラレビュー #一眼レフ #望遠レンズ #TAMRON(タムロン)
公開日
TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD実写レビュー。ポートレート以外でも様々なシーンで活躍する中望遠レンズ

様々なレンズジャンルが存在する中でも中望遠に特化したレンズというのはあまり見かけません。

基本的には広角、標準、望遠と分けられていますが、今回ご紹介していくTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDは、標準と望遠域の中間に位置する焦点距離域を保有しています。

タムロン公式サイトでは、ポートレートズームという名が付けられていますが、ポートレートを撮影しない私でもどのような使い道があるのか、実際に使用して、焦点距離の使い勝手や画質、携帯性などの実機レビューを行っていきます。

タムロンが開発した中望遠レンズ

今回ご紹介するTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDは、サードパーティー製レンズメーカーとして、これまで数多くのレンズを開発してきたタムロンによる中望遠ズームレンズです。

カメラレンズにおいて純正レンズがボディに合った描写を実現することは間違いありませんが、近年ではタムロンのようなサードパーティー製レンズメーカーが開発するレンズも質の高いレンズとして選ばれる傾向にあります。

タムロンもかつては価格が本命のレンズとして知られていましたが、近年では、価格と質を兼ね備えたレンズ開発を行っていることで、プロカメラマンにも愛用されています。

その他のタムロン製レンズはこちらでご紹介

タムロンのおすすめレンズ6選!高画質を格安で実現する人気カメラレンズを紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

あまり目にすることのない焦点距離域

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD 焦点距離

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDで採用されている35mmから150mmという焦点距離は、これまであまり存在したことのない焦点距離域です。

標準レンズでも望遠レンズでもないこの焦点距離域は、新鮮さを感じることもあるでしょう。

一見中途半端なように見える焦点距離域ですが、後ほど性能レビューの際にこの焦点距離域に感じた魅力などをご紹介していきます。

外観レビュー

ここからはTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDのデザイン性や大きさ、重さなどの外観部分に注目してレビューを行っていきます。

一般的な標準ズームレンズよりも大きめ

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD 大きさ

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDは、標準ズームでも望遠ズームとも言えない焦点距離となっていますが、大きさに関しても同じことが言えます。

決して小さいとは言えないサイズ感ですが、使い勝手の良い焦点距離域を考えるとレンズを2つ携帯する必要がなくなるメリットがあります。

画角に関しては後ほど撮影性能のレビューでご紹介していきますが、このレンズ1本で撮影できる幅の広さから携帯性の面でも優れていると言えるでしょう。

統一感のあるタムロンのレンズデザイン

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD デザイン

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDでは、近年タムロンレンズで施されているシンプルなデザインが採用されています。

黒を基調としたボディは、若干の光沢があり、高級感のある質感を実現しています。

文字では白色のみ使用され、非常にシンプルながら、現代の流行にも合わせた書体を採用することで、スタイリッシュで馴染みやすいデザインが採用されました。

キヤノンユーザーはズームリングの向きが逆のため注意

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD ズームリング 回転方向

タムロンのレンズに共通していることの一つにズームリングの回転方向がニコンに合わせて設計されていることがあります。

実はキヤノンとニコンではズームリングの回転方向が異なり、キヤノンユーザーにとっては純正レンズと回転方向が逆になるため注意が必要になります。

私も日頃キヤノンの一眼カメラを愛用するユーザーですが、レンズによってズームリングの回転方向が変わることに少し違和感を覚えるところです。

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性能レビュー

ここからはTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDを実際に使用して撮影した作例を基に、画質面などの撮影性能に注目してレビューを行っていきます。

使い勝手の良い焦点距離域

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD 焦点距離域

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/400sec, F4, ISO400, 150mm, 東京都内

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDで採用されている35mmから150mmという焦点距離は、あまり例のない焦点距離域ですが、実際に使用してみると使い勝手の良い焦点距離域だと感じました。

使用する前に懸念していた点として、標準レンズと比較して広角域をカバーできていないことがありました。

しかし、実際のところ撮影に出向くと20mm~30mmの焦点距離域は、思った以上に使用しなくても撮影には大きな影響を及ぼさない焦点距離だと感じました。

逆に150mmまでの望遠側の焦点距離域を保有していることで、こちらの方にメリットを感じることの方が多かったです。

また、タムロン公式では、広角側の焦点距離域では「TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD」の使用を推奨しており、TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDと併用することで、幅広い撮影ジャンルに対応するとしています。

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広角側開放F2.8の明るさから優れたボケ味を体感

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD Shooting in Tokyo

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/60sec, F4, ISO400, 128mm, 品川シーサイド駅周辺

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDでは、広角側の開放絞り値においてF2.8を実現していることから、明るいレンズとしての役目を果たします。

暗い場所でシャッタースピードを稼ぐことができるだけでなく、絞り開放で撮影することでボケ味に優れた撮影にも適しています。

望遠側においても開放絞り値はF4であるため、ボケ味を存分に体感できる設計となっています。

画面全域でムラのない解像力

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD Shooting in Chitose

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/640sec, F11, ISO250, 55mm, 新千歳空港

仕上がる画像の解像力に関しては、純正Lレンズのようなシャープさに劣りますが、画面全域で安定した解像力を実現しています。

シャープネスの強い仕上がりというよりも、若干ソフトなディティール表現が特徴的だと感じ、この辺りがポートレートに優れている点でしょう。

色表現に関しても、何かの色に偏るような発色はなく、安定した発色を様々なシーンで対応しています。

絞り開放では周辺減光が発生

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD 周辺減光

明るいレンズとご紹介していますが、絞り開放で撮影した際(特にフルサイズセンサー搭載モデル)には、画面四隅に周辺減光が見られます。

数段絞ることで周辺減光による影響を感じることはなくなりますが、絞り開放で撮影する場合は、撮影後に画像処理で周辺減光を修正するための画像処理が必要となります。

Adobe Lightroomなどの画像処理ソフトを使用する場合は、レンズプロファイルを適用させることで周辺減光の問題は解決します。

5段分の優れた手ブレ補正機構

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD Shooting in Tokyo

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/60sec, F4, ISO1600, 150mm, 東京都内

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDでは、手ブレ補正機構が搭載されており、その効果は5段分としています。

5段分という数値だけ見ても効果の判断は難しいところですが、実際に望遠側の焦点距離でファインダーを覗いてみると揺れが抑制され、画角を定めやすくなっていることを体感できます。

非常に強力な手ブレ補正とまでは言い難いですが、暗いシーンなどシャッタースピードが低下しやすい場面においては間違いなく効果を体感できる性能です。

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDフォトギャラリー

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD Shooting in Tokyo

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/100sec, F4, ISO400, 150mm, 東京都内

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD Shooting in Chitose

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/2500sec, F4, ISO250, 150mm, 北海道千歳市内

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD Shooting in Chitose

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/800sec, F9, ISO250, 35mm, 新千歳空港

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD Shooting in Tokyo

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/320sec, F4, ISO400, 150mm, 東京都内

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD Shooting in Tokyo

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/60sec, F10, ISO400, 105mm, 東京都内

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD Shooting in Chitose

Canon EOS 6D Mark II, TAMRON 35-150mm F/2.8-4.0 Di VC OSD 1/2000sec, F8, ISO250, 150mm, 新千歳空港

製品仕様表

モデル名TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD
焦点距離35-150mm
明るさF2.8-4
レンズ構成14群19枚
最短撮影距離0.45m
最大撮影倍率1:3.7
フィルター径Φ77mm
最大径Φ84mm
長さ126.8mm (キヤノン用)
124.3mm (ニコン用)
質量796g(キヤノン用)
790g (ニコン用)
絞り羽根9枚(円形絞り)
最初絞りF16-22
手ぶれ補正効果5段分

標準ズームより使い勝手の良さを感じるシーンも多い

TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD レビュー

今回ご紹介してきたTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDですが、撮影スタイルによっては標準ズームレンズよりも使い勝手の良さを感じることでしょう。

標準ズームの場合、望遠側の最大が100~120mm程度となっていますが、150mmまでの画角に対応していることは僅差のように見えて大きな違いがあります。

また、この焦点距離域を使用することで被写体に対して適度な距離感を保つことができ、F2.8-4の開放絞り値から生まれるボケ味と合わせて、撮影シーンの幅は非常に広いレンズです。

気になるレンズはまずお試し

変わったコンセプトを保有したレンズの購入は勇気がいります。

気になるけど購入に踏み切ることができないときは、レンタルサービスを利用してお試しされることがおすすめです。

Rentioでは、今回ご紹介してきたTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDをはじめ、様々な一眼カメラ用交換レンズを豊富なラインナップから自由に選んでレンタルすることができます。

是非この機会にRentioで気になるカメラやレンズをレンタルして、新たな機材選びに役立ててください。

[レンタル] TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD 望遠ズームレンズ Model A043 (CANON EFマウント) – Rentio[レンティオ]

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