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2020年6月22日、ダイソンコードレス掃除機シリーズに最軽量の「Dyson Digital Slim(デジタルスリム)」が新しく登場しました。
2019年に発売された2つの軽量モデル「V7スリム」「V8スリム」も人気でしたが、今回さらなる軽量化を果たした「デジタルスリム」が発表されたことでますます注目を集めています。
軽量&小型に加え、吸引力も従来通りパワフルなダイソンデジタルスリムは、使いやすさやお手入れのしやすさも進化。様々な弱点を克服してもはや死角なしといった印象です。
今回は、注目の新型ダイソンデジタルスリムの特長や従来品との違いについて、詳しく解説します。
もくじ
新シリーズ「ダイソン Digital Slim(デジタルスリム)」
Dyson Digital Slimシリーズは、ダイソンコードレス掃除機に新しく登場した軽量モデルシリーズです。
従来のダイソン掃除機のスタンダードモデルV7シリーズとV8シリーズ、上位モデルのV10シリーズ、最上位モデルのV11シリーズに、新たなシリーズがラインナップ追加された形になります。
ダイソンデジタルスリムの最大の特長は、吸引力はそのままに軽量・小型化されていること。最上位モデルV11シリーズの機能をもとにしながら、約25%も軽量化されている扱いやすいモデルです。
さらに着脱可能なバッテリー・液晶ディスプレイ・水洗い可能なダストビンなど、使いやすさがUPしていることも注目すべき点です。
デジタルスリムシリーズは4種類
ダイソンデジタルスリムシリーズには、Digital Slim Fluffy Pro(フラフィプロ)・Digital Slim Fluffy+(フラフィプラス)・Digital Slim Fluffy(フラフィ)・Digital Slim Fluffy Origin(フラフィオリジン)の4種類がラインナップされています。
その主な違いは付属するアタッチメントの種類と価格です。
フラフィプロ→フラフィプラス→フラフィ→フラフィオリジンの順で、より付属品が多く高価なモデルとなっています。
機種名 | Digital Slim Fluffy Pro | Digital Slim Fluffy+ | Digital Slim Fluffy | Digital Slim Fluffy Origin |
---|---|---|---|---|
アタッチメント | ミニ モーターヘッド、コンビネーションノズル、LED隙間ノズル、フレキシブル隙間ノズル、ハードブラシ、フトンツール、延長ホース | ミニ モーターヘッド、コンビネーションノズル、LED隙間ノズル、フレキシブル隙間ノズル、ハードブラシ、フトンツール、延長ホース | ミニ モーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、フレキシブル隙間ノズル | コンビネーションノズル、隙間ノズル、フレキシブル隙間ノズル |
その他付属品 | ツールクリップ、収納用ブラケット、充電ドック、予備バッテリー | ツールクリップ、収納用ブラケット、充電ドック | ツールクリップ、収納用ブラケット、充電ドック | ツールクリップ、収納用ブラケット |
公式ストア税込価格 | 97,900円 | 86,900円 | 75,900円 | 64,900円 |
(※2020/6/23時点の価格です)
フラフィプロは、アタッチメントが7種類と充実していて、さらに予備バッテリーと充電ドックも付属。
フラフィプラスは、7種類のアタッチメントと充電ドックが付属します。
フラフィは4種類のアタッチメントに充電ドックが付属。
オリジンはアタッチメント3種類のみとなっています。
ダイソン公式サイトでの税込価格を比較すると、それぞれ約1万円ずつ差があるようなイメージです。
アタッチメントは多くなるほど価格も上がるので、最低限必要なものが付属しているものを選ぶのがおすすめです。
ダイソン デジタルスリムの特長
シリーズ最軽量・小型のダイソンデジタルスリムの特長を見ていきましょう。
今回のデジタルスリムでは、従来からダイソンのデメリットと言われてきたポイントを細かく修正していて、日本の家庭に最適な性能のダイソンとなっています。
ポイントは、こちらの5つです。
- 最軽量1.9kg&最短1100mm!コンパクトなダイソン
- 新小型モーターで吸引力は従来通りパワフル
- 小型のスリムフラフィクリーナーヘッドで小回り抜群
- 新しいサイクロンとフィルターで排気もキレイ
- 使い勝手も進化!着脱式バッテリー・液晶ディスプレイ・ダストビン水洗いOK
それぞれについて、詳しく解説します。
シリーズ最軽量1.9kg!コンパクトなダイソン
デジタルスリムシリーズ最大の特長が、軽量・小型であること。
従来からダイソンのデメリットとして指摘されてきた本体の重さとパイプの長さを克服。力に自信のない方や背が低い方でも扱いやすい掃除機になっています。
部品や設計をすべて見直し、吸引力のパワフルさを維持したまま従来のV11シリーズよりも約25%軽量化。シリーズ最軽量の約1.9㎏を実現しています。
さらに、パイプの長さも短めで、従来よりも全長が10cm以上短くなりました。ヘッドが小型なのも扱いやすさを向上させています。
新小型モーターで吸引力は従来通りパワフル
ダイソンといえばやはりパワフルな吸引力ですよね。今回のデジタルスリムシリーズも、軽量・小型化されていながら従来の吸引力をキープしているそうです。
モーターは、毎分120,000回転する強力なDyson Hyperdymiumモーターを新採用。
具体的な数値での従来機種と比較は公表されていませんが、これまでと同等の高い吸引力を実現しているとのことです。
吸引モードはエコ/中/強の3段階で切り替え可能。エコモードでは最大40分間吸引力が持続します。
強モードは吸引力が高いぶん稼働時間が約5分と極端に短くなりますので、ゴミがとくに多い場所でのみ切り替えて使うようにしましょう。
小型のスリムフラフィクリーナーヘッドで小回り抜群
ダイソンデジタルスリムでは、ヘッドに小型のSlim Fluffyクリーナーヘッドを搭載。
従来のフラフィクリーナーヘッド(ソフトローラークリーナーヘッド)を、40%も小型化した小回り抜群なモーターヘッドです。
このスリムフラフィクリーナーヘッドは、柔らかいナイロンフェルトとカーボンファイバーブラシの組み合わせで、大きなゴミから小さなゴミまでしっかり取り除くことができます。
この素材はフローリングなど硬い床の掃除には最適なのですが、叩き出し効果は弱いためソファや絨毯などの布製品に使いたい場合は、ミニモーターヘッドアタッチメントなどを使うことをおすすめします。
新しいサイクロンとフィルターで排気もキレイ
デジタルスリムでは、サイクロンとフィルターも小型化されたものを搭載。もちろん性能は落とさずサイズダウンされているので、排気もしっかりキレイになります。
5%小型化された新しい高効率スクロールサイクロンは、100,000Gもの強力な遠心力を発生させてミクロのゴミまで分離。
さらに19%小型化されたフィルターユニットを通過することで、0.3ミクロンの微細なゴミやハウスダストまで99.97%除去してくれます。
使い勝手も進化!着脱式バッテリー・液晶ディスプレイ・ダストビン水洗いOK
ダイソンデジタルスリムでは、使いやすさが従来以上にパワーアップしています。
バッテリーがボタンひとつで簡単に着脱できるようになり、より長時間の使用も可能になりました。
ダイソンは稼働時間の短さが難点と言われていましたが、予備バッテリーを使用することで最大80分間より広い範囲の掃除ができるようになりました。
手元には最上位モデルのV11シリーズのみに搭載されている液晶ディスプレイも搭載。
残りの運転時間を秒単位で表示し、現在のモードやメンテナンスのお知らせもビジュアルでわかりやすくなっています。
さらに、従来機種では水洗いできなかったダストビンが、取り外して水洗い可能になりました。お手入れしやすくなってさらに衛生的に使い続けられますね。
新デジタルスリムと従来機種「V8スリム」「V7スリム」を比較
ダイソンデジタルスリムと同じスリムタイプの従来モデルとして、「V8スリム」と「V7スリム」の2機種が発売されています。
なるべく軽いダイソンを求める方にとっては、こちらも候補となりそうですが、従来の2機種とデジタルスリムではどのような違いがあるのでしょうか?
違いを比較したところ、主にこちらのような違いが見つかりました。
Digital Slim | V8 Slim Fluffy | V7 Slim | |
---|---|---|---|
ヘッド | スリムフラフィ(ソフトローラー)クリーナーヘッド | スリムフラフィ(ソフトローラー)クリーナーヘッド | コンパクトモーターヘッド |
運転時間 | 40分(着脱式バッテリー) | 40分 | 30分 |
充電時間 | 3.5時間 | 5時間 | 3.5時間 |
液晶ディスプレイ | ○ | × | × |
ダストビン水洗い | ○ | × | × |
フィルター | フィルターユニット | ポストモーター、プレモーター | ポストモーター、プレモーター |
重さ | 1.9kg | 2.15kg | 2.2kg |
長さ | 1100mm | 1123mm | 1140mm |
アタッチメント | 3~7種類 | 3種類 | 3種類 |
公式ストア税込価格 | 64,900円~97,900円 | 53,900円 | 33,000円 |
デジタルスリムは、フローリングが得意なスリムフラフィクリーナーヘッドを搭載。着脱式バッテリー・液晶ディスプレイなど便利な機能に加え、一体型のフィルターユニットと水洗い可能なダストビンでお手入れも手軽です。アタッチメントも充実している高機能な軽量モデルです。
V8スリムは、フローリングが得意なスリムフラフィクリーナーヘッドを搭載していて、40分の連続運転が可能。デジタルスリムのような便利機能はありませんが、十分満足できるバランス型の軽量モデルです。
V7スリムは、硬い毛のブラシでカーペットやマットレスの掃除が得意なコンパクトモーターヘッドを搭載。稼働時間は30分で最低限のアタッチメントを付属。重さは3機種の中では重めの2.2kgですが十分軽量です。価格が安いので、コスパを求める方におすすめのモデルです。
まとめ
ダイソンコードレス掃除機の中では最軽量・小型の新型「Dyson Digital Slim」。
軽さ・パワー・使い勝手の三拍子揃った高機能なコードレス掃除機です。
最新モデルということもあり価格は高めですが、これまでダイソンのデメリットと言われていた部分がかなり改善されているので、満足度の高いコードレス掃除機だと思います。
これからコードレス掃除機を購入しようと考えている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
ダイソンはレンタルで試せる
ダイソンを購入前に家で実際使ってみたい方には、レンタルでお試しという方法もあります。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、デジタルスリムをはじめダイソン各種をお試しでレンタル可能。
同じ小型軽量モデルのV8スリムやV7スリム、スタンダードなダイソンもレンタルできるので、一度試してから購入を決めるのもおすすめです。
レンタルできるダイソンの種類や価格など詳細については、こちらからチェックしてみてくださいね。
[レンタル] Dyson (ダイソン) – Rentio[レンティオ]
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