Bose QuietComfort Earbuds IIをレビュー!世界最高クラスのノイズキャンセリングをこの手に
更新日2024/04/23
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みなさんはワイヤレスイヤホンに何を求めますか?
音質?デザイン?装着感?それとも、ノイズキャンセリング性能でしょうか?
近年ではイヤホンの装着時の音量が大きすぎて難聴になる「スマホ難聴」なんて言葉もあり、電車内でも小音で音楽を楽しむことができるノイズキャンセリングは医学的にも注目されています。
そんなノイズキャンセリングイヤホンの最高峰とも言えるBoseのワイヤレスイヤホン「Bose QuietComfort Earbuds II」が2022年9月に発売されました。
世界最高クラスのノイズキャンセリング性能だけでなく、Boseならではの迫力のある音楽を楽しむことができます。
それでは早速、「Bose QuietComfort Earbuds II」を詳しくレビューしていきたいと思います。
もくじ
Bose QuietComfort Earbuds IIの特徴
Bose QuietComfort Earbuds IIには、以下の6つの特徴があります。
Bose QuietComfort Earbuds IIの特徴
- 業界最高クラスのノイズキャンセリング性能
- Boseならではの迫力のある音質
- パーソナライズされた音響
- 音量調節もタッチ操作で可能
- アプリでカスタマイズ可能
- 内蔵マイクのノイズキャンセリングも良い
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
スペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
イヤホンタイプ | カナル型の完全ワイヤレス(左右分離型) |
ノイズキャンセリング | ノイズキャンセリング |
マイク | 4つのマイク搭載 |
連続使用時間 | ・イヤホン単体:6時間 ・充電ケース込:最長24時間 |
充電方法 | 有線:USB Type-C |
ドライバー | 9.3mm |
接続方式 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC AAC |
防水性能 | IPX4 |
カラーバリエーション | トリプルブラック ソープストーン |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
イヤホン:17mm×30mm×22mm 充電ケース:60mm×66mm×27mm |
重さ | イヤホン:約6g 充電ケース:約60 g |
公式税込価格 (2022年12月現在) |
36,300円 |
同梱品一覧
Bose QuietComfort Earbuds IIの同梱品は下記になります。
- Bose QuietComfort® Earbuds II (1 ペア)
- Bose Fit Kit:
イヤーチップ (S、M、L、各1 ペア)
スタビリティバンド (1、2、3、各1 ペア) - 充電用USBケーブル Type-C® (A to C)/ (30 cm)
- クイックスタートガイド
- セーフティシート
後述しますが、スタビリティバンドによって装着感をあげることができます。
業界最高クラスのノイズキャンセリングセリング性能
世界で初めて消費者向けの音響機器にノイズキャンセリングを搭載したのがBoseのヘッドホンであり、Boseのノイズキャンセリング技術は世界でも最高クラスです。
そんなBoseの技術がふんだんに使用されているBose QuietComfort Earbuds IIのノイズキャンセリングは、まさにどんなワイヤレスイヤホンにも負けないほどの静音を作り出してくれます。
同時期に販売したAirPods Pro(第2世代)もノイズキャンセリング技術が注目されていましたが、それを凌ぐ性能です。
一般的なノイズキャンセリングイヤホンがカットしてくれるノイズは、車などの低音域や繁華街などの高音域ですが、Bose QuietComfort Earbuds IIは人の会話音などの中音域までしっかりとカットしてくれます。
これにより、電車に乗っている時もカフェで作業している時も音楽に集中する環境を提供します。
Boseならではの迫力のある音質
Boseの音響機器の特徴といえば、低音域が強調されている迫力のある音質です。
Bose QuietComfort Earbuds IIも、Boseならではの低音域が強調された迫力のある音質が特徴的なイヤホンです。
低音域は迫力を感じられますが、一方で女性ボーカルのJ-POPなどは少し高音域が尖っているようにも感じます。
普段から比較的バランスの取れたAirPods Proを使用している筆者には、Bose QuietComfort Earbuds IIは長時間使用していると若干疲れてくることもありました。
後述する「Bose Music」アプリ内のイコライザーを使用することで、高音域の調整も可能になりますので、気になる方は調整してみても良いかもしれません。
パーソナライズされた音響を提供してくれる
Bose QuietComfort Earbuds IIには、「CustomTuneテクノロジー」が搭載されており、ノイズキャンセリングの効き具合と自身に最適サウンドを自動で作り上げてくれます。
イヤホンをつけた際に「ブォーン」と音が毎回鳴り、その音の反響音を分析してくれるのでアプリなどで設定する必要もありません。
イヤーチップとスタビリティバンドでさらに装着感アップ
付属のイヤーチップとスタビリティバンドを付け替えることで、さらに自身に最適な装着感を実現でき、ノイズキャンセリングの性能や音質を上げてくれます。
また、スタビリティバンドがあることで、ランニングなどの運動時でも装着感が安定しています。
音量調節もタッチ操作で可能
本体側面部分がタッチコントロールできるようになっており、音楽の再生・停止、曲送り・曲戻し、音量の上げ下げが行えるようになっています。
操作性もよく、誤操作もおきにくいので安心して使用することができます。
操作 | アクション |
---|---|
1回押す | 再生/一時停止 |
2回押す | 次の曲にスキップ |
3回押す | 前の曲にスキップ |
イヤホン長押し | ショートカットの使用 |
上下にスワイプ | 音量の調整 |
内蔵マイクのノイズキャンセリングも良い
音楽再生中のノイズキャンセリング性能は言わずもがな最高クラスの性能ですが、通話中のノイズキャンセリングも最高クラスの性能となっています。
こちらの音声は、繁華街の音声をかなり大きめの音量で流しながら収録したものになります。
しっかりとノイズがカットされているのが確認でき、重要なWEBミーティングなどでも活躍してくれそうです。
また、収録された音声のノイズもそうですが通話時のノイズもカットしてくれているので、相手への音声だけでなく自身もかなり聞き取りやすくなっています。
一方で、マイクの音質は他のワイヤレスイヤホンと比較すると劣っているようにも感じます。
アプリでカスタマイズ可能
「Bose Music」アプリを使用すれば、様々なことがカスタマイズできます。
4つのプリセットと自由にカスタマイズできるイコライザー
「低音増強」「低音減衰」「高音増強」「高音減衰」の4つのプリセットと、低音・中音・高音を20段階で自由に増減できるイコライザーが備わっています。
前述したように、高音が少し尖って聞こえることもあるので、小音域を少し減衰させると個人的には聴きやすかったです。
ノイズキャンセリングもカスタマイズ可能
ノイズキャンセリングの効き具合を、10のシチュエーションに応じて変えることができます。
例えば、ランニング中はノイキャンを小さくするなど、利用シーンごとに設定を保存することができます。
接続デバイスのアナウンスで誤再生がなくなる
耳に装着時に接続されているデバイスをアナウンスしてくれます。
これにより、未接続のデバイスで誤って音楽を再生してしまうなんてことが避けられます。
また、アプリから簡単に接続先を切り替えることも可能ですので、複数台で運用している場合でも面倒な手間がなくなります。
Bose QuietComfort Earbuds IIの気になるポイント
Bose QuietComfort Earbuds IIの特徴と共に、Bose QuietComfort Earbuds IIのおすすめすべきポイントを紹介してきました。
ここでは、実際にBose QuietComfort Earbuds IIを使用していて気になったポイントを紹介したいと思います。
ワイヤレス充電には対応していない
AirPods Proを含む近年のワイヤレスイヤホンは、ワイヤレス充電に対応しています。
一方で、Bose QuietComfort Earbuds IIはワイヤレス充電に対応していません。
ワイヤレスイヤホンは毎日使用するものですし、バッテリー容量もそこまで大きくなく充電頻度が高くなるので手軽に充電したいですが、ワイヤレス充電が搭載されていないのは残念なポイントです。
ハイレゾ音源は聴けない
Bose QuietComfort Earbuds IIは3万円を超える高級ワイヤレスイヤホンですが、対応しているコーデックはSBCとAACのみとなっており、LDACなどのハイレゾ音源は再生できません。
より高音質なイヤホンを求めるのであれば、LDACに対応しているSONYのWF-1000XM4などがおすすめです。
外音取り込みはAirPods Pro(第2世代)の方が優秀
ノイズキャンセリング性能の対をなす機能として「外音取り込み機能」があります。
Bose QuietComfort Earbuds IIではAwareモードと呼ばれ、本体側面を長押しすることでイヤホンをしたままでも周囲の音を聞きとれるモードになります。
コンビニなどで会計時に便利な機能ですが、若干の聞こえずらさとマイクを通して自分の声を聞いているという違和感があります。
外音取り込み性能はAirPods Proの方が優れているように感じます。
ケースが大きい
普段からAirPods Proを使用している筆者には、Bose QuietComfort Earbuds IIのケースの大きさは気になりました。
厚みこそAirPods Pro(第2世代)と同等ですが、ポケットに入れたりカバンやポートなどに収納した際に少し気になる大きさでした。
ノイキャン最高クラスのAirPods Pro(第2世代)との比較
Bose QuietComfort Earbuds IIの購入検討をしている方の中には、ノイズキャンセリング性能が高いと言われているAirPods Pro(第2世代)も候補としてお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでBose QuietComfort Earbuds IIとAirPods Pro(第2世代)の両機を徹底比較してみました。
詳しくはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
AirPods Pro(第2世代) | Bose QuietComfort Earbuds II | |
---|---|---|
ノイズキャンセリング性能 | Lose | Win |
音質 | Lose | Win |
外音取り込み | Win | Lose |
操作性 | Draw | |
バッテリー持ち | Win | Lose |
装着感 | Draw | |
カスタマイズ性能 | Lose | Win |
サイズ感 | Win | Lose |
マイク性能 | Win | Lose |
デバイス切り替え | Win | Lose |
遅延 | Draw | |
公式税込価格 (2022年12月現在) |
Lose (39,800円) | Win (36,300円) |
どちらも5勝5敗3分けの引き分けという結果になりました。
ノイズキャンセリング性能や音質に注目すればBose QuietComfort Earbuds IIですが、iPhoneユーザーの方や日常使いに便利なのはAirPods Pro(第2世代)だったりします。
AirPods Pro(第2世代) vs BOSE QuietComfort Earbuds II!ノイキャン最強2機種を徹底比較 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
最高クラスのノイキャンならBose QuietComfort Earbuds IIはおすすめ
今では欠かせない存在になっているワイヤレスイヤホン。
しかしながら冒頭でも述べている通り、イヤホン装着時の音量は問題視されています。
Bose QuietComfort Earbuds IIなら、イヤホンを装着した瞬間に静寂が訪れます。
それは、電車に乗っている時でさえ、静けさをもたらしてくれます。
ノイズキャンセリング性能が高いワイヤレスイヤホンをお探しの方は、Bose QuietComfort Earbuds IIはおすすめです。
オーディオ製品はお試しレンタルがおすすめ
実際の付け心地や音質を知ってから検討したい方にはワイヤレスイヤホンのレンタルをおすすめします。
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多数のメーカーおよび製品を取り扱っておりますので、まずはレンタルで試してみてから購入判断をしてはいかがでしょうか。
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