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キャンプの片付けで面倒なのは、濡れたテントの片付けです。
夜を明かした後のテントは結露や夜露によってビショビショに濡れることがあり、ただでさえ大変な撤収作業がより面倒になります。
一番手間がかからないのは日に当てて乾くのを待つ方法ですが、朝には日陰になってしまったり、チェックアウトの時間もあるので乾かしきれないことがほとんどです。
そんな時に役立つのがケルヒャーの窓用バキュームクリーナー。充電すればどこでも使えて、短時間で水滴を除去してくれます。
今回は実際に濡れたテントや濡れた車内の窓で使用し、キャンプ場や車中泊で役立つのか検証してみたので、アウトドアでの結露や夜露に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
もくじ
なぜテントに結露が起こるのか
テントの結露はテント内と外の温度差によって引き起こされます。
空気には水蒸気が含まれており、この水蒸気が温度差によって水滴に変わるのが結露の正体です。
水蒸気の量は気温によって空気中にどのくらい保持できるかが決まっており、気温が低ければ空気中に保つことができる水分量は少なくなり、気温が上がれば多くなります。
身近な結露の例として冷たいビールジョッキに水滴が付くことが当てはまります。
これは冷えたジョッキによってあたたかい空気が冷やされた結果、水蒸気が水滴に変わりグラスに付いたことで発生します。
実際のテント内の状況で説明すると、密閉されたテント内の空気は人間の体から出た水分や熱によって水蒸気量と気温が上がります。
夜にしたがって外の気温が下がりテント内にこもった空気が冷やされると、外気に最も近く温度差が高いテントの幕に水滴が付きます。
空気中の水蒸気が温度差によって飽和した結果、結露が発生してテントを濡らすのです。
窓用バキュームクリーナーならテントの結露や夜露の除去に使える
結露や夜露でビショビショに濡れたテントをそのまましまうと車内が濡れるため、できるだけ現地で乾かしておきたいところです。
しかしチェックアウト時間までに自然乾燥させるのはなかなか難しく、そのまま片づけるとしても濡れたテントは張り付きやすく畳みにくいので時間がかかります。
そんな時にどこでも水分を吸い取れるハンディ式のバキュームクリーナーがあれば、すばやくテントを乾かせて撤収をスムーズにしてくれます。
片付けをチェックアウト時間内に終わらせなきゃいけないという心理的負担も軽減してくれるためキャンプが楽になります。
使用したのはケルヒャーの窓用バキュームクリーナーWV1プレミアム
今回使用した窓用バキュームクリーナーはケルヒャーのWV1 プレミアム。コードレスで付属品が豊富なモデルです。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
清掃幅 | 250mm |
汚水タンク容量 | 100ml |
バッテリー稼働時間 | 25分 |
バッテリー充電時間 | 100分 |
バッテリータイプ | リチウムイオンバッテリー(内蔵) |
最大清掃可能面積 | 70㎡(窓ガラス約23枚分) |
電源(V/Hz) | 100-240/50-60 |
本体質量 | 0.5kg |
質量(アクセサリーを含まない) | 0.5kg |
寸法(長さ×幅×高さ)(mm) | 130x250x275 |
同梱品 | ・本体(タンク装着済み) ・取扱説明書 ・充電アダプタ ・ワイパーヘッド ・スプレーボトル一式(ボトル/ボトルキャップ/スプレーヘッド/固定リング) ・ワイプパッド(1枚)※ワイプパッドは返却不要です。 |
冬のキャンプ場でケルヒャーの窓用バキュームクリーナーを使ってみた
実際に冬のキャンプ場でケルヒャーの窓用バキュームクリーナーを使用してきました。
どれくらい役立ったのか、持っていくだけの価値があったのか、写真と動画を交えてわかりやすく紹介したいと思います。
夜露に濡れたテントに使ってみた
撮影時は2月なので夜間の気温は0℃以下、宿泊した朝のテントは濡れているというより凍りついていました。
が、日に当たった表面は溶け始めたくさんの水滴になっていたので、早速ケルヒャーの窓用バキュームクリーナーで吸引してみました。
※溶けていない氷があるので、吸い取った時にカラカラと音がしています。
クリーナー先端のワイパーヘッドがたるみやすいテントの表面にも密着してくれるので、使った部分の後がくっきり残るほど水滴がきれいに除去できました。
本体も軽量で使いやすく大きなテントを全面吸引しても、ほとんど体力を使わずに完了できる手軽さも魅力です。
ワイパーヘッドで車の窓に積もった雪も除去できた
画像はバキューム機能を使わないことを強調するためにあえて汚水ボトルを外してあります。
バキュームクリーナーとしての使い方としては特殊ですが、ワイパーヘッドは車に積もった雪を除去するのにも役立ちました。
冬の山間部のキャンプ場で発生する、急な降雪時に助かる機能です。
また出発前にフロントガラスに積もった雪をきれいに取り除いておかないと危険です。
いざという時にサッと雪かきできるのは、心強いのではないでしょうか。
車中泊にありがちな結露も簡単除去
結露はテントだけではなく、車中泊でも困ることが多いです。
気密性が高い車内ではテント以上に結露が起こりやすく、窓に換気扇を後付けする方がいるほど車中泊キャンパーには大きな懸念事項になっています。
また車内は水分を嫌うシートやファブリック、電源類が多く存在するので水分を完全に除去することが求められます。
そんな時に窓用のバキュームクリーナーがあれば、高い吸引力とガラスに密着したワイパーが水滴をきれいに除去できて、汚水をタンク内に閉じ込めておけます。
車外でふきんを絞ったり、拭きムラをなくすための拭き直しといった面倒な作業が不要になります。
ケルヒャーの窓用バキュームクリーナーをキャンプで使うときの注意点
キャンプ場でケルヒャーの窓用バキュームクリーナーを使用する時に気を付けるべき点をまとめました。
テント表面に傷をつける可能性があります
砂埃や泥がついたテントに使用すると、密着するワイパーヘッドをスライドさせて吸引するので、小石などを引きずってしまうとテントに傷がつく可能性があります。
テントの表面にあるのが水滴のみであることを確認して使用しましょう。
バッテリー持ちは約30分
一回の充電につき連続で稼働できるのは25分なので、段取り良く作業しないとバッテリー切れを起こしてしまいます。
吸引の邪魔になるテント表面の大きなゴミを取り除いたり、テントの周りに物がないようにあらかじめ作業環境を整えておきましょう。
使用する時間帯に気を付けよう
吸引時は音が出るのでキャンプ場で使用する時間帯に注意しましょう。
周囲が片付けを始めるチェックアウト間近の時間帯を選ぶか、使用時に声掛けをしておくとお互いに気分よく片付けができます。
迷惑にならないように周りのキャンパーに配慮して使用しましょう。
車に積んでおくとキャンプの片付けに便利
ケルヒャーの窓用バキュームクリーナーをアウトドアで活用する方法を紹介してきました。
見ていただいた通り、家庭以外でもテントや車の窓など利用できる機会が多かったのがわかっていただけたと思います。
キャンパーなら、ケルヒャーの窓用バキュームクリーナーを1台車に積んでおくと、いざという時に役立ちます。
この記事が参考になったら、ぜひ一度キャンプ場や車中泊に使ってみてください。
たまに使いたいならレンタルがおすすめ
「拭き跡を残さずにガラスを掃除したい。」
「たくさんの窓を手間をかけずに掃除したい。」
そんな方におすすめなのがバキュームクリーナーのレンタルです。
家電レンタルの「レンティオ」では、バキュームクリーナーをはじめ多数の家電製品を取り揃えております。
まずはお試し利用にいかがでしょうか。
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