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防水性能があり野外でも安心して使える阪神交易の防振双眼鏡シリウスシリーズ。
そのシリウスに倍率14倍の「シリウス14」が登場しました!
雨天でも使えることから、野鳥観察や野外でのスポーツ観戦に加えてコンサートでの使用など様々なシーンで活用できます。
今回は「シリウス14」を実際に使って、使い方や見え方など詳しくレビューしていきたいと思います。
もくじ
阪神交易の防振双眼鏡「シリウス14」
シリウス14はジャイロセンサー内蔵・2つの防振モード搭載・防水仕様とたくさんの機能が備わった防振双眼鏡です。
高倍率の双眼鏡に見られる頻発する手ブレ補正にも効果あり、安定した視界を保つことができます。
また、防振機能が必要のない時は防振モードをオフにすれば通常の双眼鏡として使用できるので色々な場面での使用が可能です。
2つの防振モードをシーンに応じて使い分け
シリウス14には2つの防振モードが搭載。
双眼鏡で見る対象物が「動いているのか」「止まっているのか」で使用するモードが変わります。
モードの切り替えもスライド式なので、双眼鏡を覗きながら簡単切り替えができます!
フローティングモード
フローティングモードは対象物が動いている時に使用するモード。
大きく揺れる環境での手ブレを補正してくれます。
- 飛んでいる鳥を追いかけているとき
- ライブ中アーティストが踊ったり会場を走っているとき
- バスケ/サッカー/ラグビー/サーフィンなど動きのあるスポーツの観戦
スティルモード
スティルモードは対象物が止まっている時に使用するモード。
小刻みに起きる手ブレを補正してくれます。
- 止まっている鳥を見るとき
- ライブ中アーティストが止まって歌っているとき
- ゴルフのスイングを見たり野球のバッティングをみるとき
高倍率14倍で遠くまではっきり見える
シリウス14は倍率14倍で防振双眼鏡の中でも高倍率。
野鳥観察でも、今まで小さくしか見えなかった遠くにいる鳥もより近くで追いかけることが可能です。
また、コンサートで使用する場合はアリーナ・ドーム・スタジアムと対応会場がかなり広がり、スポーツ観戦でもベンチにいる選手の姿もじっくりみることができるかもしれません。
防水仕様IPX4で雨天でも使用が可能
シリウス14の防水等級はIPX4で雨の中でも使用が可能です。
前モデルのシリウス12はIPX7なので、防水性能が落ちている?と思われるかもしれませんが、IPX4でも通常の雨の中では問題なく使用できるので安心してください。
ただ、土砂降りの中での使用が想定される場合はより防水等級の高いものを選ぶようにしましょう。
単三電池1本で12時間連続使用
シリウス14の電源は単三電池1本で連続使用時間は12時間とたっぷり使うことができます。
自動電源OFFの機能も搭載されており、無操作時間が30分経過すると自動で電源が切れるため無駄な電池の消費も防げます。
シリウス14のスペック表
商品名 | シリウス14(フォーティーン) |
---|---|
倍率 | 14倍 |
対物レンズ有効怪 | 30mm |
実視界(FOV) | 4.4° |
見掛け視界 | 56.5° |
ひとみ怪 | 2.1mm |
アイレリーフ | 15mm |
最短合焦距離 | 3.5mm |
レンズ | フルマルチコートレンズ |
防水性能 | IPX4雨天使用可能 |
防振切替機能 | レバー切替(防振2モード) |
電池寿命 | 約12時間(センサー駆動時) |
オートオフ機能 | 無操作/静止時30分で電源自動OFF |
電源 | 単三アルカリ乾電池1本 |
三脚ネジ穴 | 〇(ハンズフリー使用可能) |
サイズ | 150×125×53mm |
重量 | 560(電池含まず) |
生産 | 日本製 |
防振双眼鏡「シリウス14」の使い方
ここからはシリウス14の実機を使ってご紹介します!
- 双眼鏡本体
- 専用ケース
- ネックストラップ
- レンズクロス
- 単三電池×1本
- 取扱説明書
各部の名称
各部の名称はこちらです!
それではここからは、こちらの名称を使い使用手順を確認していきましょう!
1.電池を入れて防振モードを選択する
対物レンズ横にある電池カバーを外して単三電池を入れます。
電池を入れると防振モードの使用が可能になるので、防振モードを選択します。
2.眼幅・アイカップを調整する
眼幅を合わせるため、レンズを覗き両目の幅に合わせます。
ある程度離れた場所にある対象物を見ながら、両目の視野がひとつの円になるようにレンズ間隔を広げたり狭めたりしながら調節します。
次にアイカップを長さを調整します。
アイカップを反時計回りにまわすと引き出されて、レンズとの距離をとることができます。
裸眼の場合はレンズとの距離が長い方が見やすいと言われているので、自分に合った距離に調整しましょう。
※メガネやサングラスをかけている場合はレンズとの距離を短く調整すると見やすくなります。
3.ピントを合わせる
最後にピントを合わせます。
まず、右目を閉じて左目でレンズを覗きながらピント調整を回し、対象物の輪郭がはっきりと見えるところに合わせます。
次に左目を閉じ右目だけでレンズを覗きながら、視度調整リングを回して調整します。
片目ずつでの調整が終わったら、両目でレンズを覗き最終調整をして合わせれば完了です!
一度、視度調整リングで調整を行っておけば、対象物が変わった場合はピント調整リングのみで調整ができます。
これで調整は完了です!
コンサートで「シリウス14」を使用してみました!
埼玉にある「ベルーナドーム(西武ドーム)」であったK-POPのSUPRE JUNIORのライブで「シリウス14」を実際に使ってみました!
ライブの当日はあいにくの雨で荷物や服もびしょ濡れだったのですが、シリウス14は防水仕様ということあり濡れた服などに触れても気にせず使用できたので良かったです。
コンサートは基本「フローティングモード」でOK
コンサートの大半は対象物が動いている時に適している「フローティングモード」を使用しました!
今回の座席はスタンドの上段だったのですが、メインステージもバッチリ見え「やっぱり14倍の倍率はすごい」と感動しました。
一緒に行った友人が防振ではない8倍の双眼鏡を持っていて、途中交換したのですが見え方が全く違いました!
ブレないということもですが「視界がクリア」なのが長時間のコンサートでも疲れずに見えた要因かなと思います。
MCでは「スティルモード」が大活躍
今回行ったSUPRE JUNIORなんですがMCが長いんです(笑)
合計1時間くらいMCの時間があったのですが、その時には「スティルモード」が大活躍しました。
MC中は会場のファンも座ったり動くことがないのでより安定した視界で見ることができました。
コンサートでは「フローティングモード」だけで十分かなと思っていましたが、使い分けができてすごく良かったです!
ピント調整リングの位置がちょっと遠い
ひとつだけ・・・ピント調整リングが対物レンズ側についてるのに戸惑いました。
レンズを覗きながら、ピントを調整するときは「あれピント調整リングはどこだ?」となり少し慌てることがありました。
慣れてしまえば問題はないと思いますが、今回初めて使ったのでその点だけ少し感じました。
「シリウス14」まとめ
進化が止まらない防振双眼鏡ですが「シリウス14」はそれを改めて実感する防振双眼鏡でした。
モード選択ができて、さらに防水仕様なので無敵の双眼鏡と言えると思います!
今回使ったコンサートだけでなく、スポーツ観戦やバードウォッチングなどにも大活躍間違いなしなので、ぜひこのクリアな視界を味わってみてください。
防振双眼鏡をレンタルでお試し
防振双眼鏡を使ってみたいけど「高くて手を出せない」「使いこなせるか心配」という方にはレンタルがおすすめです!
家電のサブスク・レンタルのレンティオでは防振双眼鏡をレンタルして実際に使ってみることができます。
まずは一度試して、防振双眼鏡のすごさを体験してみてください。