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自宅で映画やYoutubeなどの動画コンテンツを鑑賞するのは、今では当たり前な時代になりました。
スマートフォンやPCの小さい画面では満足できずにプロジェクターを購入されている方も多いのではないでしょうか。
モバイルバッテリーや充電器でお馴染みの「Anker」では、さまざまなプロジェクターが販売されています。
本記事では、Ankerのプロジェクター「Nebula Capsule 3 Laser」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
Anker「Nebula Capsule 3 Laser」について
今回紹介する「Nebula Capsule 3 Laser」は、Ankerが展開するプロジェクターブランド「Nebula」のモバイルプロジェクター。
Anker「Nebula」のモバイルプロジェクターは、下記の7モデルを展開しています。
「Nebula」のプロジェクター
- Capsule 3 Laser・・・価格 119,990円(税込)
- Capsule II・・・価格 69,990円(税込)
- Capsule ・・・価格 39,990円(税込)
- Astro・・・価格 34,990円(税込)
- Vega Portable・・・価格 79,990円(税込)
- Capsule Pro・・・価格 46,800円(税込)
- Mars II Pro・・・価格 69,800円(税込)
その8モデルの中でも「Nebula Capsule 3 Laser」は価格面、性能面において最高級のモデルとなっています。
「Nebula Capsule II」以来となる円筒形の最新モデルとして、2022年12月29日に税込119,990円という価格で発売されました。
Anker「Nebula Capsule 3 Laser」の製品スペック
Ankerのモバイルプロジェクター「Nebula Capsule 3 Laser」のスペックについては、下記の表をご覧ください。
Nebula Capsule 3 Laser | |
---|---|
メーカー | Anker(アンカー) |
サイズ | 83 x 167 x 83 mm |
重量 | 約950g |
光源 | レーザー |
解像度 | フルHD 1920 x 1080画素 |
投影サイズ | 40〜120インチ |
輝度 | 300ANSIルーメン |
フォーカス調整 | オートフォーカス |
インターフェイス | USB Type-C x1 HDMI x1 AUX x1 |
動画再生時間 | 約2.5時間(Wi-Fi利用時) |
充電時間 | 3時間 |
公式税込価格 (2023年4月現在) |
119,900円 |
Nebula Capsule 3 Laserの特徴4つ
続いて、Anker「Nebula Capsule 3 Laser」の特徴について簡単に紹介します。
①レーザー光源を搭載
②持ち運びができるコンパクトサイズ
③Dolby®︎ Digital Plus搭載でクリアな音表現
④Android TV 11.0搭載し、操作性が向上
特徴①|レーザー光源を搭載
「Nebula Capsule 3 Laser」は、Android TV搭載モバイルプロジェクターとして初のレーザー光源を搭載しています。
レーザー光源だからこその300ANSIルーメンの明るさと色鮮やかさを兼ね備えた美しい映像が楽しめます。
特徴②|持ち運びができるコンパクトサイズ
プロジェクターというとサイズが大きくて重たいものをイメージしてしまいますが、「Nebula Capsule 3 Laser」は500ml缶ほどのコンパクトサイズ。
重さ約950gの軽さで、どこへでも気軽に持ち運ぶことが可能です。
特徴③|Dolby®︎ Digital Plus搭載でクリアな音表現
「Nebula Capsule 3 Laser」は、Dolby®︎ Digital Plusを搭載しており、スマートフォンなどのデバイスとBluetooth接続することによってポータブルスピーカーとして使用することが可能です。
設定からプロジェクター設定→Bluetoothスピーカーモード→デバイスをBluetooth接続で、簡単にポータブルスピーカーとして使用することができました。
特徴④|Android TV 11.0を搭載し、操作性が向上
「Nebula Capsule 3 Laser」は、Android TV 11.0を搭載したことで、YouTubeやAmazon Prime Video、Disney+、Hulu、U-NEXTなど動画アプリを含む7000以上のアプリが楽しめる他、アプリの操作性も向上しています。
専用アプリ「Nebula Connect」を使って、スマートフォンの画面をスライド、タップして操作することも可能となっています。
Nebula Capsule 3 Laserの実機レビュー
それでは、Anker「Nebula Capsule 3 Laser」の実機を実際に使用してみたいと思います。
Nebula Capsule 3 Laser 同梱物
箱の中には、プロジェクター本体と充電アダプタ、充電ケーブル、リモコン、リモコン用電池、クイックスタートガイド(QSG)が同梱されています。
Nebula Capsule 3 Laser の設定方法
設定方法の手順は以下の通りです。
「Nebula Capsule 3 Laser」の設定方法
-
- 起動する
- 本体とリモコンをコネクトする(Remote Contril Connection)
- 画面調整する(Adjust each point to achieve a perfect circle)
- 言語を日本語へ変更する
- Androidスマートフォンでセットアップしますか?
- Wi-Fiに接続する
- 省エネのヒントでOKを選択
- ネットワークのプライバシーに同意する
- ソフトウェアのアップデートをする(再起動)
- リモコンの更新をする
- デバイスの機能説明を確認する
- 専用アプリ「Nebula Connect」をダウンロードする
- セットアップが完了
ネット環境にもよりますが、セットアップには25分弱ほどを要します。
Android/iOS対応の専用アプリ「Nebula Connect」
「Nebula Capsule 3 Laser」には、Android/iOS対応の専用アプリ「Nebula Connect」が用意されています。
App storeまたはGoogle Playにてアプリをダウンロードし、アプリ内で「Capsule 3 Laser」を選択。
登録することで、リモコンがない状態でもスマートフォンの画面をスライド移動、タップして操作することが可能なほか、テキスト入力やマウス操作も可能になります。
Nebula Capsule 3 Laserを実際に使ってみた感想
ここから、Anker「Nebula Capsule 3 Laser」を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:台形補正やオートフォーカスなどの自動補正機能が早くて便利
「Nebula Capsule 3 Laser」の台形補正やオートフォーカスなどの自動補正機能が早くて便利だなと感じました。
ちょっとした衝撃でプロジェクターが動いてしまった時にも自動で補正をしてくれる他、その補正時間も短いです。
また、リモコンボタンを1秒間長押しするだけで補正してくれる補正機能ボタンも付いています。軽量なモバイルプロジェクターは移動させやすいため、この機能はとても重宝しました。
◯:超高画質のフルHDで、LEDよりも明るいレーザー!
「Nebula Capsule 3 Laser」は、最大横幅2.5m越えの120インチの大画面で投影が可能です。
画面を大きくすることで色彩は薄れていきますが、レーザー光源かつフルHDならではの映像美で、十分なほど細部がクリアに見えます。
フレーム補完技術「MEMC」の搭載によって、スポーツなどの激しい映像もブレなく再現します。
猫のゆっくりとのそのそ歩く動作や急なダッシュの動きなんかも表現されていました。
◯:どこへでも持ち運びができて大勢で楽しめる
どこへでも持ち運びができる軽さも魅力的だなと思いました。
例えば、友人宅や帰省する時などに持ち運んで、大きな画面をみんなで共有することができます。
映画を見たり、ゲームをしたりとコミュニケーションツールとして役立ちそうです。
◯:Ankerのバッテリー技術で2.5時間の連続投影、音楽は10時間も連続再生
「Nebula Capsule 3 Laser」は、Ankerで培ったバッテリー技術によって、電源を繋いでいない状態でも約2.5時間の連続投影、または10時間の音楽再生が可能です。
電源を確保できない屋外などの場所でも、映画を1本丸々最後まで楽しむことができます。
△:搭載されているアプリが豊富でNetflixも視聴可能
YouTubeやAmazon Prime Video、Disney+、Hulu、U-NEXTなどさまざまな動画アプリを含む7000以上のアプリが楽しめる他、Nebula Playアプリを使用することでNetflixも視聴が可能な点も良かったです。
Netflixの視聴方法
Netflixのインストール方法は下記の通りです。
Netflixのインストール方法
-
- アプリの「Nebula Play」を選択
- [ヒント] の [Netflixの視聴方法] から [ダウンロードする] を選択
- デバイス内の写真やメディアへのアクセスを「Nebula Play」に許可を選択
- 「インストールする」を選択
- ポップアップが表示されたら、 [設定] より [ファイルマネージャー] を許可に設定
- インストール後、「Netflix」アプリを開いてログイン
気になった点としては、Netflixのアプリ上で操作がしにくい点です。リモコンの操作ではカーソルが自由に動かしづらく、見たい映画を選ぶのに一苦労しました。
一方でNetflixの操作は専用アプリ「Nebula Connect」を推奨しています。
「Nebula Connect」内のマウスを使って操作することで、画面上に指の形をしたカーソルが出現。サクサクぬるぬると自由に操作しやすく、見たい動画がすぐにクリックできておすすめです。
◯:ミラーリング機能によって携帯アプリも遊べる
Nintendo SwitchやPS5などのゲーム機器を持っている方は、HDMIケーブルで接続することで、大画面でゲームが楽しめます。
ゲーム機器を持ち合わせていない筆者は、スマートフォンをミラーリングしてスマホゲームを楽しめました。
iPhoneの画面をミラーリングする方法
-
- アプリ内の「AirScreen」を選択
- 「AirScreen」を開き、接続アシスタントを終了する
- 同じネットワークに接続されている使用デバイスのコントロールセンターを開き、画面ミラーリングをタップ
- 「AirScreen」に表示されているのと同じデバイス名を選択する
プロジェクターXGIMI Horizon Proと比較
最後に、筆者が持っているプロジェクター「XGIMI Horizon Pro」と比較してみました。
スペックの比較一覧は下記になります。
スペック一覧比較
項目 | Nebula Capsule 3 Laser | XGIMI Horizon Pro |
---|---|---|
メーカー | Anker(アンカー) | XGIMI(エクスジミー) |
サイズ | 約83 x 167 x 83 mm | 約208 x 218 x 136 mm |
重量 | 950g | 2,900g |
光源 | レーザー | LED |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) | 4K(3840 x 2160) |
投影サイズ | 40〜120インチ | 40〜120インチ |
輝度 | 300ANSIルーメン | 2200ANSIルーメン |
フォーカス調整 | オートフォーカス | オートフォーカス |
インターフェイス | USB Type-C x1 HDMI x1 AUX x1 |
電源端子 HDMI 2.0 x 2 USB 2.0 x 2 LAN x 1 |
動画再生時間 | 約2.5時間(Wi-Fi利用時) | 電源無しでは再生不可 |
充電時間 | 約3時間 | – |
公式税込価格 (2023年4月現在) |
119,900円 | 178,101円 |
サイズや重量に2〜3倍の差がある他、解像度や輝度、インターフェイスなども異なる両機です。
比較してみた感想として、画質の良さは圧倒的に「XGIMI Horizon Pro」の方が良かったです。
また「XGIMI Horizon Pro」のスピーカーには、世界的音響メーカー『Harman/Kardon社』のサウンドデザインを採用した映画館品質のサウンドとなっているため、より迫力が感じられました。
Nebula Capsule 3 Laserは、「XGIMI Horizon Pro」の3分の1という軽さで、どこへでも持ち運びが可能なところ。またコンセントに繋いでいない状態でも映画鑑賞できる点やボタン一つですぐに自動補正してくれる点、ファンの音が静かな点が「XGIMI Horizon Pro」よりも良いなと思いました。
画質や音質を求めるのであれば、「XGIMI Horizon Pro」や同社の「Nebula Cosmos Laser 4K」などの機器をおすすめします。
Nebula Capsule 3 Laserは持ち運びできてコミュニケーションツールに最適
Ankerのモバイルプロジェクター「Nebula Capsule 3 Laser」を紹介してきました。
使っていて一番便利だなと感じた点は、持ち運びできる軽量さで、コンセントに繋いでいなくても使用できるというところ。
実家へ帰省する際や友人宅へ遊びに行く時、外へ出かける際にバッグへ収納して持ち運ぶのに最適です。
コミュニケーションツールとしても使えるおすすめなモバイルプロジェクターです。
プロジェクターはお試しレンタルを
プロジェクターの性能やコスパについては、実際に使用してみないとわからない部分があります。
プロジェクターは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、プロジェクターのレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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