Anker「Nebula Cosmos Laser 4K ホームプロジェクター」使用レビュー!レーザーで、Nebula史上最 高の映像体験を
更新日2023/03/02
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お家でも映画館のような大迫力の映像が楽しめることで人気のホームプロジェクター。
最近ではお家時間を充実させる家電として、より注目度が高まっています。
Ankerの「家族の時間をより良いものにする」というコンセプトから生まれたプロジェクターブランド「Nebula(ネビュラ)」。
幅広いラインナップを取り揃えているNebulaのプロジェクターの中から、今回は、2022年に発売されたNebula史上最高スペックを誇る「Nebula Cosmos Laser 4K」を実際に使ってレビューしていきます。
もくじ
「Nebula Cosmos Laser 4K」の特長
「Nebula Cosmos Laser 4K」は、Nebula史上初のレーザープロジェクターです。
まずはその特長を一つずつ紹介していきます。
Nebula史上初 レーザー光源搭載で圧倒的な臨場感
Nebula Cosmos Laser 4Kの最大の特長が、レーザー光源による圧倒的な輝度と彩度です。
ディスプレイ解像度は3840×2160で4K動画の再生に対応。明るさは1840ANSIルーメンで、カーテンを開けた状態でもくっきりと鮮明な映像を映し出すことができます。
また、HDR10の採用により明暗差の階調が増えたことで、白はより明るく、黒はより深みのある色へ、さらに美しく鮮やかな色彩表現が可能になっています。
最大150インチの大画面投影
Nebula Cosmos Laser 4Kでは、最大150インチ(幅3.3m×高さ1.9m)の大画面映像を映し出すことができます。
壁いっぱいに投影できるので、まるで映画館にいるような迫力のある映像体験が可能になります。
投影サイズ | スローレシオ(投影距離) |
---|---|
150インチ | 4.22 m |
120インチ | 3.37 m |
100インチ | 2.81 m |
80インチ | 2.25 m |
60インチ | 1.68 m |
Dolbyオーディオ対応の立体音響
Nebula Cosmos Laser 4Kには、10Wの高出力スピーカー2基に加え、5Wのツイーターを2基搭載しているため、低音だけでなく高音までクリアに響く高い音質も特長の一つとなっています。
Dolbyオーディオ対応で、360°に広がる3Dオーディオも実現しています。
これにより、まるで映画館のような大迫力のサウンドから小さな効果音まで、よりクリアで深みのある音響が自宅でも楽しめます。
単体でも使えるほど高品質なスピーカーを搭載しているので、別途スピーカーを用意する必要がなく、一台でホームシアター環境が完成するのはうれしいですね。
日常に馴染む使いやすさ
画質・音質に加えて、Nebula Cosmos Laser 4Kは使い勝手も優れています。
Android TV 10.0搭載
プロジェクター本体にAndroid TV 10.0が搭載されているため、単体で動画再生アプリなどを使うことができます。
最初にWi-Fiに接続しておけば、YoutubeやAmazon Prime Video、Netflix、Hulu、Disney+、Abema TV、DAZN等の各種動画配信サービスといった7,000以上のアプリをインストールして楽しむことができます。
また、付属のリモコンにはGoogle アシスタントボタンもありますので、音声で簡単に操作も可能です。
さらに、アプリの「Nebula Connect」を使えば、リモコン不要でスマートフォンからも操作が可能となります。
多様な接続方法に対応
接続ポートはHDM・USB-Aを搭載。各種ケーブルをつないで有線で接続することができます。
さらに、スピーカーなどを接続する際に便利なBluetoothや、スマホ・タブレットとのミラーリングにも対応しています。
様々な接続方法に対応しているので、使い方の幅がグッと広がりますね。
オートフォーカス・タテ自動台形補正搭載で設置が簡単
面倒なピント合わせも、オートフォーカス機能により、ストレスフリーです。
このオートフォーカス機能は自動で即座に反応してくれるので、起動直後や場所を移動した時も、すぐにピントが合うので便利です。
また、垂直・水平方向両方の自動台形補正機能を搭載しており、映像を邪魔することなく、瞬時に反応し、自動的に的確な台形補正を行ってくれます。
「Nebula Cosmos Laser 4K」と「Nebula Cosmos Laser」の違い
今回ご紹介する「Nebula Cosmos Laser 4K」には、もう一つ下のモデル「Nebula Cosmos Laser」も発売されており、2機種で迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで2機種の違いを比較表にまとめましたので、機種選びの参考にしてみてください。
商品名 | Nebula Cosmos Laser 4K | Nebula Cosmos Laser |
---|---|---|
解像度 | 3840×2160(4K) | 1920×1080(FHD) |
明るさ | 1840 ANSIルーメン | 1840 ANSIルーメン |
スローレシオ(投影距離) | 〜150インチ@4.22m | 〜150インチ@3.18m |
スピーカー出力(最大音量) | 10W x 2 (20W) ツイーター5W x2 (10W) | 10Wx2(20W) |
ストレージ容量 | 16GB | 16GB |
サイズ(幅×奥行×高さmm) | 約263×220×165 | 約263×220×165 |
重さ | 約4.9kg | 約4.7kg |
Amazon税込価格 | 249,900円 | 169,900円 |
Nebula Cosmos Laserの場合は、フルHDのため、解像度は1920×1080、高音用スピーカーのツイーターは非搭載となりますが、もしこれらの点が問題無いようなら、8万円も安いNebula Cosmos Laserもおすすめです。
Ankerのプロジェクター「Nebula」シリーズ全機種の比較はこちら
[2022]Ankerのプロジェクター15機種を比較!おすすめ機種と選び方を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Nebula Cosmos Laser 4Kを使ってレビュー
今回Anker Nebula Cosmos Laser 4Kをレンタルすることができたので、実際に使ってホームシアター体験をしてみたいと思います。
開封&外観レビュー
まずは開封し、外観を見ていきましょう。
取り出してみると想像していたよりも小さく、高さはだいたい500mlのペットボトルより少し大きいくらいで、横の大きさは500mlのペットボトルと同じくらいでした。
本体天面のパネル部分は、マットな仕上がり。直感的に操作しやすいパネルになっています。
裏には三脚穴があるので、三脚の使用も可能です。
また、本体上部に持ち手が付いているので、持ち運びも簡単にできます。
お気に入りの場所に持って行って、ホームシアターを楽しめるなんて、素敵ですよね。
本体以外には、リモコン (単4形電池×2付属) 、電源ケーブル、クイックスタートガイド、 Nebula 4K Streaming Dongleが付属しています。
初期設定と使い方
さっそくNebula Cosmos Laser 4Kを使う準備をしていきます。
まずは、Nebula 4K Streaming Dongleを挿入。
本体背面のカバーを外し、Nebula 4K Streaming Dongleを本体に接続します。
カバーを戻したら、電源ケーブルを本体に接続。
本体かリモコンで起動すればセッティング完了です。
画面が表示されたら、指示に従って言語やWi-Fi、アカウントなどの各種設定をしていきます。特に難しくはないので、比較的スムーズに数分程度で設定は終わります。
設定が終わると、メインメニューが表示されました!
メニュー画面では、Google Playから自分に必要なアプリをインストールしてカスタマイズすることができます。
設置場所を調整した時は、オートフォーカス機能により、自動でピントを合わせてくれて、台形補正も自動。手間は全くありません。
実際に動画を再生してみた
それでは実際にYoutubeで動画を再生していきたいと思います。
天気は曇り、遮光カーテンを閉め、照明を消した状態で投影しました。画面サイズはだいたい80インチくらいです。
昼間に撮影しましたが、はっきりと大画面で映像を見ることが出来ました。
左の画像がカーテンを開けた状態、右の画像が遮光カーテンを閉めた状態の様子です。
カーテンを開けた状態だと、やはりやや薄くなってしまいました。
ただ、カーテンを閉めた状態では、まぶしいくらい鮮明に投影できました。
昼間なのにぼやけずはっきりと映っています。さすがレーザー光源の4Kプロジェクター!
夜、真っ暗な状態での投影
夜、部屋を真っ暗にして同じく80インチほどで投影したのがこちらです。
さすが、レーザーの力!4Kでの鮮やかすぎる投影に、とにかく圧倒されました。
昼間とは違い、くっきりと色鮮やかな映像で投影することができていますね。
今回iPhone13で投影の様子を撮影したのですが、映像が鮮やかすぎて、動画内の白色のものが緑っぽくなってしまいました。
自然の様子を投影
次に緑が多い自然の様子を投影してみました。
左が昼間、遮光カーテンありの状態、右が夜真っ暗な状態で投影した様子です。
昼間に投影したとは思えないくらい、はっきり映っています。
ただ、やはり夜投影した方が、より鮮やかなのがよくわかりますね。
4Kプロジェクターの性能を活かすには真っ暗な状態での投影が一番と感じました。
Nebula Cosmos Laser 4Kを使ってわかった魅力
今回Nebula Cosmos Laser 4Kを体験してみて、まるで映画館にいるような臨場感を味わうことができました。
画質も音も驚くほどの完成度。予算に合うなら第一候補としておすすめの一台です。
最後に、お家にいながら、映画館のような体験ができるNebula Cosmos Laser 4Kについてまとめました。
とにかく高画質!大画面でも細部まで鮮明
Nebula Cosmos Laser 4Kを体験してまず感動したのが画質の良さです。
レーザー光源のプロジェクターは初体験だったのですが、YouTubeなどで4K動画を再生したときには、映像の美しさについ見入ってしまいました。
明るいシーンはもちろんですが、解像度の高さをさらに実感したのは画面全体が暗いシーン。
大画面投影では見えづらくなりやすい暗いシーンで、陰影が複雑になっている場面も、繊細に表現できていました。
まさに映画館にいるような音響で低音も魅力的
4Kの高画質映像に加えて、臨場感たっぷりの音響にも驚きました。
「Dolbyオーディオ搭載」とはいえ、あくまで本体内蔵の音響…と思っていました。
実際に起動してみたら、スピーカーを別に用意するが必要ないレベル。大迫力の音質で低音も十分に楽しめました。
本格派の方は別途スピーカーを用意してもいいですが、Nebula Cosmos Laser 4K単体でも映画館にいるような音が楽しめると感じました。
OS搭載なので気軽に動画再生できる
本体にAndroid TV 10.0を搭載しているので、プロジェクター単体でも気軽に動画 を再生できるのは非常に便利でした。
もちろん有線でブルーレイレコーダー等と接続したり、ミラーリングでスマホ画面を投影したりすることもできるのですが、やはり準備に手間がかかります。
せっかくのプロジェクターも映像を見るまでの準備が面倒だと登場機会が少なくなってしまいますよね。
OS搭載で本体のみで気軽に動画再生できるのは嬉しいポイントでした。
思い立ったときにすぐ使えて日常に取り入れやすく、毎晩のようにプロジェクターで映画館気分を満喫していました。
使っていてストレスを感じる点がない
使い勝手に関しても、さすがは高級プロジェクター。使っていて本当にストレスフリーでした。
格安プロジェクターでよくある、起動や通信が遅くてイライラしたり、見やすくするために画面補正をしたりということは一切ありませんでした。
画質・音質・使い勝手の3拍子揃った最高クラスの体験ができるプロジェクターといっても過言ではないでしょう。
購入前に知っておきたい注意点
Nebula Cosmos Laser 4Kが最高なプロジェクターであることは間違いないのですが、想像と違った点がいくつかありました。
思ったよりも重い
Nebula Cosmos Laser 4Kは幅263×奥行220×高さ165mmと比較的コンパクトな印象です。
ただ、本体重量が4.9kgと重く、大人でも移動するにはためらってしまいました。
本体上部の持ち手をしっかりとつかんで、ようやく持ち上げられる程の重さです。
持ち手があるので比較的楽に運べますが、約5kgのプロジェクターを頻繁に移動するのは難しいと思いました。
毎回収納場所に出し入れしたり、部屋から部屋に移動させたりして使うよりは、環境を整えて常設しておいた方がいいと感じました。
150インチで投影可能な場所がなかった
150インチの大画面で投影するには約4mの投影距離が必要になるため、もっと広いスペースがあればよかったのですが、我が家では頑張っても90インチ程度が限界でした。
また4K対応のコンテンツはまだまだ数少なく、実際に投影したのはフルHDの動画がほとんどでした。
たしかにNebula Cosmos Laser 4Kは高性能なのですが、せっかくのスペックを発揮できなかった感が強く、我が家の環境ならフルHDの「Nebula Cosmos Laser」 でも十分すぎると思いました。
Anker「Nebula Cosmos Laser 4K」で感動の映像体験を
もちろん、十分な広さを確保できる環境があれば、おすすめのプロジェクターです。
とにかく圧倒的な高画質・高音質で、感動の映像体験を提供してくれる「Nebula Cosmos Laser 4K」。
大迫力の映像と包み込まれるような音響で、自宅にいながら、まるで映画館のような環境を手に入れることができます。
お家時間充実のためにプロジェクターの導入を考えている方は、ぜひNebula Cosmos Laser 4Kを検討してみてはいかがでしょうか。
プロジェクターはレンタルで試せる
Nebula Cosmos Laser 4Kは20万円以上する高価格なプロジェクターです。
失敗しないためにも、購入前のお試し利用にはレンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、Nebula Cosmos Laser 4Kをレンタルして実際の利用環境で試すことができます。
往復送料無料で気軽にレンタルできて、気に入ればそのまま買い取りも可能です。
Nebula Cosmos Laser 4Kの臨場感たっぷりの映像を、ぜひ一度体験してみてください。
[レンタル]Anker Nebula Cosmos Laser 4K ホームプロジェクター D23505F1|中古・点検済み・保証付き – Rentio[レンティオ]
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