Nebula Capsule 3をレビュー!豊富な動画コンテンツを楽しめる軽量かつバッテリー内蔵モバイル プロジェクター
更新日2024/03/14
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スマートフォンやタブレットで動画コンテンツを鑑賞することは、今では当たり前な時代になりました。
YouTubeをはじめ、NetflixやAmazon Prime、TVer、DAZNなどの動画コンテンツでは魅力的な作品が日々配信されています。
本記事では、そんな動画コンテンツを大画面で楽しめるAnkerのプロジェクター「Nebula Capsule 3」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
解説動画もチェック!
もくじ
Anker「Nebula Capsule 3」について
今回紹介する「Nebula Capsule 3」は、Ankerが展開するプロジェクターブランド「Nebula」のバッテリー内蔵のモバイルプロジェクターです。
Anker「Nebula」のモバイルプロジェクターは、下記のようなさまざまなモデルを展開しています。
「Nebula」のモバイルプロジェクター
- Capsule 3 Laser・・・価格 119,990円(税込)
- Capsule 3・・・価格 69,990円(税込)
- Capsule II・・・価格 69,990円(税込)
- Capsule ・・・価格 39,990円(税込)
- Capsule Pro・・・価格 46,800円(税込)
- Apollo・・・価格 46,990円(税込)
- Astro・・・価格 34,990円(税込)
- Vega Portable・・・価格 79,990円(税込)
- Mars 3・・・価格 149,900円(税込)
- Mars 3 Air・・・価格 89,900円(税込)
その中でも「Nebula Capsule 3」は、「Nebula Capsule II」の後継機種として発売されました。
[2024]Ankerのプロジェクター9機種を比較!おすすめ機種と選び方を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Anker「Nebula Capsule 3」の製品スペック
Ankerのモバイルプロジェクター「Nebula Capsule 3」のスペックについて、前世代の「Nebula Capsule II」と比較してみました。下記の表をご覧ください。
Nebula Capsule 3 | Nebula Capsule II | |
---|---|---|
メーカー | Anker(アンカー) | Anker(アンカー) |
サイズ | 78 x 78 x 160 mm | 80 x 80 x 150 mm |
重量 | 約830g | 約740g |
光源 | LED | LED |
解像度 | フルHD(1920 x 1080画素) | HD(1280 x 720画素) |
投影サイズ | 40〜120インチ | 40〜100インチ |
輝度 | 200ANSIルーメン | 200ANSIルーメン |
スピーカー | 8W(Dolby Digital Plus) | 8W(Dolby Digital) |
インターフェイス | USB Type-C x1 USB Type-A x1 HDMI2.1 x1 AUX x1 |
USB Type-C x1 USB Type-A x1 HDMI2.1 x1 AUX x1 |
動画再生時間 | 約2.5時間 | 約2.5時間 ※Wi-Fi利用時 |
OS | Google TV | Android TV 9.0 |
公式税込価格 (2024年3月現在) |
69,900円 | 69,900円 |
前世代と比べて、解像度や投影サイズ、スピーカー、OSなどがグレードアップしており、価格は前世代と同じ値段設定になっています。
Nebula Capsule 3の特徴4つ
続いて、Anker「Nebula Capsule 3」の特徴について簡単に紹介します。
①持ち運びできる大きさで、さまざまなシーンで使える
②Google TV搭載で10,000以上のアプリが楽しめる
③120インチの大画面で映画館気分を味わえる
④独自のテクノロジー「Nebula IEA™ 3.0」を搭載
特徴①|持ち運びできる大きさで、さまざまなシーンで使える
「Nebula Capsule 3」は、一番の特徴は持ち運べる大きさという点です。
500mlのペットボトルと比べてもわかるように手で持てるコンパクトなサイズ感で重さは約830gと軽量です。
家の中ではリビングや寝室、またキャンプなどの屋外、仕事では会議室といったさまざまなシーンで気軽に持ち運べて使えるサイズ感が魅力的です。
特徴②|Google TV搭載で10,000以上のアプリが楽しめる
「Nebula Capsule 3」は、Google TVを搭載している点も特徴的です。
Google TVを搭載したことにより、10,000以上のアプリが楽しめるようになっています。
また、Google TVには複数のアカウントでGoogleサービスにログインすることが可能です。おすすめ機能により、各アカウントに合わせて適したコンテンツや知らない魅力的なコンテンツを表示しておすすめしてくれます。
特徴③|120インチの大画面で映画館気分を味わえる
「Nebula Capsule 3」は、前世代の「Nebula Capsule II」よりも投影サイズが120インチへとグレードアップしています。
屋外での上映や会議室など、大勢でスクリーンを共有する場合に役立つ他、自宅でもまるで映画館で映画を鑑賞しているような体験をすることができます。
特徴④|独自のテクノロジー「Nebula IEA™ 3.0」を搭載
「Nebula Capsule 3」は、独自のテクノロジー「Nebula IEA™ 3.0」を搭載しており、4つの自動補正機能(垂直・水平台形補正、フォーカス調整、スクリーンフィット、障害物回避)を兼ね備えています。
スクリーンへ向けて真っ直ぐ投影するだけでなく、斜めからの投影も可能になっています。
Nebula Capsule 3の実機レビュー
それでは、Anker「Nebula Capsule 3」の実機を実際に使用してみたいと思います。
Nebula Capsule 3 同梱物
箱の中には、プロジェクター本体と充電アダプタ、ACアダプタ、充電ケーブル(USB-C & USB-C)、リモコン、リモコン用電池(単4形電池 × 2付属)、クイックスタートガイド(QSG)が同梱されています。
Nebula Capsule 3 の設定方法
設定方法の手順は以下の通りです。
「Nebula Capsule 3」の設定方法
-
- 起動する
- 本体とリモコンをコネクトする
- 言語で日本語を選択する
- 地域で日本を選択する
- Google TV or ベーシックテレビの設定
- Wi-Fiに接続する
- Googleにログインする
- 動画配信サービスを選択する
- リモコンの操作説明
- オートフォーカスと台形補正の説明
- 輝度のモードを選択
- 自動スクリーン調整の説明
- Nebula Connetアプリのダウンロード
- Google TVの設定
- セットアップが完了
ネット環境にもよりますが、Google TVの設定に多少の時間を要する印象がありました。セットアップには大体15分弱ほどの時間がかかります。
Android/iOS対応の専用アプリ「Nebula Connect」
「Nebula Capsule 3」には、Android/iOS対応の専用アプリ「Nebula Connect」が用意されています。
App storeまたはGoogle Playにてアプリをダウンロードし、アプリ内で「Capsule 3」を選択。
デバイスを登録することで、リモコンがない状態でもスマートフォンの画面をスライド移動、タップして操作することが可能です。
Nebula Capsule 3を実際に使ってみた感想
ここから、Anker「Nebula Capsule 3」を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:自動補正機能がとにかく便利
「Nebula Capsule 3」を使っていて、便利だなと感じたのが自動補正機能です。
軽量で持ち運びしやすい反面、ちょっとした衝撃で動いてしまうことがありました。
そういった時でも、すぐに自動補正してくれて、コンテンツの続きを楽しむことが可能です。
また、リモコンボタンには補正機能ボタンも付いています。軽量なモバイルプロジェクターで固定しないため、自動補正機能や補正機能ボタンはとても重宝しました。
◯:Netflixはリモコンのショートカットボタンからアクセス可能
「Nebula Capsule 3」は、Google TVの搭載によって10,000以上のアプリが楽しめるため、下記のようなさまざまな動画コンテンツが楽しめます。
Google TVの搭載によって楽しめる10,000以上のアプリ 一例
-
- ABEMA
- Paravi
- U-NEXT
- hulu
- TELASA
- dTV
- FOD
- Disney+
- NBA Rakuten
- NFL
- BANDAI CHANNEL etc…
特にNetflixを日頃からよく使っている筆者は、リモコンのショートカットボタンからすぐにアクセスできる点も便利で良かったです。
◯:フルHDの画質で映画の世界に没頭
「Nebula Capsule 3」の肝心な画質は、映画の世界に没頭できるような高解像度で細部までクリアな印象です。
字幕の文字もくっきりと見えて鮮明でした。
HDR10対応によって、白色背景の動画も他の色とのコントラストがはっきりとしていて、より見やすくなっています。
△:昼間の明るい部屋では見えにくい
一方で、200ANSI ルーメンの明るさは、昼間の明るい部屋で使用する際には遮光をしっかりとしておかないと、見えにくい印象がありました。
投影するスクリーンへの距離に応じて明るさや画質が変わるので、昼間に使う際には投影面に近づけて投影サイズを小さめにするのがおすすめです。
◯:ミラーリング機能でゲームや写真を大勢で共有
「Nebula Capsule 3」は、スマートフォンやタブレットの画面をミラーリングすることが可能です。
実際にゲームアプリ「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」をプレイしてみましたが、大きな画面では迫力が違い、映像や音楽にこだわっているゲームほど、より面白さが増します。
アプリだけでなく、思い出の写真や動画を家族や友人と簡単に共有できる使い方もおすすめです。
◯:野外へ持ち運んで、大きな壁に投影できる
「Nebula Capsule 3」はバッテリー内蔵でどこへでも持ち運びができる軽さということで、屋外でも使用してみました。
屋外では、室内と比べて大きな壁に投影することができます。
バッテリー駆動でのエコモードの投影は約2.5時間ということで、映画1本分は鑑賞することが可能です。その際にはコンテンツを事前にダウンロードしておく、またはWi-Fi環境が整っている必要があります。
友人や家族と一緒に動画コンテンツを見たり、ゲームアプリを楽しんだり、写真を共有したりとコミュニケーションツールとして使用できる点が良かったです。
Nebula Capsule 3は軽量かつバッテリー内蔵で豊富な動画コンテンツが大勢で楽しめる
Ankerのモバイルプロジェクター「Nebula Capsule 3」を紹介してきました。
Google TV搭載によるさまざまな動画コンテンツが気軽に楽しめる他、軽量かつバッテリー内蔵のため、仕事での会議や商談、プライベートでは家族の団欒や友人とのパーティなど、さまざまなシーンで持ち運んで使うことができます。
「Nebula Capsule 3」は、一人で動画コンテンツやゲームが楽しめる他、他者とのコミュニケーションツールとしても使えるおすすめなモバイルプロジェクターです。
プロジェクターはお試しレンタルを
プロジェクターの性能やコスパについては、実際に使用してみないとわからない部分があります。
プロジェクターは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、プロジェクターのレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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