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近年は、おうち時間の需要に伴い、家で過ごす時間を少し贅沢にする方も増えたのではないでしょうか。
その中では、アーティストのライブが配信へと切り替わったり、気軽に映画館に行けなくなってしまったりと、エンターテイメントを楽しむのも制限されています。
せっかくなら家でもアーティストのライブや映画を大画面で見たいですよね。
そんな時におすすめなのがホームプロジェクターやモバイルプロジェクターです。
しかし、プロジェクターと言ってもメーカーや種類は様々あり、自身に合ったプロジェクターを選ぶのは難しいです。
今回は、XGIMIのプロジェクターの中から、持ち運べるモバイルプロジェクターの「Halo+」とXGIMI史上最上級の機種「HORIZON Pro」をレビューしました。
プロジェクター選びの参考になれば幸いです。
もくじ
モバイルプロジェクターとホームプロジェクターの違いについて
まずは、モバイルプロジェクターとホームプロジェクターの違いや活用シーンなどを説明したいと思います。
モバイルプロジェクターはその名の通り、持ち運ぶことができるプロジェクターです。
小型かつ軽量で、さらにバッテリーを搭載しているのでアウトドアなど場所を選ぶことなく使用することができます。
一方で、プロジェクターは高出力なので投影時間は大体映画一本分となっています。
モバイルバッテリーやポータブル電源と一緒に使うと、出先でも長く使用することが可能になります。
ホームプロジェクターは据え置き型のプロジェクターとなり、常時コンセントからの給電が必要です。
常時給電されているので、4Kなどの高画質や高輝度を実現することができます。
しかし、本体が大きくなったり、コンセントからの距離など設置場所に制限が生じることもあります。
リビング以外にも寝室や子供部屋など複数の部屋やアウトドアでの使用を想定としているならモバイルプロジェクター、高精細かつ大画面で利用したいならホームプロジェクターが良いでしょう。
ポータブルプロジェクターの最高峰「XGIMI Halo+」
Halo+はまさにポータブルプロジェクターの最高峰とも言える900ANSIルーメンの明るさを実現したプロジェクターです。
従来のモバイルプロジェクターはコンパクトさを優先するために、500ルーメン前後が平均的でした。
Halo+の前モデルであるHaloも800ANSIルーメンと高輝度でしたが、Halo+はさらにその上をゆく900 ANSIルーメンです。
XGIMI Halo+の特徴
XGIMI Halo+の特徴は以下の通りです。
XGIMI Halo+の特徴
- フルHDの高画質
- 900ANSIルーメンの高輝度
- Harman/Kardon社の5Wのスピーカー
- 優秀な自動補正機能
- 最大200インチまで投影可能
- Android TV 10.0搭載
- HDR10で色鮮やかな色彩
- 26.5msの低遅延を実現
- 近未来感あるスタイリッシュなデザイン
XGIMI Halo+のスペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
タイプ | モバイルプロジェクター |
投影方式 | DLP |
解像度 | FHD(1920×1080) |
アスペクト比 | 16:9 |
輝度 | 900 ANSIルーメン |
投影サイズ | 推奨:40インチ@1.06m 〜120インチ@3.19m 最大:200インチ@5.08m |
台形補正 | 自動台形補正(水平/垂直) |
オートフォーカス | あり |
HDR対応 | HDR10+ |
3D対応 | あり |
スピーカー | 5W×2(Harman Kardon) |
搭載OS | Android TV 10.0 |
内蔵ストレージ | 16GB |
インターフェース | DC×1 HDMIx1 USB 2.0×1 ヘッドホン端子×1 |
Wi-Fi | 2.4/5GHz(802.11a/b/g/n) |
Bluetooth | 5.0 |
設置方法 | フロント リア(反転) シーリング(天井吊り下げ) |
電源 | AC 内蔵バッテリー – 映像再生:最長2時間 |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約113.5mm×145mm×171.5mm |
重さ | 約1.6kg |
公式税込価格 (2022年4月現在) |
99,880円 |
XGIMI Halo+の特徴を詳しく紹介
それでは早速、Halo+を実機レビューしていきながら特徴を紹介していきたいと思います。
どんなところからでも投影可能な強力な補正機能
モバイルプロジェクターは、小型で持ち運びが手軽にできるので、一つの設置場所にこだわらずにリビングや寝室、時にはアウトドアなど様々なシーンで利用できるのがメリットだと考えます。
ですが、部屋によっては投影面に対して正面から投影できない場所であったり、投影面の周りに障害物がある場合もあるかと思います。
Halo+には、強力な画面調整機能が多数備わっており、自動的に最適な角度や大きさに調整してくれます。
正直、XGIMIの画面調整機能は、他のメーカーにはない手軽さがあります。
台形補正機能
Halo+は、強力な自動台形補正技術により、最大で45度の角度までなら正面から投影しているように投影することが可能です。
障害物検知機能
投影面にある障害物(絵や花瓶など)を自動的で感知し、瞬時に画像を縮小してくれます。
投影面によっては絵画などを壁に飾ってあることもあると思います。
そんな時も、しっかりと絵画を避けて投影してくれます。
オートフォーカス
オートフォーカスも速く、設置後わずか数秒で動画を視聴可能な状態にすることができます。
スクリーンサイズの自動検出機能
キャンプ時にスクリーンに投影することもあると思います。
その際もスクリーンのサイズを自動で検知し調整してくれるので、面倒な調整は不必要です。
900 ANSIルーメンとモバイルプロジェクター史上最高の明るさ
Halo+はモバイルプロジェクター史上最高の明るさである、900ANSIルーメンとなっています。
その明るさは、同社の据え置き型ホームプロジェクター「Elfin」よりも明るく、これまでレビューしてきたモバイルプロジェクターの中でも1番の明るさになっています。
据え置き型のプロジェクターは900ANSIルーメンを超えるものも多くあり、900ANSIルーメンはそこまで明るくないだろいうと思っていましたが、正直Halo+の900ANSIルーメンは非常に明るく感じました。
日中、日中でカーテンをしめた状態、夜間の3つの時間帯で比較してみました。
やはり日中の日が入る部屋での投影は厳しいものがありますが、カーテンを閉めた状態でなら十分視聴可能な明るさです。
また、夜間の電気がついている部屋でも問題なく使用することが可能です。
ですが、映画館のように真っ暗な環境で見た方が、コンテンツに集中することができそうです。
フルHDの高精細な画質とHDR10、X-VUE2.0の鮮明な色彩
モバイルプロジェクターはHD画質のものが多い中、Halo+はフルHD(1920×1080)と高画質になっています。
後述する「HORIZON Pro」の4K画質と比較しても見劣りしないほど高精細な画質です。
4Kのモデルのプロジェクターと比較してしまうと画質の違いを感じることができますが、Halo+単体でみた場合は非常に高精細に感じます。
HDR10の高いコンストラスト比
Halo+は、HDR10の高いコンストラスト比を実現しています。
HDR10は10bit(明暗差を1024段階で表現)、最大10,000ニトの明るさを表現することが可能です。
このため、明暗さをはっきりと表現することが可能になり、SF映画のような暗いシーンの中で惑星などの明るい映像があるようなシーンでも明暗差のある表現が可能になります。
X-VUE2.0の色彩豊かな映像
Halo+は、後述する4Kプロジェクターにも採用されているXGIMI独自の画像エンジンシステム「X-VUE2.0」が採用されています。
映像の鮮明さを向上させ色彩の細かいところまで投影することが可能になります。
ドキュメンタリーやオープンワールドのゲームをする際に、色彩豊かな映像美を体感することができます。
Halo+は高画質だけでなく、高音質も実現しています。
世界的オーディオメーカーHarman/Kardon社の5Wのスピーカーが2基搭載されており、迫力のある音楽体験を実現してくれます。
映画やゲームなどは音質が良ければ良いほど、作品に没頭することができます。
背面にHalo+を設置し映画を視聴してみましたが、小さなボディからは想像できないほどのサウンドでまるで映画館にいるような臨場感を感じることができました。
また、Bluetoothを通じてスピーカーとしても活用することができるので、映画館並みのサウンドで音楽を楽しむことも可能です。
最大200インチの大画面で投影可能
Halo+は、最大200インチの大画面で投影することが可能です。
キャンプ場などの屋外でも複数名でコンテンツを楽しむこともできます。
また、ある程度近い距離でも投影することが可能ですので、ワンルームの一人暮らしの家でもプロジェクターでコンテンツを楽しむこともできます。
2時間視聴可能なバッテリー
Halo+は113.5mmの小さなボディに、59Wのバッテリーが搭載されています。
2時間の連続再生が可能ですので、屋外でも映画1本分程度は視聴が可能です。
しかし、2時間以上のコンテンツもあるのでモバイルバッテリーやポータブル電源などがあると屋外でも安心して利用することができます。
消費電力が96Wですので、100Wの給電に対応しているものを選択すると良いでしょう。
ZENDURE SuperTankを実機レビュー!USB PD 100W出力対応の大容量モバイルバッテリー – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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Android TV 10.0搭載
Android TV 10.0が搭載されているので、Disney+、Hule、Prime Videoなどの動画配信サービスやYouTubeなどを大画面で楽しむことができます。
付属のリモコンにはGoogle Assistantが搭載されているので、音声のみでコンテンツの検索も可能です。
XGIMI Halo+の実機レビュー
前章ではHalo+の特徴について詳しく紹介してきました。
本章では、デザインなどについて紹介したいと思います。
近未来感あるスタイリッシュなデザイン
Halo+は全体的にアルミのボディになっており、スタイリッシュで非常にかっこいいです。
サイズも500mlのペットボトル1本分程度の高さなので、使用しない時は部屋に飾っておいてもおしゃれなインテリアのようです。
豊富な入力端子
Halo+の端子類は以下の通りです。
入出力端子
- DC×1
- HDMIx1
- USB 2.0×1
- ヘッドホン端子×1
左から、AC、ヘッドホン端子、HDMI、USB-A、電源ボタンとなっています。
HDMI端子があることでPCやBlu-rayプレイヤー、Nintendo SwitchやPS5などの映像を投影することもできますし、USB端子からは写真やドキュメントなどの投影も可能です。
同梱物
Halo+の同梱物は以下の通りです。
同梱品一覧
- 電源ケーブル
- ユーザーガイド
- リモコン
ケーブルが2mほどと比較的長いので、ある程度距離のあるところからでも給電しながら投影が可能です。
直感的操作しやすいリモコン
Halo+に付属しているリモコンはシンプルなので、直感的に操作することが可能です。
底面にはボリュームとフォーカスを切り替えるボタンがあるので、手動でフォーカスの調整もすることも可能です。
ファンの音と発熱について
Halo+は非常に静音設計となっており、ノイズレベルも30dBとなっています。
映画などの無音のシーンではコーというファンの音が聞こえますが、基本的には音楽やセリフにかき消されるので全く問題ないです。
また、発熱に関してですが、背面の大きな通気口から風が常に出ており、映画を2時間再生しましたが排出口がある背面はほんのり暖かくなり程度でした。
側面や前面は金属部分がしっかりと冷やされており冷たさも感じます。
角度調整用の脚や三脚で場所を選ばない
Halo+の底面には、角度調整用のスタンドが内蔵されています。
このスタンドを使用することで若干の角度が生まれ、目線を高くすることが可能です。
また、三脚穴が空いているので、さらに高さや角度をつけたい場合は、三脚を使用することで色々な場所に設置することが可能です。
Halo+のデザインにあいまったスタンドがXGIMIから販売しているので、こちらと合わせるとさらに良さそうです。
XGIMI Halo+の気になるポイント
ここまではXGIMI Halo+の特徴を紹介してきましたが、気になるポイントもいくつかありましたので紹介したいと思います。
デザインが近未来的すぎるかも
前述している通り、Halo+は全体をグレーに近いアルミで覆われており、スタリッシュなデザインになっています。
木目調のナチュラルな家庭では、他の家具との調和しずらくなってしまいます。
ホワイトなどもう少しナチュラルな家具に合うようなカラーバリエーションがあると、良いと思いました。
バッテリー容量がもう少し欲しい
Halo+は最大で2時間のバッテリー持ちとなっています。
この時間は非常に微妙で、2時間越えの映画もあるので一本見終わるか見終われないかという時間になっています。
3時間までのバッテリー容量であれば出先でもモバイルバッテリーなどが必要なくなるので、あと少しバッテリー容量が欲しかったところです。
XGIMI史上最上級の画質と音質を兼ね備えた「HORIZON Pro」
HORIZON Proは、3840×2160の4K画質で業界最高レベルの画質と、Harman/Kardon のHi-Fiサウンドを搭載したプロジェクターになっています。
また、2200ANSIルーメンと高輝度で日中でも視聴可能な明るさを実現しています。
XGIMI HORIZON Proの特徴
XGIMI HORIZON Proの特徴は以下の通りです。
XGIMI HORIZON Proの特徴
- 3840☓2160の4K画質
- 最大300インチで投影可能
- 2200ANSIルーメンの高輝度
- わずか6秒で起動
- 業界最先端の自動補正技術
- 10bit、110%のDCI P3
- HDR 10 × HLG
- 自動明るさ調整
- HORIZON Pro 専用に開発された2基のフルレンジスピーカー搭載
- ゲームモード利用時には35msの低遅延
- 豊富な拡張端子
- テュフラインランド認証を取得した低ブルーライト設計
XGIMI HORIZON Proのスペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
タイプ | ホームプロジェクター |
投影方式 | DLP |
解像度 | 4K(3840×2160) |
アスペクト比 | 16:9 |
輝度 | 2200 ANSIルーメン |
コントラスト比 | 非公表 |
投影サイズ | 30インチ@0.80m 〜300インチ@7.96m |
台形補正 | 自動台形補正(水平/垂直) |
オートフォーカス | あり |
HDR対応 | HDR10 HLG |
3D対応 | あり |
スピーカー | 8W×2(Harman Kardon) |
搭載OS | Android TV 10.0 |
内蔵ストレージ | 32GB |
インターフェース | DC×1 HDMI 2.0×2 USB 2.0×2 LANx1 ヘッドホン端子×1 光デジタル端子×1 |
Wi-Fi | 2.4/5GHz(802.11a/b/g/n) |
Bluetooth | 5.0 |
設置方法 | フロント リア(反転) シーリング(天井吊り下げ) テーブルトップ(スタンド) |
電源 | AC |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約218.4mm×136.2mm×208.4mm |
重さ | 約2.9kg |
公式税込価格 (2022年4月現在) |
176,880円 |
XGIMI HORIZON Proの特徴を詳しく紹介
それでは、実機レビューを用いてHORIZON Proの特徴を詳しく紹介していきます。
4Kの高画質・最大投影サイズは300インチ
HORIZON ProはXGIMI史上最高画質の3840☓2160の4K画質となっています。
その高精細な映像は目を見張るほど美しく、最高の映像体験を得ることができます。
正直、Halo+の映像を見たときはフルHDで十分だと感じましたが、HORIZON Proの4K画質は鮮明差の違いを如実に感じました。
特に100インチ近くの大画面で投影する際は、4K画質のプロジェクターを選択した方が良いと思われます。
10bitの色深度、110%のDCI-P3の色域に対応
HORIZON Proは高画質だけでなく、色彩豊かな鮮やかな色を見事に表現してくれます。
10bitの色深度で約10億6433万色の同時表示が可能です。
また、色域は110%のDCI-P3に対応しているため、滑らかに色彩豊かな映像表現が可能になります。
写真内の映像元:『SO SATISFYING DESSERTS 8K ULTRA HD • So Yummy And Delicious Dessert with Relaxing Music 8K TV』 – YouTubeより
HDR10 技術とHybrid Log Gammaの映像体験
前述しているHalo+にも使用されているHDR10 技術がHORIZON Proにも使用されています。
最大10,000ニトの明るさと高いコントラスト比で明暗さのある映像も綺麗に表現することが可能になります。
また、放送局などで使用されている規格のHybrid Log Gamma(HLG)に対応しているため、HDRに対応していない従来の映像(SDR)でも、美しい映像を表現することができます。
AIで自動で明るさを調整
HORIZON Proには光学センサーが内蔵されており、AIと連携することで障害物や周囲の明るさの変化を検知し輝度を自動で調整できます。
視聴している場所に合わせて明るさを自動で調整してくれるので、暗い部屋で明るすぎるということもなく、映画などの長時間の視聴でも目に優しい設計です。
2200ANSIルーメンの高輝度
HORIZON Proは2200ANSIルーメンと高輝度を実現しています。
その明るさは、日中でも視聴可能なほど明るくなっています。
下図の写真は昼の12時頃に撮影した写真ですが、十分視聴可能な明るさになっています。
900ANSIルーメンの「Halo+」と比較してみると、明るさの違いが感じられます。
起動から視聴可能までわずか6秒
HORIZON Proは、Halo+同様に強力な画面調整機能が備わっています。
サイドテーブルやソファーの横からなど、投影面に対して正面からでなくても、最大で45度までの角度からでなら投影することが可能です。
また、これらの機能はプロジェクターを起動後に瞬時に自動的に行われるので、電源を入れてからわずか6秒で動画視聴可能な状態になります。
シアタークオリティの臨場感あるサウンド
HORIZON Proは、専用に開発された2基のフルレンジスピーカーを搭載しています。
これにより、映画館並みの臨場感ある音楽体験を実現しています。
Halo+と比較すると、音の広がるの違いを感じることができます。
また、DTS Studio Sound技術により、飛行機などの戦闘シーンでは右から左へ駆け抜ける立体感のあるサウンドやセリフの明瞭度を向上することができるなど、映画を視聴するのにピッタシなサウンドを実現しています。
ゲームモードで低遅延でプレイ可能
HDMI端子にNintendo SwitchやPlayStationなどを接続することで、大画面でゲームをプレイすることが可能です。
設定からゲームモードに変えることができるのですが、ゲームモード時は35msの遅延で操作することが可能です。
リフレッシュレートが60Hz(ヘルツ)なのでFPSのようなゲームは難しいかもしれませんが、マリオカートのような応答速度が求められるゲームでも快適にプレイすることができます。
XGIMI HORIZON Proの実機レビュー
前章ではHORIZON Proの特徴について詳しく紹介してきました。
本章では、デザインなどについて紹介したいと思います。
重厚感あふれるスペースグレー
HORIZON ProはHalo+と比較して、より濃いグレーの色をしています。
MacBookのシルバーとスペースグレーのようなカラー展開となっています。
とても重厚感があるデザインでかっこいいです。
真四角に近い形をしているので、鉄製のラックなどに置いておくとインテリアとしても映えるデザインとなっています。
豊富な入力端子
HORIZON Proは豊富な入出力端子が備わっており、手が届きにくい場所に設置してもケーブルを抜き差しする必要はなさそうです。
入出力端子
- HDMI 2.0×2
- USB 2.0×2
- LANx1
- ヘッドホン端子×1
- 光デジタル端子×1
左から、AC、光デジタル端子、USB-A×2、HDMI×2、LANケーブル、ヘッドホン端子となっています。
光デジタル端子が搭載されているのでホームシアター用のスピーカーを接続することも可能ですし、LANケーブルがあるので有線接続で安定したコンテンツ視聴も可能です。
HDMIも2つ搭載されているので、ゲーム機とブルーレイプレイヤーなど複数台の機器を接続することもできます。
同梱物
HORIZON Proの同梱物は以下の通りです。
同梱品一覧
- 電源ケーブル
- ユーザーガイド
- リモコン
さすが、Proシリーズということもあり、付属のリモコンも高級感があります。
HORIZON Proに合わせた高級感のあるリモコン
上記で説明しておりますが、HORIZON Proに付属のリモコンは非常に高級感があります。
Halo+のリモコンはプラスチックでしたが、HORIZON Proのリモコンはアルミ素材になっています。
また、電池を入れる部分も背面にあるボタンを押し込むだけで現れます。
こういった細かなデザインが、良いものを購入した時の喜びだったりもします。
ファンの音と発熱
HORIZON ProもHalo+は非常に静音設計となっており、ノイズレベルは30dBとなっています。
本体がHalo+よりも大きいため、ファンから出る排熱の量も大きくなっています。
そのため、近くにあるものなどの影響はHalo+よりも大きくなります。
ゲーム機などを横に置く際は、排気口のそばに置かないように注意が必要です。
三脚を使用することで好きな角度場所から投影可能
HORIZON Proは、幅218.4mmと少々大きめのプロジェクターなので置き場所にも制限されることもあるかと思います。
裏面に三脚穴が空いているので、三脚を使用することで好きな場所や高さから投影することが可能になります。
また、自動補正機能により斜めからでも投影することが可能ですので、三脚にプロジェクターを設置してソファーの横から投影するといったこともできます。
2.9kgとカメラなどと比較して重量があるので、安定感のある三脚を使用することをおすすめします。
XGIMI HORIZON Proの気になるポイント
ここまではXGIMI HORIZON Proの特徴を紹介してきましたが、気になるポイントもいくつかありましたので紹介したいと思います。
リモコンが少々重たい
前述している通り、HORIZON Proに付属されているリモコンはアルミの素材でできているため、重量がそこそこあります。
Halo+のリモコンが63gに対して、HORIZON Proのリモコンは99gとなっています。
僕などは動画配信サービスでコンテンツを5分ほどザッピングすることもあるのですが、その際にリモコンの重さが気になりました。
電源アダプターがでかい
消費電力が200WもあるのでHORIZON Proの電源アダプターはかなり大きくなっています。
Halo+のアダプターと比較してみても倍以上の大きさがあり、重量もかなりあります。
高い場所に設置する際などはこのアダプターが宙吊りになってしまうことも考えられますので、電源アダプターの取り扱いには注意が必要です。
Halo+とHORIZON Proどっちがおすすめ?
Halo+とHORIZON Pro、両機種ともに良い部分がたくさんあり迷われる部分も多くあると思います。
複数の部屋やアウトドアでの利用、また一人暮らしの手狭な部屋での利用も視野に入れているのであればモバイルプロジェクターであるHalo+がおすすです。
高画質、高煇度を求めるのであれば、間違いなくHORIZON Proがおすすめです。
一方で同時にHalo+とHORIZON Proの2機種を試すことができたからこそ、一般家庭ではHalo+でも画質、煇度ともに十分だと考えます。
プロジェクターはまずお試しレンタルを
高額でいきなり購入するのは、設置場所があるのかわからない、明るさや画質を確かめたいという方、まずはレンタルしてみるのも一つの手です。
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