ZENDURE SuperTankを実機レビュー!USB PD 100W出力対応の大容量モバイルバッテリー
更新日2024/11/26
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旅行や出張、アウトドアで活躍するガジェットといえばモバイルバッテリー。リモートワークをしている昨今、モバイルバッテリーを新調しようと考えている方も少なくないと思います。
ですが、いざ自身にあったモバイルバッテリーを探そうにも、どの製品も似たりよったりで決め手に悩んでしまうかもしれません。
そこで、この記事では「ZENDURE SuperTank」の製品特徴と実機レビューを紹介しますので、特にデザイン性も考慮してモバイルバッテリーを選びたい方は参考にしてください。
もくじ
ZENDURE SuperTankの特長
「ZENDURE SuperTank」は高出力かつ超大容量のモバイルバッテリーです。
一般的なモバイルバッテリーには見られない機能も搭載しており、ポータブル電源をそのまま携帯サイズにギュッと押し込んだような性能を有しています。
- 27,000mAhの超大容量(飛行機持ち込みも可)
- 出力数は最大100Wまで対応※バッテリー残量50%以上の場合
- 「USB PD」「QC 3.0」の急速充電規格に対応
- 唯一無二のスタイリッシュなデザイン
- 充電の方向を変更できる双方向変換機能
- ひと目でわかりやすいLEDディスプレイ
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製品スペック一覧表
項目 | スペック詳細 |
---|---|
バッテリー容量 | 27,000mAh / 99.9Wh |
搭載ポート | USB-C×2(USB PD) USB-A×2(内1つはQC 3.0と互換性) |
最大出力 | 合計138W ・USB-C①:100W(20V/5A) ・USB-C②:60W(20V/3A) ・USB-A①:18W(5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A,) ・USB-A②:15W(5V/3A) |
入力 | 100W(20V/5A) ※最短2時間でフル充電完了 |
搭載機能 | パススルー機能充電 X-Chargeモード(低電流モード) 双方向変換スイッチ LEDディスプレイ |
使用環境 | 使用時:0度〜45度 保管時:-20度〜65度 |
カラー | ブルー/ブラック/シルバー |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約119mm73×mm×40mm |
重さ | 約500g |
Amazon税込価格 (2021年月4日30現在) |
17,980円 |
実機レビュー
「ZENDURE SuperTank」の外箱が扉絵のようになっており、“魅せるモバイルバッテリー”であることがパッケージからも読み取ることができます。
セット内容
「ZENDURE SuperTank」に同梱されるセット内容は以下のとおりです。
オリジナルステッカーがロゴをゴリ押ししていないので、普段使っているガジェットやノートに使いやすいと思います。
- モバイルバッテリー本体
- USB-C to USB-Cケーブル
- オリジナルステッカー
- ユーザーマニュアル
モバイルバッテリーらしくないデザイン
モバイルバッテリーと言えば無機質な「The ガジェット」感をイメージする方も多いと思いますが、「ZENDURE SuperTank」は全くそんなことを感じさせない製品です。
カラーバリエーションもブルー/ブラック/シルバーと展開し、まるでリモワのスーツケースのような高級感を漂わせています。
モバイルバッテリーとして使わないときは、写真のようにデスクやラックに飾ってもおしゃれです。
知らない人からすれば、モバイルバッテリーに見えないデザインであることが、「ZENDURE SuperTank」の魅力の1つだと言えます。
27,000mAhの超大容量ながらコンパクト
「ZENDURE SuperTank」は27,000mAh(99.9Wh)の超大容量タイプながら、非常にコンパクトなサイズ感になっています。
写真で並べているのは、 26,800mAhの「Anker PowerCore+ 26800 PD 45W」ですが、約3分の2くらいのコンパクトさです。
その代わり厚みはAnker製の1.5倍強となりますが、筆者的には厚みがあっても短めのほうが持ち運びしやすいので嬉しいポイントです。
合計最大138W出力!ノートPC2台の同時充電も可能
「ZENDURE SuperTank」はモバイルバッテリーながら、ポータブル電源並みのUSB出力を有しているのも大きな特長です。
合計最大出力は138WとなりノートPC2台の同時充電も可能です。(ただしどちらもフル充電するにはバッテリー容量が足りないかも)
またUSB PD(Power Delivery)/QC 3.0(Quick Charge)の急速充電規格にも対応しているため、様々なモバイル端末・電子機器のフルスピード充電を可能にします。
USB種類 | 入出力 | 出力数 | 急速充電規格 |
---|---|---|---|
USB-C① | 入出力 | 最大100W | USB PD |
USB-C② | 出力 | 最大60W | USB PD |
USB-A① | 出力 | 最大18W | QC 3.0 |
USB-A② | 出力 | 最大15W | – |
100W出力のUSB-Cポートは、バッテリー残量が50%未満になるとデバイス保護のため60Wの出力電力に切り替わります。
バッテリー残量が分かりやすいLEDディスプレイ
モバイルバッテリーには珍しく、LEDディスプレイが搭載されているのも「ZENDURE SuperTank」の特長です。こういう面でもミニポータブル電源感があります。
他メーカーのモバイルバッテリーだとライト点灯数でざっとした残量しか把握することができませんが、「ZENDURE SuperTank」なら1%単位で確認できるので微妙な使用量のコントロールもしやすいです。
ZENDURE SuperTank使ってみた感想
「ZENDURE SuperTank」を数日間使ってみたのですが、自宅に据え置きの電源かつUSBハブとしても活用できるので非常に満足度の高いモバイルバッテリーでした。
他にも感じたことや記事になったことがありましたので、いくつか紹介したいと思います。
多彩なUSBポートの使い勝手が良い
「ZENDURE SuperTank」のもう一つ上の上位機種に「ZENDURE SuperTank Pro」があります。その製品のUSBポートは4つともType-Cです。まさに今の時代に合った製品だとは思うのですが、まだまだUSB-AやmicroUSBの充電方式を採用したデバイスも多いことから、「ZENDURE SuperTank」のほうが使い勝手がよいと感じます。
例えば筆者の携帯する電子機器でいえば、ミラーレスカメラはUSB-A to microUSB、アンドロイドスマホ(OPPO Reno3 A,QC 2.0)はUSB-A to USB-C、iPhone(USB PD)はUSB-C to Lightningケーブルとありますので、出力の異なる2種類のUSBポートを搭載する「ZENDURE SuperTank」は、使い分けの観点からしても分かりやすいです。
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充電時間が早い
「ZENDURE SuperTank」は100W入力により最短2時間でフル充電を完了できます。27,000mAhの容量から考えると非常に短い充電時間です。
残念ながら筆者は100W出力の電源アダプタを持っていなかったため、61Wの電源アダプタ(ZENDURE SuperPort 61W)で0%から充電してみたのですが、約4時間ほどでフル充電になりました。これでも十分短い充電時間だと思います。
USB PDの100W入出力に対応するポータブル電源やモバイルバッテリーは増えておりますが、それに対応するデバイスがまだまだ少ないと感じるので、対応製品が増えれば「ZENDURE SuperTank」が活躍する機会も増えそうです。
パススルー給電が便利
パススルー給電できるモバイルバッテリーはあまりなく、あったとしてもバッテリーと接続機器の同時充電ができないタイプだったりします。(接続機器のフル充電をしてからバッテリー充電と切り替えるタイプ)
一方で「ZENDURE SuperTank」のパススルー給電はバッテリーと接続機器を同時に充電できるので、短時間でできるだけ多くの機器を充電したい時に最適です。
パススルー充電は充電回数を意図せず増やしてしまい、バッテリーの経年劣化を早めることもあります。そのため、できるだけ長く「ZENDURE SuperTank」を使っていく予定なら、パススルー充電はここぞというとき以外は使わないようにするのがよいでしょう。
500gの重さはあまり気にならないかも
超大容量ということもあり、「ZENDURE SuperTank」はモバイルバッテリーの中でも重い部類に入ります。実際、手に持つとずっしりと重さを感じます。
ただし高出力かつ超大容量を求めている方ならば、普段からノートPC・カメラ・その他電子機器と常に重装備のケースも多いので、「ZENDURE SuperTank」の重さがデメリットかと言われれば、「個人による」というのが正確かもしれません。
筆者的には「ZENDURE SuperTank」は外出先の据え置きバッテリーとして携帯するのにぴったりなので、重さは全く気になりませんでした。
ポータブル電源並みの性能を持つおしゃれなモバイルバッテリー
「ZENDURE SuperTank」はまさにポータブル電源に近いモバイルバッテリーです。一般的なモバイルバッテリーにはない機能や性能を有しているため、今お使いのモバイルバッテリーに不満がある方にはぴったりかもしれません。
モバイルバッテリー選びに置いて、性能に加えデザインも重視したい方は、「ZENDURE SuperTank」が最適な選択になるかもしれませんので、検討してみてください。
最上位機種のZendure SuperTank Proならお試しできる
家電レンタルの「Rentio(レンティオ)」では、最短7泊8日からZendure SuperTank Proのレンタルができます。
「SuperTank Pro」は4つのUSB-Cポートを搭載し、各ポート100W出力のUSB PD、合計出力も最大138Wまで対応します。
モバイルバッテリーとしては非常に珍しいファームウェアアップデートも行えますので、常に最新の充電技術(ソフトウェア)で使い続けられます。
まずは最上位機種の「SuperTank Pro」を使ってみて、「SuperTank」とどちらが自身の利用状況に合っているか確認してから購入を検討してみてはいかがでしょうか?
ポータブル電源やモバイルバッテリーはレンタルがおすすめ
旅行やキャンプなど短期間利用や購入前に試してみたい場合は、モバイルバッテリーのレンタルがおすすめです。
家電レンタルの「Rentio(レンティオ)」では、最短3泊4日からモバイルバッテリーやポータブル電源のレンタルが可能です。
カメラなど旅行に役立つアイテムと一緒に借りられるので、普段より容量の大きいモバイルバッテリーを使いたい方は、ぜひ試してみてください。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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