圧倒的な人気を誇るAnkerのおすすめモバイルバッテリーですが、スマホやタブレットだけでなくノートパソコン向けに充電できる製品を探している方も少なくないと思います。
ノートパソコンの充電には少なくとも20,000mAh以上の超大容量であること、それから一定水準の電力出力数が求められます。
そこで、この記事ではAnkerモバイルバッテリー超大容量モデル(20,000mAh〜)の選び方と機種比較を行いましたので参考にしてください。
Anker(アンカー)モバイルバッテリーの特徴は次の記事でもご確認ください。
Ankerのモバイルバッテリー全28種を一覧表で比較!選び方と容量別おすすめを解説します – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Anker(アンカー)のモバイルバッテリー超大容量タイプ20,000mAh〜の特徴
Anker(アンカー)のモバイルバッテリーには「コンパクト(3000mAh〜)」「大容量(10000mAh〜)」「超大容量(20000mAh〜)」の3つのタイプがありますが、「超大容量(20000mAh〜)」には以下のような特徴があります。
- 十分すぎるバッテリー容量
- 複数台充電に対応
- 最大出力W数から自分に合ったものを選べる
総じて言えば旅行や出張、災害時の備えに安心のモバイルバッテリーと言えるでしょう。
十分すぎるバッテリー容量
「超大容量(20000mAh〜)」のモバイルバッテリーは、スマホを約7〜8回フル充電できるほど余裕のあるバッテリー容量に魅力があります。
旅行や出張はもちろん、災害時の備えにも安心できるのでおすすめです。
複数台充電に対応
また「超大容量(20000mAh〜)」のモバイルバッテリーは「コンパクト(3000mAh〜)」や「超大容量(20000mAh〜)」と比べて出力ポートが多いのも特徴です。
最大3つの出力ポートの製品がありますので、複数のモバイル端末を同時に充電することができます。
バッテリー容量 | 出力ポート数 |
---|---|
コンパクト(3000mAh〜) | 1〜2つ |
大容量(10000mAh〜) | 1〜2つ |
超大容量(20000mAh〜) | 2〜3つ |
最大出力W数から自分に合ったものを選べる
Ankerの超大容量(20000mAh〜)モバイルバッテリーはバッテリー容量だけでなく、お持ちの端末機器によって最大出力W数から選べることも魅力の1つです。
最大出力数が30Wを超えるモデルならノートパソコンの充電にも使えますので、ノマドワーカーやビジネスシーンで利用することも検討している方におすすめです。
出力W数 | 充電可能な端末機器 | |||
---|---|---|---|---|
スマホ | タブレット | 薄型ノートパソコン (Macbook Air,Chromebookなど) |
ノートパソコン (Lenovoなど) |
|
12W〜 | ◯ | × | × | × |
18W | ◯ | ◯ | × | × |
30W〜 | ◯ | ◯ | ◯ | × |
45W〜 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Anker(アンカー)のモバイルバッテリー超大容量タイプ20,000mAh〜の選び方
ここからは、超大容量タイプ(20,000mAh〜)のAnkerモバイルバッテリー選びで重要となる選び方のポイントについて紹介していきます。
価格以外では次の5項目に注目して絞り込んでみましょう。
- 急速充電対応を選ぶ
- 最大出力数で選ぶ
- 出力ポートで選ぶ
- 低電流モードの有無で選ぶ
急速充電対応を選ぶ
充電スピードを重視したい方は急速充電への対応のモバイルバッテリーを選ぶことが重要です。
急速充電にはいくつか規格がありますが、Ankerモバイルバッテリーでは機種によって、代表的なPower Delivery (USB PD)とQuick Charge(QC)、Anker独自のPowerIQ/PowerIQ 2.0に対応しています。
機能 | 詳細 | 対応機種 |
---|---|---|
Power Delivery(USB PD) | USB Type-Cに対応した最大100W出力の急速充電規格。充電するデジタル機器・充電に使うモバイルバッテリーやUSB急速充電器・その2つを繋ぐケーブルの3点全てがUSB PDに対応した製品でなければならない | PowerCore+ 19000 PD,PowerCore Essential 20000 PD,PowerCore Speed 20000 PD,PowerCore+ 26800 PD 45W |
Quick Charge(QC) | QUALCOMM社が開発した最大18W出力のAndroid機器の急速充電規格。充電するデジタル機器・充電に使うモバイルバッテリーやUSB急速充電器・その2つを繋ぐケーブルの3点全てがQCに対応した製品でなければならない | PowerCore II 20000,PowerCore Speed 20000,PowerCore+ 19000 PD,PowerCore Essential 20000 PD |
PowerIQ | Anker独自の最大12W出力の急速充電規格。接続された機器を自動的に検知し、その機器に適した最大スピードで急速充電が可能 | 全ての超大容量(20000mAh〜)サイズに搭載 |
PowerIQ 2.0 | Anker独自の最大18W出力の急速充電規格。接続された機器を即座に認識し、その機器に適した最大スピードで急速充電するための電力も自動調整 | PowerCore II 20000,PowerCore+ 19000 PD,PowerCore Essential 20000 PD |
中でも、Type-CのUSBケーブルを使って急速充電ができる「USB PD(Power Delivery)」は、最大100Wの大きな電力の供給を行うことができる給電規格ということで注目を集めています。
USB PDの端末のスマホ(iPhone8以降、Xperia XZ1以降、Galaxy S8以降のモデルなど)やタブレットPCをお持ちの場合は、モバイルバッテリーもUSB PD対応のものを用意することで従来よりも短い時間で充電が可能になります。
最大出力数で選ぶ
Ankerの超大容量タイプ(20,000mAh〜)モバイルバッテリーは最大出力が12W〜45Wまで幅広いラインナップが揃っています。
充電する端末/機器によって必要な出力数が異なりますので、適切な出力数のモバイルバッテリーを選ぶようにしましょう。
また、出力数が大きければ大きいほど汎用性は高くなりますが、その分購入価格が高くなりますのでバランスを意識することも重要です。
最大出力数(W) | 製品名 |
---|---|
12W | PowerCore Essential 20000,PowerCore 20100,PowerCore 20000 Redux |
15W | PowerCore 26800 |
18W | PowerCore II 20000,PowerCore Essential 20000 PD |
24W | PowerCore Speed 20000,PowerCore Speed 20000 PD |
27W | PowerCore+ 19000 PD |
45W | PowerCore+ 26800 PD 45W |
出力ポートで選ぶ
充電したい端末/機器のUSBケーブルによって、モバイルバッテリーの出力ポート(充電ケーブルの差し込み口)から選ぶことも重要です。USBタイプがモバイルバッテリーのケーブルと端末で一致しないと充電できませんので気をつけてください。
USBタイプは主に2種類あり、最も多く採用されている長方形状の差し込み口の「Type-A」、最新のiPhoneなど上下の区別がない楕円形状の差し込み口の「Type-C」があります。
製品名 | USBタイプ | |
---|---|---|
出力 | 入力 | |
PowerCore Essential 20000 | USB-A(12W)×2 | MicroUSB(10W),USB-C(10W) |
PowerCore 20100 | USB-A(12W)×2 | MicroUSB(10W) |
PowerCore 20000 Redux | USB-A(12W)×2 | MicroUSB(10W) |
PowerCore II 20000 | USB-A(18W),USB-A (12W) | MicroUSB(18W) |
PowerCore Speed 20000 | USB-A(24W),USB-A(10W) | MicroUSB(18W) |
PowerCore 26800 | USB-A(15W)×3 | MicroUSB(10W)×2 |
PowerCore+ 19000 PD | USB-C(27W),USB-A(15W),USB-A(10W) | USB-C(30W) |
PowerCore Essential 20000 PD | USB-C(18W),USB-A(18W) | USB-C(18W) |
PowerCore Speed 20000 PD | USB-C(24W),USB-A(10W) | USB-C(30W) |
PowerCore+ 26800 PD 45W | USB-C(45W),USB-A(12W)×2 | USB-C(60W) |
低電流モードの有無で選ぶ
スマホ以外にもBluetoothイヤホンなどの消費電流の小さい機器の充電にも使う予定がある方は「低電流モード」があるモバイルバッテリーを選択しましょう。
簡単な操作で「通常の充電モード」と「低電流モード」を切り替えられる製品は3種類あります。
- PowerCore Essential 20000
- PowerCore 20000 Redux
- PowerCore Essential 20000 PD
Ankerモバイルバッテリー大容量モデル(20,000mAh〜)のおすすめ機種
Ankerのモバイルバッテリー超大容量モデル(20,000mAh〜)は十分すぎるほどのバッテリー容量がありますので、長時間電源を確保できない場所を移動するときや、防災目的として用意するのに安心できることができます。
そんな超大容量モデル(20,000mAh〜)のなかで、特におすすめしたいモバイルバッテリーを4つ紹介したいと思います。
- PowerCore 20100【20100mAh/定番ロングセラー】
- PowerCore Essential 20000【20000mAh/薄型】
- PowerCore Essential 20000 PD【20000mAh/PD対応薄型】
- PowerCore+ 26800 PD 45W【26800mAh/PD対応ハイパワー】
PowerCore 20100【定番ロングセラー】
PowerCore 20100はPowerIQ対応のUSB-A出力ポート(12W)を2つ搭載し、合計最大出力24Wなので、2台同時充電時も出力が落ちません。
スマホを4回以上満充電できる超大容量ながら、比較的小型軽量であるのが魅力です。
日常使いから旅行、災害時の備えまで、幅広く使えるおすすめの定番モデルです。
「Anker PowerCore 20100」徹底レビュー ! 超大容量クラスの鉄板モデルを使ってみた – Rentio PRESS[レンティオプレス]
PowerCore Essential 20000【軽量薄型】
PowerCore Essential 20000は超大容量バッテリーの中でも軽くて薄いのが特徴の定番モデルです。
PowerIQ対応のUSB-A出力ポート(12W)を2つ搭載し、低電流モードにも対応していますのでスマホ以外にもBluetooth端末の充電にも最適です。
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PowerCore Essential 20000 PD【PD対応薄型】
PowerCore Essential 20000 PDは、急速充電のUSB PD(Power Delivery)に対応した超大容量モバイルバッテリーの上位モデルです。
付属のPD対応USB-C&USB-Cケーブルを使えば、最大18Wで充電できます。
(※iPhoneの急速充電に使いたい方は別売のPD対応USB-C&Lightningケーブルが必要。)
USB-AポートもPowerIQ 2.0対応で最大18Wの高出力に対応しています。
低電流モード搭載で幅広いデジタル機器にも対応した、高スペックなモバイルバッテリーです。
Anker PowerCore Essential 20000 PDの実機レビュー!定番モデルとの違いも解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
PowerCore+ 26800 PD 45W【PD対応ハイパワー】
PowerCore+ 26800 PD 45Wは、超大容量かつ最大45Wのハイパワー充電が可能な高出力モバイルバッテリーです。
PD対応の急速充電器とPD対応USB-C&USB-Cケーブルを付属しているので、入出力ともに高速で充電できます。
(※iPhoneの急速充電に使いたい方は別売のPD対応USB-C&Lightningケーブルが必要。)
他にUSB-A(12W)も2つ搭載していて、複数機器の同時充電も可能。
ハイスペックなノートPCなど、高出力を必要とする方におすすめのハイエンドモデルです。
「Anker PowerCore+ 26800 PD 45W」レビュー! 超大容量&高出力の高コスパ・トップエンドモデル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Anker(アンカー)のモバイルバッテリー超大容量タイプ20,000mAh〜の比較一覧表
Ankerの大容量モバイルバッテリーをこちらの比較一覧表にまとめました。
おすすめしたモバイルバッテリー以外のスペックも記載しているので、モバイルバッテリーの選び方も踏まえて比較検討の参考にしてください。
(※2020/7/13時点の価格)
本格派にはAnker(アンカー)のモバイルバッテリー超大容量タイプ20,000mAh〜がおすすめ
Anker(アンカー)のモバイルバッテリー超大容量タイプ20,000mAh〜は「十分すぎるバッテリー容量」「複数台充電に対応」「最大出力W数から自分に合ったものを選べる」ことから、電源を確保しづらい職業やノマドワーカー、外回りの多いビジネスマンなどの本格的に利用を考えている方におすすめのモバイルバッテリーと言えるかもしれません。
また防災の備えにも有効なことから、一家にい防災グッズと合わせて用意しておくのも良いでしょう。
↓Ankerモバイルバッテリーの他の容量が気になる方は、こちらの記事をご覧ください。
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Ankerのモバイルバッテリーはレンタルもできる
旅行や出張、キャンプなど、短期間だけモバイルバッテリーを使いたい方にはレンタルもおすすめです。
家電レンタルのRentioではAnkerも含めてレンタルできるモバイルバッテリーがたくさんあります。
カメラやポケットWi-Fiなど旅行に役立つアイテムと一緒に借りられるので、一時的に普段より容量の大きいモバイルバッテリーが必要になった場合にも、ぜひ試してみてください。
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