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モバイルバッテリーの中で圧倒的な人気を誇るAnker(アンカー)は種類や数が多いため、Ankerのおすすめモバイルバッテリーを参考にし、バッテリー容量から絞り込む方も少なくないと思います。
そこで、この記事ではAnkerの大容量モデル(10,000mAh〜19,999mAh)のモバイルバッテリーの選び方を紹介します。
現在、販売されているAnkerの大容量モデル(10,000mAh〜19,999mAh)のモバイルバッテリーから、おすすめ機種をまとめました。
もくじ
Ankerの10,000mAh〜モバイルバッテリーの特徴
Ankerのモバイルバッテリーには「コンパクト(3,000mAh〜)」「大容量(10,000mAh〜)」「超大容量(20,000mAh〜)」の3つのタイプがありますが、「大容量(10,000mAh〜)」には以下のような特徴があります。
- コンパクトで十分な大容量
- 機能と価格に応じて選べる幅が広い
- コスパが良い
総じて言えばバランスが最も良いモバイルバッテリーと言えるでしょう。
コンパクトで十分な大容量
「大容量(10000mAh〜)」のモバイルバッテリーは、スマホ2~3回程度充電できる大容量モデルでありながら200g程度の重さとコンパクトさに魅力があります。
iPhoneやGalaxyの最新モデルなら約2回、iPadなら約1回の充電が可能なので、頻繫にスマホが充電切れする方やタブレットやゲーム機などの充電にもおすすめです。
以下表はAnkerのモバイルバッテリーの容量別重量レンジをまとめたものですが、バッテリー容量が増えると重くなりますので、携帯性も考えたバランスが重要であることが分かります。
バッテリー容量 | 重量レンジ |
---|---|
コンパクト (3,000mAh〜9,999mAh) |
80g〜236g |
大容量 (10,000mAh〜19,999mAh) |
180g〜426g |
超大容量 (20,000mAh〜) |
343g〜730g |
機能と価格に応じて選べる幅が広い
10,000mAh〜クラスのモバイルバッテリーは、Ankerの中で最もラインナップが充実しており、お持ちの端末機器と期待する機能によって選べる選択肢が豊富なことも魅力の1つです。
独自規格の急速充電機能「PowerIQ」や、USB Type-Cに対応した急速充電規格である「USB PD(Power Delivery)」に対応したモデルも複数ありますので、充電したい端末機器によって選ぶことができます。
コスパが良い
Ankerの10,000mAh〜クラスの大容量モバイルバッテリーは、「コンパクト(3000mAh〜)」や「超大容量(20000mAh〜)」と比べて、コスパが良いことも特長として挙げられるでしょう。
必要なスペック、必要な機能で選んでも予算を大幅に超えることがないラインナップが揃っておりますので、適度な重さ/サイズで十分なバッテリー容量を低価格で手に入れることができます。
Anker 10,000mAh〜モバイルバッテリーの選び方
Ankerのモバイルバッテリーの中でも大容量(10,000mAh〜19,999mAh)モデルのラインナップも多く、1つに絞りきるのも一苦労だと思います。
とにかく安いものを選ぶならAnker PowerCore 10000ですが、スペックや使い勝手も含めて検討したい方のために価格以外での選び方を6項目にまとめました。
- 急速充電対応を選ぶ
- 最大出力で選ぶ
- 出力ポートで選ぶ
- 軽さで選ぶ
- 薄さで選ぶ
- 低電流モードの有無で選ぶ
急速充電対応を選ぶ
充電スピードを重視したい方は急速充電への対応と出力ワット数(W)も重要です。
急速充電にはいくつか規格がありますが、Ankerは独自技術の「Power IQ」を搭載することで複数の急速充電規格に対応する形をとっています。
「Power IQ」もバージョンによって網羅する急速充電規格が異なりますので、出力の高い急速充電規格を使用したい方はできるだけ最新版を搭載したモデルを選ぶようにしましょう。
Power IQ | 急速充電規格 |
---|---|
Power IQ 3.0 (Gen2) | USB PD(出力アップ) Apple 2.4 Quick Charge 2.0 Quick Charge 3.0 |
Power IQ 3.0 | USB PD Apple 2.4 Quick Charge 2.0 Quick Charge 3.0 |
Power IQ 2.0 | Apple 2.4 Quick Charge 2.0 Quick Charge 3.0 |
Power IQ | Apple 2.4 |
最大出力で選ぶ
特定のスマホやノートPCの充電にモバイルバッテリーを使うなら、それらに見合った出力が必要になります。
例えばiPhoneなら20W、MacBook Airなら30W、MacBook Proなら60Wなければフルスピード充電ができません。
バッテリー容量が多いからといって最大出力も高いというわけではありませんので、どちらのスペックも必ず確認して選ぶようにしましょう。
出力ポートで選ぶ
モバイルバッテリーの出力ポートの種類や口数も重要です。
充電する端末に対応するUSB種類(USB-A/USB-C)、同時に接続できる口数と合計出力数なども確認しておきましょう。
軽さで選ぶ
モバイルバッテリーは容量も大事ですが、携帯性も考えるとサイズや重さも重要です。
バッテリー容量が多くなると重量も増えますので、一日に利用する電力や充電サイクルなども加味して考えると良いでしょう。
10,000mAhクラスのモバイルバッテリーの各容量と重量レンジを並べたものが以下表になります。できるだけバッテリー容量を考慮しながらも軽いものが欲しい方は重さあたりのバッテリー容量も参考にしてください。
バッテリー容量 | 重量レンジ | 重さあたりのバッテリー容量 |
---|---|---|
10,000mAh | 約180g〜約267g | 37.5mAh/g〜55.6mAh/g |
10,050mAh | 約195g | 51.5mAh/g |
13,000mAh | 約240g〜約255g | 51.0mAh/g〜54.2mAh/g |
13,400mAh | 約260g | 51.5mAh/g |
15,000mAh | 約269g | 55.8mAh/g |
19,000mAh | 約426g | 44.6mAh/g |
19,200mAh | 約422g | 45.5mAh/g |
薄さで選ぶ
軽さだけでなく、ポケットやバッグのサイドポケットなどに入れやすい薄さも重視したい方には厚さが20mm未満のSlimタイプがおすすめです。
薄いモバイルバッテリーは7種類ありますが、全て10,000mAhのバッテリー容量となります。それ以上の容量を望む場合は必然的に厚みを増すことになりますので、バランスを考えましょう。
Anker 大容量モデル(10,000mAh〜)のおすすめモバイルバッテリー
10,000mAh〜19,999mAhのモバイルバッテリー全10機種を、それぞれの特徴と合わせて紹介します。
Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)【10000mAh/充電器としても使用可能】
733 Power Bankは、Ankerが独自に開発した急速充電と同時充電を可能にした新たなテクノロジー「GaNPrime™」を搭載したモバイルバッテリーです。
コンセントが搭載されているので、ACからは最大で65W、モバイルバッテリーとしても30Wの出力が可能です。
10000mAhの大容量なので、スマートフォンも2回程度充電することができます。
Anker 523 Power Bank (PowerCore 10000)【10000mAh/薄型】
523 Power Bankは、10000mAhと大容量ながら1.6cmと薄型の設計です。
最大22.5Wでの充電が可能で、本体の充電もPD対応の充電器を使用することで、わずか3.2時間で本体充電ができます。
Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)【10000mAh/マグネット充電対応】
633 Magnetic Batteryは、マグネット式ワイヤレス充電に対応してモバイルバッテリーです。
622 Magnetic Battery (MagGo)と似ていますが、容量が10000mAhに進化しています。
パススルー充電にも対応しているので、モバイルバッテリー本体を充電しながらスマートフォンの充電も可能です。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W【10000mAh/コンパクトなサイズ感】
PowerCore 10000 PD Redux 25Wは、超コンパクトなモバイルバッテリーです。
名前の通り25WのPDに対応しており、コンパクトでありながらタブレットなんかも充電できます。
ハイパワーですが低電流モードを搭載しているので、ワイヤレスイヤホンなどを充電する際は適切な電流で充電することも可能です。
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Anker PowerCore Fusion 10000【9700mAh/AC充電器一体型】
PowerCore Fusion 10000は、USB充電器とモバイルバッテリーが一体となったハイブリッド型のなかでも大容量&高性能な一台です。
PD対応で最大20Wの急速充電が可能。大容量なので、最新の高性能スマホにも十分満充電ができます。
普段はUSB充電器として使いながら、そのまま持ち出してモバイルバッテリーとしても使える便利なタイプです。
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Anker PowerCore III 10000 Wireless【10000mAh/ワイヤレス充電対応】
PowerCore III 10000 Wirelessは、マグネット式ワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリーです。
PD対応で最大18W出力のUSB充電に加えて、最大10Wのワイヤレス充電機能も使えるハイブリッドタイプです。
USB-C、USB-A、ワイヤレスで3台同時に充電できるのも魅力です。
Anker PowerCore 10000【10000mAh/コンパクト】
PowerCore 10000は、Amazonで4期連続ベストセラー1位にも選ばれた定番のロングセラーモデルです。
クレジットカードとほぼ同じサイズというコンパクトさと約180gの軽さは、10000mAhの大容量モデルの中では世界最小&最軽量クラス。
容量と軽さのバランスが良い、使いやすいモバイルバッテリーです。
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Anker PowerCore Solar 10000
Anker PowerCore Solar 10000は、ソーラー充電ができて非常時の備えにおすすめのモバイルバッテリーです。
最大15W出力のUSB-Aが2つ搭載されているので、いざという時にも2つの機器を同時充電することができます。
IP64防塵防水性能やライト機能など災害時に役立つ機能も搭載しているので、万が一に備えて一台用意しておくと便利です。
容量と重さ、価格のバランスが良い10,000mAh〜クラスのAnkerモバイルバッテリー
Ankerの10,000mAh〜クラス モバイルバッテリーはバッテリー容量・重さ/サイズ・販売価格のバランスが良い製品ラインです。
製品種類も多く広いニーズに対応していることから、お目当てのモバイルバッテリーが見つかりやすいカテゴリだと言えるでしょう。
「コンパクトで十分な大容量」「手頃な価格で買える」「性能は十分良い」モバイルバッテリーを探すなら、まずAnkerの大容量(10,000mAh〜19999mAh)のモバイルバッテリーから絞り込んでみましょう。
モバイルバッテリーのよくある質問
最後にモバイルバッテリーに関するよくある質問をまとめました。
モバイルバッテリーはどうやって捨てるの?
モバイルバッテリーは、燃えるゴミや燃えないゴミなどの通常のゴミとして捨てることはできません。
Ankerを含む大手のメーカーや家電量販店であれば、回収を受け付けているのでそちらでリサイクルに出す方法が一般的です。
モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?
モバイルバッテリーは「預け入れ手荷物」として受け入れておらず、手荷物として機内に持ち込む必要があります。
また、手荷物として機内に持ち込めるモバイルバッテリーにも条件があり国内線、国際線で航空会社ごとにルールが異なるので、旅行や出張で頻繁に飛行機を利用する方は持ち込みルールに沿ったモバイルバッテリーを購入する必要があります。
共通して100Wh未満であれば持ち込み可能ですので、100Wh未満の容量のものを選択するとよいでしょう。
モバイルバッテリーの寿命はどのくらい?
モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、300回〜500回ほど充電すると寿命になるのが一般的です。
参考例としてiPhoneのバッテリーもリチウムイオン電池が使用されており、500回の充電を繰り返したら蓄電容量が80%になるようになっています。
ただ充電回数など計測していないと思いますので、購入から2年近く時間が経過していて毎日のようにしようと充電を繰り返していた場合は、寿命と考えて良いかと思います。
Ankerのモバイルバッテリーはレンタルもできる
旅行や出張、キャンプなど、短期間だけモバイルバッテリーを使いたい方にはレンタルもおすすめです。
家電レンタルのRentioではAnkerも含めてレンタルできるモバイルバッテリーがたくさんあります。
カメラなど旅行に役立つアイテムと一緒に借りられるので、一時的に普段より容量の大きいモバイルバッテリーが必要になった場合にも、ぜひ試してみてください。
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