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モバイルバッテリーのレンタルサービスを比較!選び方と目的別おすすめサービスを紹介します

まーしー/家電製品総合アドバイザー
まーしー/家電製品総合アドバイザー

更新日2024/04/21

モバイルバッテリーのレンタルサービスを比較!選び方と目的別おすすめサービスを紹介します

携帯する電子デバイスも多くなり、常備品やトラベルグッズとしてもモバイルバッテリーは欠かせない存在になっています。

しかし、
「電源が必要なときだけ使いたい」
「用意したモバイルバッテリーが使えなくなってしまった、、、」
「現地で使えれば荷物が減って良さそう」
のように、モバイルバッテリーは購入しなくても借りることでニーズを満たせることもあります。そのため、現在は様々なモバイルバッテリーのレンタルサービスが存在します。

そこで、この記事では、自身の用途に合ったサービスの手助けになればと思い、自社サービスのレンティオも含めたモバイルバッテリーのレンタルサービスを比較してみました。

この記事の執筆者:まーしー

この記事の執筆者:まーしー

家電製品総合アドバイザー。ポータブル電源やモバイルバッテリー、コーヒー家電などのジャンルを中心に書いています。

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モバイルバッテリーをレンタルするメリット

モバイルバッテリーをレンタルするメリット

モバイルバッテリーのレンタルは、必要なだけバッテリーを使用することができるため余分な出費を抑えられる可能性があることです。

他にも常に携帯する必要もなくなるので荷物の軽量化にもつながったり、緊急時でもすぐに対応できることが挙げられます。

メリット
  • 余分な出費を減らせる
  • 常に携帯する荷物を減らせる
  • 緊急時の電源確保になる

一方でデメリットは…

モバイルバッテリーをレンタルする上で注意すべきデメリットは、中長期な視点で考えた際にコストパフォーマンスが高いとは決して言えないことです。

Ankerのモバイルバッテリーには手頃な値段で高品質なラインナップが揃います。

一方でレンタルサービスのモバイルバッテリーは最低限のスペックしか用意されていないので、中長期的に考えればスペックも考えて購入したほうがコストパフォーマンスは高いかもしれません。

レンタルサービスを利用する際は、事前にレンタル期間中の使用用途や使用回数、頻度などを考えながら検討し、購入した場合と比較すると良いでしょう。

また、各社それぞれ除菌や抗菌の取り組みは頑張ってはいるものの、昨今の情勢を考えると不特定多数の利用者が触るものになるため、衛生面の心配はどうしても残ります。

モバイルバッテリーのレンタルサービスの選び方

モバイルバッテリーのレンタルサービスの選び方

モバイルバッテリーのレンタルサービスはいくつかあるため、各サービスの違いが気になると思います。

下記5つの項目を選び方のポイントに挙げてみましたので、各サービスの違いを比較しながら参考にしていただければと思います。

選び方のポイント
  • レンタル料金
  • 注文方法と受け取り方法
  • モバイルバッテリーの性能
  • 紛失・盗難・故障時の保証
  • 買取料金
  • 法人・複数個注文の可否
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レンタル料金

モバイルバッテリーのレンタル料金

最も気になるレンタル料金ですが、「ChargeSPOT」は最低30分から借りられる料金設定を用意していたり、「充レン」は借りた翌日の24時までに返却すれば48時間を1泊2日料金で借りられたりと、料金設定を詳しく見ていくと違いがよく分かりました。

例えば1時間未満の利用なら「PowerNow」、1泊2日なら「充レン」といった具合に、使用期間に応じて使い分けるとお得です。

料金設定 ChargeSPOT 充レン 充電GO HESTAチャージ PowerNow レンティオ
最低レンタル時間 30分 1泊2日 24時間 24時間 1時間 3泊4日
最低レンタル料金 165円 330円 220円 165円 110円 480円※
1日あたりのレンタル料金 480円 165円 220円 165円 660円 160円※
最長レンタル時間 120時間 96時間 168時間 168時間 120時間 12ヶ月

※レンティオのモバイルバッテリーは一部単体でのレンタルができないため、実際は上記のレンタル料金より高くなります。

注文方法と受け取り方法

注文方法と受け取り方法

注文方法はQRコードの読み込みだけで決済できる「ChargeSPOT」と「充レン」は手軽で、特に「ChargeSPOT」は店舗数も多く、支払い方法も多様で利便性で大きく勝っています。

料金設定 ChargeSPOT 充レン 充電GO HESTAチャージ PowerNow レンティオ
注文方法 ・専用アプリ
・スマホ決済アプリのQRコード読み込み
・公式LINEアカウント
・QRコード読み込み
・専用アプリ
・公式LINEアカウント
専用アプリ 専用アプリ ・公式サイト
・専用アプリ(iOSのみ)
受け取り方法 チャージスタンド設置店舗 チャージスタンド設置店舗 チャージスタンド設置店舗 チャージスタンド設置店舗 チャージスタンド設置店舗 自宅/宿泊先施設
店舗数 全国約35,000(2022/9のプレスリリース時点) 首都圏中心に約3,000箇所(2022/6のプレスリリース時点) 沖縄県内1000箇所(公式サイトより) 年内3万台設置(2022年4月のサイトリニューアル時点) 非公開
支払い方法 ・クレジットカード
・キャリア決済
・Paidy後払い
・LINE Pay
・PayPay
・メルペイ
・d払い
・クレジットカード
・キャリア決済
・LINE Pay
・PayPay
・クレジットカード
・デビットカード
・キャリア決済
・LINE Pay
・PayPay
・クレジットカード
・キャリア決済
・LINE Pay
・PayPay
・d払い
・クレジットカード
・キャリア決済
・LINE Pay
・PayPay
・クレジットカード
・AmazonPay
・GMO後払い

モバイルバッテリーの性能

モバイルバッテリーの性能

モバイルバッテリーの性能は各社で大きく変わりませんが、「充レン」の製品だけ最大出力数が大きいため、急速充電対応機種であれば充電時間の短縮が期待できます。

レンティオはモバイルバッテリーの機種を選べるため、急速充電(USB PD対応など)の用途に合わせることが可能ですが、端末に接続するケーブルは別途用意しなければいけません。

料金設定 ChargeSPOT 充レン 充電GO HESTAチャージ PowerNow レンティオ
容量 5,000mAh 5,000mAh 5,000mAh 5,000mAh 5,000mAh 10,000mAh〜
出力数 5V/2A 5V/3.5A 5V/2.1A 5V/2A 5V/2.1A 5V/2A〜
対応ケーブル microUSB
Lightning
USB Type-C
microUSB
Lightning
USB Type-C
microUSB
Lightning
USB Type-C
microUSB
Lightning
USB Type-C
microUSB
Lightning
USB Type-C
ご自身で用意

紛失・盗難、故障時の保証

紛失・盗難、故障時の保証

レンタル期間中に起きた紛失・盗難、故障時のトラブルへの各サービスの対応がこちらです。

「充レン」はLINEから注文した場合だと、故障・破損時に無料で再レンタルができるため、確実にモバイルバッテリーを用意しなければいけない状態だと注文方法から気をつけておくと便利に感じました。

紛失・盗難時は基本的に買い取ることになるようです。ただし、レンティオの場合は”製品の販売金額の100%を上限とする金額”となるので気をつけましょう。

料金設定 ChargeSPOT 充レン 充電GO HESTAチャージ PowerNow レンティオ
故障・破損
※ユーザーに過失がない場合
返金対応 代替バッテリー
※LINEから注文した場合は無料再レンタル
返金対応 コンタクトセンターに連絡 コンタクトセンターに連絡 代替品の用意
※過失がある場合は最大2,000円までの支払い
紛失・盗難 合計3,300円(利用料+1,650円) 合計4,290円(利用料+3,300円) 合計3,300円(利用料+1,760円) 合計2,805円(利用料+1,155円) 合計3,300円(利用料) 製品の販売金額の100%を上限とする金額

買取料金

買取料金

モバイルバッテリーのレンタルは各社買取料金も用意しています。

ほとんどが最長レンタル時間の利用料金+オプション料金の合計を買取料金にしていました。

買取前提だと「HESTAチャージ」が最もお得になることが分かりました。

料金設定 ChargeSPOT 充レン 充電GO HESTAチャージ PowerNow レンティオ
買取料金 合計3,300円(利用料+1,650円) 合計4,290円(利用料+3,300円) 合計3,300円(利用料+1,760円) 合計2,805円(利用料+1,155円) 合計3,300円(利用料) 商品ごとに設定

法人・複数個注文の可否

法人・複数個注文の可否

チャージスタンドを設置する店頭受取型のレンタルサービスは個人向けです。そのため、1回の手続きで原則1個までしか借りられません。

イベントや研修等の法人利用で検討する場合は、ここで紹介しているサービスの中だと請求書払いにも対応するレンティオが良いでしょう。

料金設定 ChargeSPOT 充レン 充電GO HESTAチャージ PowerNow レンティオ
法人利用 原則個人 原則個人 原則個人 原則個人 原則個人 可能
複数注文 1個/手続き 1個/手続き 可能:3個/手続き 1個/手続き 可能:上限なし
※1個あたり3,300円の保証金(与信枠)が取れる範囲
可能:1個〜希望個数のお見積り
請求書払 不可 不可 不可 不可 不可 可能

モバイルバッテリーのレンタルサービスの比較一覧表

料金設定 ChargeSPOT 充レン 充電GO HESTAチャージ PowerNow レンティオ
最低レンタル時間 30分 1泊2日 24時間 24時間 1時間 3泊4日
最低レンタル料金 165円 330円 220円 165円 110円 480円※
1日あたりのレンタル料金 480円 165円 220円 165円 660円 160円※
最長レンタル時間 120時間 96時間 168時間 168時間 120時間 12ヶ月
注文方法 ・専用アプリ
・スマホ決済アプリのQRコード読み込み
・公式LINEアカウント
・QRコード読み込み
・専用アプリ
・公式LINEアカウント
専用アプリ 専用アプリ ・公式サイト
・専用アプリ(iOSのみ)
受け取り方法 チャージスタンド設置店舗 チャージスタンド設置店舗 チャージスタンド設置店舗 チャージスタンド設置店舗 チャージスタンド設置店舗 自宅/宿泊先施設
店舗数 全国約35,000(2022/9のプレスリリース時点) 首都圏中心に約3,000箇所(2022/6のプレスリリース時点) 沖縄県内1000箇所(公式サイトより) 年内3万台設置(2022年4月のサイトリニューアル時点) 非公開
支払い方法 ・クレジットカード
・キャリア決済
・Paidy後払い
・LINE Pay
・PayPay
・メルペイ
・d払い
・クレジットカード
・キャリア決済
・LINE Pay
・PayPay
・クレジットカード
・デビットカード
・キャリア決済
・LINE Pay
・PayPay
・クレジットカード
・キャリア決済
・LINE Pay
・PayPay
・d払い
・クレジットカード
・キャリア決済
・LINE Pay
・PayPay
・クレジットカード
・AmazonPay
・GMO後払い
容量 5,000mAh 5,000mAh 5,000mAh 5,000mAh 5,000mAh 10,000mAh〜
出力数 5V/2A 5V/3.5A 5V/2.1A 5V/2A 5V/2.1A 5V/2A〜
対応ケーブル microUSB
Lightning
USB Type-C
microUSB
Lightning
USB Type-C
microUSB
Lightning
USB Type-C
microUSB
Lightning
USB Type-C
microUSB
Lightning
USB Type-C
ご自身で用意
故障・破損
※ユーザーに過失がない場合
返金対応 代替バッテリー
※LINEから注文した場合は無料再レンタル
返金対応 コンタクトセンターに連絡 コンタクトセンターに連絡 代替品の用意
※過失がある場合は最大2,000円までの支払い
紛失・盗難 合計3,300円(利用料+1,650円) 合計4,290円(利用料+3,300円) 合計3,300円(利用料+1,760円) 合計2,805円(利用料+1,155円) 合計3,300円(利用料) 製品の販売金額の100%を上限とする金額
買取料金 合計3,300円(利用料+1,650円) 合計4,290円(利用料+3,300円) 合計3,300円(利用料+1,760円) 合計2,805円(利用料+1,155円) 合計3,300円(利用料) 商品ごとに設定
法人利用 原則個人 原則個人 原則個人 原則個人 原則個人 可能
複数注文 1個/手続き 1個/手続き 可能:3個/手続き 1個/手続き 可能:上限なし
※1個あたり3,300円の保証金(与信枠)が取れる範囲
可能:1個〜希望個数のお見積り
請求書払 不可 不可 不可 不可 不可 可能

※レンティオのモバイルバッテリーは一部単体でのレンタルができないため、実際は上記のレンタル料金より高くなります。

おすすめのモバイルバッテリーレンタルサービス

各レンタルサービスの違いが分かりましたが、どれがおすすめなのか?と問われると「目的による」という回答が正直なところです。

様々な項目で比較しましたが、特に違いが出るのは以下3点になりますので、それぞれでおすすめのレンタルサービスをピックアップします。

目的別
  • 料金の安さで選ぶ
  • 受け取り店舗で選ぶ
  • 法人利用・大量注文で選ぶ

料金の安さで選ぶ

料金の安さで選ぶなら、使用時間によってお得なサービスが異なります。

まず1時間単位で小刻みに利用できるのは「ChargeSPOT」と「PowerNow」の2社で、料金では「PowerNow」のほうが安く済みます。ただし、「ChargeSPOT」は後述する受取店舗数で他を圧倒しているため、短時間の料金差であれば利便性を選択することも多いかもしれません。

なお、7日間(168時間)を超えるような使用では全サービスで買取となり料金は3,300円と並びました。3泊4日以上使う場合は、レンティオのモバイルバッテリーレンタルがお得になりますが、単品レンタルができない点に注意してください。

使用時間 お得なサービス レンタル料金
〜1時間 PowerNow 110円
1時間超〜24時間 HESTAチャージ 165円
24時間超〜48時間 ・充レン
・HESTAチャージ
330円
48時間超〜72時間 HESTAチャージ 495円
72時間超〜96時間 HESTAチャージ 660円
(条件付きでレンティオは480円〜)
96時間超〜120時間 HESTAチャージ 825円
(条件付きでレンティオは580円〜)
120時間超〜144時間 HESTAチャージ 990円
(条件付きでレンティオは680円〜)
144時間超〜168時間 HESTAチャージ 1155円
(条件付きでレンティオは780円〜)
168時間超〜 全サービス 3,300円
(条件付きでレンティオは880円〜)

受け取り店舗で選ぶ

受け取り店舗で選ぶ

受取店舗で選ぶなら「ChargeSPOT」が最も利便性の高いサービスと言えます。

その他のサービスは展開エリアを絞っている傾向が強く、どこにいってもチャージスタンドを見つけられるのは「ChargeSPOT」になるでしょう。

サービス 店舗数 主な施設
ChargeSPOT 全国約35,000 コンビニ
ディズニーリゾート

携帯ショップ
カラオケボックス
カフェ etc.
充レン 首都圏中心に約3,000箇所 コンビニ

イトーヨーカドー etc.
充電GO 沖縄県内1000箇所 空港
ファミリーマート
県内観光名所
HESTAチャージ 年内3万台設置 地方の百貨店やショップ
道の駅
キャンプ場 etc.
PowerNow 非公開
レンティオ 自宅/宿泊先の施設 etc.

法人利用・大量注文で選ぶ

法人利用・大量注文で選ぶ

モバイルバッテリーのレンタルサービスは原則個人向けに提供されているため。法人・企業の利用、イベントや複数人利用のための大量注文ならレンティオのモバイルバッテリーレンタルになります。

後払いの請求書払にも対応しており、取り扱いのない製品も場合によって用意できることもあるので法人向けの専用問い合わせフォームも用意しています。

料金設定 ChargeSPOT 充レン 充電GO HESTAチャージ PowerNow レンティオ
法人利用 原則個人 原則個人 原則個人 原則個人 原則個人 可能
複数注文 1個/手続き 1個/手続き 可能:3個/手続き 1個/手続き 可能:上限なし
※1個あたり3,300円の保証金(与信枠)が取れる範囲
可能:1個〜希望個数のお見積り
請求書払 不可 不可 不可 不可 不可 可能

モバイルバッテリーのレンタルサービスは使い分けがおすすめ

モバイルバッテリーのレンタルサービスは使い分けがおすすめ

レンタルサービスによって特色がありますので、その時の用途や使用期間に応じて複数のサービスを使い分けるのが最適解かもしれません。

使用頻度が多ければ思い切って購入したほうが、スペックの良いモバイルバッテリーも選べるのでおすすめです。

もし購入も検討している方は、おすすめのモバイルバッテリーの選び方も参考にしてみてください。 モバイルバッテリー_バナー

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