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数年前からダイソーではモバイルバッテリーを発売しており、Rentio PRESSでも過去にレビューしたことがあります。
そんなダイソーのモバイルバッテリーからTGC(東京ガールズコレクション)とコラボしたモバイルバッテリーが販売されました。
小型でパステルカラーの可愛らしいデザイン、USB-Cに対応し5,000mAhの容量と日常使いもしやすくなっています。
そんなTGCコラボしたダイソーのモバイルバッテリーを詳しくレビューしていきます。

もくじ
TGCコラボしたダイソーのモバイルバッテリーの特徴
特徴は大きく4つとなっています。
- 小型で軽量の可愛らしいデザイン
- ケーブルレスで充電できる設計
- 充電用のケーブルも付属
- スタンド付属
まずは、それぞれの特徴について詳しく紹介していきます。
スペック一覧
項目 | スペック |
---|---|
容量 | 5,000mAh |
定格容量 | 3,000mAh |
定格入力(蓄電) | 付属のケーブル使用時:最大12W(5V/2.4A) |
定格出力(充電) | カバー付き充電端子使用時:最大12W(5V/2.4A) 付属のケーブル使用時:最大10.5W(5V/2.1A) |
使用回数 | 約500回 |
充電時間 | 約2時間 |
急速充電規格 | なし |
大きさ | 本体H4.7cm×W7.9cm×D2.7cm |
重さ | 97g(ケーブル込み) |
同梱品 | USB-Cケーブル(15cm) |
価格 | 税込1,100円 |
小型で軽量の可愛らしいデザイン
TGCコラボしたダイソーのモバイルバッテリーは、パステルカラーの可愛らしいデザインが特徴的です。
今回レビューしているピンクの他に、ライムグリーンとホワイトの合計3色になっています。
非常にコンパクトな形状をしており、重量もわずか97gなのでカバンのポケットやポーチなどに入れてもかさばることはありません。
ケーブルレスで充電できる設計
従来のモバイルバッテリーはスマートフォンなどを充電する際にケーブルが必要ですが、こちらのモバイルバッテリーはUSB-C端子が付属しているので、直接スマートフォンを充電することが可能です。
本体上部にあるキャップを取り外すことで、USB-C端子が現れます。
また、こちらのキャップは本体に取り付けられているので、充電中に無くしてしまう心配もありません。
形状はまるでAnker Nano Power Bankにそっくりですが、価格は2,000円以上安く購入することが可能です。
充電用のケーブルも付属
モバイルバッテリー自体を充電するためのケーブルも本体に付属しています。
一見ストラップのようにも見えますが、上部の引っ掛け部分から取り外すことでUSB-C to USB-Cケーブルが登場します。
こちらの片方をUSB-Cに対応した充電器に接続することで、モバイルバッテリーを充電することが可能です。
充電が完了したら、また本体上部に引っ掛けることでスッキリとケーブルを収納することができます。
充電器は付属していませんので、充電器を別途購入する必要があります。
最大12Wの入力に対応していますので、それ以上の充電器が望ましいです。

スタンド付属
モバイルバッテリーの背面にはスタンドが付属しており、充電しながら動画鑑賞ができるようになっています。
iPhone 15 Proでも問題なく支えることができたので、ほとんどのスマートフォンに対応していると言えそうです。
一方で安っぽさも感じるので、何回か付け外しをしていると壊れてしまいそうな予感もします。
TGCコラボしたダイソーのモバイルバッテリーを使用してみて
しばらくこちらのモバイルバッテリーを使用してみた感想を記載したいと思います。
iPhone 15 Proの充電時間
3,274mAhあるiPhone 15 Proを充電してみた結果、0%から97%になるまで、133分かかりました。(133分でモバイルバッテリーの残量が0になったため)
経過時間 | バッテリー容量 |
---|---|
0分後 | 0% |
10分後 | 8% |
20分後 | 17% |
30分後 | 25% |
40分後 | 34% |
50分後 | 43% |
60分後 | 51% |
70分後 | 59% |
80分後 | 67% |
90分後 | 74% |
100分後 | 79% |
110分後 | 84% |
120分後 | 90% |
130分後 | 96% |
133分後 | 97% |
0%から50%までは7.5Wほどで充電がされており10分おきに大体10%ほどバッテリーの残量が増えていましたが、50%を超えたあたりから充電スピードが鈍化し6W後半くらいの出力になりました。
後半はバッテリー残量も5〜8%ずつしか増えなくなり、充電に時間がかかりました。
おそらくiPhone側で50%を超えた際にバッテリー劣化を防ぐため自動的に供給量を制御しているためかと思われますが、急いでいる際などは注意が必要です。
また、モバイルバッテリー側のバッテリーの残量もiPhoneのバッテリー残量が75%を超えたあたりで25%を切っていたので、5,000mAhフルに充電できないことがわかります。
さらにはiPhoneのバッテリー残量が95%になったあたりでインジケーターが点滅しだし、みるみる出力W数が減っていき97%の時点で電源が切れてしまったで、3,000mAhあたりが限界といったところです。
バッテリー残量が確認できる
モバイルバッテリーのバッテリー残量が確認できるのは便利だと感じました。
本体側面にあるボタンを押すことで、正面にあるインジケーターからバッテリー残量が確認できます。
25%刻みで1つずつ点灯する仕様になっており、簡単にバッテリー残量を確認することが可能です。
ケースをつけたままでも充電可能
充電端子が短いので分厚めのケースをつけたまま充電することができるのか心配でしたが、問題なく充電することができました。
また簡単に外れることはないので、充電したままスマートフォンを操作することも可能です。
パススルー充電もできる
充電端子一体型のモバイルバッテリーで重宝するのが、パススルー充電です。
パススルー充電とは、モバイルバッテリーを充電しながら、接続したデバイスも充電することが可能な充電方式のことです。
こちらのモバイルバッテリーはこの価格帯でありながら、パススルー充電に対応しています。
これなら旅行や出張時に充電器とモバイルバッテリーの2 in 1として使用することができるので、荷物を減らすことができます。
充電時間が遅い
iPhone 15 Proの充電の様子を見ても分かるとおり、充電時間が非常に遅いです。
近年は急速充電に対応したモバイルバッテリーも増えてきており、iPhone 15 Proであれば30分で50%、90分程度で満充電することができます。
そんな中、50%充電するのに1時間かかり、フル充電もできないのは残念に感じました。
小型で軽量なので、あくまでも外出時の保険に持ち歩くといった使用方法がの良さそうです。
TGCコラボしたダイソーのモバイルバッテリーは買うべき?
検証してみた結果、充電時間が遅く、iPhone 15 Proをフル充電はできない容量ですので、満足に使用できる方は限定的にも感じます。
しかし、税込1,100円という価格でデザイン製は非常に優れており、ケーブルレスで充電でき利便性も高くなっているので、低価格のモバイルバッテリーという点では優秀だと言えます。
夜までバッテリーが持つか心配いった方に、おすすめできる商品です。

モバイルバッテリーはレンタルもできる
旅行や出張、キャンプなど、短期間だけモバイルバッテリーを使いたい方にはレンタルもおすすめです。
家電レンタルのRentio[レンティオ]では、レンタルできるモバイルバッテリーを用意しています。
カメラなど旅行に役立つアイテムと一緒に借りられるので、一時的に普段より容量の大きいモバイルバッテリーが必要になった場合にも、ぜひ試してみてください。
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