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2023年6月1日からTOHOシネマズでは映画鑑賞料金が2,000円へと値上がりしており、物価高騰も相まって劇場へ映画を観に行くというハードルが高くなりつつあります。
そんな中で着実に増えてきているのが、自宅での環境でホームプロジェクターを用いた映画鑑賞ではないでしょうか。
本記事では、映画鑑賞にも最適なXGIMIの小型プロジェクター「MoGo 2 Pro」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
XGIMI「MoGo 2 Pro」について
今回紹介する「MoGo 2 Pro」は、XGIMI(エクスジミー)が展開するホームプロジェクターです。
XGIMIでは下記のようにさまざまプロジェクターを展開しています。
XGIMIのプロジェクター(一例)
- Elfin・・・価格 85,200円(税込)
- Halo+ ・・・価格 109,890円(税込)
- AURA・・・価格 329,890円(税込)
- MoGo 2・・・価格 59,900円(税込)
- MoGo 2 Pro・・・価格 80,200円(税込)
上記のモデルの中でも小型プロジェクターとして人気のMoGo 2 シリーズ、その最上位機種が「MoGo 2 Pro」です。
2023年3月30日に税込80,200円という価格で発売されました。
XGIMI MoGo 2 Proの製品スペック
XGIMIの小型プロジェクター「MoGo 2 Pro」のスペックについては、下記の表をご覧ください。
MoGo 2 Pro | |
---|---|
メーカー | XGIMI(エクスジミー) |
サイズ | 約161 x 119 x 108 mm |
重量 | 約1100g |
輝度(明るさ) | 400ISOルーメン |
画面サイズ | 40〜200インチ |
解像度 | フルHD 1920 x 1080画素 |
スピーカー | 16W(8W×2) |
OS | Android TV 11.0 |
インターフェイス | USB Type-C x 1 HDMI x 1 USB-TypeA x 1 AUX x 1 |
Wi-Fi | デュアルバンド2.4/5G Wi-Fi |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
公式税込価格 (2023年7月現在) |
80,200円 |
XGIMI MoGo 2 Proの特徴4つ
続いて、XGIMI「MoGo 2 Pro」の特徴について簡単に紹介します。
①400ISOルーメンとハリウッド仕様のD65色温度規格で本格的な映像体験
②インテリジェント環境適応技術(ISA)2.0を搭載
③4つのサウンドモードが選べる
④持ち運びできるサイズ感の小型プロジェクター
特徴①|400ISOルーメンとハリウッド仕様のD65色温度規格で本格的な映像体験
「MoGo 2 Pro」の一つ目の特徴は、ハリウッドの映画スタジオ仕様のD65色温度規格で色鮮やかな表現と、400ISOルーメンという明るさで本格的な映像体験が楽しめるところです。
解像度はフルHD(1920 x 1080)に対応しており、120インチの投影面を明るく鮮明な大画面にて映像を楽しむことができます。
特徴②|インテリジェント環境適応技術(ISA)2.0を搭載
「MoGo 2 Pro」は、XGIMI(エクスジミー)の象徴的な技術・ISA(Intelligent Screen Adaptation)テクノロジーがアップグレードされており、下記のような様々な便利機能を搭載しています。
MoGo 2 Proの便利機能
- オートフォーカス
- 自動台形補正
- 障害物自動回避機能
- スクリーンへの自動アジャスト機能
- アイ・プロテクション機能
特徴③|4つのサウンドモードが選べる
サウンド面では、8Wスピーカーユニット2基を対向配置し、最高クラスの音質を再現しています。
スポーツ、映画、ニュース、音楽の4つのモードを搭載しており、それぞれのコンテンツに応じて完璧にチューニングされた音響効果を体感、新たな視聴体験が楽しめるようになっています。
特徴④|持ち運びできるサイズ感の小型プロジェクター
「MoGo 2 Pro」のサイズ感を550mlのペットボトルと比べてみました。
本体のサイズは161 x 119 x 108 mmで、持ち運びが可能な小型プロジェクターです。
手のひらに載せてみると上写真のような感じで、重量が1,100g弱と重い印象はありませんでした。
XGIMI MoGo 2 Proの実機レビュー
それでは、XGIMI「MoGo 2 Pro」の実機を実際に使用してみたいと思います。
XGIMI MoGo 2 Pro 同梱物
プロジェクター本体の他、電源ケーブル、リモコン、リモコン用電池、クイックスタートガイド(QSG)が同梱されています。
XGIMI MoGo 2 Pro の設定方法
設定方法の下写真のように設定して進めていきます。
手順は以下の通りです。
「MoGo 2 Pro」の設定方法
-
- 起動する
- 本体とリモコンを同期させる
- 「ようこそ」の画面で言語(日本語)を選択
- 言語を日本語へ変更する
- AndroidスマートフォンでAndroid TVセットアップしますか?
- Wi-Fiに接続する
- Googleにログインする
- Googleの利用規約に同意する
- Googleサービス(位置情報の使用、Androidの改善)に同意する
- Googleアシスタントを設定する
- 複数アプリの検索結果をまとめて表示
- 他のアプリをインストール
- フォーカスと画像補正をする
- セットアップ完了
起動してからセットアップが完了するまでには約12,3分ほどを要しました。
XGIMI MoGo 2 Proを実際に使ってみた感想
ここから、XGIMI「MoGo 2 Pro」を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:色鮮やかな表現と十分な明るさが素晴らしい
小型プロジェクターながら、色鮮やかな表現と明るさで昼間の動画鑑賞も存分に楽しめました。
映し出す壁面との距離を調整することで、200インチの大画面まで大きくすることも可能です。
画面を大きくしても映像美や画質が損なわれずに迫力ある映像を堪能できました。
◯:自動台形補正とオートフォーカスがとても便利!
一番驚いた点が「MoGo 2 Pro」の自動補正機能とオートフォーカス機能です。
ホームプロジェクターを使って映画鑑賞する上で一番気を使うのが、ちょっとした衝撃や振動で崩れてしまうスクリーン。
「MoGo 2 Pro」では、崩れた際にすぐに自動で補正をしてくれる他、その補正時間がとても短く、視聴中のコンテンツを中断することもありませんでした。
またリモコンボタンには押すだけで補正してくれる補正機能ボタンも付いているので、大変便利です。
◯:小型ながら迫力ある高音質
サウンド面においても小型プロジェクターながら迫力ある高音質に驚きました。
4つの音響効果は動画鑑賞中でも変更することが可能になっており、標準で設定されている「映画」モードは高音がしっかりと出ていてダイナミクスを感じる音像です。
まるで映画館で見ているかのような迫力のあるサウンドを体感できます。
◯:どこへでも持ち運びができるコンパクトさ
「MoGo 2 Pro」は、約1,100gという軽さでどこへでも持ち運びができるコンパクトさも魅力的です。
上写真は、XGIMIの「MoGo 2 Pro」と「HORIZON Pro」の電源ケーブルを比較したものです。
本体だけでなく、電源ケーブルもすっきりコンパクトなため、嵩張ることもなく持ち運びも楽々でした。
◯:アイプロテクション機能で目に優しい配慮
「MoGo 2 Pro」から新しく搭載されたアイ・プロテクション機能もとても画期的な機能で感動しました。
赤外線によって前方にいる人の存在を検知することで、自動的に上写真のような画面を映します。
子供やペットなどの視力を保護する機能としても目に優しい配慮がある他、前を横切ることで大事なシーンを逃すことなく楽しめるのも良かったです。
△:バッテリー内蔵ではないがモバイルバッテリーに対応
軽量で持ち運べる「MoGo 2 Pro」ですが、バッテリー内蔵ではないため、出先での電源確保が必要になります。
給電方式にUSB-Cを採用されており、65W以上のモバイルバッテリーやポータブル電源でも駆動が可能。Ankerのモバイルバッテリー 737 Power Bank(最大140W)を使ってUSB-Cから充電しながら、動画鑑賞が可能でした。
◯:マルチアングル スタンドは便利な必須アイテム
「マルチアングル スタンド」は、使い勝手が格段に良くなる必須アイテムです。
底面に設置されたソケット部分に簡単に取り付けることが可能でした。
「マルチアングル スタンド」を装着することで、角度を自由に調節することができ、固定された状態で天井にもスクリーンを映し出すことができます。
より好きな角度で本格的に映画を楽しみたい方には、スクリーンの位置を自由自在に調節できる「マルチアングル スタンド」は必須なアイテムです。
プロジェクターXGIMI HORIZON Proと比較
最後に、筆者が持っているXGIMIのプロジェクター「HORIZON Pro」と比較してみました。
スペックの比較一覧は下記になります。
スペック一覧比較
項目 | MoGo 2 Pro | HORIZON Pro |
---|---|---|
メーカー | XGIMI(エクスジミー) | XGIMI(エクスジミー) |
サイズ | 約161 x 119 x 108 mm | 約208 x 218 x 136 mm |
重量 | 約1,100g | 約2,900g |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) | 4K(3840 x 2160) |
投影サイズ | 40〜200インチ | 40〜120インチ |
輝度 | 400ISOルーメン | 2200ANSIルーメン |
フォーカス調整 | オートフォーカス | オートフォーカス |
インターフェイス | USB Type-C x1 HDMI x1 USB-TypeA x1 AUX x1 |
電源端子 HDMI 2.0 x 2 USB 2.0 x 2 LAN x 1 |
オーディオ | 8Wスピーカーx2 Dolby Audio Dolby Digital Dolby Digital Plus |
Harman Kardonスピーカー8Wx2 Dolby Audio DTS Studio Sound Dolby Digital Dolby Digital Plus |
公式税込価格 (2023年7月現在) |
80,200円 | 197,890円 |
持ち運びができるサイズの「MoGo 2 Pro」に対し「HORIZON Pro」は約3倍もの重量があり、解像度や輝度、オーディオ、インターフェイスなど様々な面で異なっています。
画質を比較してみた感想として、画質の良さは「HORIZON Pro」の方が良かったです。
夜間に投影した画面上ではそこまでの画質の差は感じられませんでしたが、日中の投影では「HORIZON Pro」の方がより画質良く見えました。
また「Horizon Pro」のスピーカーは、世界的音響メーカー『Harman/Kardon社』のサウンドデザインを採用しているため、音のパワーの差は歴然で、音質にも違いがあるように感じられました。
「MoGo 2 Pro」はどこへでも持ち運びが可能な小型サイズ感やモバイルバッテリーで駆動する点、自動台形補正、オートフォーカス、アイ・プロテクションといった機能がとても便利で、より長く愛用できるような工夫がされています。
お値段も手頃な価格帯である「MoGo 2 Pro」は、ハイエンドなプロジェクターよりもちょっと良いプロジェクターをお探しの方にぴったりな商品ではないでしょうか。
XGIMI MoGo 2 Proは初めての方にもおすすめな多彩な機能を有する小型プロジェクター
XGIMIのプロジェクター「XGIMI MoGo 2 Pro」を紹介してきました。
持ち運びできるサイズ感でありながら、自動台形補正、オートフォーカス、アイプロテクションといった多機能を有しており、画質や明るさ、色彩といった肝心な部分もちゃんと素晴らしいホームプロジェクターです。
比較的安価な価格帯のため、これからプロジェクターを購入しようかと検討中の初心者の方にも自信を持っておすすめできる1台です。
プロジェクターはお試しレンタルを
プロジェクターの性能やコスパについては、実際に使用してみないとわからない部分があります。
プロジェクターは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、プロジェクターのレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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