エプソン EF-11SETをレビュー!初心者には嬉しいAndroid TV™がすぐに楽しめて持ち運 べるコンパクトなホームプロジェクター
更新日2024/11/13
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コロナ禍を経て、身近になったホームプロジェクターを用いた映画鑑賞。
NetflixをはじめHulu、YouTube™、TVerなどの動画コンテンツでは、さまざまな魅力的な作品が次々と配信されており、一家に一台と言えるほどプロジェクターの需要は拡大しています。
AnkerやXGIMI、BenQといったメーカーがプロジェクターを展開していますが、本記事ではエプソンのプロジェクター『EF-11SET』について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
エプソン『EF-11SET』について
今回紹介するプロジェクター『EF-11SET』は、プリンターやスキャナー、パソコンなどを開発・製造・販売するエプソンによるホームプロジェクターです。
プロジェクター「EF-11」とAndroid TV™端末「ELPAP12」のセットモデルとして、販売されました。
セットモデルでは、単品でそれぞれ購入するよりも、安価な価格でお得に購入することができます。
エプソン『EF-11SET』の製品スペック
エプソンプロジェクター『EF-11SET』の「EF-11」と「ELPAP12」の製品スペックについては、下記の表をご覧ください。
EF-11 | |
---|---|
メーカー | エプソン |
サイズ | 17.5 x 17.5 x 5.8 cm |
重量 | 3.1Kg |
輝度(明るさ) | 1000 ルーメン |
画面サイズ | 30〜150型 |
光源 | レーザーダイオード |
解像度 | 1920 x 1080(Full HD) |
スピーカー | 1.5Wモノラルスピーカー |
インターフェイス | HDMI® x 1 USB-TypeA x 1 |
ELPAP12 | |
---|---|
メーカー | エプソン |
サイズ | 8.6 x 3.0 x 1.2 cm |
重量 | 約28g |
ネットワーク接続 | Wi-Fi®(2.4GHz、5GHz) |
出力 | HDMI® Type A×1(HDCP 2.2) |
エプソン『EF-11SET』の特徴4つ
続いて、エプソン『EF-11SET』の特徴について簡単に4つほど紹介します。
①コンパクトサイズのレーザープロジェクター
②フルHDの高画質な映像を楽しめる
③充実した補正機能を搭載
④買ってすぐにAndroid TV™が楽しめる
特徴①|コンパクトサイズのレーザープロジェクター
エプソン『EF-11SET』は、片手で持てるコンパクトなサイズ感が特徴的です。
ホームプロジェクターと言うと、両手でないと持ち運べないような大きなサイズをイメージしますが、『EF-11SET』は片手で持ち運びができます。
寝室やリビングといった部屋への移動が楽々で、仕事での会議にも気軽に持ち運びできて使えるレーザープロジェクターです。
特徴②|フルHDの高画質な映像を楽しめる
エプソン『EF-11SET』は、コンパクトなサイズ感でありながら、フルHD(1920 x 1080)の高画質な映像を楽しむことができます。
カラーは明るい3LCD方式を採用しており、明るく自然な画質で、まるで映画館で鑑賞しているかのような気分を味わえます。
特徴③|充実した補正機能を搭載
また、エプソン『EF-11SET』には、タテ補正とヨコ補正の充実した補正機能を搭載しています。
補正の範囲が40°と広いため、プロジェクターの位置を調整することなく、斜め横からも補正が可能です。
投写距離約1.1mで50インチ、約1.5mで70インチの画面を投写できるズーム機能も搭載されているため、設置場所も制限されることなく、簡単に映像を大きな画面で楽しむことができます。
特徴④|買ってすぐにAndroid TV™が楽しめる
エプソン『EF-11SET』の一番の特徴は、買ってすぐにAndroid TV™が楽しめることです。
「ELPAP12(Android TV™端末)」をプロジェクターのサイドにあるHDMI®に挿入し、Wi-Fi®接続することで、NetflixやYouTube™、TVerといったストリーミングアプリが楽しめます。
エプソン『EF-11SET』の実機レビュー
それでは、エプソン『EF-11SET』の実機を実際に使用してみたいと思います。
エプソン『EF-11SET』の同梱物
同梱物は、プロジェクター本体の他に、Android TV™端末であるELPAP12、電源コード、ACアダプター、リモコン、かんたんスタートガイド、保証書などが同梱されています。
エプソン『EF-11SET』の設定方法
設定方法は、下写真のように設定して進めていきます。
手順は以下の通りです。
エプソン『EF-11SET』の設定方法
-
- プロジェクターEF-11にELPAP12を接続する
- 起動する
- Wi-Fi®に接続する
- ファームウェアをアップデートして最新verにする
- GoogleやNetflixにログインする
- セットアップ完了
起動してからセットアップが完了するまでは約5分ほど。比較的スムーズで簡単にセットアップが可能です。
エプソン『EF-11SET』を実際に使ってみた感想
ここから、エプソン『EF-11SET』を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:飽きがこない黒一色のシンプルで高級感のあるデザイン
エプソン『EF-11SET』は、飽きがこない黒一色のシンプルなデザインがとても良いなと思いました。
天面と側面はレザー調の質感になっていて、高級感を感じます。
小型のサイズ感のため、一度設置してもそのまま置いておかずに片付けも楽々簡単でした。
部屋の中もスッキリとした状態を保つことができて、映画鑑賞したい時に取り出したり、違う部屋への持ち運びにも便利でした。
◯:夜間だけでなく昼間でも鮮やかな映像を楽しめる
肝心な画質については、レーザーライトならではの高画質でくっきりと鮮やかな映像を楽しめる印象です。
夜間だけではなく昼間でも1,000lmの明るさではっきりとした映像を投影することができ、アニメも楽しめました。
◯:映像モードを5種類搭載
『EF-11SET』の映像モード(カラーモード)には、「ダイナミック」「ビビッド」「ブライトシネマ」「シネマ」「ナチュラル」の5種類を搭載しています。
エプソン『EF-11SET』の映像モード(カラーモード)
-
- ダイナミック・・・最も明るいモードで、明るさを優先したい場合に適している
- ビビッド・・・明るい部屋でさまざまなコンテンツを楽しむ場合に適している
- ブライトシネマ・・・明るい部屋で映画などのコンテンツを楽しむのに適している
- シネマ・・・暗い部屋で映画などのコンテンツを楽しむのに適している
- ナチュラル・・・映像の色調整を行いたい場合に適している
プロジェクターを使う時間帯や写すコンテンツによって選択肢があり、より良い画質やカラーで楽しめるようになっています。
◯:ボタン一つでYouTube™やNetflixが見られる
『EF-11SET』の「ELPAP12(Android TV™端末)」用リモコンには、YouTube™、Netflix、Google Play™のボタンが標準搭載されており、そのボタンを押すだけで、すぐにアプリを起動することができます。
映画や動画の続きが見たい場合などの普段使いにはとても便利で重宝しました。
◯:HDMI®ケーブルの接続によってPCの画面も共有できる
さらに『EF-11SET』は、HDMI®ケーブルを使うことで、PCの画面も大画面で映すことが可能でした。
PCでしか見られないファイルやデータ、動画コンテンツをプロジェクターを通して、大画面で大勢で共有できることはとても汎用性が高く、便利でした。
また、スマホの画面もワイヤレス投写できるスクリーンミラーリングに対応しています。
△:電源が2箇所は必要
エプソン『EF-11SET』を使っている上で、ちょっと残念だった点が「EF-11」と「ELPAP12」の電源が計2箇所必要なことです。
「EF-11」のインターフェイスは、「ELPAP12」を接続するHDMI®とUSB-Aが隣接しているため、接続部分が干渉してしまって上写真のように「ELPAP12」の電源を「EF-11」から確保することができない仕様になっています。
そのため、「ELPAP12」を接続してAndroid TV™を楽しむ際には、電源2箇所を確保できる状態でないと利用できませんでした。
『EF-11SET』はAndroid TV™がすぐに楽しめて持ち運べるコンパクトなホームプロジェクター
エプソンのプロジェクター『EF-11SET』を紹介してきました。
持ち運びができるサイズ感でありながら昼間でもくっきりと見える映像美を備えたホームプロジェクターです。
何よりボタンを押すだけでYouTube™やNetflixにアクセスできるため、プロジェクター初心者にもおすすめな一台ではないでしょうか。
・Android TV、YouTubeは、Google LLCの商標です。
・Netflixは、Netflix,inc.の登録商標です。
・Huluは、米国Hulu, LLC.の商標または登録商標です。
・HDMIは、米国およびその他の国々における、HDMI Licensing, LLC.の商標または登録商標です。
・Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
プロジェクターはお試しレンタルを
プロジェクターの性能やコスパについては、実際に使用してみないとわからない部分があります。
プロジェクターは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、プロジェクターのレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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