VRゴーグル「Meta Quest 3」は何ができる?詳しい使い方・操作方法を解説!おすすめVRアプリも紹介
更新日2024/09/27
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2024年2月に「Apple Vision Pro」も発売され、ますます注目を集めるVRゴーグル(HMD)。
しかし、「興味はあるけど、どんなことができるのかいまいちわからない」という方や、「買ってみたはいいものの、操作が難しくて放置してしまった」という方も多いかもしれません。
今回はそんな方に向けて、人気のVRゴーグル「Meta Quest 3」の使い方や、どんなことができるかなど、これまでの記事ではお伝えしきれなかったポイントを徹底解説。
詳しい使い方から細かい操作方法、おすすめのアプリまで紹介します。
なお、「Meta Quest 3」そのものの紹介、スペックや使用感などのレビューは下記の記事に詳しくまとめていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
Meta Quest 3(メタクエスト3)使用レビュー!ゲーム・仕事・MR体験にもおすすめな次世代のVRゴーグル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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もくじ
「Meta Quest 3」の使い方と詳しい操作方法
まずは「Meta Quest 3」の詳しい使い方を紹介していきます。
基本はスタンドアローンで動かす=本体だけで完結できる
前提として、VRゴーグルにはスマホと接続して使うタイプや、PCやゲーム機と接続して使うタイプなど様々な種類があります。
その中でも「Meta Quest」シリーズはいわゆる「スタンドアローン型」。高性能なチップやメモリなど、必要なものは全て入っているため、これ1台あればゲームから3D映像鑑賞まで、あらゆることが完結します。
PCと接続して使うこともできる
基本は単体で動かせる「Meta Quest 3」ですが、PCと接続して操作することも可能です。
PCと連動してゲームをしたい場合やSteamなどのゲームのVRモードを利用したいときはPC接続がおススメです。
特に高い性能が求められるFPSなどのゲームはゲーミングPCで動かして、映像をMeta Questで見るといったプレイも可能です。
PCと接続する場合は、「Meta Quest Link」を設定する必要があります。
接続に必要なものは以下の通りです。
- Meta Quest 3本体
- Windowsコンピューター
- Oculus PCアプリ
- Meta Quest Linkケーブル(別売り)
なお、Oculus PCアプリはこちらからダウンロードすることが可能です。
接続方法は、別売りのケーブル「Meta Quest Link」を用いた有線接続と無線接続「Air Link」の2通りを選ぶことができますが、基本的には有線接続が推奨されています。
実際、筆者もAir Linkを試してみましたが、設定が悪かったのか、上手くPCが検出されませんでした。PCとの接続は有線接続が最も確実でおすすめです。
操作の基本はコントローラー
Meta Quest 3の操作は、基本的には付属のコントローラーで行います。
コントローラーは基本的にゲームのコントローラーと同じような仕組みで、6つのボタンと2つのアナログスティック、そして4つのトリガーがあります。
操作感としては、PlayStation5などのゲーム用コントローラーをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。実際、コントローラーが2つに分かれているだけで、操作方法もほとんど変わりません。
通常の操作で使うボタンはあまり多くないので、ほとんどの場合、操作は右手だけで完結させることができます。
基本的な画面構成は画像の様になっています。メイン画面の下にあるコントロールバーでライブラリを呼び出したり、モードを切り替えたりなど細かい操作が可能です。
ハンドジェスチャーで操作することもできる
コントローラーの他に、ハンドジェスチャーで簡単な操作をすることも可能です。
コントローラーとハンドジェスチャーの切り替えはとても簡単で、コントローラーを机の上などに置くだけ。あらかじめ設定しておけば、コントローラーが置かれたことを自動的に検知して、スムーズにハンドジェスチャーに切り替えてくれます。
ハンドジェスチャーをする際は自分の視界(=画面)の中に手が映るようにして操作をします。基本的なジェスチャーは「人差し指と親指をくっつける」ことで、これがマウスでいうクリックのような役目を果たします。
人差し指と親指をくっつけるとそこからポインターが伸びてウィンドウやアイコンをつかむことができ、つかんだウィンドウはそのまま移動させることもできます。
また、画面をドラッグした状態でポインターを上に向けると、画面をスクロールすることもできます。
トラックパッドのような操作感をイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。
ハンドジェスチャー中にメニューを呼び出したい時は、手のひらを自分の側に見せてから、親指と人差し指をくっつけ、手をOK サインの形にします。
するとクイックメニューが表示されるのでそこから画面位置の調整やマイクミュートなどの操作もすぐに行えますし、通常メニューを呼び出すことも可能です。
ハンドジェスチャーはコントローラーと比べるとできることが少なく、精度の問題で思うとおりに操作できないこともあるのですが、慣れてくればかなりスムーズに操作できるようになります。
ちょっとした操作はコントローラーなしでできるので、ゴーグルを使う際のハードルが一つ下がったと感じますし、何より未来感があって楽しいのがいいところです。
「パススルー」と「イマーシブ」を切り替えて操作できる
ゴーグルの外側が見える「パススルー」モードとVRの世界に入りこめる「イマーシブ」モードを自由に切り替えることができます。
Meta Quest 3で大幅に進化したパススルー機能を使うことで、日常使っているデスクの上空に仮想ディスプレイを置くといった使い方もできるようになりました。ゴーグル外の様子も見ながらアプリを使えるので、より日常生活で使いやすくなったと感じます。
まだ操作性に難はありますが、パススルー機能とハンドジェスチャーを組み合わせることでまるでSF映画のような体験も実現できます。
空間を大きく使ってマルチディスプレイを操作できる
VRゴーグルのメリットのひとつが視界の360°すべてを作業スペースとして使えること。
対応アプリを使えば、PCと連動したうえでマルチディスプレイを空中に浮かべて好きな位置に配置することも可能です。
PCでやっている作業もそのまま引き継げるので、この機能がさらに進化すれば、将来的に物理ディスプレイは不要になるかもしれません。
「Meta Quest 3」ででできることとおすすめのアプリ
ここからは実際に「Meta Quest 3」でどんなことができるのか?と、それぞれおすすめのアプリを紹介していきます。
なお、アプリは「Meta Strore」からダウンロードできます。PCからでも「Meta Strore」をチェックすることはできるので、購入前にどんなアプリがあるのか?確認しておくこともおススメです。
「immersed」アプリを使ってバーチャルオフィスで作業する
先ほどご紹介したマルチディスプレイを使用する際におすすめなのが「immersed」アプリです。「immersed」はVRゴーグル上でバーチャルオフィスを再現できるアプリで、利用しているパソコンとリンクして使うことができます。
使用の際はあらかじめPCにImmersed Agentをインストールして、ログインできる状態にしておくとスムーズです。
PCとの連携も簡単で、アプリを立ち上げてログインしたらペアリングコードを入力するだけ。
PC画面を引き継いでそのままVRゴーグル上でマルチディスプレイを展開することができます。
なお、PC自体の操作はPC本体を使用するため、キーボードやマウスはそのままPC本体のものを利用します。
キーボードはアプリ上で実際に使っているキーボードの位置を指定すると、そこだけパススルーでキーボードの実物が見える仕組みになっています。
「VRChat」で世界中の人とつながる
VRゴーグルといえば、仮想空間(メタバース)に入り込んで、その中で実際に生活するイメージを持っている方も多いかもしれません。
そんな願望をかなえてくれるのが、いわゆるメタバースプラットフォームと言われるサービス。中でも定番と言えるのが「VRChat」です。
「VRChat」を立ち上げると最初にポータルと呼ばれる各ワールドへの入り口が出てきます。
そこからポータルを通ってさまざまなワールドに入ると、ユーザー同士で実際にコミュニケーションをとることができます。
企業が公式ワールドを立ち上げたり、人気VTuberとコラボしたテーマパークのようなワールドができたりとビジネス方面での利用も活性化しています。
「FitXR」でエクササイズをする
VRゴーグルを使ってヨガやスポーツゲームなど、様々なエクササイズをすることもできます。
様々なアプリがありますが、筆者のおすすめはボクササイズができる「FitXR」。
似たようなゲームはニンテンドースイッチなどでもありますが、VRならではの臨場感、没入感がこのゲームの特徴。
前方から飛んでくるターゲットをタイミングよくパンチすることで、楽しく体を動かすことができます。
YouTube VRで360°動画やバーチャルシアターを楽しむ
VRゴーグルを使って360°動画や3D動画を楽しむのもおすすめの利用法の一つ。
Meta Questで使える動画アプリの中でも、「YouTube VR」はVR対応動画も豊富で機能も多機能で、おすすめです。
画面の近さや大きさまで細かく設定できるので、通常の動画も映画館のような迫力で楽しむことができます。背景が黒で周囲に余計なものが表示されないため、没入感が高いのもポイントです。
CGで作成されたVR動画や360°カメラで撮影された動画も豊富で、一般ユーザーが次々に投稿してくれるため、コンテンツ数が他のアプリと比べても圧倒的に多いです。
また、360°カメラを使って自身で撮影したコンテンツをアップロードして楽しむこともできるので、末永く楽しむことが可能です。
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「Steam Link」でより多くのVRゲームを楽しむ
Meta Store内には様々なVRゲームアプリが用意されていますが、Steamと接続し、ゲーミングPCを使用することでさらに多くのゲームを制限なく楽しめるようになります。
冒頭で紹介したようにPCとの有線接続も可能ですが、「Steam Link」を使えば無線接続で自身のSteamライブラリに接続することもできます。
日ごろからSteamを使っていて、VRモードで試してみたいゲームがある人にはおすすめです。
VRゴーグル「Meta Quest 3」を使いこなせば世界はもっと広がる
VRゴーグル自体は数年前から販売されていますが、昨年以来さらなる進化を遂げ、世界を広げてくれるものになりました。
日常生活のかたわら、ふとVRゴーグルを手に取れば、全くの別世界に行くことができたり、逆に現実世界に便利なディスプレイを増やせたりと、日常生活が変わるほどのインパクトを感じます。
まだまだ不便に思うことも多いものの、様々なことが改善されればスマートフォンのような生活必需品になるかもしれません。
VRゴーグルはレンティオでレンタルできる
VRゴーグルに興味が湧いたからぜひ試してみたい!そんな方におすすめなのが、レンタルでのお試し。
家電レンタルのレンティオでは、VRゴーグルのレンタルができます。
お試し利用ができるワンタイムプランとサブスクの月額制プランも用意しておりますので、目的に応じてレンタル利用を健闘してはいかがでしょうか?
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