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近年、AR(拡張現実)デバイスの進化により、「スマートグラス」がより実用的なガジェットとして注目を集めています。
XREALが展開する「XREAL 1S」は、映画鑑賞やゲームなど、さまざまなシーンで大画面映像を楽しめる高品質なAR体験が可能な高性能次世代ARグラスです。
本記事では、「XREAL 1S」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
「XREAL 1S」について
今回紹介する「XREAL 1S」は、中国のスタートアップ企業「XREAL(エックスリアル)」が2026年1月30日に発売した高性能次世代ARグラスです。
スマートフォンやPC、ゲーミングデバイスと接続することで、大画面の映像体験を楽しむことができます。
XREALが展開するARグラスは、AirシリーズとOneシリーズに分かれています。
軽量性と価格バランスを重視したAirシリーズに対し、Oneシリーズは独自開発チップ「X1」をグラス本体に内蔵した次世代モデルとなっています。
今回紹介する「XREAL 1S」は、次世代モデル・Oneシリーズの新製品です。
「XREAL 1S」の製品スペック
「XREAL 1S」のスペックについて、同じOneシリーズの「XREAL One」や「XREAL One Pro」と比較してみました。
下記の表をご覧ください。
| XREAL 1S | XREAL One | XREAL One Pro | |
|---|---|---|---|
| メーカー | XREAL | XREAL | XREAL |
| タイプ | ARグラス | ARグラス | ARグラス |
| 重量 | 82g | 82g | 87g |
| ディスプレイタイプ | SONY製 0.68インチ Micro-OLED |
SONY製 0.68インチ Micro-OLED |
SONY製 次世代 0.55インチ Micro-OLED |
| 視野角 | 52度 | 50度 | 57度 |
| ディスプレイ解像度 | 1920 x 1200 | 1920 x 1080 | 1920 x 1080 |
| リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz | 120Hz |
| 対応機器 | iPhone 15〜 Android iPad Mac Windows Steam Deck ROG Ally Nintendo Switch / Switch 2 |
iPhone 15〜 Android iPad Mac Windows Steam Deck ROG Ally Nintendo Switch PlayStation 5 Xbox |
iPhone 15〜 Android iPad Mac Windows Steam Deck ROG Ally Nintendo Switch PlayStation 5 Xbox |
| 輝度 | 700ニト | 600ニト | 700ニト |
| 販売開始時期 | 2026年1月30日 | 2025年1月17日 | 2025年7月24日 |
| 参考販売価格 | 67,980円 ※XREALでの販売価格 | 62,980円 ※XREALでの販売価格 | 84,980円 ※XREALでの販売価格 |
XREAL 1Sの特徴4つ
続いて、XREAL 1Sの特徴について簡単に4つ紹介します。
①独自開発チップ「X1」でより快適に
②新機能「REAL 3D」を搭載
③オーディオシステムSound by Boseを構築
④空間追跡カメラモジュール「XREAL Eye」
特徴①|独自開発チップ「X1」でより快適に
XREAL 1Sの特徴1つ目は、Oneシリーズの特徴でもある独自開発チップ「X1」を搭載していることです。
搭載された「X1」により、グラス単体での3DoF空間スクリーン体験を実現しています。
また「X1」は空間コンピューティングチップとして、グラス単体で2Dコンテンツを3D化できるようになった他、最大3ms M2Pの低遅延も実現し、操作もより快適になっています。
特徴②|新機能「REAL 3D」を搭載
XREAL 1Sの特徴2つ目は、新機能「REAL 3D」が搭載されていることです。
前述したように搭載された空間コンピューティングチップ「X1」によって、デバイスのみで映像をすべて自動的に「3D化」することが可能です。
「REAL 3D」の機能を使うために、下記の設定が必要です。
赤いXボタンを2回押す→メニューが表示→空間スクリーン→3D表示モード→3Dスペースをオン
上記の設定により、動画だけでなく写真も3Dで表示されるようになります。
特徴③|オーディオシステムにSound by Boseを採用
XREAL 1Sの特徴3つ目は、耳をかけるテンプル部分にオーディオシステムに「Sound by Bose」を採用していることです。
Bose監修のシネマティックサウンドを再現しており、立体音響が楽しめます。
「Sound by Bose」によって、さらに下記の機能を実現し、高い没入感を可能にしています。
- 専用ENCアップリンクノイズキャンセリングアルゴリズム
- マルチマイクアレイ構成
- Hi-Fiサウンド設計
- ダイナミックオーディオアルゴリズム
- 空間サウンド 4.0
特徴④|空間追跡カメラモジュール「XREAL Eye」
XREAL 1Sの特徴4つ目は、別売りアクセサリーとして、空間追跡カメラモジュール「XREAL Eye」が用意されていることです。
小型モジュールの「XREAL Eye」は、12MPカメラを搭載しており、グラスの鼻パッドの間に取り付けることで、写真や動画の撮影をワンタッチで簡単に行うことができます。
※XREAL Eyeを装着すると、写真・動画撮影や6DoFによるより自由なAR空間配置が可能になります。ただし、現実映像とARコンテンツを合成して録画するには、別途「XREAL Beam Pro」が必要です。
XREAL 1Sの実機レビュー
それでは、XREAL 1Sの実機を実際に使用してみたいと思います。
XREAL 1S 同梱物
箱の中にはグラス本体の他に、USB-Cケーブル、保護ケース、ノーズパッド(S/L ※Mは本体に付属済み)、クリーニングクロス、説明書や保証書が同梱されています。
XREAL 1S セッティング方法
XREAL 1Sのセッティング方法は、以下の通りです。
XREAL 1Sのセッティング方法
- デバイス(PCやスマホ、ゲーム)にケーブルで繋げる
- グラスを装着する
- 画面が表示されたら、赤いXボタンを押す
- 言語を選択する
- ブレ補正追跡モードを設定する
- モードの切り替えをする
- 画面の校正をする
- チュートリアルの終了
XREAL 1Sを実際に使ってみた感想
ここから、XREAL 1Sを実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:他のスマートグラスとは一線を画すような青を基調としたクールなデザイン
XREAL 1Sの見た目は、黒がメインの他のスマートグラスとは一線を画すような青を基調としたクールなデザインです。
筆者が持っているサングラスと比べてみても、XREAL 1Sのデザインはそこまで違いがないのがわかります。
日常使いを意識しているような自然な見た目に仕上がっていて、普段使いしやすいデザインです。
フロント部分には映像投影ユニットを内蔵しているため、サングラスよりも厚みがありますが、耳をかけるテンプル部分にはスピーカーや操作ボタンが内蔵されており、スッキリとまとまっている印象を受けました。
◯:一般的なサングラスに近い感覚で使用できる装着感
XREAL 1Sを実際に装着してみると、見た目よりも軽く感じる装着感で、長時間でも掛けやすい印象でした。
ノーズパッドは3つのサイズから選べて、細かく調整ができるためフィット感もあります。
普段使用しているサングラスやメガネと並べて比較するとサイズ感は大きめですが、スマートグラスを装着しているという違和感はそこまで感じません。
一般的なサングラスに近い感覚で使用できる点は魅力ではないでしょうか。
◯:映画館の最前列で観ているかのような没入感や迫力
iPhone 15にケーブルで接続し、YouTubeやNetflixなどの動画コンテンツを視聴してみました。
まるで映画館の最前列で映像を観ているかのような没入感や迫力が体感できます。
赤いXボタンを押すことで、視線に合わせて画面が動く追従モードや固定モードを選択できるのも便利です。
MacBookに繋げてPC作業も試してみましたが、スマートグラスを装着することで手元のキーボードが全く見えなくなるため、日頃からブラインドタッチでの操作に慣れている方でないと細かな操作はしにくい印象がありました。
◯:2Dのゲームは「REAL 3D」でよりリアルに
iPhone 15でゲーム「ブルアカ」を操作してみましたが、目の前で展開されるアクションは圧巻の面白さです。
「REAL 3D」にすることで、立体てきになり没入感が増す一方、本来は出ていないはずの部分が立体的に見えたりと細かい部分の精度は完全ではないような印象がありました。
また、「REAL 3D」での操作は目が疲れてくる感覚があり、慣れが必要かもしれません。
◯ or △ :長時間楽しむために「XREAL Neo」があると便利
XREAL 1Sは本体にバッテリーを搭載しておらず、接続したスマートフォンやPCなどのデバイスから給電を行う仕様となっています。
動画再生やゲームをしているとデバイス側のバッテリー消費は早くなり、「REAL 3D」がONの状態などの使用環境によっては「1分ごとにバッテリーが1%減る」ような感覚がありました。
動画視聴やゲームを長時間楽しむ場合には、スマートフォンとスマートグラスの両方へ安定して給電できる環境を用意しておくと安心です。
XREALからは10,000mAhの大容量バッテリー「XREAL Neo」が販売されており、組み合わせて使用することで、長時間の利用が可能になります。
△:XREAL 1Sの気になる点
XREAL 1Sを使っている中で気になった点としては、映像投影ユニットが搭載されている目の上の眉部分が熱を帯びてきて温度が高くなってくることです。
火傷するような熱さではありませんが、映像を視聴している中で熱に気を取られることがありました。
また、日常で度付きメガネを使用している方にとっては、コンタクトレンズを着用するか、もしくはスマートグラス専用の度付きインサートレンズを別途購入する必要があります。
普段使用している度付きメガネを着けた状態で、XREAL 1Sを着用してみましたが、見れないことはありませんがフィット感が薄れ、没入感は弱めになる印象でした。
さらに「REAL 3D」機能については、接続する度に設定をONにする必要があり、少し手間がかかります。
設定を維持できると、より使い勝手が良くなるのではないでしょうか。
XREAL 1Sは映画館級の没入感を体験できる次世代ARグラス
XREAL 1Sをレビューしてきました。
実際に使用してみて感じたのは、スマートグラスというよりも、「持ち運べる大画面ディスプレイ」に近い没入感があることです。
映画やゲームを目の前で体験しているような迫力があり、「REAL 3D」機能による立体感も相まって、従来のディスプレイとは異なる新しい映像体験が楽しめました。
また、一般的なサングラスに近いデザインや装着感となっており、ARグラスとしては比較的日常使いしやすい点も魅力です。
一方で、長時間利用時のバッテリー消費や本体の発熱、「REAL 3D」の設定を毎回ONにする必要があるなど、気になる部分もありました。
それでも、映像体験や没入感は非常に高く、スマートグラスやウェアラブルディスプレイに興味がある方にとって、次世代ARグラスの進化を体感できる製品になっているのではないでしょうか。
まさに映画「アバター」の世界を体験できる日も近いのではと感じたおすすめの高性能次世代ARグラスです。
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