エコバックス「DEEBOT T30 PRO OMNI」写真と動画で徹底レビュー!モップが伸びる新機能で隅々までしっかり掃除
更新日2024/11/12
ロボット掃除機カテゴリの人気記事
人気のロボット掃除機エコバックスの「DEEBOT」シリーズから、部屋の隅までしっかり吸引&水拭き掃除ができる「DEEBOT T30 PRO OMNI」が発売されました。
従来の最高級ロボット掃除機と同様に、パワフルな吸引・加圧回転式モップによる水拭き、自動ゴミ収集、自動モップ温水洗浄&熱風乾燥、マッピング、障害物回避といった機能をフル搭載。
さらにモップが伸びる新機能で、部屋の隅々までしっかり掃除できるようになりました。
掃除性能がさらに進化した全自動ロボット掃除機「DEEBOT T30 PRO OMNI」を実際に使って写真と動画で詳しくレビューしました。
気になる吸引力や水拭き性能、自動ゴミ収集&モップ洗浄機能、稼働音、障害物回避性能などについても検証していますので、購入検討の参考にご覧ください。
もくじ
「DEEBOT T30 PRO OMNI」の特徴
最新技術を搭載したロボット掃除機で人気のECOVACS(エコバックス)の「DEEBOT」シリーズ。
2024年4月19日に発売された「DEEBOT T30 PRO OMNI」は、DEEBOTシリーズのなかでも最高クラスのロボット掃除機となります。
高い掃除能力に様々な便利機能を搭載した「DEEBOT T30 PRO OMNI」の特徴について、実機の写真・動画とともにご紹介していきます。
進化した吸引&水拭き清掃
「DEEBOT T30 PRO OMNI」では、吸引・水拭き性能がどちらもパワーアップしました。
新機能「伸びるモップ」搭載で、壁際や部屋の隅までパワフルに掃除してくれます。
伸びる加圧回転式モップで隅々まで水拭き
「DEEBOT T30 PRO OMNI」は、左右2つの加圧回転式モップで床をしっかり擦りながら頑固な汚れまでしっかり水拭きできます。
水量は3段階で調節が可能で、掃除中は本体に搭載された小型の水タンクから常に水を補充しちょうどいい濡れ具合をキープしながら水拭きしてくれます。
さらに、モップが伸びて壁際ギリギリまで近づくことができるTruEdgeアダプティブエッジモップを搭載。
部屋の隅や家具周り、床に落ちている物の周辺ギリギリまでしっかりと掃除することができます。
パワフルな吸引力
吸引力は最大11,000Paと超強力。フローリングからカーペットまで、ゴミを残さず吸い込んでくれます。
さらに、毛の絡まりを防ぐ独自のZeroTangleテクノロジーを搭載。
2つの櫛歯アレイ構造で髪の毛がブラシに絡むことなく、スムーズに吸引できる構造になっています。
またメインブラシに帯電防止のV字型毛ブラシを採用することでより毛が絡まりにくく、メンテナンスの手間を減らせます。
ゴミ捨て・モップ洗浄・乾燥まで全自動でメンテナンスフリー
「DEEBOT T30 PRO OMNI」には、自動ゴミ収集・70℃の温水モップ洗浄・熱風モップ乾燥ができる全自動クリーニングステーションを搭載。
お手入れの手間を減らして毎日自動で床のキレイがキープできちゃいます。
ステーションは従来よりも体積を30%削減したコンパクトな設計で、省スペースでの設置も可能。
最高レベルの機能を搭載しながらエコバックス史上最小という嬉しい特徴満載のOMNI 全自動クリーニングステーションとなっています。
自動ゴミ収集
ステーション前面のカバーを外すと、大容量ゴミパックが内蔵されていて最大90日分のゴミを溜めておくことができます。
ゴミパックがいっぱいになったら丸ごと捨てて交換するだけでOKで、ゴミが舞い散らず手間もかかりません。
さらにゴミ収集時の音も低減されているので、使いやすさもアップしています。
自動モップ温水洗浄&熱風乾燥
モップ洗浄には70℃の温水を使用。
汚れを検知して自動でモップ洗浄の回数を調整する機能も搭載されていて、より衛生的にモップを洗うことができます。
モップ洗浄後は自動で熱風乾燥に切り替わるので、モップが濡れたまま放置されることもありません。
大容量で残量が確認しやすい透明の水タンクに加えて、モップ洗浄をするベースプレートが取り外し可能になっていて、ステーション自体のメンテナンスもしやすくなっています。
障害物回避&高精度マッピングで賢く掃除
さらに「DEEBOT T30 PRO OMNI」には賢い頭脳と多数のセンサーも搭載されていて、家中を自動で効率的に掃除してくれます。
障害物回避
赤外線センサーで障害物を3Dで認識し正確に回避する障害物回避システム「TrueDetect 3D 3.0」により、床に落ちている物や家具を賢く避けながら掃除。
カーペットを検知するとモップを自動で9mmリフトアップして吸引モードに切り替え、最大の吸引力で掃除してくれるので、カーペットを濡らさず繊維の奥までしっかりきれいにできます。
→実際の障害物回避の様子はこちら
正確なマッピング
高性能な「TrueMapping 2.0」テクノロジーが搭載されており、より正確なマップをスピーディーに作成可能です。
作成したマップは最大3枚まで保存可能で、スマホアプリから進入禁止設定やエリアごとの掃除設定、家具のレイアウトを反映した3Dマップの作成などもできます。
さらに掃除中に汚れがひどいエリアを検出すると、自動で掃除をやり直す「MagiCleanモード」も搭載。お家の床を徹底的にキレイにすることができます。
スマホアプリに加えて音声操作やフットタッチ操作も
操作はスマホアプリだけでなく、本体音声操作やフットタッチ操作といったハンズフリー操作にも対応。
ご自身のやりやすい方法で、状況に合わせてすばやく掃除を開始することができます。
本体に搭載された音声アシスタント「YIKO」では、声をかけるだけで掃除の開始・終了やステーションでの自動クリーニング、各種設定など様々な操作をすることが可能。
フットタッチコントロール機能では、バンパーを軽く足でタッチするだけで掃除を開始することができます。
価格を抑えたブラックカラーの「DEEBOT T30 OMNI」もラインナップ
11/27~12/6 Amazonブラックフライデー44%OFF!
\クーポンコード「rentio22」でさらに2%OFF/
DEEBOT T30シリーズには、機能がほぼ同じで価格を抑えたオンライン専売モデル「DEEBOT T30 OMNI」のラインナップもあります。
「T30 PRO OMNI」と「T30 OMNI」との違いは、カラー・音声操作機能・汚れを検知して水拭きをやり直す機能のみ。
それ以外のスぺックや機能は同じなので、なるべく価格を抑えたい方やインテリアに合わせてブラックのカラーが良い方におすすめのモデルです。
T30 PRO OMNI | T30 OMNI | |
---|---|---|
カラー | ホワイト | ブラック |
YIKO | あり | なし |
汚れ検知自動掃除 | あり | なし |
Amazon税込価格 | ¥179,800 | ¥169,800 |
(※価格は記事更新時点)
「DEEBOT T30 PRO OMNI」の初期設定と使い方
それでは、実際にDEEBOT T30 PRO OMNIを使っていきたいと思います。
まずは使用前の準備と初期設定、使い方などについて、実機で確認していきましょう。
- 全自動クリーニングステーション(紙パック内蔵)
- 清水タンク・汚水タンク
- ベースプレート
- 電源コード(※2ピンタイプ・3ピンタイプの2種類)
- ロボット掃除機本体(モップパッド×2)
- サイドブラシ×1
- 取扱説明書
全自動クリーニングステーションの準備
ステーションの下部に、ベースプレートをカチッとなるまで差し込み取り付けます。
背面に電源コードを接続します。アース線の接続が必要になるので、アース付きコンセントの近くに設置してください。
奥側に汚水タンク、手前に水を入れた清水タンクをセッティングしたら準備完了。
設置場所は左右各5cm・前方80cmに障害物がなく、直射日光の当たらない場所で、近くに鏡など反射物が無いところを選んでくださいね。
ロボット掃除機本体の準備
本体はほぼ完成した状態で届くので、サイドブラシ1か所をカチッと取り付けたら準備完了。
電源ボタンを3秒長押しして起動し、使用前に満充電しておきます。
スマホアプリの初期設定
本体とステーションの準備が終わったらスマホアプリの初期設定をします。
まずはスマホに専用アプリ「ECOVACS HOME」をダウンロードしましょう。
アプリを開いたら、画面の指示に従って設定を進めます。
「DEEBOT T30 PRO OMNI」はBluetoothでのペアリングに対応しているので、初期設定はとても簡単でした。
設定が完了するとガイダンスが表示されるので、初回のクイックマッピングと設定を済ませておきましょう。
「DEEBOT T30 PRO OMNI」を使って実力を検証!
それでは「DEEBOT T30 PRO OMNI」での掃除を実際に試しながら、その実力をレビューしていきたいと思います。
気になる吸引力や水拭き性能、自動ゴミ収集&モップ洗浄機能、稼働音、障害物回避性能など詳しく検証していきます。
【吸引力検証】パワフルな吸引力で重いゴミまでキレイに掃除
まずは吸引力について検証するため、こちらの4種類の擬似ゴミでテストしてみます。
吸引力:超強力、1回清掃設定で、1部屋のみをエリア指定清掃します。
清掃中の様子
清掃中の様子はこちらの動画をご覧ください。
最初に壁際を掃除した後、部屋の中央を折り返しながら直線的な動きで走行。5㎡ほどの部屋を約5分で清掃完了しました。
清掃ビフォーアフター
掃除前後の写真を比較すると、枠内のゴミに関してはほぼ完璧にキレイに掃除することができました。
1回走行清掃のため掃除済みのエリアにゴミの一部をサイドブラシで弾き出してしまい、枠外に砂利とコーヒーの粉末が若干残ってしまいましたが、次の掃除ですべて自分で掃除してくれました。
2回走行での掃除や細かく折り返して丁寧に掃除もできるので、ゴミが多い部屋に関してはそういった設定にしておくのがおすすめです。
【水拭き性能】ちょうどいい水加減でスッキリ
水拭きの様子がこちら。
2つの回転モップで床をこすりながらしっかりと拭き掃除してくれています。
水量は3段階で調節が可能ですが、いずれもビチョビチョな感じはなくちょうどいい水加減で上手に調整してくれている印象でした。
水量:低・中
水量:低・中モードでの水拭き直後は、素足で歩くとしっとりした感じでしたが、水滴はほとんど残らず見た目には水拭き後だとわからないほどでした。
数分後には乾いてさらっとした気持ち良い床に仕上がりました。
濡れすぎず、かといって乾いている感じもなく、日常的な水拭きにちょうどいい感じだと思います。
水量:高
水量:高モードでの水拭きは、やや水気が増した感じがあり直後の水滴も若干残っているのが見て取れました。
ただこちらも少し経つとサラサラに乾いて、ちょうどいい水加減でした。
水量は床の素材や汚れ具合に合わせて選ぶと良いと思いますが、とくに床の汚れが気になる場合は高モードがおすすめです。
【カーペット掃除】自動でモップリフト!素材によっては回避もおすすめ
こちらはカーペットのある部屋での水拭き掃除の様子。
カーペットを検知すると、自動でモップリフトして吸引清掃に切り替えてくれています。
ただし、我が家のカーペットだと厚みがあってタイヤが沈み込んでしまい、モップが表面に触れてしまっています。
毛足が長いカーペットなど、素材によってはモップリフトでの対応ができない場合もある点には注意が必要です。
「カーペットを迂回」設定も可能
モップリフトで対応できないカーペットの場合は、アプリの設定画面から「カーペットを迂回」する設定も可能です。
毛足の長いカーペットを敷いている場合は、こちらの設定をしておくと自動で回避してくれるので便利ですよ。
【稼働音検証】静音・標準モードなら在宅中でも使えそう
「静音 / 標準 / 最強 / 超強力」の4段階のモードごとの稼働音を騒音計で測定してみました。
静音・標準モードはほぼ同じくらい静かで、数値も~60dB程度。在宅中やお子さんのいるお家でも問題なく使えそうな印象でした。水拭きと同時に使う場合はこのくらいでも十分キレイにできそうです。
一方で60dBを超えてくる最強・超強力モードだと、同じ部屋にいるとかなりうるさく感じました。こちらは日中の外出時やゴミが多い時だけ使うのが良さそうに感じました。
お家の環境やライフスタイルに合わせて吸引力を使い分けられるのは便利ですね。
【自動ゴミ収集・モップ洗浄】ゴミ収集時の音がかなり静かに!
ステーションでの自動ゴミ収集・モップ洗浄・乾燥の様子がこちら。
ゴミ収集×2(約10秒)→モップ洗浄(約1分30秒~2分)→温風乾燥(約2時間)の順でお手入れをしてくれます。
驚いたのがゴミ収集時の音です。
2回に分けて収集するのが功を奏しているのか、70dB未満に抑えられているのはかなりすごい!
実際に耳にした印象でも、これまで使ったどのロボット掃除機よりも静かでした。
モップ洗浄時の音はそこまで大きくはないものの、時間が長いので気になる方もいるかもしれません。
スケジュール設定する場合は、時間帯やタイミングに気を付けると良いでしょう。
ゴミ収集ビフォーアフター
自動ゴミ収集前後での本体ダストボックスの様子を比較してみると、大量のゴミがしっかりキレイに収集されています。
面倒なダストボックスのゴミ捨ての手間が省けるのは、本当に嬉しいですよね。
ただやはり細かい粒や塵が徐々にダストボックスの隙間やフィルターの溝に溜まっていってしまうので、定期的に水洗いするのがおすすめです。
モップ洗浄ビフォーアフター
モップ洗浄は「標準」「念入り洗浄」の2パターンから選べます。
今回は標準モードを使い、コーヒーで汚れをつけたモップを洗浄してみたところ、このようにしっかりキレイになっていました。
洗浄後の汚水タンクにも薄めたコーヒーのような濁った水が溜まっていて、モップがキレイに洗えていることが実感できます。
温水だけでも十分キレイにできそうですが、より衛生面が気になる場合は専用の洗浄液を使うのもおすすめです。
モップ乾燥ビフォーアフター
モップ乾燥は、2時間・3時間・4時間の3パターンから選択が可能です。
写真はデフォルト設定の2時間での乾燥前後のモップですが、しっかりとカラカラに乾いていました。
濡れた状態のモップを放置しておくとニオイや雑菌の原因になってしまうので、自動で乾燥まで済ませてくれるのは衛生的ですね。
【障害物回避性能】床に落ちている物を上手に回避
家の床によく落ちていそうなケーブル・靴下・クッション・家具の脚で、障害物回避性能を検証したところ、いずれも上手に避けながら掃除することができました。
実際に使っていても、床に落ちている洋服やカバンなどをうまく避けながら掃除できており、掃除前の片付け無しでも引っかかって止まることはありませんでした。
【マッピング性能】精度が高いマップが数分で完成!
アプリのマップと実際の間取り図を並べたのがこちら。
間取り図のグレーの位置にある家具などもほぼ正確に再現されていて、非常に精度が高いことがわかります。
掃除中はリアルタイムで位置がマップに反映されますし、マッピング性能はかなり高性能ということがわかりました。
「T30 PRO OMNI」と類似モデル「T30 OMNI」「T20 OMNI」「T20e OMNI」「T10 OMNI」の違い
ECOVACSのロボット掃除機のなかで、全自動クリーニングステーションを搭載している「DEEBOT OMNI」シリーズ。
いずれも全自動ステーション・パワフルな吸引+水拭き・高度なマッピングと障害物回避機能を搭載した高性能なロボット掃除機です。
DEEBOT T30 PRO OMNIと同じTシリーズの類似モデル「T20 OMNI」「T20e OMNI」「T10 OMNI
」との違いについて比較しました。
T30 PRO OMNI / T30 OMNI / T20 OMNI / T20e OMNI / T10 OMNI 比較一覧表
5機種の違いをこちらの比較表にまとめましたので、購入検討の参考にしてみてください。
清掃力の高さを求めるなら「T30 PRO OMNI」「T30 OMNI」がおすすめ
11/27~12/6 Amazonブラックフライデー44%OFF!
\クーポンコード「rentio22」でさらに2%OFF/
11000Paの吸引力・伸びるモップなど最も清掃力が高いのが「T30 PRO OMNI」「T30 OMNI」。
70℃のモップ温水洗浄や小型化・静音化したステーションの進化も魅力です。
価格はやはり高価ですが、性能や利便性を求める方におすすめのモデルです。
コスパ重視な方には「T20e OMNI」がおすすめ
2番目に高性能な「T20 OMNI」と似た性能で高コスパなモデルが「T20e OMNI」。
モップ洗浄が温水ではない・音声操作非搭載など若干劣る部分もありますが、吸引力の高さは魅力です。
高性能な全自動ロボット掃除機をコスパ良く使いたい方におすすめの1台です。
エコバックス「DEEBOT T20 OMNI」徹底レビュー!自動ゴミ収集&モップ洗浄ができる全自動ロボット掃除機の完成形かも – Rentio PRESS[レンティオプレス]
まとめ:「DEEBOT T30 PRO OMNI」なら隅々まで掃除を任せられる
伸びるモップや70℃のモップ洗浄、小型化したステーションなど、清掃力や利便性がより進化した全自動ロボット掃除機「DEEBOT T30 PRO OMNI」。
実際に使ってみて、清掃力の高さや動きの賢さなどスペックだけでない進化を実感できました。
これ1台あれば床掃除のことを忘れて快適に過ごせる毎日も、もはや夢ではありません。
キレイ好きな方から掃除が嫌いな方まで、どんな方にもおすすめできる任せて安心のロボット掃除機「DEEBOT T30 PRO OMNI」。
ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?
11/27~12/6 Amazonブラックフライデー44%OFF!
\クーポンコード「rentio22」でさらに2%OFF/