[2024最新]iPhone 16/Plus、iPhone 16 Pro/Pro Maxの全種類の違いを比較!iPhone 15シリーズとの違いも紹介しながらおすすめのモデルも紹介
更新日2024/10/28
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2024年の9月10日にiPhoneの新シリーズであるiPhone16シリーズが発表されました。
これまでGalaxy S24やGoogle Pixelをレビューした際に、「2024年はAIスマホ元年」とも呼べる年であるといってきましたが、iPhoneでも「Apple Intelligence」というAI機能を6月のWWDCで発表し、iPhone16シリーズでいよいよ対応ということになりました。
本記事では、iPhone 16シリーズ全種類を、進化したポイントを中心にまとめていきます。
iPhone 16シリーズを購入検討している方の参考になれば幸いです。
iPhone 16の実機レビューはこちらで紹介しているので、併せて確認してみてください。
iPhone 16をレビュー!iPhone 16 Proと何が違う?カメラ性能など紹介しながらおすすめの理由も紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
もくじ
iPhone 16シリーズの特長
2024年9月に発売されたiPhone 16シリーズは、「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」の4機種になります。
それぞれのiPhone 16シリーズの特徴を紹介していきます。
iPhone 16 Pro / Pro Maxの特長
iPhone 16 Pro/Pro Maxは、iPhone 16 Proが6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxが6.9インチとなり、iPhone 16 Pro Maxに至ってはiPhone史上最大のディスプレイサイズになりました。
新色としてデザートチタニウムというゴールド系のカラーが加わり、ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ナチュラルチタニウムの合計4色展開になっています。
新たにカメラコントロールボタンが搭載され、カメラアプリ使用時にタッチやスライドといった操作に対応しています。
この他にもiPhone 16 Pro/Pro Maxではカメラ機能が進化しており、超広角カメラが4,800万画素に進化しました。
また、ビデオ撮影時は、4K 120fpsのドルビービジョンで撮影が可能になっています。
録音機能も進化しており、4つのマイクが搭載されビデオ撮影時に話者の音声を区別して録音するので、音声の加工も後から可能です。
最新のチップである「A18 Proチップ」を搭載しており、前モデルの「A17 Proチップ」と比較して、CPU性能が最大15%、GPU性能が最大20%向上しています。
MagSafeが進化し最大25W充電できるようになりWi-Fi 7にも対応しているので、日常的にも利便性が向上しています。
iPhone 16 Pro / Pro Maxの特長
- iPhone 16 Proは6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxは6.9インチとディスプレイサイズが大きくなった
- 新色デザートチタニウムが登場
- Apple Intelligenceに対応(日本での対応は来年を予定)
- カメラコントロールボタン搭載
- 4K 120fpsのドルビービジョン撮影が可能
- オーディオミックスでビデオの音声を後から編集可能
- 超広角カメラが4,800万画素に進化
- フォトグラフスタイルで撮影時に雰囲気を変更できる
- 進化した編集機能で撮影後の写真も直感的に編集可能に
- A18 Proチップを搭載しAAAゲームもより快適にプレイ可能
- 最大33時間のビデオ再生(iPhone 16 Pro Max)/最大27時間のビデオ再生(iPhone 16 Pro)
- MagSafeが進化し最大25Wでの充電が可能
- Wi-Fi 7に対応
iPhone 16 / Plusの特長
iPhone 16/Plusは、iPhone 16 Pro/Pro Maxで利用できるようになったカメラコントロールなど、Proモデルと比較して機能面でほとんど見劣りしていないのが魅力です。
従来までのiPhoneの新シリーズはProモデルと差別化を図るために、機能を一部制限していることが多くあったのですが、iPhone 16/Plusではカメラコントロールだけでなくアクションボタンも追加されています。
加えて、来年対応予定のApple Intelligenceに対応しているので、Proシリーズとほぼ同じ機能を使用することができます。
超広角カメラはマクロ撮影にも対応し、さらにはApple Vision Proで視聴可能な空間ビデオの撮影にも対応しています。
iPhone 15/Plusに搭載されていたチップはA16チップでしたが、iPhone 16/Plusでは2世代先のA18チップが搭載されています。
これにより、iPhone 15と比較してCPU性能は30%高速に、GPU性能は40%高速になりました。
ディスプレイにはCeramic Shield素材を採用することで、従来のスマートフォンよりも頑丈になっています。
iPhone 16/Plusの特長
- ウルトラマリン、ティール、ピンクの新色が加わった
- Ceramic Shield素材を採用することで、従来のスマートフォンよりも2倍頑丈になった
- ディスプレイは最大2,000ニトまで向上
- カメラコントロールボタン、アクションボタン搭載
- 超広角カメラはマクロ撮影に対応し、空間ビデオの収録も可能になった
- オーディオミックスでビデオの音声を後から編集可能
- フォトグラフスタイルで撮影時に雰囲気を変更できる
- 進化した編集機能で撮影後の写真も直感的に編集可能に
- A18チップ搭載でProシリーズ並みの性能
- 最大27時間のビデオ再生(iPhone 16 Plus)/最大22時間のビデオ再生(iPhone 16)
- Wi-Fi 7に対応
iPhone 16の詳しいレビューはこちら
iPhone 16をレビュー!iPhone 16 Proと何が違う?カメラ性能など紹介しながらおすすめの理由も紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
iPhone 16シリーズスペック一覧表
項目 | iPhone 16 | iPhone 16 Plus | iPhone 16 Pro | iPhone 16 Pro Max |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 6.1インチ Super Retina XDRディスプレイ |
6.7インチ Super Retina XDRディスプレイ |
6.3インチ Super Retina XDRディスプレイ |
6.9インチ Super Retina XDRディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | 2,556 x 1,179ピクセル解像度、460ppi | 2,796 x 1,290ピクセル解像度、460ppi | 2,622 x 1,206ピクセル解像度、460ppi | 2,868 x 1,320ピクセル解像度、460ppi |
リフレッシュレート | 60Hz | 最大120Hz | ||
最大輝度 | 最大輝度1,000ニト(標準) ピーク輝度1,600ニト(HDR) ピーク輝度2,000ニト(屋外) 最小輝度1ニト |
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写真 |
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動画 |
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SoC | A18チップ – 2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した6コアCPU – 5コアGPU |
A18 Proチップ – 2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した6コアCPU – 6コアGPU |
||
内蔵ストレージ(ROM) | 128GB/256GB/512GB | 128GB(iPhone 16 Proのみ)/256GB/512GB/1TB | ||
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) デュアルeSIMに対応 |
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通信規格 | 5G(sub6) / 4G LTE | |||
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | |||
Wi-Fi | Wi-Fi 7 | |||
NFC | Felica対応 | |||
生体認証 | Face ID(顔認証) | |||
バッテリー稼働時間 (ビデオ再生時間) |
最大22時間 | 最大27時間 | 最大27時間 | 最大33時間 |
充電規格 | USB PD(30分で最大50%充電) ※20W以上のアダプタを使用 最大25WのMagSafeワイヤレス充電(30W以上のアダプタを使用) 最大15WのQi2ワイヤレス充電 最大7.5WのQiワイヤレス充電 |
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防塵防水性能 | IP68等級 | |||
ボディ素材 | 前面:最新世代のCeramic Shield 側面:航空宇宙産業レベルのアルミニウム 後面:カラーインフューズドガラスの背面 |
前面:最新世代のCeramic Shield 側面:チタニウムのデザイン 後面:テクスチャードマットガラスの背面 |
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サイズ (高さ×幅×厚さ) |
147.6 × 71.6 × 7.80 mm | 160.9 × 77.8 × 7.80 mm | 149.6 × 71.5 × 8.25 mm | 163 × 77.6 × 8.25 mm |
重さ | 170g | 199g | 199g | 227g |
カラー | ブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリン | ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ナチュラルチタニウム、デザートチタニウム |
iPhone 15シリーズとの違い、進化したポイント
ここまでは、iPhone 16シリーズの特徴を紹介してきました。
ここでは、前モデルであるiPhone 15シリーズと比較し、進化したポイントを中心にまとめていきます。
デザイン、新色
デザイン面で大きな変化はないですが、iPhone 16 Pro/Pro MaxにはiPhone 15 Pro/Pro Maxにあったブルーチタニウムが廃止され新色であるデザートチタニウムが追加されました。
ゴールドに近い風合いのカラーになっており、高級感を感じることができます。
iPhone 16/Plusには、ウルトラマリン、ティール、ピンクの3色が新色として加わりました。
iPhone 15/Plusは淡い色合いが特徴的でしたが、iPhone 16/Plusどちらかというとはっきりとした色合いになっています。
また、iPhone 15/Plusにはなかったホワイトが復活し、ブラックと合わせて合計5色展開になっています。
カメラコントロールボタンが追加
iPhone 16 Pro/Pro Maxの大きな進化ポイントとして、カメラコントロールボタンが搭載されたことが挙げられます。
本体右側の電源ボタンの下部に追加されたボタンになっており、その名の通りカメラアプリのツールとして使用することができます。
カメラコントロールボタンを押すことでカメラアプリを起動し、スライドさせることでズームをしたり露出や被写界深度を直感的に変更することが可能です。
こういったDynamic Islandやアクションボタンなどの新機能はこれまでProシリーズのみに追加されていましたが、iPhone 16シリーズではiPhone 16/Plusにも追加されたのも特徴です。
Apple Intelligenceのために設計された史上初のiPhone
カメラコントロールボタンと並んで大きな新機能として「Apple Intelligence」への対応が挙げられます。
Apple IntelligenceはAppleが新たに生み出したAI機能であり、文章の生成や要約、画像や絵文字の生成、そしてSiriとのコミュニケーション能力が向上しています。
年内に米国から提供され、来年に日本でも使用できるようになる予定です。
また、Apple IntelligenceもiPhone 16/Plusで利用可能になっています。
A18 Proチップ、A18チップ
iPhone 16 Pro/Pro MaxはA18 Proチップ、iPhone 16/PlusにはA18チップが搭載されています。
A18 Proチップは前モデルのA17 Proチップと比較して、CPU性能が最大15%、GPU性能が最大20%向上しています。
iPhone 16/Plusに搭載されているA18チップは、iPhone 15/Plusに搭載されていたチップがA16チップでしたので、2世代先のチップになっています。
A18チップはiPhone 15/Plusと比較してCPU性能は30%高速に、GPU性能は40%高速になっています。
オーディオミックス機能搭載
主に映像制作などクリエティブ面で活躍しそうな機能として、オーディオミック機能があります。
オーディオミックスとは、ビデオ収録時に空間的にオーディオを収録しており、後から音声の聞こえ方を編集することができます。
例えば、フレーム内にいる人物だけの声を抽出したり、映画のように話者の音声を強調することが可能です。
また、iPhone 16 Pro/Pro Maxは背面に高性能マイクを4つ搭載しているので、よりリアルな会話の収録ができます。
カメラ面での進化
iPhone 16 Pro/Pro MaxとiPhone 16/Plusとではカメラ面の進化が異なります。
それぞれの進化ポイントを紹介します。
4K 120fpsのドルビービジョン撮影が可能
iPhone 16 Pro/Pro Maxは、4K 120fpsのドルビービジョン撮影が可能になりました。
これにより高画質なスローモーションの撮影が可能です。
超広角カメラが進化
iPhone 16/Plusは、超広角カメラが1,200万画素から4,800万画素に進化しました。
また、超広角カメラはマクロレンズとして使用することも可能で、さらには空間ビデオの撮影も可能になりました。
次世代のMagSafe、Wi-Fi 7に対応
iPhone 16シリーズは全モデル、次世代のMagSafeに対応しています。
最大25Wで充電することができ、最大15Wの充電が可能なQi2ワイヤレス充電にも対応しています。
また、すべてのモデルでWi-Fi 7にも対応しています。
高速な充電と通信環境を構築することが可能になっています。
アクションボタン搭載
iPhone 15 Pro/Pro Maxに新たに搭載されたアクションボタンがiPhone 16/Plusにも搭載され、iPhone 16では全てのシリーズにアクションボタンが搭載されました。
従来までの「消音モード」の切り替えスイッチがボタンになり、これまでの消音の切り替えだけでなく任意のアクションを割り当てることができるようになりました。
例えば、カメラを起動させたり、フラッシュライトをつけたり、ボイスメモを立ち上げたりすることができます。
ショートカットも割り当てることが可能ですので、任意のアプリを立ち上げたり、プレイリストを再生したりなども可能です。
iPhone 16シリーズがおすすめの人
iPhone 16シリーズの特徴を紹介してきました。
ここでは、筆者なりにiPhone 16シリーズはどんな人におすすめなのか、購入すべきなのかを考えてみました。
iPhone 16 / Plusがおすすめの人
とにかく最新のiPhoneを安く購入したいという方におすすめです。
特徴箇所でも紹介しているように、iPhone 16シリーズはProモデルにしかない機能がほぼなく、カメラコントロールボタンやApple Intelligenceなど、iPhone 16シリーズの登場に合わせて発表した新機能をiPhone 16 / Plusでほとんど使用することができます。
また、iPhone 15 Pro/Pro Maxに搭載されていたアクションボタンも搭載し、オーディオミックスやフォトグラフスタイルなどの機能も使用することが可能です。
唯一の違いとしてはカメラ機能とチップ性能のみとなっており、望遠カメラがないことと、超広角カメラが1,200万画素と画質が少いこと、チップ性能が少しだけ低いということだけとなっています。
それでいて、Wi-Fi 7も使用できるし、最大25Wでの次世代のMagSafe充電にも対応しているにも関わらず、iPhone 16の最安モデルなら12万円台で購入できます。
むしろProモデルでなくてもいいのではないかと思うほど、iPhone 16 / Plusで新しい機能を楽しめそうです。
iPhone 16の詳しいレビューはこちら
iPhone 16をレビュー!iPhone 16 Proと何が違う?カメラ性能など紹介しながらおすすめの理由も紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
iPhone 16 Pro / Pro Maxがおすすめの人
iPhone 16 Pro/Pro Maxは、iPhoneなどのスマートフォンで映像制作をおこなっている方におすすめです。
Proモデルでは4K 120fpsのハイフレームレートの撮影が可能で、4Kの高画質でスローモーションの撮影をすることができます。
また、スタジオ品質のマイクが4つ搭載されているので、よりリアルなサウンドの収録が可能になりました。
iPhone 16シリーズに新たに登場したオーディオミックス機能を使用することで、まるで映画製作のように映像内の人物の声を強調することも可能です。
超広角カメラも4,800万画素の高画質になったことで、広い範囲を撮影する際も高画質で撮影可能になりました。
iPhone 16 Pro / Pro Maxはこれまで以上に映像制作における表現の幅が広がったので、映像制作をiPhoneでおこなっている方にまさにおすすめです。
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