GoPro Hero13 Black使用レビュー!12と比較してどう進化した?バッテリー性能が向上した最新機種を徹底紹介
公開日2024/10/03
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人気のアクションカメラ「GoPro」シリーズ。
TVやYouTubeなど様々な場面での撮影にも使われるアクションカメラの先駆者的存在で、耐久性と映像の質が高いことから根強い人気があります。
そんな「GoPro」シリーズの2024年モデル「GoPro HERO 13 Black」(GoPro13)が発売されました。
最新モデルではバッテリーが一新され、レンズなどのアクセサリー類も進化し、種類が豊富になりました。
こちらの記事では前モデルとの比較や、実際の作例など、実機を用いて詳しくレビューしていきます。
前機種「GoPro HERO 12 Black」の実機レビューはこちら
GoPro HERO 12 Black実機レビュー!最新機種はどう変わった?熱性能や夜間撮影なども徹底検証! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
もくじ
「GoPro HERO 13 Black」の主なポイント・前機種との比較
「GoPro HERO 13 Black」は前機種からバッテリーを一新。
大容量1900mAhの「Enduroバッテリー」を搭載することで、撮影可能時間が向上しています。
ゴープロに装着して使える交換式レンズモッドも進化。「HBシリーズレンズ」(別売り)は自動検出に対応したレンズキットで、装着するだけで最適な設定に切り替わります。
更に底面のマウント部分が磁力式に対応。簡単に脱着できるマグネットマウント(別売り)も登場し、脱着がスムーズになりました。
その他、撮影に関する基本スペックは前機種「GoPro HERO 12 Black」(GoPro12)を踏襲。
最高画質5.3Kの美麗な画質と、強力な手ブレ補正機能「HyperSmooth (ハイパースムーズ) 6.0」、HDR対応などは、前モデルから引き継いでいます。
小型カメラの新機種「GoPro HERO」も登場
さらに、今回はもう一つのモデルとして、極小ボディで4K撮影ができる新機種「GoPro HERO」も登場。
こちらは初心者向け、エントリーモデルという位置づけで、機能が絞られている分シンプルに使用可能な1台となっています。
「GoPro HERO 13 Black」実機レビュー
それでは、早速実機を見ていきましょう!
デザインは前機種から微妙に変更あり
まずは全体のデザインから見ていきます。
基本的なフォルムはこれまでのGoProシリーズと同様ですが、前モデル「GoPro HERO 12 Black」と比較するとややデザインに変更がありました。
具体的には前面のディスプレイのガラス部分が広くなり、マイク部分のデザインもやや異なっています。
また、前モデルは夜空をイメージしたようなデザインでしたが、本モデルでは単色の黒に戻り、原点回帰といった印象です。
底面が磁力式に
底面は磁力式になり、別売りの「マグネット式ラッチマウント」を装着できるようになりました。
これにより、いわゆるクイックリリースに対応。
アクセサリーを従来よりもスピーディーに脱着できるようになり、撮りたい一瞬を逃しません。
その他、前モデルと同様にカメラマウント用のネジ穴やアタッチメント用のマウントも引き続き搭載されているので、様々なアクセサリーが利用可能です。
交換しやすくなったレンズ部分
やや地味な部分ですが、レンズ部分にくぼみができ、レンズ交換が従来よりもやりやすくなりました。
別売りの交換式レンズモッドとの交換もよりスムーズに可能です。
進化したバッテリー
わかりやすく進化したポイントがバッテリーです。
前モデルのバッテリーが1720mAhだったのに対し、本モデルは1900mAhと約10%改良されました。
形状も一新され、全く新しいバッテリーになったことで撮影可能時間も向上しています。
前モデルとはどう変わった?実際に撮影して検証してみる
今回、ベースとなる動画撮影の部分はスペック上では前モデルとほぼ変わっていません。
実際にはどうなのか、GoPro12とGoPro13で同条件で撮影し、簡単に比較動画を作成してみました。
映像上ではほぼ変わりがないように感じます。
上の画像がGoPro13で撮影した動画を切り抜いたもの。
こちらはGoPro12で撮影した動画を切り抜いたもの。
設定をなるべく同じにし、同時に撮影してみたところ、やはり大きな変化は見られませんでした。
バッテリーの熱制御や夜間撮影も基本的には大きな変化は無し
その後、同条件で30分ほどタイムラプス撮影してみたところ、どちらの機種も同様にバッテリーの発熱があり、撮影が中断することはありませんでしたが、手で持てないほど熱くなりました。
GoProの熱制御についてはしばしばユーザーから改善要望の上がるところですが、熱制御についても特に変更や改良はなさそうです。
最後に、夜間撮影についても試してみました。
体感では13の方がにじみがやや少なく、自然な映像が撮れているように感じました。
ただ、こちらもそれほど大きな変化とまでは言えないかもしれません。
手ブレ補正や4K撮影は安定の高性能
動画撮影部分に関しては大きな進化は見られなかったものの、高性能な手ブレ補正や4K撮影はもちろん健在。
今回は登山の際にも撮影してみましたが、日中に撮影する映像の高品質さについては他のアクションカメラと比べてもやはり優れていると感じました。
「GoPro HERO 13 Black」実際に使ってわかった特徴とメリットデメリット
「GoPro HERO 13 Black」を実際に使ってみて感じたメリットデメリットをまとめます。
メリット:バッテリーの進化は実感できるレベル
本モデルの大きな進化ポイントはバッテリーです。
容量が約10%向上し、バッテリー持ちは実感できるレベルで改善したと言えます。
これまでバッテリーに不満のあった方にはうれしい変化と言えるでしょう。
デメリット:古いバッテリーが使えない
メリットと表裏一体になってしまうのですが、バッテリーが一新されたことにより、形状も変更。
これまでのGoProシリーズで使われていた旧バッテリーは新しい機種では使用できなくなりました。
GoProユーザーにはバッテリーを複数持っている方も珍しくないため、古いバッテリーが使用できなくなってしまうのはやや痛手かもしれません。
デメリット:単体だと進化が実感しづらい
先述のバッテリー以外はアクセサリー関連の進化が主なため、単体のみ購入しても12からの進化は実感しづらいかもしれません。
レンズキットやマグネットマウントなどのアクセサリーとあわせて購入することをおすすめします。
アクセサリー・バッテリーが進化したGoPro新モデル。気になる方はレンタルでのお試しがおすすめ
撮影性能に関しては既に完成された感のあるGoPro。
今回のモデルでは撮影性能に大きな変化はなく、アクセサリーやバッテリー性能の強化が主な進化ポイントとなりました。
もちろん本モデルも美しい映像が撮影できる点に変わりはなく、性能に関しては必要十分といえます。
ただ、アクションカメラジャンルではOsmo Actionシリーズや夜間撮影の評価が高いInsta360 Ace Proなど、競合となるモデルも成長を続けています。
GoProシリーズはブランドとしての信頼性が高く、映像のクオリティが高い点も個人的には気に入っていますが、他のメーカーともお試しレンタルで比べてみることをおすすめします。
GoPro・アクションカメラはレンティオでレンタルできる
アクションカメラのお試しレンタルはレンティオがおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、GoProをはじめとするアクションカメラのレンタルやジンバル・スタビライザーのレンタルも提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
[レンタル] アクションカメラ・ウェアラブルカメラ 一覧 – Rentio[レンティオ]
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