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自転車の前や後ろに子供を乗せる際に、チャイルドシートは必須のアイテムです。
しかし種類が多いため、どのシートを選べばいいのかがわからないという方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、チャイルドシートのおすすめの商品を紹介します。
チャイルドシートに関するルールや選び方、子供と一緒に乗るときの注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
チャイルドシートはいつから?取り付けられる自転車は?
チャイルドシートが使える年齢や取り付けられる自転車について、詳しく見ていきましょう。
チャイルドシートをつけるときのルールは?
自転車に子供を乗せるときは、道路交通法に定められた以下のルールに従わなければなりません。
自転車チャイルドシートのルール
- 運転するのは16歳以上
- 自転車用チャイルドシートには小学校就学の始期に達するまで乗せることができる
- 子供を2人乗せる場合は幼児2人同乗基準適合車のマークがついているものを使用する
- 運転者が抱っこ紐など使う場合はおんぶのみ可能であり、前抱きは不可
- 子供を3人以上乗せての運転は不可
参照元:警視庁
また、チャイルドシートには安全基準が設けられており体重の上限があり、前乗せチャイルドシートは15kg以下、後ろ乗せチャイルドシートは24kg以下と定められています。
小学校就学の始期に達するまでとなっていますが、前乗せチャイルドシートは4歳未満などチャイルドシートによって対象年齢が設定されているので確認しましょう。
チャイルドシートに乗せられるのは1歳から
自転車にチャイルドシートを取り付けて子供を乗せられるのは、子供が1歳になってからです。
1歳未満の子供は乗せられないので、注意してください。
なお、1歳未満の子供を自転車に乗せる時は、抱っこ紐を使った後ろおんぶならOKです。
ただし、チャイルドシートをつけて子供を前後に乗せた上に、もう1人赤ちゃんをおんぶするという子供を3人以上乗せるのは禁止されています。
非常に危険なので、絶対にしないようにしましょう。
チャイルドシートが取り付けられる自転車は?
チャイルドシートを安全に取り付けるためには、子供を安全に乗せられる自転車を選ぶ必要があります。
チャイルドシートを取り付けられる自転車の条件は、以下の通りです。
チャイルドシートを取り付けられる自転車
- ハンドルがオールランダーやスポーツ車、特殊形状ではない
- スタンドが両立タイプである
- 子供を2人乗せる場合は幼児2人同乗基準適合車のマークがついているもの
- 後ろ乗せチャイルドシートを付ける場合は、クラス27もしくはそれ以上のクラス
- 後輪にドレスガードを装着している
チャイルドシートはいわゆるママチャリと呼ばれる一般軽快車のハンドルタイプにはつけられますが、ストレートタイプや特殊形状のものには装着できません。
後ろ乗せチャイルドシートをつける場合は、チャイルドシートをのせるリアキャリアがクラス27もしくはそれ以上のクラスである必要があります。
チャイルドシートが取り付け可能かどうかリアキャリアについているマークで確認できます。
また後輪にドレスガードがついていない自転車は、子供の足が届く範囲をカバーするためのドレスガードを取り付けましょう。
前後にチャイルドシートを装着する場合は、どちらもヘッドレストがついている必要があります。
自転車が安全基準を満たしているかや、適合車かどうかわからない場合は、自転車店で相談したうえで、チャイルドシートの取り付けをおこないましょう。
自転車用チャイルドシートの選び方
有名メーカーの自転車や電動自転車の場合は、専用のチャイルドシートが販売されていることがほとんどです。
子供を2人チャイルドシートに乗せる場合は前後で揃えたメーカー指定のものを選ぶのもいいでしょう。
それではチャイルドシートの選び方をお伝えします!
前乗せと後ろ乗せの違い
子供用のチャイルドシートは、前か後ろ、もしくは両方に取り付けられます。
(ただし前後に取り付ける場合は、安全基準を満たした適合車に限る)
前乗せと後ろ乗せの違いは、以下の通りです。
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---|---|---|---|
前乗せ(ハンドル一体型) | 前乗せ(後付けタイプ) | 後ろ乗せ | |
対象年齢 | 1〜4歳ごろまでの低年齢向け | 1〜4歳ごろまでの低年齢向け | 2歳以降の子供向け |
体重 | 15kg以下 | 15kg以下 | 24kg以下 |
メリット | ・ハンドル操作がしやすい ・膝がぶつかりにくく漕ぎやすい ・子供の様子をみながら運転できる |
・前カゴを使用できる ・子供の様子をみながら運転できる |
・座席が広く子どもがゆったり座れる ・走行時の安定性がある ・試用期間が長い |
デメリット | ・前カゴが使用できない ・子供の防寒・防風対策が必要 |
・膝が当たるのでやや運転しづらい ・ハンドル操作に慣れが必要 ・子供の防寒・防風対策が必要 |
・子供の様子を確認しづらい |
子供の年齢や体重によって乗せられる場所が変わるため、必要なチャイルドシートも絞られます。
購入のタイミングや兄弟時の有無によっても変わるので、どこに乗せるかは慎重に検討しましょう。
安全マーク(SGマーク・EN規格)の有無
一定の安全基準を満たしたチャイルドシートには、安全マーク(SGマーク・EN規格など)が付けられています。
購入する前に、安全マークの有無を必ず確認しましょう。
SGマークは、一般社団法人製品安全協会が定めた規格に合格した安全な製品に付けられています。
一方、海外製のチャイルドシートはそれぞれの独自基準でさまざまなマークが付けられていますが、厳しい規格で知られているEN規格(ヨーロッパ統一規格)に適合しているものなら間違いないでしょう。
ヘッドレストの有無
ヘッドレストがあると、万が一自転車が転倒してしまったときにも怪我のリスクを軽減してくれます。。
長時間乗るときも子供が楽に乗れるのでおすすめです。
ただし、チャイルドシートが大きくなり価格も高くなってしまうのが難点です。予算や子供の年齢などを考えながら選ぶといいでしょう。
立体駐車場などの場合は大きすぎて入らない場合もあるのでそちらもチェックしておきましょう。
また子供を前後に乗せる場合は、前後どちらのチャイルドシートもヘッドレストがあるタイプのものをとりつけなければならないので注意してください。
シートベルト
自転車用チャイルドシートのシートベルトは、主に3点式、5点式が採用されています。
5点式の方が腰や股下からしっかり固定できるため、安全性が高いと言えるでしょう。
よく動きがちな低年齢の子供を乗せる場合や、毎日長時間乗せるときは、眠ってしまってもしっかり固定できる5点式シートベルトがおすすめです。
ただし、5点式は固定や取り外しにやや時間がかかるのが難点です。
子供の年齢や性格などをよく考えて、選ぶとよいでしょう。
【前乗せ】おすすめの自転車用チャイルドシート3選
低年齢の子供を乗せるなら、前乗せのチャイルドシートがおすすめです。
おすすめのチャイルドシートを3つ、紹介します。
OGK FBC-011DX5
高さ調節の可能なヘッドレストと3段階に調節できるステップで、子供の成長に合わせてシートの形状も変えられるチャイルドシートです。
子供を乗せないときは前に倒せるため、1人で運転する時も邪魔になりません。
ラダーロックタイプで肩や腰ベルトの長さ調節も簡単にできるのでしっかり固定できます。
ワイドヘッドレストは側頭部までガードしてくれる仕様なので安全を重視したい人にもおすすめです。
商品名 | OGK FBC-011DX5 |
---|---|
ベルト方式 | 5点式 |
ヘッドレストの有無 | ◯ |
重さ | 約3.4kg |
対象年齢 | 1〜4歳未満、身長100cm以下、体重15kg以下 |
Amazon価格(税込) | 12,600円 |
(表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
OGK FBC-011DX3
FBC-011DX3は、ヘッドレストやステップ調整で子供の成長に合わせて使えるチャイルドシートです。
5点式シートベルトでしっかり子供を固定し、使わないときはコンパクトにしまえるので、前乗りでも使い勝手がよいのが特徴。
子供がしっかり握れるハンドルがついているので、安定して乗れるでしょう。
なお、OGK FBC-011DX5との違いは、肩や腰ベルトの長さ調節が便利なラダーロックがないという点です。
商品名 | OGK FBC-011DX3 |
---|---|
ベルト方式 | 5点式 |
ヘッドレストの有無 | ◯ |
重さ | 約3.4kg |
対象年齢 | 1〜4歳未満、身長100cm以下、体重15kg以下 |
Amazon価格(税込) | 13,700円 |
(表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
OGK FBC-003S3
軽量で使いやすい前乗せタイプのチャイルドシートなら、FBC-003S3もおすすめです。
ヘッドレストがないタイプで、シートベルトも2点式のため、自転車に安定して乗れる子供向け。
シンプルな作りで使わないときは折りたためるので、軽いチャイルドシートを探している人におすすめです。
商品名 | OGK FBC-003S3 |
---|---|
ベルト方式 | 2点式 |
ヘッドレストの有無 | × |
重さ | 約1.7kg |
対象年齢 | 1〜4歳未満、身長100cm以下、体重15kg以下 |
Amazon価格(税込) | 4,073円 |
(表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
【後ろ乗せ】おすすめの自転車用チャイルドシート3選
おすすめの後ろ乗せチャイルドシートを3つ、紹介します。
OGK RBC-015DX2
ステップが2段階に調節できるので長く使えるチャイルドシートを探している方におすすめです。
ワイドヘッドレスト付きで側頭部までしっかりガード、5点式シートベルトはラダーロックタイプで調節も簡単なのも嬉しい点。
カラーも2つあるので、自転車に合わせて選べるでしょう。
商品名 | OGK RBC-015DX2 |
---|---|
ベルト方式 | 5点式 |
ヘッドレストの有無 | ◯ |
重さ | 約3.6kg |
対象年齢 | 1歳〜小学校就学の始期に達するまで 身長120cm以下、23.4kg以下(クラス27キャリヤ使用時) |
Amazon価格(税込) | 10,000円 |
(表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
OGK RBC-019S POPOLA
RBC-019S POPOLAは、ヘッドレストがないシンプルタイプのチャイルドシートです。
ステップ調節は2段階、シートベルトは腰3点式で、子供をしっかり守ります。
バスケット機能があるので、子供を乗せていないときは荷物を乗せられとても便利です。
商品名 | OGK RBC-019S POPOLA |
---|---|
ベルト方式 | 3点式 |
ヘッドレストの有無 | × |
重さ | 約3.2kg |
対象年齢 | 1歳〜小学校就学の始期に達するまでのお子さま 身長120cm以下、23.8kg以下(クラス27キャリヤ使用時) |
Amazon価格(税込) | 8,494円 |
(表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
OGK RBC-017DX ZERO グランディアゼロ
もしものことを考えて、安全第一のチャイルドシートなら、OGKのグランディアゼロがおすすめです。
RBC-017DX ZERO グランディアゼロは、転倒時でも子供の頭を270℃守れるZEROTECT搭載ヘッドレストのチャイルドシート。
アラウンドヘッドガードやアラウンドフットガードなど、子供の安全を第一に考えて作られています。
商品名 | OGK RBC-017DX ZERO グランディアゼロ |
---|---|
ベルト方式 | 5点式 |
ヘッドレストの有無 | ◯ |
重さ | 約4.6kg |
対象年齢 | 1歳〜小学校就学の始期に達するまで 身長120cm以下、22.4kg以下(クラス27キャリヤ使用時) |
Amazon価格(税込) | 22,399円 |
(表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
自転車用チャイルドシートと一緒に購入しておきたいアイテム
ここでは子供を快適に自転車に乗せるために、あると便利なアイテムを2つ紹介します。
レインカバー(防寒・防風カバー)
雨の日や防風対策として、レインカバーがあると安心です。暴風、防寒カバーとして使えるものもあります。
大きく開くタイプだと子供が乗せやすく、通気性が良いものであれば、雨天でも快適に乗車できます。
チャイルドシートによって装着できるもの・できないものがあるので、事前に確かめてから購入しましょう。
クッション
クッションがあると道路の衝撃が子供のお尻に直接響くのを防げ、快適に乗車できます。
冬はチャイルドシートにそのまま座るとお尻が冷たくなるので、暖かいクッションを敷いてあげるとよいでしょう。
メーカーによっては専用のクッションが販売されている場合もあるので、調べてみてください。
自転車にチャイルドシートをつけて乗るときの注意点
自転車にチャイルドシートをつけて子供と一緒に乗るときは、交通ルールを遵守し、いつも以上に安全に気を配りましょう。
すでにお伝えしているように抱っこ紐を使って前抱っこで自転車に乗ることや、前と後ろにチャイルドシートを使用し、さらにおんぶするなど子供を3人乗せる乗り方は禁止されています。
また、幼児用シートとシートベルト、ヘルメットの着用が推奨されているため、子供の安全のためにもきちんと使用しましょう。
左側通行を徹底することや、信号や標識などの交通ルールをきちんと守ることが大切なのは言うまでもありません。子供を乗せているときはより慎重に運転することが大切です。
各都道府県によっては独自のルールが定められている場合もあるので、確認しておきましょう。
自転車に子供を乗せるならチャイルドシートは必須!
自転車に子供を乗せるなら、安全のためにもチャイルドシートを正しく取り付け、交通ルールをきちんと守ることが大切です。
正しく取り付けられないと事故の原因になるだけでなく、保証の対象から外れる場合もあります。
チャイルドシートが取り付けられない自転車や、素人では正しく取り付けられない可能性もあるため、万が一の事故を防ぐためにも取り付けはプロに依頼するとよいでしょう。
電動自転車をレンティオでレンタル!
電動自転車の使い勝手や乗り心地を試したいならレンタルもおすすめです。
レンティオでは電動自転車をレンタルできます。
購入前に試してみたいときや、電動自転車が急に故障してしまったときも便利!ぜひ気軽にレンタルしてみてくださいね。
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