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ドッキングステーションおすすめ5選!AnkerやThunderbolt 4対応など最強クラスのモデルを紹介

ライター田中 一馬

公開日2025/02/20

ドッキングステーションおすすめ5選!AnkerやThunderbolt 4対応など最強クラスのモデルを紹介

ドッキングステーションPCのポートを拡張して、さまざまな機器を接続できるようにするアイテムです。

ひとくちにドッキングステーションといっても、求める機能によって選び方に違いがあります。

今回はドッキングステーションの選び方とおすすめアイテムを紹介します。

PCの利便性を高めるために役立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ドッキングステーションとは?

ドッキングステーションとはPCにさまざまなデバイスを接続できるようにするための周辺機器です。

近年はノートPCが薄型やコンパクトになったことで、SDカードリーダーを搭載していなかったり、HDMIポートがなかったりということが増えてきました。

このようなPCにおいて、USBポートだけではなく、SDカードスロット、HDMIやイーサネットポートといった多様なポートを増設することができ作業環境を拡張することができます。

USBハブとの違い

ドッキングステーションと同じような役割のUSBハブがあります。

どちらもPCやタブレットの接続ポートを増やすための機器という点は変わらないですが、ドッキングステーションは外部から電力供給される方式を採用した機器で、USBハブよりも安定して動作します。

複数のモニターへの出力や大きな出力の機器を接続する場合は、ドッキングステーションの利用がおすすめです。

また、ドッキングステーションはUSBハブと比較して高性能な規格のポートを搭載していることが多くあります

HDMIであったら4Kや8K、USBポートなら高速転送対応など搭載しているポートの規格の違いもあります。

一方で、ドッキングステーションは電源を必要とするため外出先での使用や持ち運びといった点ではドッキングステーションは優れていません。

出先での利用を考えている場合は、USBハブを選択した方が良いです。

USBハブのおすすめ5選!セルフパワーとは?選び方のポイントも解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ドッキングステーションの選び方

ここからはドッキングステーションにおける以下の選び方のポイントについて解説していきます。

ドッキングステーションの選び方

  • ポートの種類と数
  • USB PDの有無/USBのデータ転送速度
  • SD/micro SDカードスロットの有無や転送速度
  • その他のポート

ポートの種類と数

まずドッキングステーションを購入する前にどんな機器をどのくらい接続したいか確認しましょう

例えばデータ転送を目的としている場合はUSB-Cポートを搭載しているか、複数のモニターへの出力を考えている場合はHDMIやDisplayPortが足りているか、カメラで撮影したデータを読み取りをしたい場合はSDカードリーダーを搭載しているかなど確認する必要があります。

また、搭載しているポートの向きにも注目した方が良いです。

SDカードリーダーやUSB-A、USB-Cポートが前面にあると周辺機器の接続やスマホの充電などがしやすく、逆にHDMIやDisplayPortなどは背面に搭載されているとケーブルの配線がしやすくなります。

このように自身が必要としているポートがしっかりと搭載されているの確認の上、そのポートがどこに搭載されているかを確認しましょう。

搭載されれているポートの規格で選ぶ

搭載されているUSBやHDMI、SDカードリーダーなどはそれぞれ規格があり、転送速度や映像の解像度などが異なります

必要としているポートが搭載されていることが確認できたら、次にポートの規格に着目しましょう

それぞれのポートについては次の章で解説していきます。

USBのデータ転送速度/USB PDの有無

USBのデータ転送速度には差があり、USBの規格によって性能に違いがあります。

規格と転送速度について以下にまとめました。

データ転送速度 バージョン
480Mbps USB 2.0
5Gbps USB 3.0
10Gbps USB 3.1
20Gbps USB 3.2
40Gbps USB 4 Gen 3 x2

転送速度はUSB2.0は480Mbps、3.0は5Gbpsと大きな開きがあり、大容量のデータ転送を行う場合は「USB3.0」以上のポートが搭載されているものがおすすめです。

また、USBポートにはPD(PowerDelivery)と呼ばれる急速充電機能を持ったポートが存在します。

供給できる電力は大きいもので100Wほどとなっており、スマホやデバイスを素早く充電することができます。

Thunderboltとは?USB Type-C(USB-C)との違いや最新規格Thunderbolt4・5について解説!おすすめケーブルも – Rentio PRESS[レンティオプレス]

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SD/micro SDカードスロットの有無や転送速度

SDカードスロットは通常のSDカードとmicro SDに対応したものがあり、使用するSDカードに合ったものを選ぶことが重要です。

また、SDカードにもスピードクラスと呼ばれる転送速度の規格があり、UHSスピードクラス3では30MB/秒のデータ書き込みが可能となっています。

動画素材など大容量のデータの読み書きをする場合は、ドッキングステーション側の規格にも注目しましょう。

【初心者向け】SDカードの選び方をやさしく解説!見るべき性能とおすすめSDカード5つを紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

その他のポート

USBやSDカードの他にも、HDMIやDisplayPort、イーサネットなどのポートを搭載したモデルも多くあります。

HDMIやDisplayPortは4Kや8Kに対応しているか、イーサネットなら1Gbpsや10Gbpsに対応しているかなど確認した方よ良いです。

また、映像出力できるディスプレイの枚数もドッキングステーションによって異なるので、複数のモニターへの出力を検討されている場合は出力できる枚数も確認しておきましょう。

MacやMacBookのドッキングステーションはThunderbolt対応がおすすめ

MacやMacBookなどのApple製品でドッキングステーションの利用を考えている場合は、Thunderbolt端子を搭載しているモデルがおすすめです。

近年発売されたMacBookやMac miniなどの製品はThunderbolt端子を搭載しており、Thunderbolt端子を搭載したドッキングステーションにケーブル1本接続するだけで、ドッキングステーションに接続している全ての機器に接続できます

マクスやキーボード、モニターなど様々な機器を接続したいけどデスク周りはすっきりとさせたいという方は、Thunderboltを搭載したドッキングステーションを選択すると良いです。

安価にしたいならUSBハブがおすすめ

安価に拡張したい場合はUSBハブを利用するのがおすすめです。

ポート数を限定して携帯性を重視した簡易的なモデルがあり、ドッキングステーションより安価なモデルが多いので手軽に利用できます。

くわしくUSBハブについて知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

USBハブのおすすめ5選!セルフパワーとは?選び方のポイントも解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ドッキングステーションおすすめ5選

ここからは以下のおすすめドッキングステーションを紹介していきます。

ドッキングステーションおすすめ5選

  • Anker 675 USB-C ドッキングステーション(12-in-1, Monitor Stand, Wireless)
  • Anker Prime ドッキングステーション(14-in-1, Dual Display, 160W)
  • CalDigit TS4/li>
  • Connect USB-C 11-in-1 Pro GaNドック(150W)
  • ELECOM 14in1 DST-W07

それぞれについて次で解説していくので見ていきましょう。

Anker 675 USB-C ドッキングステーション(12-in-1, Monitor Stand, Wireless)

本製品は10Gbpsの高速通信とPD充電、各種ポートを搭載した多機能なモデルです。

モニタースタンド型の形状が特徴的で、モニターの下に設置することで2 in 1のような役割を果たしてくれます。

HDMIポートやオーディオジャックも搭載し、SDカードのデータ通信も可能となっています。

また、充電パッドを搭載しているので、スマートフォンなどをワイヤレス充電することも可能です。

項目 スペック詳細
サイズ 約540 x 220 x 90mm
重さ 約1660g
搭載ポート詳細 ・1 × ワイヤレス充電パッド (5W / 7.5W / 10W)
・1 × USB PD対応USB-Cアップストリームポート (最大100W)
・2 × USB 3.2 Gen2 USB-Cポート(最大10Gbps, 合計45W)
・3 × USB 3.2 Gen2 USB-A ポート(最大10Gbps, 1 × 7.5W, 2 × 4.5W)
・1 × 最大4K (60Hz) 対応HDMIポート
・1 × 3.5mmオーディオジャック
・1 × イーサネットポート (最大1Gbps)
・1 × microSDカードスロット&1 × SDカードスロット
・DC入力ポート (20V=9A)

Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)

本製品は基本的なポートを網羅し、2つのHDMIポートによりデュアルディスプレイに対応したモデルです。

HDMIポートは4K対応となっており、2画面の高画質のモニターに出力することができます。

縦置きの形状となっているので設置しても邪魔にならず、デスク周りをすっきりと整理する際にも役立ちます。

SDカードリーダーは搭載されていませんが、USBポートが豊富なのでデバイスの充電などもしやすいです。

項目 スペック詳細
サイズ 約140 x 97 x 47mm
重さ 約888g
搭載ポート詳細 データ転送用USB-A (10 Gbps) × 1 ※充電や映像出力に非対応
データ転送用USB-C (10 Gbps) × 2 ※充電や映像出力に非対応
USB-A × 1 (最大 12W) ※充電専用ポートのため、データ転送や映像出力に非対応
USB-C × 2 (最大 100W) ※充電専用ポートのため、データ転送や映像出力に非対応
オーディオ出力 × 1
データ転送用USB-A (480 Mbps) × 3 ※充電や映像出力に非対応
USB-Cアップストリームポート (10 Gbps, 100W) × 1 ※本製品とノートPCの接続用ポート
HDMI 4K@60Hz × 2
イーサネットポート × 1

CalDigit TS4


本製品は18個のポートが搭載され、Thunderbolt4にも対応したMacユーザーにおすすのモデルです。

最大8Kのモニターに接続可能となっており、高精細なディスプレイへの映像出力が可能になっています。

ドッキングステーションの多くは1Gbpsのところ、2.5Gbpsポートも搭載されており、高速ネットワーク通信への対応も魅力となっています。

項目 スペック詳細
サイズ 11.3 x 4.2 x 14.1 cm
重さ 1.54 kg
搭載ポート詳細 内蔵DisplayPort 1.4コネクタ
10Gb/sの合計8個のUSBポート
SD & microSD 4.0 UHS-IIカードリーダー
3個のThunderbolt 4 (40Gb/s) ポート
3個のオーディオポート
2.5Gbpsおよびセキュリティスロット

Belkin USB-C 11-in-1 Pro GaNドック(150W)

本製品は11個のポートが搭載された、電源内蔵式のモデルです。

高性能なドッキングステーションの多くはドッキングステーションとは別に、ドッキングステーションと同じくらいの電源アダプタが必要な場合があります。

Belkin Connect 11-in-1は電源アダプタが内蔵しているので、デスク周りをよりスッキリさせることができます。

また合計146Wの給電が可能なポート類や最大10GbpsのUSBポート、2つのHDMIポートを搭載しており、十分な機能性を持った商品です。

項目 スペック詳細
サイズ 13.1 x 5.4 x 9cm
重さ 1.43 kg
搭載ポート詳細 USB-A(10Gbps、7.5W)
USB-C 3.2(10Gbps、7.5W)
USB-C 3.2(5Gbps、20W)
3.5mmオーディオ入出力
SD 3.0
MicroSD 3.0
USB-C PD 3.0(96W)
USB-C DP-Alt(8K@30Hz/4K@120Hz、10Gbps、15W)
HDMI 2.0(4K@60Hz)x 2
ギガビットイーサネット
AC入力電源(100~240V、50~60Hz)

ELECOM 14in1 DST-W07

本製品は多彩な14個のポートが搭載された、Thunderbolt 4対応の多機能モデルです。

ThunderboltをはじめUSBポート、SDカードスロット、HDMIポートも搭載しており必要な機能を網羅しています。

映像出力は最大8K/30Hzまで可能となっており、最大60Wでノートパソコンへの充電が可能です。

Thunderbolt 4対応のドッキングステーションは高くなりがちですが、こちらは3万円台で購入できるので高コスパになっています。

項目 スペック詳細
サイズ 本体:幅約92mm×奥行約40mm×高さ約125mm、マグネット付きスタンド:幅約92mm×奥行約68mm×高さ約21mm
重さ
搭載ポート詳細 Thunderbolt 4ポート(最大40Gbps、最大入力135W/最大出力60W)
USB Type-C USB3.2(Gen2)ポート(最大10Gbps)
USB-A USB3.2(Gen2)ポート(最大10Gbps、4.5W)×2
USB-A (USB3.2(Gen1)ポート(最大5Gbps、4.5W)×1
USB-A (USB2.0)ポート(4.5W)×2
HDMIポート×1<対応解像度:最大8K/30Hz>
DisplayPort×1<対応解像度:最大8K/30Hz>
LANポート(最大1Gbps)
SD(HighSpeed/ProHighSpeed/Class2/4/6/10)、SDHC(Class2/4/6/10/UHS-I/UHS-II)、SDXC(Class10/UHS-I/UHS-II)
microSD、microSDHC(Class2/4/6/10/UHS-I/UHS-II)、microSDXC(Class10/UHS-I/UHS-II)

ドッキングステーションを活用してPC環境を整えよう

ドッキングステーションがあればノートPCをさまざまな機器に簡単に接続できるようになり、家庭で利用する際の幅が広がります。

自宅でのPC環境を整えたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にドッキングステーションを選んでみてください。

パソコンや周辺機器はレンタルできる

パソコンや周辺機器は実際使用してみないと、自身の用途に合っているかわからないものです。

家電レンタルサービスのレンティオでは、パソコンや周辺機器タブレットなど様々な電化製品をレンタルしてお試しすることができます。

使い勝手が気になる場合は、お気軽にレンタルしてみてください。

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