コンビのベビーカーAttO(アット)を実際使って写真付レビュー!特長やデメリットを徹底解説
更新日2022/04/07
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2019年2月にコンビから新発売されたA型ベビーカー「AttO(アット)」。
AttO(アット)は、コンビ史上最高の61cmハイシートと独自のフレーム構造が特徴的な両対面式A型ベビーカーです。
気になるベビーカーAttO(アット)を実際に使ってみて、特長やデメリット、3タイプの違いなどについて徹底解説します!
もくじ
AttOも含めたコンビのA型ベビーカー全機種比較
[最新]コンビのA型ベビーカー全機種を一覧表で比較!条件別おすすめ4選 – RentioPress
コンビのベビーカーAttO(アット)は3タイプ
ベビーカーAttO(アット)は、3つのタイプから選べます。
「61cmハイシート」と独自のフレーム構造という共通の特長はありますが、タイプごとに少しずつ違いがあります。
AttO type-C
AttO type-Cは、3タイプの中でも高級な限定特別モデル。
幌とフットカバーにイタリア製の高級素材「アルカンターラ」を使用しています。
AttO type-S
AttO type-Sは、3タイプの中では真ん中のグレードの機能充実モデル。
AttO type-L
AttO type-Lは、前輪シングルタイヤとかわいい色味が特徴のスタイリッシュモデルです。
AttO(アット) 3タイプの違いを比較
3つのタイプの大きな違いは、前輪タイヤの仕様と、衝撃吸収素材「エッグショック」の使用量、フットカバーの有無です。
それぞれどのような違いがあるのか、詳しく解説します。
前輪タイヤの違い
AttO type-Cのタイヤ前輪部分は、18㎝の大きめダブルタイヤに加えて、エッグサスペンションという衝撃吸収素材を搭載しています。
地面からの衝撃を伝えづらい、赤ちゃんにやさしい仕様となっています。
AttO type-Sは18㎝のダブルタイヤですが、エッグサスペンションは搭載していません。
また、AttO type-Lは18㎝のシングルタイヤでエッグサスペンション非搭載。押しやすさと小回りに優れた仕様です。
エッグショック使用量の違い
エッグショックとは、コンビ独自の衝撃吸収素材。デリケートな赤ちゃんを衝撃から守ります。
AttO type-Cがエッグショックの使用量が最も多く、シート全面に20㎜の厚さのエッグショックを使用しています。
AttO type-Sは、シート全面にエッグショックをしいているものの、厚さは10㎜とtype-Cの半分です。
AttO type-Lは、座面のみにエッグショックを使用。厚さも10㎜です。
エッグショックについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
コンビのエッグショック搭載ベビーカー比較!使用量で選ぶおすすめは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
フットカバーの違い
着脱可能なフットカバーが付属しているのは、上位モデルのAttO type-Cのみ。
フットカバーがあると寒い日のお出かけや、日差しが強く紫外線が気になる日にも安心です。
コンビのベビーカーAttO(アット)の商品情報
商品名 | AttO type-C | AttO type-S | AttO type-L |
---|---|---|---|
発売時期 | 2019年2月 | 2019年2月 | 2019年2月 |
対象月齢 | 1カ月~36カ月頃(体重15kg以下) | 1カ月~36カ月頃(体重15kg以下) | 1カ月~36カ月頃(体重15kg以下) |
カラー | アルティメットオレンジ(OR) ローマングレー(GL) |
イエロー(YE) レッド(RD) ネイビー(NB) |
ライトピンク(PI) ミントグリーン(GR) ブルイッシュグレー(GL) |
本体重量 | 6.8kg(フル装備重量:7.1kg) ※本体重量はヘッドサポート、フットカバーを除く |
6.6kg(フル装備重量:6.7kg) ※本体重量はダッコシートαを除く |
6.6kg(フル装備重量:6.7kg) ※本体重量はダッコシートαを除く |
サイズ | 開:W510×D850~890×H1100mm 閉:W510×D450~700×H780~960mm |
開:W510×D850~890×H1100mm 閉:W510×D450~700×H780~960mm |
開:W500×D850~890×H1100mm 閉:W500×D450~700×H780~960mm |
リクライニング | 110°~160° | 110°~160° | 110°~160° |
タイヤ前輪 | 18㎝ダブルタイヤ&エッグサスペンション | 18㎝ダブルタイヤ | 18㎝シングルタイヤ |
シート部エッグショック | 全面&20㎜厚 | 全面&10㎜厚 | 座面&10㎜厚 |
シート高さ | 61㎝ | 61㎝ | 61㎝ |
カゴ容量 | 38L(耐荷重5㎏) | 38L(耐荷重5㎏) | 38L(耐荷重5㎏) |
参考価格 | 80,000 円(+税) | 60,000 円(+税) | 55,000 円(+税) |
AttO(アット)公式サイト
【コンビ】AttO(アット)|すぐにできるを叶える、ショートカットベビーカー
コンビ AttO(アット) 開封&外観レビュー
今回は、パステルカラーがかわいい「AttO type-L ミントグリーン」を実際に開封して使ってみます。
AttOの段ボールは、その特徴的なフレームがデザインされていて、スタイリッシュな印象。
ただ、サイズは「結構大きいかも…」と思いました。
段ボールの上蓋を開くと、「えらんでくれてありがとう」の文字が!
こういう細かいところって意外と嬉しいですよね。テンションも上がりつつ、AttOを取り出します。
厚手の透明ビニールを開けると…
折りたたまれた状態のAttOの登場です!
「あ、思ったより小さい?」
というのが第一印象。
段ボールサイズから想像していたよりも、本体は意外にもコンパクトでした。
説明書を見ながらAttOを開いてみました。
最初恐る恐る操作していたためうまく開かなかったのですが、勢いよくガバっと開閉すると片手でも簡単でした。
AttOはすべて組み立て済みで届きます。(※赤ちゃんの身体に合わせて設置するインナークッションは、カゴ部分に収納)
面倒な組み立てが不要ですぐに使えるというのは嬉しいですね。
見た目は背が高くてかなりスタイリッシュな印象。
爽やかなミントグリーンは、パパママどちらも使いやすそうで気に入りました。
コンビのベビーカーAttO(アット)の特長
コンビのベビーカーAttO(アット)のキャッチコピーは、『すぐにできるを叶える、ショートカットベビーカー』。
ハイシートや独自のフレーム構造など、ご両親と赤ちゃんのお出かけを楽しくする工夫が盛りだくさん!そんなベビーカーAttO(アット)の代表的な特長をご紹介します。
コンビ史上最高の61㎝ハイシート
AttO(アット)の特長は、61㎝というハイシート設計。コンビ史上最高のシート高さを実現しています。
デリケートな赤ちゃんを地熱やホコリから遠ざけます。
また、ハイシートなのでベビーカーを押す両親の顔もより近くに見えて、赤ちゃんも安心です。
さらに、赤ちゃんの乗せ降ろしも楽々。ハイシートは赤ちゃんにとってもご両親にとっても嬉しい特徴なのです。
大型タイヤ&独自のフレームで片手でも押しやすい
お子さんとの楽しいお出かけに使うベビーカー。押しにくいベビーカーではストレスになってしまいますよね。
AttO(アット)は、ご両親のために押しやすさにこだわったベビーカーです。
前輪18㎝大型タイヤ
前輪は最大級の18㎝大型タイヤで、路面の凹凸や段差も楽に乗り越えられます。
実際に押してみても、かなり安定感のある押し心地です。
独自のクイックアクションフレーム
独自の新構造「クイックアクションフレーム」で、力が伝わりやすく曲がり角もスムーズ。
ハンドル部分も「ワンハンドグリップ」という特殊な形状で、片手でも押しやすくクイッと小回り可能です。
片手でもワンタッチで簡単に畳める
AttOの折り畳みはワンタッチで簡単。ハンドル部分のボタンを2箇所操作して、片手で持ち上げるだけです。
こちらの動画で、実際に開閉を試してみました。
対面・背面どちらでも折り畳み可能
通常、両対面式ベビーカーは背面時にしか折り畳みができないものが多いのですが、AttOは対面・背面どちらでも片手で折り畳みが可能です。
対面での開閉動画がこちら。操作方法は背面時と同じです。
ハンドル角度調整で使いやすい
AttOは、ハンドルの角度が細かく調整可能。
こちらの写真では160㎝の女性が使用していますが、一番低くて腰の位置~高くするとひじの位置まで変えられます。
角度の調整は、ハンドル左右のボタンを押すだけなので簡単。
身長の違うパパママどちらも押しやすいのは嬉しいですね。
ハンドル角度調整でコンパクトに収納
ベビーカーを折り畳んだあとにハンドルの角度を調整することでさらにコンパクトに。
お家での保管や、車のトランクに収納する際にも便利ですね。
99%UVカットビッグサンシェード
赤ちゃんの身体をすっぽり包み込む大型サンシェードは、99%UVカット素材。
紫外線や花粉など、外部の刺激から赤ちゃんを守ってくれます。
エッグショック搭載のシートはすべて洗濯機で丸洗い
赤ちゃんを衝撃から守るエッグショックを搭載した「ダッコシート」「エアスルーシート」は、取り外して洗濯機で丸洗いOK!
汗をかいても飲み物をこぼしても、いつでも清潔で快適にお出かけができます。
コンビのベビーカーAttO(アット)のデメリット
押しやすく便利な機能が充実しているハイシートベビーカーAttO(アット)ですが、デメリットはあるのでしょうか?
実際に使ってみると、気になるデメリットが見つかりました。購入前に知っておきたいAttOのデメリットが、こちら。
対面・背面の切り替えが大変かも?
AttO(アット)は、対面・背面どちらでも使用できる両対面ベビーカー。
対面・背面の切り替え方法は大きく2種類あり、ハンドルの向きをワンタッチで切り替えるタイプか座面を取り外して向きを変えるタイプのどちらかになります。
AttO(アット)の場合は、座面をいったん取り外して切り替えるタイプ。ハンドル切り替えタイプに比べて手間がかかるのは、少し気になるポイントです。
座面を取り外しての切り替えはそこまで大変ではない
実際に切り替えを試してみたところ、シート自体が軽いので取り外して付け替えるのはそこまで大変ではありませんでした。
とはいえ、子どもを乗せたまま手軽に対面・背面の切り替えができないことはデメリット。周りの環境によって頻繁に切り替えて使いたい方には不向きかもしれませんね。
対面時の折り畳みサイズが大きい
AttOは、対面・背面どちらの状態でもワンタッチで折り畳み可能。
ですが、対面時の折り畳みではシートが背中側に出っ張ってしまってコンパクトには畳めません。
収納場所が狭い場合は、一度シートを取り外して背面に戻してから折り畳む必要があり、手間が増えてしまいます。
重さ約7㎏は片手での持ち運びには辛い
AttOの重さは、モデルや付属品の有無によって6.6kg~7.1kg。
軽量タイプのA型ベビーカーが5㎏前後なので、約7㎏はA型ベビーカーとしては一般的な重さといえるでしょう。
他に荷物がないときや車への乗せ降ろし程度なら問題なくできますが、赤ちゃんを抱っこした状態での持ち運びは辛いかもしれません。
持ち運び時間が長い方や、力に自信のない方は、軽量A型ベビーカーを選ぶのがおすすめです。
[2022]人気のA型ベビーカーおすすめ9選!選び方や口コミ・評判まで徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
背面走行で幌を全開にするとメッシュ窓が使えない
AttOの大型サンシェ-ドには、中がのぞけるようにメッシュ窓がついています。
便利な機能ではありますが、背面走行時にメッシュ窓を使おうとしたら、幌が全開だとメッシュ窓から中が見えないことがわかりました。
実際の様子がこちらの画像。メッシュ窓を開けていても中が見えません…。
対面だと全開でちょうどいいのですが、背面時にメッシュ窓で子どもの様子を見たいなら、一段階幌を畳んだ状態で使う必要があることは覚えておきましょう。
まとめ:コンビ AttO(アット)はスタイリッシュで押しやすいベビーカー
コンビのベビーカーAttO(アット)は、押しやすい設計のハイシートベビーカー。もちろん赤ちゃんを守る安心の機能も充実しています。
スタイリッシュにお出かけを楽しみたい方におすすめのベビーカーです。
これからA型ベビーカー選びという方は、候補に入れておきたいベビーカーです。
コンビ AttO(アット)はレンタルできる
コンビのベビーカーAttO(アット)をお得に使いたいなら、レンタルもおすすめ。
レンタルサービスのRentioなら、コンビのベビーカーAttOを3ヵ月〜レンタル可能。コンビとの公式提携店なので、動作点検・クリーニング済みで安心です。しかも、送料無料で借りることができます。
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