キャンプや車中泊などアウトドア、災害時の備えに活躍するポータブル電源。
Ankerでもモバイルバッテリーよりも大容量&高出力のポータブル電源が続々と登場しています。
そこで、この記事ではAnkerのポータブル電源を全機種比較し、各製品の特長や選び方についてまとめました。
ポータブル電源の購入を検討している方は判断材料の一つとして参考にしていただければ幸いです。
※最初に製品比較したい方はAnkerのポータブル電源比較一覧表へ!
もくじ
Ankerポータブル電源の特長
Ankerのポータブル電源の特長として次の4点を紹介します。
- PowerIQのフルスピード充給電
- 正弦波のACポートを採用
- スタイリッシュなデザイン
- 地方自治体でも採用
PowerIQのフルスピード充給電
Ankerには「PowerIQ」と呼ばれる充電ポートに接続された機器を自動的に検知し、最適な電流を送る技術があり、ポータブル電源すべてに搭載されています。
特にPowerIQ 3.0 (Gen2)はAppleの高速充電・Qualcomm® Quick Charge™(QC)・USB PDなどの急速充電規格と互換性があり、幅広いデバイスでのフルスピード充電を可能にしています。
正弦波のACポートを採用
Ankerのポータブル電源はすべて正弦波のACポートを搭載しています。
家庭用コンセントの電源も「正弦波」であることから、ノートPC・カメラ・ドローン・小型家電製品まで幅広い機器で問題なく充給電することができます。
ポータブル電源の中には「矩形波」「修正正弦波」もありますが、家庭用の家電製品だと故障につながる可能性がありますので気をつけてください。
スタイリッシュなデザイン
Ankerのポータブル電源はモバイルバッテリーのように洗練されたコンパクト設計なデザインが魅力の1つでもあります。
高い強度と耐久性を有しながらもゴツゴツとした業務用製品ぽい感じが微塵もなく、非常にスタイリッシュな見た目です。
地方自治体でも採用
AnkerのPowerHouseは福岡市や川崎市との協定をはじめ様々な自治体で非常時の電源供給用として採用されていることから、安全性や電力供給の品質面も申し分ありません。
避難所における緊急的な電源確保や携帯端末の充電等、災害時の応急対策に活用されています。
Ankerポータブル電源の選び方
Ankerのポータブル電源を前向きに検討したいときに、どの製品が自身の利用用途に合うか悩む方も少なくないと思います。
ポータブル電源を選ぶ際に重要なポイントは以下の3点です。
- 出力数で選ぶ
- ポート種類で選ぶ
- バッテリー容量で選ぶ
※製品比較はAnkerのポータブル電源比較一覧表へ!
出力数で選ぶ
充給電する家電製品の消費電力によっては、ポータブル電源の最大出力は非常に重要なスペックとなります。
ポータブル電源の出力には全ポート同時接続時の「合計した最大出力数」と単一ポートの「最大出力数」がありますので、それぞれに気をつけて選ぶ必要があります。
型番名 | 合計出力 | 最大出力 ACポート |
---|---|---|
PowerHouse 100 | 160W(4ポート合計) | 100W |
PowerHouse II 400 | 516W(6ポート合計) | 300W |
PowerHouse 200 | 130W(2ポート合計〜) | 100W |
PowerHouse | 120W(1ポート合計〜) | 120W |
ポート種類で選ぶ
充給電に必要な出力数以外にも、電源ポートに接続できるインターフェースかどうかも重要です。
例えば、昨今は急速充電のためのUSB-C規格が増えておりますが、ポータブル電源によってはUSB-Aポートしかないモデルがあったりしますので、変換ケーブルが必要になるケースもあります。
できるだけ複数のポート種類に対応したモデルのほうが使い勝手が良いのでおすすめです。
型番名 | ACポート | USB-C | USB-A | シガーソケット | DCポート |
---|---|---|---|---|---|
PowerHouse 100 | 1 | 1 | 2 | なし | なし |
PowerHouse II 400 | 1 | 1 | 3 | 1 | 2 |
PowerHouse 200 | 1 | 1 | 2 | 1 | なし |
PowerHouse | 1 | なし | 4 | 1 | なし |
バッテリー容量で選ぶ
充給電する家電製品や宿泊日数によって、ポータブル電源のバッテリー容量も大事な指標です。
日帰りやデイリーユースなら100Wh〜200Wh、キャンプや車中泊なら350Wh以上のバッテリー容量があったほうが安心です。
型番名 | バッテリー容量 |
---|---|
PowerHouse 100 | 27,000mAh / 97.2Wh |
PowerHouse II 400 | 108,000mAh / 388.8Wh |
PowerHouse 200 | 57,600mAh / 213Wh |
PowerHouse | 120,600mAh / 434Wh |
Ankerのポータブル電源4機種
2020年11月25日現在、Ankerのポータブル電源として掲載されている4製品を紹介します。
※製品比較したい方はAnkerのポータブル電源比較一覧表へ!
PowerHouse 100
「PowerHouse 100」はAnkerのポータブル電源の中で最もコンパクトで軽量なモデルです。
航空機への持ち込み規格もクリアしておりますので、超大容量のモバイルバッテリーとしての活用にも期待できます。
付属のUSB-C急速充電器とUSB-C&USB-Cケーブルを使えば、約3時間で本体のフル充電も可能です。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
バッテリー容量 | 27,000mAh / 97.2Wh |
合計最大出力 | 160W |
ポート数 | 4 AC出力ポートx1 USB-Cポートx1 USB-Aポートx2 |
USB PD対応 | ○ |
PowerIQ対応 | PowerIQ 3.0 (Gen2) |
大きさ (幅×奥行×高さ) |
約201mm×120mm×31mm |
重さ | 約862g |
付属品 | USB-C to USB-C ケーブル USB-C to USB-A ケーブル Anker PowerPort Atom III 45W Slim 携帯用ストラップ トラベルポーチ |
Amazon税込価格 2020年11月25日現在 |
13,900円 |
Anker PowerHouse 100の実機レビュー!コンパクトで持ち運びに便利なポータブル電源 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Ankerのモバイルバッテリーもチェック
[最新] Ankerのモバイルバッテリー全33種を一覧表で比較!選び方と容量別おすすめを解説します – Rentio PRESS[レンティオプレス]
PowerHouse II 400
「PowerHouse II 400」はポート数が最も多く、最大出力数も最も高いモデルです。
正弦波のACポートは最大300W(瞬間最大600W)まで対応しており、比較的消費電力が大きい家電でも使用できるのがメリットです。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
バッテリー容量 | 108,000mAh / 388.8Wh |
合計最大出力 | 516W |
ポート数 | 8 AC出力ポートx1 USB-Cポートx1 USB-Aポートx3 シガーソケットx1 DC出力ポートx2 |
USB PD対応 | ○ |
PowerIQ対応 | PowerIQ 3.0 (Gen2) |
大きさ (幅×奥行×高さ) |
約255mm×148mm×139mm |
重さ | 約4.62kg |
付属品 | ACアダプタ(65W出力) USB-C to USB-A ケーブル USB-C to USB-C ケーブル |
Amazon税込価格 2020年11月25日現在 |
39,800円 |
Anker PowerHouse II 400の詳細なレビューはこちら!
Anker PowerHouse II 400を実機レビュー!8台同時に充給電できるポータブル電源 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
PowerHouse 200
「PowerHouse 200」は、29,800円と価格を抑えつつも必要最低限のバランスの取れたポータブル電源と言えるでしょう。
「PowerHouse」より少ないバッテリー容量で、かつ「PowerHouse II 400」ほど高出力でなくてもよい方におすすめです。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
バッテリー容量 | 57,600mAh / 213Wh |
合計最大出力 | 130W |
ポート数 | 5 AC出力ポートx1 USB-Cポートx1 USB-Aポートx2 シガーソケットx1 |
USB PD対応 | ○ |
PowerIQ対応 | ○ |
大きさ (幅×奥行×高さ) |
約190mm×138mm×118mm |
重さ | 約2.7kg |
付属品 | ACアダプター 電源ケーブル |
Amazon税込価格 2020年11月25日現在 |
29,800円 |
詳しくレビューした記事もありますので、興味ある方はこちらの記事も参考にしてください。
Anker PowerHouse 200実機レビュー!コンパクトで携帯性抜群のポータブル電源 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
PowerHouse
「PowerHouse」は、Ankerのポータブル電源の中で最もバッテリー容量が多いモデルです。
一方でポート種類は少なく最大出力数も120Wとなりますので、低出力の家電製品の充給電や災害時の備えとしておすすめできる製品です。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
バッテリー容量 | 120,600mAh / 434Wh |
合計最大出力 | 120W |
ポート数 | 6 AC出力ポートx1 USB-Aポートx4 シガーソケットx1 |
USB PD対応 | × |
PowerIQ対応 | ○ |
大きさ (幅×奥行×高さ) |
約200mm×145mm×165mm |
重さ | 約4.2kg |
付属品 | ACアダプター Micro USBケーブル DCケーブル |
Amazon税込価格 2020年11月25日現在 |
49,800円 |
Ankerのポータブル電源比較一覧表
Ankerのポータブル電源4機種のスペックを一覧表にまとめました。
日常生活で活躍するAnkerのポータブル電源
Ankerはコンパクトさを重視したポータブル電源を揃えているので、日帰り〜一泊二日のキャンプや車中泊だけでなく、リモートワークやワーケーションにもおすすめです。
電源確保ができない部屋を執務スペースに変えたり、外出/宿泊先でも電源に困ることはなくなるでしょう。
モバイルバッテリーでは不十分な高電力の家電製品を屋外で使う際は、大容量バッテリーを内蔵したポータブル電源を検討しましょう。
ポータブル電源はレンタルできる
スポットでしか使わない、購入前に試してみたい、そんな方にはレンタル利用がおすすめです。
家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では7泊8日〜からPowerHouse・PowerHouse 200・PowerHouse II 400をはじめ、様々なポータブル電源・モバイルバッテリーを取り揃えています。
レンタルして気に入ればそのまま購入もできますので、購入するかどうかは一度使ってみてから判断してみてはいかがでしょうか?
[レンタル] モバイルバッテリー・ポータブル電源 一覧 – Rentio[レンティオ]
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