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Anker PowerHouse 100の実機レビュー!コンパクトで持ち運びに便利なポータブル電源

ライター

まーしー/家電製品総合アドバイザー

更新日2025/04/21

Anker PowerHouse 100の実機レビュー

大容量かつ高出力のポータブル電源は大きいサイズばかりなので、モバイルバッテリーのように携帯性に優れながら高出力のポータブル電源を探している方も少なくないでしょう。

特に日帰りのぷちアウトドアを楽しむなら、荷物は極力軽くしたいですよね。そこで紹介したいのがAnkerのポータブル電源です。

この記事ではコンパクトかつ高出力のAnker PowerHouse 100の特長と実機レビューをあわせて紹介します。

※現在は「Anker PowerHouse 100」は販売終了し、後継機として「Anker PowerHouse 90」が販売されております。「Anker PowerHouse 100」より容量が少なくなり87.6Wh、代わりに約845gと軽量になりました。その他のスペックは同じですので、前機種のレビュー記事ではありますが参考になれば幸いです。

Anker PowerHouse 100の特長

Anker PowerHouse 100の実機レビュー

「Anker PowerHouse 100」の魅力はコンパクトながら高出力であることです。

モバイルバッテリーの携帯性とポータブル電源の出力の両方をバランス良く兼ね備えている製品であると言えるでしょう。

より高出力のポータブル電源を探している方はAnkerのポータブル電源比較も参考にしてください。

Ankerのポータブル電源4機種を比較!各製品の特長と選び方を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

4台同時に充給電が可能

Anker PowerHouse 100は4台同時に充給電が可能

「Anker PowerHouse 100」には3種類4ポートの出力端子が備わっており、4台同時の充給電が可能です。

スマホやタブレットのようなモバイル端末だけでなく、ACアダプターを使った充電器や電化製品でも使うことが可能です。

使えるポートと数はそれぞれ以下の通りです。

  • ACポート×1
  • USB-Aポート×2
  • USB-Cポート×1

ACポートは最大100W、合計最大160Wの出力

Anker PowerHouse 100は合計最大160Wの出力

「Anker PowerHouse 100」は4ポート合計で最大160Wの出力があります。

ACポート単体は最大100W(正弦波)に対応しており、ノートPCやタブレット端末はもちろん、電気毛布や扇風機などの家電製品でもOKです。

ポート種類 最大出力数
ACポート 100W(瞬間最大125W)
USB-Cポート 45W
USB-Aポート 15W(各ポートは最大12W)
合計出力数 160W

USB-Cポートは高速充電規格と高い互換性

AnkerのPowerIQ 3.0

「Anker PowerHouse 100」のUSB-CポートはPowerIQ 3.0 (Gen2)に対応しており、Appleの高速充電・Qualcomm® Quick Charge™(QC)・USB PDなど急速充電規格と高い互換性があります。

最大出力数が45Wありますので、MacBook Airなら電源アダプタを使わなくても直接USB-Cケーブルを繋いでフルスピード充給電することもできます。

バッテリー容量は約27,000mAh

Anker PowerHouse 100のバッテリー容量

「Anker PowerHouse 100」は27,000mAh(97.2Wh)のバッテリー容量を有します。

目安としては、MacBook Air(2020)なら1回以上、iPhone 12なら約5回、DJI Mavic Miniドローンなら3回以上充電することができます。

1泊程度であれば十分な容量と言えるでしょう。

航空機の持ち込みもできるコンパクトなポータブル電源

Anker PowerHouse 100はコンパクト

「Anker PowerHouse 100」は片手で持ち運べる程度の大きさです。厚さは約3cm、重さも1kg程度しかありません。

航空機内の持ち込むに対応しており、待ち時間のラウンジ利用や機内で充電することも可能です。

できるだけ荷物を減らしたい短期出張や日帰りアウトドアに適したサイズ感と言えます。

製品スペック一覧

「Anker PowerHouse 100」の製品スペックを一覧表にまとめました。

製品項目 スペック詳細
バッテリー容量 27,000mAh / 97.2Wh
合計最大出力 160W
・AC:110V ~ 0.91A, 60Hz, 100W (瞬間最大125W)
・USB-Aポート:5V=3A (各ポート最大12W / 合計最大15W)
・USB-Cポート:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A (最大45W)
合計最大入力 45W
・USB-Cポート:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A
サイズ
(幅×奥行き×高さ)
約201mm×120mm×31mm
重さ 約862g
公式税込価格
2020年12月1日現在
13,900円

Anker PowerHouse 100の実機レビュー

Anker PowerHouse 100は4台同時に充給電が可能

実機を使わせてもらいましたので、「Anker PowerHouse 100」の外観や使用感を紹介したいと思います。

モバイルバッテリーの容量や出力に不満を感じている方は一考の価値がある製品です。

同梱するセット内容

Anker PowerHouse 100のセット内容

「Anker PowerHouse 100」のセット内容は以下の通りです。

  • バッテリー本体
  • USB-C to USB-Cケーブル
  • USB-C to USB-Aケーブル
  • Anker PowerPort Atom III 45W Slim
  • 携帯用ストラップ
  • トラベルポーチ

Anker PowerPort Atom III 45W Slimについて

Anker PowerPort Atom III 45W Slim

付属の「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」は最大45W出力のUSB-C専用充電器です。この充電器を使うことで「Anker PowerHouse 100」を最短3時間でフル充電することができます。

「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」単体だと2,790円の実売価格(2020年12月1日時点)になりますので、「Anker PowerHouse 100」の購入はお得感があります。

AC充給電のオン/オフ

Anker PowerHouse 100のACポート充給電

ACポートの充給電は電源ボタンを長押ししてオン/オフの切り替えを行います。

オンにすると家電製品を繋がなくても電力が消費されますので、使わないときは節電のために電源ボタンをオフにしておきましょう。

若干の発熱あり

Anker PowerHouse 100の発熱

ACポートを使って充給電していると、モーター音と若干の発熱(写真の指あて箇所)があります。

「Anker PowerHouse 100」の動作温度は0度〜40度になりますので、気温の高い日に使う際は気をつけたほうがよいでしょう。

低電流モードも搭載

Anker PowerHouse 100の低電流モード

ポータブル電源には珍しく、「Anker PowerHouse 100」には低電流モードも搭載しています。

入力電流が低いAir Podsなどのワイヤレスイヤホンを充電するときは、電源ボタンを2回押して点灯ランプが緑色に切り替わったことを確認してから使用しましょう。なお、低電流モードがオフにする場合は電源ボタンを1回押すと切り替わります。

パススルー充電に対応

Anker PowerHouse 100のパススルー充電

バッテリー本体を充電しながら給電できる機能である「パススルー充電」に「Anker PowerHouse 100」も対応しています。近くに電源があればバッテリー残量がなくてもハブとして活用することができます。

Ankerのモバイルバッテリーは「パススルー充電」非対応なので、ポータブル電源のメリットと言えるでしょう。

盗難対策や持ち運びに便利な携帯用ストラップ

Anker PowerHouse 100のストラップ

「Anker PowerHouse 100」には携帯用ストラップがついているので、写真のように手首に通して持ち運ぶことも可能です。

カラビナリングに繋いでおくと紛失・盗難対策になりますし、コンパクトなサイズ感を活かして工夫することができるでしょう。

フラッシュライト

「Anker PowerHouse 100」に搭載されているフラッシュライトは、2段階の明るさとSOS用のフラッシュモードの切り替えが可能です。

懐中電灯や緊急時の救命信号としても使えますので、防災アイテムとしてもおすすめです。

モバイルバッテリーと比較!選び方を解説

Anker PowerHouse 100のサイズ感

「Anker PowerHouse 100」に最も近しいスペックを有する「Anker PowerCore III Elite 25600 87W」と比較してみました。

使用する電化製品の電源(ACポートの有無)、消費電力(最大出力数)、それからサイズの優先順位で重視したいものを考慮することで、どちらが適したバッテリーか選ぶことができるようになえります。

なお、「Anker PowerHouse 100」に実売価格2,790円の「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」が付属することを考えれば、「Anker PowerCore III Elite 25600 87W」とはほぼ同価格と考えてもよいでしょう。

スペック項目 PowerHouse 100 PowerCore III Elite 25600 87W
バッテリー容量 27,000mAh 25,600mAh
ポート数 4
AC×1
USB-C×1
USB-A×2
4
USB-C×2
USB-A×2
合計最大出力 160W 78W
PowerIQ PowerIQ 3.0 (Gen2) PowerIQ 3.0 (Gen2)
パススルー充電 対応 非対応
サイズ
(幅×奥行き×高さ)
約201mm×120mm×31mm 約183.5mm×82.4mm×24mm
重さ 約862g 約573g
公式税込価格
2020年12月1日現在
13,900円 10,490円

どこでも持ち運びしやすいAnker PowerHouse 100

Anker PowerHouse 100の実機レビュー

「Anker PowerHouse 100」は高出力ながら携帯性に優れた、モバイルバッテリーとポータブル電源のいいとこ取りをした製品だと言えます。

ポータブル電源ほどのバッテリー容量や出力はいらないが、モバイルバッテリーだと不十分と感じている、そんな方におすすめできます。

日帰り〜1泊2日の出張が多い方、アウトドアやキャンプ泊に「Anker PowerHouse 100」は選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

※現在は「Anker PowerHouse 100」は販売終了し、後継機として「Anker PowerHouse 90」が販売されております。「Anker PowerHouse 100」より容量が少なくなり87.6Wh、代わりに約845gと軽量になりました。その他のスペックは同じですので、前機種のレビュー記事ではありますが参考になれば幸いです。

ポータブル電源はレンタルできる

キャンプ、車中泊、アウトドア、イベントに短期間だけでもポータブル電源を使うならレンタルもおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、3泊4日からポータブル電源やモバイルバッテリーのレンタルが可能です。

借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできますので、まずはお試しでレンタルするのもおすすめです。

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