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これからの季節、除菌・ウイルス対策をより一層強化したい方におすすめなのが除菌もできる加圧式衣類スチーマー「IGGI (イギー)」です。
独自の高圧スチーム「ドライマイクロファインスチーム (DMS)」を当てることで、衣類や布製マスク、ブランケット、ぬいぐるみやクッションなど、様々な身の回りのものを手軽に除菌することができます。さらに、しわ伸ばし・殺ダニ・カビ除去・花粉ケア・脱臭などのケアにも役立ちます。
2020年12月に日本初上陸したIGGIを実際に使って、使い方や効果などについて詳しくレビューしました。
もくじ
スイス生まれの加圧式衣類スチーマー「IGGI (イギー)」
IGGI (イギー)は、スイスの有名アイロンメーカーLAURASTAR (ローラスター)社が開発したこれまでにない加圧式衣類スチーマーです。
最大の特徴が除菌効果の高さ。
独自の「ドライマイクロファインスチーム (DMS)」技術により、ウイルスや細菌を99.9%除菌することができます。
ドライマイクロファインスチーム (DMS)
IGGI独自の技術が、「ドライマイクロファインスチーム (DMS)」。高温・高圧の非常に細かいスチームを噴射する技術です。
このDMSによって繊維の奥深くまですばやくスチームが到達。衣類に付着したウイルスや細菌まで99.9%除菌することができます。
さらに、スチームによって殺ダニ・カビ除去・花粉除去・脱臭にも効果があることが実証されています。
(※詳しい試験内容についてはIGGI公式HPに記載)
もちろん除菌・衛生だけでなく、通常の衣類スチーマーとしてもDMSは効果を発揮します。
高圧スチームを当てることで衣類のシワを短時間でのばし、ふんわりと仕上げることができます。
IGGIで除菌できるもの
IGGIでは、様々な布製品や家庭用品の除菌に使うことができます。
- 衣類
- 帽子、手袋、ヘルメット、靴
- 布製マスク
- ブランケット、毛布、まくら
- ソファ、クッション
- おもちゃ、ぬいぐるみ
- ドアの取っ手
- メガネ、鍵
このように、布以外でも幅広い素材に使えるIGGIですが、レザー、合成革、ベルベット、精密機器など熱や水分に弱い素材には使用できませんので注意しましょう。
IGGI (イギー)を実際に使ってレビュー
今回IGGIを実際に2週間使用してその実力を検証したいと思います。
IGGIは外箱からすでにおしゃれ!さすがスイス生まれの家電…開封前から期待が高まりますね。
中身は、IGGI本体・注水用ボトル・保護手袋(アイロンミトン)・携帯用ポーチです。
IGGIの使い方
それでは、IGGIを使いながら使用方法を解説していきます。
付属の説明書は多言語で記載してあり少しわかりづらくなっています。ぜひこちらを参考にしてみてください。
まずは本体に給水
IGGI本体の注水口のキャップを回して開けます。
高圧のスチームを発生させるために、かなり重厚なキャップとなっています。
続いて、付属の注水用ボトルを用意します。黒いノズルを回して取り外し、水を入れます。
IGGIには水道水・蒸留水・純水が使用できますが、軟化水は使えません。軟水器を取り付けているお家は注意しましょう。
水を入れたら注水用ボトルの黒いノズルを再度取り付けて、IGGIの注水口に先端を挿し入れます。
ノズルは先端が押されることで水が出る仕組みになっていますので、ボトルをグッと押しこんで給水してください。
毎回ボトルを使って給水するのは少し面倒ですが、本体に直接給水すると水があふれて故障の原因にもなるため、必ず注水用ボトルを使うようにしましょう。
電源に挿して2分半待機
水を入れ終わったら注水口のキャップをしっかりと閉め、電源プラグをコンセントに挿します。
本体にスイッチ等は無く、コンセントに挿したら自動で電源ONになります。
スチームの準備には約2分半かかります。
ランプがオレンジ→緑に変わってアラームが鳴ったら準備完了です。
トリガーを引いてスチーム噴射
手元の安全ロックを外して、トリガーを引いたらスチームが勢いよく噴射されます。
除菌したい場合は1箇所あたり約5秒間スチームを当ててください。
使用中は本体が熱くなるので、首の部分以外には触らないように注意しましょう。
もちろんスチームも高温なので触れてはいけません。衣類を伸ばしながら使用するときなどは、なるべく付属のアイロンミトンを使用するのがおすすめです。
使用後は30分以上冷ます
水タンクが空になったら、赤いランプが点滅しブザーが鳴ります。電源プラグを抜いた状態で、30分以上本体を冷まします。
なお、本体が熱い状態では、連続して使用することはできません。
完全に冷めて注水口キャップ中央のピンが下がったのを確認してから、再度給水して使用してください。
実際にIGGIを使っている様子の動画
こちらがIGGIをワイシャツに使っている様子です。
トリガーを引いた瞬間、かなり勢いよく大量のスチームが噴射されているのがわかりますよね。最初使ったときはかなり驚きました。
除菌をする場合は、この大量のスチームをゆっくりと1箇所約5秒間当てます。
動画では撮影の関係でスチームを当てているだけですが、片手で布を引っ張りながら、ゆっくりと上下に動かしながらスチームを当てるとさらにしわが伸びやすくなります。
IGGI (イギー)を体験して感じた魅力と注意点
今回IGGIを使ってみて、「こんなに手軽に除菌ができるなら一家に一台あってもいいかも!」と感動しました。
一方で「ここはちょっと微妙…」と感じてしまう部分も。
実際にIGGIを体験したからこそ実感できた魅力と注意点について詳しくご紹介します。
○ 水だけで手軽に除菌ができる
IGGI最大の魅力が、水だけで手軽に除菌できること。
アルコールや洗剤を使った除菌が効果的なのはわかっていても、素材や場所によっては使用を避けたい場合もありますよね。敏感肌の方や顔周りに使うものだとなおさらだと思います。
そんなときIGGIがあれば、水だけで除菌ができて安心。しかもスチームを5秒当てるだけという手軽さも最高です。
アルコールや洗剤とIGGIを併用すれば、家中まるごとしっかり除菌できちゃいますね。
○ スチームの勢いがすごい
IGGIと従来の衣類スチーマーとの違いは、スチームが加圧式かどうか。
加圧式は非常に細かい粒子のスチームが高速で噴射されるため、繊維の奥深くまでスチームが届きやすいのが特徴です。
IGGIのトリガーを引いた瞬間、スチームの違いを実感。
従来の衣類スチーマーとは勢いが段違いで、たしかに繊維の奥まで一気にスチームが浸透しそうだと感じました。
スチームの量も勢いもすごいので、火傷防止のためにも付属のアイロンミトンの使用がおすすめです。
○ 洗いづらい洋服や衣類以外にも家中で活躍
自宅ではなかなか頻繫に洗うのが難しい衣類のケアにも、IGGIは役立ってくれます。
IGGIは除菌に加えて花粉除去や脱臭にも効果があるので、帰宅後に玄関でアウターや帽子などにスチームをしておけば、翌日もすっきりキレイな状態で着ることができます。
洗濯とは違って汚れを落とすことはできないのですが、クリーニングまでの期間の日常のケアとしてはかなり優秀ではないでしょうか。
さらに衣類以外にも、ソファ・クッションなどの布製品や、枕・布団などの寝具など、家中色々な場所で活躍してくれました。ダニやカビ、花粉などアレルゲンが気になる方にもIGGIはぴったりですね。
○ 付属のミトンが便利
IGGIに付属しているアイロンミトン。ペラペラの素材なので最初は侮っていましたが、意外にもこれが大活躍でした。
襟や袖など細かい部分のしわ伸ばしや、帽子・手袋などの小物を手に持ったまま使うときにも、躊躇なくスチームを当てられます。
IGGIのスチームは高温・高圧で触れると危ないので、アイロンミトンが標準付属しているのは気が利いているなと感じました。
○ 見た目がかわいい
なんといっても、この見た目のかわいさはIGGIの魅力でしょう。
見える場所に置いておきたくなるようなデザインで、プレゼントにしても喜ばれそうです。
コロンとしたフォルムにツルっとした素材感。海外らしさを感じる配色もおしゃれですよね。
シンプルなインテリアで統一しているお家なら、ホワイトも馴染みやすくて良いですね。
△ しわ伸ばし効果は素材次第
IGGIを衣類のしわ伸ばしに使う場合は、少し注意が必要。
衣類の素材によっては、しわ伸ばしの効果が低く感じるかもしれません。
色々な素材で試してみましたが、比較的薄い素材や化学繊維を使った洋服だとしわが伸びやすい印象でした。
逆にIGGIがあまり得意ではないのは、厚手の素材やパリッと仕上げたいワイシャツなど。スチームだけではしわが伸びづらく、時間がかかってしまいました。
素材によってはプレスで仕上げるスチームアイロンのほうが早く思い通りに仕上がるので、うまく使い分けるのがおすすめです。
× 連続使用時間が短め
IGGIの連続使用時間は、約3分30秒となっています。
実際に測ってみると約4分13秒でやや長めでしたが、それでも一般的な衣類スチーマーと比べると短めの水準です。
さらにIGGIの場合、一度水が切れると約30分は追加で給水ができません。
IGGIは大量の衣類や小物をまとめて除菌するような使い方には向いておらず、1~2点程度の除菌をこまめにしたい方向きだと感じました。
× 使い勝手への配慮はもう一歩
IGGIを使っていると、細かな使い勝手への配慮はイマイチだと感じる部分もありました。
例えば、給水時わざわざボトルを使うのが面倒だったり、水がこぼれやすかったり、本体が熱くなるので危険&連続使用ができなかったり、トリガーがロックできず押しっぱなしにする必要があったり、本体が重く腕が疲れてきたり、取扱説明書がわかりづらかったり…
海外メーカー製ということもあり、細かい部分には目をつぶってある程度おおらかな気持ちで使うのが良さそうです。
IGGI (イギー)で気になる身の回りのものを清潔に
新型コロナの影響もあって除菌・衛生意識が高まっている昨今。
IGGIがあれば、ちょっと気になる身の回りのものを水だけでかんたんに除菌できます。
一家に一台用意することで、さらに除菌・ウイルス対策が強化されること間違いなしです。
これからの新しい生活様式の一つとして、IGGIの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
衣類スチーマーはレンタルで試せる
なお、衣類スチーマー選びで迷っている方には、家電レンタルで試してみる方法もおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、衣類スチーマー各種をレンタルしてお家で試すことができます。レンタルした商品は気に入ればそのまま買い取ることも可能。
ぜひレンタルで気軽に衣類スチーマーのある生活を体験してみてくださいね。
[レンタル] 衣類ケア・衣類スチーマー 一覧 – Rentio[レンティオ]
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