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PowerArQ Solar 120W実機レビュー!高出力&おしゃれな折りたたみ式ソーラーパネル

まーしー/家電製品総合アドバイザー
まーしー/家電製品総合アドバイザー

更新日2024/11/26

PowerArQ Solar 120W実機レビュー!高出力&おしゃれな折りたたみ式ソーラーパネル

昨今はおしゃれなポータブル電源が増えていますが、その中でもとりわけ有名なのが「PowerArQ(パワーアーク)」。キャンプで映えるポータブル電源として人気を博しています。

そんなPowerArQが取り扱うソーラーパネルもおしゃれなのはご存知でしたか?

そこで、この記事ではPowerArQ Solar 120Wの特長と実機レビューを紹介します。

性能だけでなく、外観デザインも気になる方にはピッタリの製品だと思いますので参考にしてください。


PowerArQ Solar 120Wの特長

PowerArQ Solar 120Wの特長

「PowerArQ Solar 120W」は高出力ながら携帯性に優れているソーラーパネルことです。

家庭用のソーラーパネル(ソーラーチャージャー)の中でもデザイン性に優れいていますので、アウトドアやキャンプに持ち運ぶおしゃれアイテムとしても良いでしょう。

そんな「PowerArQ Solar 120W」の特長を具体的なスペックを交えてまとめました。

折りたたみソーラーパネルのおすすめ4機種を比較!キャンプや災害に備えるポータブル発電機の選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

瞬間最大120Wの高出力

PowerArQ Solar 120Wの出力

「PowerArQ Solar 120W」は20%以上の高い変換効率を実現するソーラーパネルを3枚搭載しており、瞬間最大120W(18V/6.66A)の出力を有するソーラーパネルです。

消費電力の少ないモバイル端末だけでなく、大容量のポータブル電源やノートパソコンや車載用ミニ冷蔵庫などの充給電も可能な出力です。

電源がない場所や万が一の備えにも安心できるスペックのソーラーパネルと言えるでしょう。

おしゃれで持ち運びやすいデザイン設計

PowerArQ Solar 120Wのデザイン性

最大の特長ともいえるのがおしゃれなデザインと機能性を両立していることです。

機能性を重視した無機質なソーラーパネル(ソーラーチャージャー)が多いなか、「PowerArQ Solar 120W」は機能性だけでなく、見た目のデザインや持ち運びやすいよう取っ手にも配慮が見られます。

また折りたたみ時の厚さが約3cmしかありませんので、非使用時に収納しやすいという面もあります。

展開した状態 折りたたんだ状態
約1550mm 約510mm
奥行き 約530mm 約530mm
厚み 約15mm 約30mm

5つの充給電ポートで高い汎用性

PowerArQ Solar 120Wの充給電ポート

「PowerArQ Solar 120W」の充給電ポートには4種類の端子接続ががあり高い汎用性があります。

ポータブル電源のパススルー充電が推奨されていない以上、ソーラーパネルから複数ポート同時充給電できるのは嬉しいポイントです。

急速充電規格に対応
「PowerArQ Solar 120W」のUSB-CとUSB-A(2ポートの内の1つのみ)はそれぞれ急速充電規格に対応しています。USB PDもしくはQC(Qucik Charge)の規格に対応したUSBケーブルと端末ならフルスピード充電が可能になります。
出力端子 最大出力数
MC4-DC5521 119.88W(18V=6.66A)
8mm DC出力 119.88W(18V=6.66A)
USB-Cポート 60W(5V/9V/12V/15V/20V)
※各電圧のA数は未記載,出力電流は最大3A
USB-Aポート QC 3.0 18W(5V/2.4A, 9V/2A, 12V/1.5A)
通常 12W(5V/2.4A)

製品スペック一覧表

「PowerArQ Solar 120W」の製品スペックを一覧表にまとめました。

製品項目 スペック詳細
出力ポート
(最大出力)
MC4-DC5521:119.88W(18V=6.66A)
8mm DCポート:119.88W(18V=6.66A)
USB-C(PD):60W(5V/9V/12V/15V/20V)
USB-A(QC 3.0):18W(5V/2.4A, 9V/2A, 12V/1.5A)
USB-A:12W(5V/2.4A)
開放電圧 21.6V
短絡電流 7.32A
防塵防水規格
動作温度 -10度〜70度
サイズ
(幅×奥行×厚み)
展開時:約1550mm×530mm×15mm
収納時:約510mm×530mm×30mm
重さ 約5.0kg
公式税込価格 29,800円

PowerArQ Solar 120Wの実機レビュー

特長でも述べましたが、「PowerArQ Solar 120W」は見た目のデザインがおしゃれです。

特に取っ手の部分は革製となっており、ホールド感が柔らかく、重さで手に食い込むことがありませんので優しい気遣いだと思いました。

大きな収納ポケット

PowerArQ Solar 120Wの外側ポケット

「PowerArQ Solar 120W」の正面外側には大きな収納ポケットが付いており、中には充給電ポートと一体型のMC4-DC5521ケーブル、それからケース付きで3本のペグが入っています。

収納力のあるポケットなので、使用するUSBケーブルやDCケーブルも常に入れておくと良いでしょう。

なお、MC4-DC5521ケーブルの長さは約1mになりますので、必要な方は延長ケーブルも購入しておくと便利です。

折りたたみ式の自立スタンド

「PowerArQ Solar 120W」には、マジックテープで折りたたまれた自立スタンドが本体外側に2つ、収納ポケットの中に1つあります。

付属のペグを使えば、太陽光が真正面にあたるように角度を調整して固定することができます。

両端のペグは軽く、真ん中のペグは深く差しこむことで、太陽の位置に合わせて位置移動もしやすくなります。

4箇所にフックホール

PowerArQ Solar 120Wのフックホール

「PowerArQ Solar 120W」の四隅にはフックホールがついておりますので、車や木、壁などに括り付けて設置することも可能です。

設置場所を立体的に考えることができますので、太陽の位置に合わせて柔軟に活用することもできるでしょう。

LEDライトで通電状況を確認

PowerArQ Solar 120WのLEDランプ

充給電ポートにあるLEDライトは太陽光を感知すると自動的に充給電を開始するようになっています。

ランプの点灯状況に応じて場所や角度、接続機器の確認をしてください。

防塵防水性能はない

PowerArQ Solar 120Wは防塵防水ではない

「PowerArQ Solar 120W」は充給電ポートをはじめ、ソーラーパネルにも防塵防水仕様が施されておりません。

そのため砂埃の舞うような風の強い日や場所、水辺での利用は必ず避けて利用するようにしましょう。

できれば朝露や夜露を避けるためにも、太陽が当たらない時間帯は収納しておくのをおすすめします。

PowerArQ Solar 120Wの出力チェック

PowerArQ Solar 120Wの出力テスト

実際に「PowerArQ Solar 120W」の出力を計測してみました。

計測結果は快晴時(雲の量が1割以下)の出力となりますので、晴れ(雲の量が8割以下)、曇り(雲の量が9割以上)の日は出力が下がる、もしくはほぼ出力されないので注意しましょう。

計測環境
  • 時間帯:11:00〜13:00
  • 気温:8〜10度
  • 天候:快晴(雲の量が1割以下)

周囲の環境や充電状況によって変動するため、記載の結果はあくまでも今回のケースでのみ確認できた結果となります。

ポータブル電源へ充電

PowerArQ Solar 120WのL出力チェック

超大容量のポータブル電源「PowerArQ Pro」(残バッテリー30%)にMC4-DC5521ケーブル to 8mm DCケーブルを接続して出力を計測したところ最高99W(瞬間的に100W)を確認できました。

約1,002Whの容量を持つポータブル電源なので、同じ出力を継続して得られたとすると約12時間(目安)ほどでフル充電できる出力数になります。

他社ポータブル電源の互換性チェック

「PowerArQ Solar 120W」を他社のポータブル電源でも使えるのか調べるために、手元にあった「AnkerのPowerHouse II 400」で試してみました。

結果はMC4-DC5521ケーブル to 8mm DCケーブルおよびDCケーブルからの通電は確認することはできませんでしたが、PD対応のUSB-Cケーブルからは約50Wの充電を確認できました。

ポータブル電源がUSB-C充電に対応していることが前提とはなりますが、改めて「PowerArQ Solar 120W」は汎用性の高いソーラーパネルだと感じました。

USB-Cの出力

PowerArQ Solar 120WのUSB-C出力

残バッテリー40%以下のMacBook Pro(13インチ, 2017)にPD対応のUSB-Cポートから通電してみると約35.8W(19.8V/1.81A前後)の出力となりました。

最大出力の60Wとはなりませんでしたが、MacBook Air(30W入力)ならフルスピード充電できる値です。

USB-Aの出力

残バッテリー30%以下のアンドロイドスマホ「OPPO Reno3 A」(QC 2.0対応, QC規格は後方互換あり)を使って2つのUSB-Aの出力を比べたところ、電圧は5.12Vとどちらも変わりませんでしたが、電流量に違いが見られました。

  • QC 3.0対応のUSB-A:1.07Aとずっと安定して出力された
  • 通常のUSB-A:0.3A〜1.2A前後のレンジで不安定に出力された

最大出力は通常のUSB-Aのほうが大きかったのですが、安定した出力を得られたのはQC 3.0対応のUSB-Aでした。

モバイル端末の充電には不十分な出力でしたので、使用環境や太陽光への角度などもう少し試行錯誤する必要があったかもしれません。

キャンプやアウトドアにおすすめのソーラーパネル

PowerArQ Solar 120Wの実機レビュー

「PowerArQ Solar 120W」は高いスペックと見た目の良さから、アウトドア・キャンプ泊に携帯するソーラーパネルとしておすすめしたいです。

ペグを付属させたり、取っ手に持ちやすい素材を施すなど、機能面だけでなく使いやすさにも考慮されたソーラーパネルですので、非常用電源として保管しておくだけならはもったいない製品です。

PowerArQのポータブル電源を常日頃から活用する機会が多い方は、合わせて「PowerArQ Solar 120W」も検討してみてください。

モバイルバッテリーやポータブル電源はレンタルできる

キャンプ、車中泊、アウトドア、イベントに短期間だけでも使うならレンタルもおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、3泊4日からポータブル電源やモバイルバッテリーのレンタルが可能です。

借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできますので、まずはお試しでレンタルするのもおすすめです。

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