心おどる"未体験"との出会いを。

検索

BLUETTI 200W ソーラーパネルを実機レビュー!短時間でフル充電できる高出力の太陽光発電

まーしー/家電製品総合アドバイザー
まーしー/家電製品総合アドバイザー

更新日2024/12/25

BLUETTI 200W ソーラーパネルを実機レビュー!短時間でフル充電できる高出力の太陽光発電

以前にEcoFlow RIVER Maxのレビューをしましたが、昨今のポータブル電源はフル充電時間の短縮化がトレンドです。

しかし、国内で販売されている折りたたみソーラーパネルで高出力と呼ばれるものは100〜120W出力がほとんどであり、ソーラー充電によるフルスピード充電にはソーラーパネルの並列接続という方法がよく紹介されています。

確かにソーラー充電でも高い出力を得ることができる一方で、並列充電にはソーラーパネル2組に専用ケーブルが必要となり、コスト面のデメリットがあるのも事実です。

そこで、この記事ではBLUETTIが販売する200Wソーラーパネル(SP200)を紹介します。このソーラーパネル1つあれば、ポータブル電源のフルスピード充電にも対応できます。

製品特長と合わせて実機レビューもしておりますので参考にしてください。


BLUETTI 200Wソーラーパネルの特長

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)の実機レビュー

「BLUETTI 200Wソーラーパネル」はこれ1枚で200Wの高出力を生み出すソーラーパネルです。

高い入力を得ることでフルスピード充電を可能にするポータブル電源に最適な製品の1つとなりそうです。

具体的なスペックも確認しながら、「BLUETTI 200Wソーラーパネル」の特長を確認してみましょう。

折りたたみソーラーパネルのおすすめ5機種を比較!キャンプや災害に備えるポータブル発電機の選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

最大200Wの高出力

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)は高出力

「BLUETTI 200Wソーラーパネル」は23.5%の高い変換効率を有するソーラーパネルを4枚搭載しており、最大200W(20V/10A)の出力に対応します。

537Wh容量(EB55 etc.)ならおよそ4.5〜5時間、716Wh容量ならおよそ6〜6.5時間でフル充電できる出力となります。

100W〜120Wのソーラーパネルなら7〜8時間(日照時間を考え実質2日間)かかったものが、「BLUETTI 200Wソーラーパネル」なら1日で充電できる出力を備えることになります。(実際の出力チェックはこちら)

コンパクトで携帯性も良し

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)はコンパクト

加えて「BLUETTI 200Wソーラーパネル」のコンパクトさも大きなメリットです。

100W〜120Wのソーラーパネルと比べてサイズや重さも2倍になっているわけではなく、携帯しやすい持ち運びサイズに収められています。

以下に他ソーラーパネルとサイズや重さを比較した表をまとめましたので、「BLUETTI 200Wソーラーパネル」の高出力ながらコンパクトであることを確かめていただければと思います。(BLUETTIの厚みは実測値)

比較 BLUETTI EcoFlow PowerArQ
最高出力 200W 110W 120W
展開時
(幅×奥行×厚み)
約2200mm×520mm×5mm 約1580mm×514mm×20mm 約1550mm×530mm×15mm
収納時
(幅×奥行×厚み)
約525mm×520mm×80mm 約420mm×514mm×20mm 約510mm×530mm×30mm
重さ 6.5kg 約4.0kg
(+バッグだと6.0kg)
約5.0kg

PowerArQ Solar 120W実機レビュー!高出力&おしゃれな折りたたみ式ソーラーパネル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
EcoFlow 110Wソーラーチャージャーを実機レビュー!高耐久、高互換、高出力の折りたたみソーラーパネル – Rentio PRESS[レンティオプレス]

IP65の防塵防水性能

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)の防塵防水性能

「BLUETTI 200Wソーラーパネル」はIP65の防塵防水性能を有しています。

水に弱いDC/USBの充給電ポートもなく、MC4ケーブルが一体となっている部分もソーラーパネル裏の収納ポケットに隠れるようになっているので、
野外でも安心して使えるソーラーパネルです。

IP65の防塵防水性能について
  • IP6X:完全な防塵構造。防塵性能で最も高い等級となる。
  • IPX5:3mの距離から全方向に3分間、毎分12.5L/30kpaの噴流水を浴びせても有害な影響を受けない防水性能。

製品スペック一覧表

「BLUETTI 200Wソーラーパネル」の製品スペックを一覧表にまとめました。

価格も100W〜120Wソーラーパネル2枚分よりもお得なので、並列接続を検討していた方は「BLUETTI 200Wソーラーパネル」も検討してみるとよいでしょう。

製品項目 スペック詳細
出力 MC4ケーブル:最大200W(20V/10A)
防塵防水規格 IP65
動作温度 -10度〜65度
サイズ
(幅×奥行×厚み)
展開時:約2200mm×520mm×5mm
収納時:約525mm×520mm×80mm
重さ 約6.5kg
公式税込価格 48,800円

BLUETTI 200Wソーラーパネルの実機レビュー

まず先ほども紹介しましたが、200W出力ながら120W出力のPowerArQ Solarと収納時のサイズがほぼ一緒ということに驚きました。

四つ折りにたたむので80mm(実測値、展開時は5mm程度)と若干の厚みは感じるものの、持ち運び・収納には困らないサイズ感です。

マジックテーブでなく、プラスチックのバックルでカチっと固定しておけるのも安心感があります・

大きな収納ポケット

正面には大きな収納ポケットが付いておりますので、ソーラーパネルの固定にペグやカナビラ、ポータブル電源に使うケーブル類などもしまっておけます。

ポケット内には一体型のMC4ケーブルが入っているだけなので収納性も◎です。

付属品は説明書と保証書だけでした。

ケーブルは一体型のMC4ケーブルのみ

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)はMC4ケーブルのみ

「BLUETTI 200Wソーラーパネル」は一体型となったMC4ケーブルの充給電ポートのみになります。直接USBポートやDCプラグと接続することはできませんが、MC4ケーブルは高い互換性を持ちますのでXT60入力ポート等のあるポータブル電源ならほぼ使えるので安心です。

ポータブル電源によって変換ケーブルが付属していることもありますが、XT60入力ポートのないポータブル電源なら、MC4 to DCケーブルやMC4 to アンダーソンケーブルなどを別途購入して試してみましょう。


持ち運びしやすい取っ手

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)の取っ手

取っ手には手に負担のかかりにくいプラスチック製のハンドルカバーが付いていました。

6.5kgを持ち運ぶとなるとそこそこの負担がかかるので、ソーラーパネルの自重で手に食い込んで痛くならないような配慮がされています。

折りたたみ式の自立スタンドが4脚

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)の折りたたみ式自立スタンド

「BLUETTI 200Wソーラーパネル」には折りたたみ式の自立スタンドが4脚備わっています。

効率のよい太陽光発電には太陽に向けて直角になるように設置しなければなりませんので、自立スタンドでちょうどよい角度になるよう調整してください。

BLUETTI 200Wソーラーパネルの出力チェック

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)の出力チェック

今回はポータブル電源本体を短時間で充電できることを強みとしている2つのポータブル電源「BLUTTI EB55」と「EcoFlow RIVER Max」に「BLUETTI 200Wソーラーパネル」を接続し、実際の出力計測を行いました。どちらの製品にも付属しているMC to XT60ケーブルをそのまま使用しました。

計測環境
  • 時間帯:12:00〜13:00
  • 気温:14〜15度
  • 天候:快晴(雲の量が1割以下)

※周囲の環境や充電状況によって変動するため、記載の結果はあくまでも今回のケースでのみ確認できた結果となります。
※計測結果は快晴時(雲の量が1割以下)の出力となりますので、晴れ(雲の量が8割以下)や曇の天候だと得られる出力は低下するものと思っていただければと思います。

EB55では最大150W

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)とEB55

「BLUTTI EB55」は最大200Wのソーラーチャージャー入力に対応しているので、「BLUETTI 200Wソーラーパネル」はまさに最適な純正ソーラーパネルとなります。

デュアル/マルチ高速充電にも対応しておりますので、近くに電源があればAC入力と合わせて最大400W入力で最短2時間でのフル充電も可能になります。

BLUETTI EB55の実機レビュー!充給電ポート数と多機能に強みの小型ポータブル電源 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

EcoFlow RIVER Maxではマックス152W

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)とEcoFlow River Max

「EcoFlow RIVER Max」には最速充電を可能にする「X-Streamテクノロジー」が搭載されています。

EcoFlowには200W出力のソーラーパネルがないため、最短1.6〜3時間のフル充電を実現するためには110Wソーラーパネルを2枚並列する必要がありました。

しかし「BLUETTI 200Wソーラーパネル」なら、理論上、1組で「EcoFlow RIVER Max」を最速充電することができます。今回200Wに近い数字とまではいきませんでしたが、それでも152Wと十分な値を確認できたと思います。

EcoFlow RIVER Maxを実機レビュー!洗練されたデザインと多機能さに魅力のポータブル電源 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

出力重視ならBLUETTI 200Wソーラーパネル一択でいいかも

BLUETTI 200W ソーラーパネル(SP200)の実機レビュー

国内で販売されている高出力の折りたたみソーラーパネルは100W〜120Wがメジャーとなり、200W以上のソーラーパネルは非常に選択肢が少ない現状があります。

そういう意味では、楽天市場の出店審査もクリアし、日本語サポートもあることも考えると、「BLUETTI 200Wソーラーパネル」は少ない選択肢の中でも安心して使えるソーラーパネルだと思います。

USBやDCへ直接充給電はできませんが、ポータブル電源を急速充電することで、もしくはポータブル電源のパススルー充電を活用することで、そのデメリットも解消できます。

これから折りたたみ式のソーラーパネルの購入を検討するなら、「BLUETTI 200Wソーラーパネル」は筆頭候補として考えても良いかもしれません。

ソーラーパネルやポータブル電源はレンタルできる

キャンプ、車中泊、アウトドア、イベントに短期間だけでも使うならレンタルもおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、3泊4日からポータブル電源やモバイルバッテリーのレンタル、ソーラーパネルも用意しています。

借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできますので、まずはお試しでレンタルするのもおすすめです。

[レンタル] ソーラーパネル 一覧|キャンプや車中泊のスポット利用からサブスク型の月額制利用で防災備蓄にも – Rentio[レンティオ]

[レンタル] ポータブル電源 一覧|キャンプや車中泊のスポット利用からサブスク型の月額制利用で防災備蓄にも – Rentio[レンティオ]

関連記事

PowerArQ Solar 120W実機レビュー!高出力&おしゃれな折りたたみ式ソーラーパネル – Rentio PRESS[レンティオプレス]

Jackery SolarSaga 100実機レビュー!折りたたみ式の高出力ソーラーパネル – Rentio PRESS[レンティオプレス]

EcoFlow 110Wソーラーチャージャーを実機レビュー!高耐久、高互換、高出力の折りたたみソーラーパネル – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ポータブル電源のおすすめ8機種を比較!キャンプや防災用に失敗しないための選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ソーラーパネルのレンタル一覧

よく読まれている記事ソーラーパネルカテゴリのランキング

ピックアップ記事

- PICK UP -
  • スペシャルコンテンツ
  • カメラレビュー
  • カメラの基本解説シリーズ
  • コンサートでの双眼鏡の見え方シリーズ
  • レンティオライブ
  • わたしのカメラ
campaign-banner