BALMUDA The Potの実機レビュー!ハンドドリップにおすすめのおしゃれな電気ケトル
更新日2023/09/14
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コーヒー豆の粒度や焙煎度合い、また個人の好みによって”湯温✕蒸らし時間✕湯量✕注ぐ時間”と幾通りものコーヒー抽出を探求できるので、最初に凝りだすのは自身で一番カスタマイズしやすいコーヒーのドリップ工程です。(体験談)
そのドリップ工程に必要不可欠なものといえばコーヒーポット(コーヒー用ケトル)ですが、コーヒーポットにも様々な種類が存在しますので悩んでいる方も少なくないと思います。
せっかくのカフェタイム、機能性や使いやすさだけでなく、どうせなら見た目にもこだわりたいところ。
そこで、この記事ではおしゃれ家電メーカーとして有名なBALMUDAの電気ケトル「BALMUDA The Pot」の特長と実機レビューをまとめました。
もくじ
BALMUDA The Potの特長
「BALMUDA The Pot」の特長はThe Simple。機能を最小限に削ぎ落とすことで、飽きのこないスタイリッシュなプロダクトデザインに仕上げられていることです。
主な特長と製品スペックと順に確認してみましょう。
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細口のコーヒーポット
「BALMUDA The Pot」の注ぎ口は細口タイプです。
ネックも根本から注ぎ口まで同じ太さになっているので、一定の湯量で注ぎやすいのが特長です。コーヒーのハンドドリップで大事なのはムラのない湯量コントロール。初心者でも使いやすい形状です。
容量はコーヒー5杯分(0.6L)
容量は最大0.6L(最小は0.2L)です。1〜2人暮らしのサイズにはぴったりです。
コーヒー一杯の標準的な分量はコーヒー豆8gに対して125mlのお湯であることを考えると(インスタントコーヒーも大体同じ分量)、一度に6杯分の容量ということになります。
コーヒー以外にカップスープやカップラーメンに使うことも当然できますが、3人以上だと容量的に少し厳しいかもしれません。
シンプルでスタイリッシュなデザイン
温度設定・タイマー機能・湯量計測など多機能化が進む電気ケトル・ポットジャンルですが、「BALMUDA The Pot」の魅力はそれらの機能をすべて削ぎ落とし、シンプルでスタイリッシュなデザインに特化していることです。
電気ケトルに機能性を求めている方には物足りないでしょう。
ですが、自身のイメージする生活に溶け込むデザインを重要視している方には適した製品だと思います。
製品スペック一覧表
「BALMUDA The Pot」の製品スペックを一覧表にまとめました。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
容量 | 0.6L (コーヒー5杯分相当) |
電源コードの長さ | 1.3m |
電源 | AC100V 50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 1,200W |
サイズ (幅✕奥行き✕高さ) |
約269mm✕142mm✕194mm |
重さ | 約0.9kg |
公式税込価格 | 12,100円 |
BALMUDA The Potの実機レビュー
正直なところ、筆者は少なくとも温度設定ができないとコーヒーを楽しめないと考えていたので、電源を入れることしかできない「BALMUDA The Pot」には期待していませんでした。
が、実際に使ってみるといつもよりもハンドリップを楽しんでいました。
公式サイトには「毎日使いたくなる 今までにない美しいデザインの電気ケトル」とメッセージを打ち出していますが、そのメッセージどおり、ドリップする瞬間にテンションが上がるんですよね。
他社メーカーにはない、「BALMUDA」というブランドを使っているという、この満足感を得られる電気ケトルだと思います。
同梱物も本体のみ
外箱からほとばしるセンスの良さ。開封する時に興奮してしまう家電ブランドの1つですね。
中身は電気ケトル1セットと説明書のみで、他にごちゃごちゃ入っていないのも統一感があります。
押すだけの簡単操作
「BALMUDA The Pot」で操作できるのは、たった1つの電源スイッチを押すだけです。
湯温設定をしたかった筆者も、使っているうちにあまり気にならなくなりました。むしろ、「BALMUDA The Pot」に合うコーヒー用の温度計を探そうとしています。希望の温度になるまで冷ます時間を楽しむのも、ハンドドリップの楽しみなんじゃないかと感じています。
バルミューダらしい優しい灯り
電気ケトルとして他メーカーと比べると特筆すべきところはありませんが、取っ手の先端に付いた電源ランプから発せられる優しい灯りからはバルミューダらしさを感じました。
お湯を沸かしている時間さえもリラックスさせてくれる、そういう意味ではコーヒーのハンドドリップ工程に欠かせない要素を兼ね備えている電気ケトルと言えるのかもしれません。
電源ベースだけで様になる
電源ベースは電気ケトルよりも少し粗めな質感になっており、ポットと組み合わせるとデザインの一貫性を感じつつ、1つ1つ見るとそれぞれ個性があるよう設計されています。
電源コードホルダーも構造上はよくあるものですが、なんとなく高級感漂う佇まい。これぞブランディングの力を見せつけられている感じもしますが、使う本人としては意外と満足していたりもします。
BALMUDA The Potでコーヒーを淹れてみた
ということで、早速「BALMUDA The Pot」を使ってコーヒーを淹れました。
動画には筆者がハンドドリップによく使っているSoloCanoも登場します。
自宅にあまりモノを増やしたくない人にとっては、「SoloCano」と「BALMUDA The Pot」の組み合わせは結構イケてるんじゃないかと思っています。
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カップラーメンもおしゃれじゃないですか?
普段食べないカップラーメンですが、「BALMUDA The Pot」のために買ってきました。
並べるだけでもちょっと高そうなカップラーメンに見えたり、、、
味が変わるかといえばそうはなりませんでしたが、「BALMUDA The Pot」を横において雰囲気で食べるならありかなと思います。
アナログなハンドドリップの良さに気づかせてくれる電気ケトル
機能性については他メーカーに譲るとして、「BALMUDA The Pot」の良さはアナログなハンドドリップへの回帰を促してくれることにあるのかもしれません。そういうことなら、お湯を沸かすというシンプルな機能、コーヒー豆やハンドドリップ器具と並べて雰囲気の出るプロダクトデザインに納得がいきます。
美味しいコーヒーを淹れたい方はもちろん、ハンドドリップの探求に楽しさを覚える方にこそ、一度は検討する価値のある電気ケトルなのかもしれません。
電気ケトルやコーヒーメーカーはレンタルで試せる
電気ケトルやコーヒーメーカーを実際に試してみたい方はお試しレンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では温度調整のできるデロンギの電気カフェケトルのレンタルやコーヒーメーカーのレンタルも提供しています。
レンタルして気に入ればそのまま購入もできますので、「BALMUDA The Pot」以外にも気になった製品があれば、まずは試してみてください。
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