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人気の高いポータブル電源をいくつもリリースしている「EcoFlow(エコフロー)」。携帯性に優れたものから超大容量のバッテリーを搭載したものまで、幅広いニーズに応えた製品が並びます。
もしかしたら、ポータブル電源にいくつものバリエーションがあるため、自分の用途に合っているのはどれなのか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで、この記事ではEcoFlowのポータブル電源が持つ特長と選び方、そしておすすめ機種を厳選してまとめました。初めてのポータブル電源、もしくは買い替えにEcoFlow製品を検討している方は、判断材料の1つとして参考にしてくださいね!(全機種の詳細比較はこちら)
もくじ
EcoFlow ポータブル電源の種類
EcoFlowのポータブル電源には2つの製品ブランドがあります。
1つはEcoFlowポータブル電源の火付け役にもなった大容量バッテリー&ハイパワーのDELTAシリーズ、もう1つは大容量バッテリーとコンパクトさを両立させたRIVERシリーズです。
各シリーズの詳しい特徴をそれぞれまとめました。
DELTAシリーズの特長
DELTAシリーズはアウトドアシーンはもちろん、防災用電源としても十分なスペックを搭載しています。
ACポートが多く搭載されているため、電化製品中心に利用したい方におすすめです。
- 定格出力が大きく、ヘアドライヤーやオイルヒーターなどの消費電力が大きい家電でも可
- 製品重量が10kg以上あり大型
- 出力ポート数が多い。特にACポート数が多く、電化製品の同時使用に適する
- 価格は最低10万円を超え、上位機種に該当する
RIVERシリーズの特長
RIVERシリーズは出力数とバッテリー容量を必要最低限に抑えることで、コンパクトなボディに収まったポータブル電源です。
少人数でのデイキャンプやバーベキュー、車中泊の利用にぴったりです。
- コンパクトで持ち運びしやすい
- 全モデルが専用アプリに対応
- ライト機能搭載モデルも用意
- 用途に合わせたバリエーションが豊富
EcoFlow ポータブル電源の特長
2つのシリーズに分かれているEcoFlowのポータブル電源ですが、どのモデルにも共通する技術や認証が備わっています。
特許技術もあり、EcoFlow製品の評価が高い理由でもあります。
全機種の詳細比較も用意したので、スペックからピッタリのモデルを見つけたい方は参考にしてください。
定格出力を超えた電化製品でも使えるX-Boostテクノロジー
まず1つ目がEcoFlow社独自の「X-Boostテクノロジー」です。
「X-Boostテクノロジー」を搭載することで、高度なアルゴリズムが消費電力の大きい電化製品を見分け、その電圧を下げることで定格出力を超える電化製品でも作動させることができます。
例えば定格出力が600WのRIVER Proなら1,200Wまで、定格出力が2,000WのDELTA Maxなら2,400Wまで使えるようになります。
電圧保護機能がある精密機器など動作電圧が低くなると止まってしまう製品(例:エアコン、コンプレッサー)は使えませんが、それでもEcoFlowのポータブル電源なら使える電化製品の幅が広がるので便利です。
純正弦波で東西の周波数に対応
AC出力は家庭用コンセントと同じ「純正弦波(正弦波)」を採用し、周波数も50/60Hzの選択式です。
定格電圧も100Vと日本の電圧に対応しているので、国内で販売されているほとんどの電化製品であれば問題なく使えるので安心してください。
充電時間の早い特許技術X-Stream
「X-Boostテクノロジー」と並んでEcoFlowならではの特許技術が「X-Stream」です。そのおかげで、EcoFlowのポータブル電源はバッテリー容量に関わらず、500Whでも1,000Whでも2,000Whでも1.6時間〜2時間ほどでフル充電になります。0%→80%の充電なら約1時間と業界最速クラスです。
また充電ケーブルも間に電源アダプタを挟まないため、荷物も少なくスマートです。
防災推奨品として認証されている
EcoFlowの代表的なポータブル電源であるEFDELTAは、一般社団法人 防災安全協会が主催する「防災・防疫製品大賞©2021」 非常用電源部門で優秀賞を受賞しました。
その他のモデルも防災推奨品認証マークが付いており、安心・安全のポータブル電源です。
アプリ連携によるリモート操作
EcoFlowのポータブル電源は一部を除いて専用のスマホアプリ「EcoFlow – Power a New World」(App Store / Google Play)とペアリングが可能です。
ペアリングするとポータブル電源本体ではできない詳細な設定をはじめ、リモート操作が可能になります。
インターネット環境がなくてもポータブル電源本体とスマホでペアリングして使えますので、アウトドアシーンでも便利に使えます。
拡張性のあるバッテリー設計
EcoFlowのポータブル電源には外付けのエクストラバッテリーも用意されています。
一部のモデルのみですが、エクストラバッテリーを追加することでバッテリーの上限量を増やすことが可能です。
ポータブル電源そのものを追加するよりも低価格で必要に応じたカスタマイズができるため、防災用の備蓄バッテリーにも活躍します。
リン酸鉄リチウムイオン電池も充実のラインナップ
エコフローのポータブル電源は、リン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルでほぼ占められています。
従来のリチウムイオン電池搭載のモデルと比べて、業界平均6倍の約3,000回のバッテリー充放電を繰り返し行える(サイクル寿命/サイクル回数)ので、長く使ったり保管を考えている人におすすめです。
手厚い保障とサポート
エコフローの公式オンラインストアで購入すると、最大5年のメーカー正規保証が付帯するのも魅力です。
定期的にお得なセールも実施するため、時期を狙って購入すれば長い目で見てもかなりコスパの良い買い物になるはずです。
安心安全、そしてお得なポータブル電源を求めるならエコフロー製品は筆頭候補にあがるかもしれません。
EcoFlow ポータブル電源のおすすめ機種
EcoFlowのポータブル電源から購入する1台に絞り込むには、基本的にバッテリー容量・定格出力・予算の3つを軸に比較検討することになります。
それでもなかなか決めきれない方のために、おすすめのポータブル電源を厳選してみたので参考にしてください。(全機種の詳細比較はこちら)
DELTA 2 Max
バッテリーの拡張性・アプリ連携・ハイパワー&超大容量バッテリーと、持ち運べるエコフローのポータブル電源としては最上位機種にあたるのが「DELTA 2 Max」です。
最低限の携帯性も考慮しつつ、大は小を兼ねるポータブル電源を選ぶなら「DELTA 2 Max」です。
簡易スペック | 簡易評価 |
---|---|
バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 2,048Wh |
最大出力 | 2,000W(瞬間最大4,000W) |
充電時間 | 約43分で80%まで ※ソーラー充電の組み合わせで最大2400W入力が得られた場合 |
アプリ | ◯ |
サイズ | 約49.7cm×24.2cm×30.5cm |
重さ | 約23kg |
公式税込価格 | 254,100円 |
前機種のレンティオ編集部レビューはこちら
EcoFlow DELTA Max(デルタマックス)の実機レビュー!最大6048Whまで拡張できるメガ容量のポータブル電源 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
レンタル利用者の口コミ
[口コミ] EcoFlow(エコフロー) DELTA 2 Max ポータブル電源 (2048Wh)のレビュー一覧 – Rentio[レンティオ]
DELTA 2
「DELTA 2 MAX」よりも携帯性に優れ、バランスの取れたポータブル電源が「DELTA 2」です。
容量・出力・予算を考えるとちょうどよいので、悩んだらまず「DELTA 2」を検討し、そこから具体的に容量や出力が本当に足りるのか考えてみるのがよいかもしれません。
簡易スペック | 簡易評価 |
---|---|
バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 1,024Wh |
最大出力 | 1,500W(瞬間最大3,000W) |
充電時間 | 約80分で満充電 |
アプリ | ◯ |
サイズ | 約40.0cmx21.1cmx28.1cm |
重さ | 約12kg |
公式税込価格 | 143,000円 |
レンタル利用者の口コミ
[口コミ] EcoFlow(エコフロー) EcoFlow DELTA 2 ポータブル電源(1024Wh)のレビュー一覧 – Rentio[レンティオ]
RIVER Pro
「RIVER Pro」はRIVERシリーズの最上位機種です。
定格出力は600W(瞬間最大出力1,200W)で、必要十分なバッテリー容量を備えます。
定格出力が600Wでも十分なら、エクストラバッテリーやアプリ連携もありもあり、バッテリー容量あたりのコストパフォーマンスも高いのでおすすめです。
簡易スペック | 簡易評価 |
---|---|
バッテリー種類 | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 720Wh |
最大出力 | 600W(瞬間最大1,200W) |
充電時間 | 約1.6時間で満充電 |
アプリ | ◯ |
サイズ | 約28.8cmx18.5cmx25.3cm |
重さ | 約7.2kg |
公式税込価格 | 79,800円 |
レンティオ編集部のレビュー
EcoFlow RIVER Pro実機レビュー!RIVER Maxとの違いと共通点から分かったおすすめポイント – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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[口コミ] EcoFlow RIVER PRO エコフロー ポータブル電源(720Wh)のレビュー一覧 – Rentio[レンティオ]
RIVER 2 Max
リン酸鉄リチウムイオン電池搭載で、1泊くらいのキャンプや車中泊にちょうどよいのが「RIVER 2 Max」です。
コンパクトな割に十分な出力ワット数もあるため、ソロキャンプでも高い利便性を発揮します。
簡易スペック | 簡易評価 |
---|---|
バッテリー種類 | リン酸リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 512Wh |
最大出力 | 500W(瞬間最大1,000W) |
充電時間 | 約1時間で満充電 |
アプリ | ◯ |
サイズ | 約26.9cmx25.9cmx19.6cm |
重さ | 約6.1kg |
公式税込価格 | 64,900円 |
レンティオ編集部のレビュー
軽量コンパクトなポータブル電源!EcoFlow RIVER 2 MAXをキャンプ場使用レビュー! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
レンタル利用者の口コミ
[口コミ] EcoFlow(エコフロー) EcoFlow RIVER 2 MAX エコフローポータブル電源(512Wh)のレビュー一覧 – Rentio[レンティオ]
全機種のスペック一覧表
シリーズ | DELTAシリーズ | RIVERシリーズ | シリーズ | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
機種名 | DELTA Pro | DELTA 2 Max | DELTA 2 | DELTA MAX | RIVER Pro | RIVER 2 Pro | RIVER Max | RIVER 2 Max | RIVER 2 | 機種名 |
バッテリー種類 | リン酸鉄 | リン酸鉄 | リン酸鉄 | リチウムイオン | リチウムイオン | リン酸鉄 | リチウムイオン | リン酸鉄 | リン酸鉄 | バッテリー種類 |
バッテリー容量 | 3,600Wh | 2,048Wh | 1024Wh | 2016Wh/ 1612Wh |
720W | 768Wh | 576Wh | 512Wh | 256Wh | バッテリー容量 |
定格出力 (瞬間最大出力) |
3000W(600W) | 2000W(4000W) | 1500W(3000W) | 2000W(4200W) | 600W(1200W) | 800W(1600W) | 600W(1200W) | 500W(1000W) | 300W(600W) | 定格出力 (瞬間最大出力) |
充電時間 | 最短3時間 | 最短43分で80% | 2016Whモデル:2時間 1612Whモデル:1.7時間 |
最短80分 | 最短1.6時間 | 最短70分 | 最短1.6時間 | 最短60分 | 最短60分 | 充電時間 |
アプリ連携 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | アプリ連携 |
サイズ | 約63.5cm×28.5cm×41.6cm | 約49.7cm×24.2cm×30.5cm | 約49.7cm×24.2cm×30.5cm | 約40.0cmx21.1cmx28.1cm | 約28.8cmx18.5cmx25.3cm | 約26.9cmx25.9cmx22.6cm | 約28.8cm×18.5cm×25.3cm | 約26.9cmx25.9cmx19.6cm | 約24.5cmx21.5cmx14.5cm | サイズ |
重さ | 約45kg | 約23kg | 約22kg ※両モデル共通 |
約12kg | 約7.2kg | 約7.8kg | 約7.7kg | 約6.1kg | 約3.5kg | 重さ |
公式税込価格 | 440,000円 | 254,100円 | 2016Whモデル:254,100円 1612Whモデル:187,000 |
143,000円 | 79,800円 | 88,000円 | 63,800円 | 64,900円 | 29,900円 | 公式税込価格 |
ぴったりのポータブル電源が見つかりやすいEcoFlow
EcoFlowはバリエーションが豊富なので、用途に合ったぴったりのポータブル電源を見つけられるでしょう。ここまで多様なラインナップを揃えるメーカーはなかなかありませんので、初めてポータブル電源を検討している方はもちろん、必要な出力や容量が分かって買い替えを検討している方にもおすすめです。
購入前に試すこともできるため、ぜひ実際の利用シーンで使ってみてから、必要な容量や出力、それに合った機種を見つけてみてくださいね。
ポータブル電源はレンタルできる
キャンプ、車中泊、アウトドア、イベントに短期間だけでもポータブル電源を使うならレンタルもおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、3泊4日からポータブル電源やモバイルバッテリーのレンタルが可能です。
借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」もできますので、まずはお試しでレンタルするのもおすすめです。
[レンタル] ポータブル電源 一覧|キャンプや車中泊のスポット利用からサブスク型の月額制利用で防災備蓄にも – Rentio[レンティオ]
エコフロー(EcoFlow)商品のレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]
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