ルンバ i3+/i3, i2, e5の違いを徹底比較!真のコスパ最強ルンバはどれだ?
更新日2024/07/05
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ロボット掃除機界の王者「iRobot ルンバ」シリーズ。
なかでも多機能で価格もちょうどいい高コスパモデルとして人気なのが、「ルンバ i3+ / i3」「ルンバ i2」「ルンバ e5」です。
自動ゴミ収集機能つきでは最安の「ルンバ i3+」、ルンバ i3+から自動ゴミ収集機能を除いた「ルンバ i3」、上位モデルにも劣らない機能を搭載していて3万円台と低価格な「ルンバ i2」、2018年の発売以降圧倒的な人気を誇った「ルンバ e5」。
これらの高コスパルンバは機能や価格帯が近いので、どれを選べばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、5つのポイントで「ルンバ i3+ / i3」「ルンバ i2」「ルンバ e5」の違いを詳しく比較しました。
機能と価格を見比べて、自分のお家に合ったルンバを見つけてくださいね!
いますぐ全項目をまとめた比較一覧表が見たい方は、こちらの比較一覧表まとめからご覧ください。
もくじ
ルンバ「i3+ / i3」「i2」「e5」の特徴
まずは、高コスパモデルのルンバ i3+ / i3、i2、e5がどのような特徴をもつルンバなのか、かんたんにご紹介します。
ルンバ「i3+ / i3」とは
「ルンバ i3+ / i3」は、2021年2月に発売されたルンバです。
ルンバ600シリーズと比べて10倍の高い吸引力に、複数の部屋を掃除できる賢いナビゲーションシステム、スマホアプリのマップから部屋を指定して清掃など、上位モデル並みの高機能が特徴。
人気の自動ゴミ収集機能つきが「ルンバ i3+」で、ゴミ収集機能非搭載なのが「ルンバ i3」です。
詳しいレビューはこちら
「ルンバ i3+」写真&動画で徹底レビュー!自動ゴミ捨てが身近になったルンバを従来機種とも比較検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
ルンバ「i2」とは
「ルンバ i2」は、2022年7月に発表された新しいモデルです。
スタンダードモデルの10倍の吸引力に、複数の部屋を掃除できる賢いナビゲーションシステムも搭載。さらに、スマホアプリから掃除結果のマップを確認することも可能です。
ルンバ i3シリーズと近い性能を搭載していて、3万円台というコスパの高さで注目を集めています。
ルンバ「e5」とは
「ルンバ e5」は、2018年10月発売のロングセラーモデル。
掃除できるのはシンプルな1~2部屋の間取りまでですが、スタンダードモデルの5倍のパワフルな吸引力でスマホ連携も可能。ゴム製のデュアルアクションブラシやダストボックスの水洗いなど、お手入れのしやすさも魅力です。
手頃な価格で「コスパ最強ルンバ」として長く人気のモデルでしたが、ルンバ i2の発売に伴い公式販売終了となっています。
詳しいレビューはこちら
コスパ最強“ルンバ e5”写真付レビュー!安さの秘密やデメリット,口コミ,従来機種との違いを徹底解説! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
ルンバ「i3+ / i3」「i2」「e5」を5つのポイントで徹底比較!
いずれも機能と価格のバランスが魅力のルンバですが、どのような違いがあるのでしょうか?
「i3+ / i3」「i2」「e5」の4機種を細かく比較した結果、こちらの5つの違いが見つかりました。
- 清掃能力が高いのは、吸引力10倍の「i3+ / i3」「i2」
- ナビゲーション能力は、複数の部屋に対応した「i3+ / i3」「i2」が賢い
- スマホ連携でマップ学習できる「i3+ / i3」が便利
- お手入れが楽なのは、自動ゴミ収集機能搭載の「i3+」
- 価格が安いのは「i2」「e5」
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 清掃能力が高いのは、吸引力10倍の「i3+ / i3」「i2」
ルンバ選びでまず重要となるのが清掃能力。
この4機種で比べると、ベーシックな600シリーズと比較して吸引力が約10倍の「ルンバ i3+ / i3」「ルンバ i2」が優れています。
ルンバ e5の吸引力も決して低いわけではなくフローリングであれば5倍でも十分なのですが、カーペットや絨毯など高い吸引力が必要な環境で使用するなら「ルンバ i3+ / i3」「ルンバ i2」のほうがおすすめです。
ルンバ「i3+ / i3」「i2」「e5」清掃能力 比較表
型番 | i3+ | i3 | i2 | e5 |
---|---|---|---|---|
吸引力 (600シリーズとの比較) |
10倍 | 10倍 | 5倍 | |
メインブラシ | ゴム製デュアルアクションブラシ | ゴム製デュアルアクションブラシ | ゴム製デュアルアクションブラシ |
2. ナビゲーション能力は、複数の部屋に対応した「i3+ / i3」「i2」が賢い
ルンバの「頭脳」ともいえるナビゲーション能力。
4機種のなかで賢いのは、複数の部屋に対応している「ルンバ i3+ / i3」「ルンバ i2」です。
フロアトラッキングセンサーで部屋の形状や自分の現在位置を把握しながら、直線的な動きで効率よく走行。掃除途中で電池が切れそうになったら、自動で充電して続きから掃除を再開してくれます。
一方ルンバ e5は、部屋がきれいになるまで色んな角度から複数回走行するタイプで、基本的に掃除できるのはシンプルな間取りの1~2部屋のみとなっています。
また、ソファなど低めの家具を検知するリアクティブセンサーも「i3+ / i3」「i2」のみ搭載。引っかかって立ち往生することなく掃除ができます。
ルンバ「i3+ / i3」「i2」「e5」ナビゲーション能力 比較表
型番 | i3+ | i3 | i2 | e5 |
---|---|---|---|---|
走行パターン | ||||
適した間取り | 複数の部屋 (3~4部屋) | 複数の部屋 (3~4部屋) | 1~2部屋 | |
稼働時間 | 清掃完了まで自動充電・再開 (満充電で最大75分) | 清掃完了まで自動充電・再開 (満充電で最大75分) | 最大90分 | |
リアクティブセンサー | ○ | ○ | – |
3. スマホ連携でマップ学習できる「i3+ / i3」が便利
「i3+ / i3」「i2」「e5」はいずれもスマホアプリ対応のルンバですが、アプリで使える機能が異なります。
間取りを学習してアプリから部屋を指定して清掃できるのは、ルンバ i3+ / i3のみ。ルンバ i2は掃除結果マップの確認はできますが、部屋指定清掃はできません。
ルンバ e5は、外出先からの操作など基本的な機能のみ。マップ機能はもちろん、走行回数などモードの変更もできません。
また、便利な床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」との連携も、「i3+ / i3」「i2」のみ対応となっています。
ルンバ「i3+ / i3」「i2」「e5」スマホ連携・便利機能 比較表
型番 | i3+ | i3 | i2 | e5 |
---|---|---|---|---|
スマホ連携 | ○ | ○ | ○ | |
掃除結果マップ | ○ | ○ | – | |
マップの学習・部屋指定 | ○ | – | – | |
清掃モード設定 | ○ | ○ | – | |
ブラーバ連携 | ○ | ○ | – |
4. お手入れが楽なのは、自動ゴミ収集機能搭載の「i3+」
お手入れの手間をなるべく省くなら、自動ゴミ収集機能つきの「ルンバ i3+」がおすすめ。
掃除終了後に本体のゴミをクリーンベースが自動で回収し、最大1年分*のゴミを溜めておけるので面倒なゴミ捨ての手間が減ります。
また、自動ゴミ収集機能がないルンバを選ぶなら、ダストボックスが満タンになったら通知してくれるゴミフルセンサー搭載の「i3」「i2」のほうが便利です。
* 日本のクリーンベースユーザーの清掃結果より算出。全ての家庭環境において、期間を保証するものではありません。交換用ランプが点灯する前に誤動作や異臭に気づいた場合は、交換することをお勧めします。
ルンバ「i3+ / i3」「i2」「e5」お手入れ 比較表
型番 | i3+ | i3 | i2 | e5 |
---|---|---|---|---|
自動ゴミ収集 | ○ | -(別売) | -(別売) | – |
ゴミフルセンサー | ○ | ○ | – | |
ダストボックス水洗い | ○ | ○ | ○ |
5. 価格が安いのは「i2」「e5」
ルンバの中でも、高コスパモデルとして人気の4機種。
公式販売価格を比較すると、「ルンバ i2」「ルンバ e5」が約4万円で安価となっています。
自動ゴミ収集機能つきの「ルンバ i3+」は、やはりワンランク価格が上がりますが、手間の軽減を考えると十分にその価値はありそうです。
価格だけではなく、求める機能とのバランスを見て選ぶのが良いでしょう。
ルンバ「i3+ / i3」「i2」「e5」価格 比較表
型番 | i3+ | i3 | i2 | e5 |
---|---|---|---|---|
公式ストア税込価格 | 79,800円 | 49,800円 | 39,800円 | 39,800円 |
まとめ:ルンバ「i3+ / i3」「i2」「e5」比較一覧表
高コスパモデルのルンバ「i3+ / i3」「i2」「e5」を比較した結果、こちらの5つの違いが見つかりました。
- 清掃能力が高いのは、吸引力10倍の「i3+ / i3」「i2」
- ナビゲーション能力は、複数の部屋に対応した「i3+ / i3」「i2」が賢い
- スマホ連携でマップ学習できる「i3+ / i3」が便利
- お手入れが楽なのは、自動ゴミ収集機能搭載の「i3+」
- 価格が安いのは「i2」「e5」
最後に全項目をまとめた比較一覧表を紹介しますので、違いをよく見比べて自分に合ったルンバを選んでくださいね。
自動ゴミ収集機能が欲しい人には「ルンバ i3+」がおすすめ。
自動ゴミ収集機能が不要で、マップ学習機能が欲しい人には「ルンバ i3」・掃除結果マップが確認できればいい人には「ルンバ i2」がちょうどいいでしょう。
また、シンプルな間取りでフローリングのみ、マップ機能も不要なら「ルンバ e5」がおすすめです。
今回比較した以外のルンバについても知りたい人は、こちらのルンバ全機種の比較記事をご覧ください。
[最新] ルンバ j7+を含む全24種類を一覧表で比較!おすすめと選び方を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
ルンバ選びで迷ったら公式レンタルもおすすめ
「自分に必要な機能がわからない」「うちの間取りで使えるルンバってどれ?」
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