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新型コロナウイルス感染症の拡大によって、テレワークやWeb会議などのツールが浸透し、リモートでのコミュニケーションが一般的になりつつあります。
その一方で、直に顔を突き合わせてコミュニケーションを取るという価値も重要視されているのではないでしょうか。
実際にテレワークやWeb会議、オンライン帰省などを体験してみて、気楽な反面、どこか距離感が掴めないといった経験は誰しもありませんか。
手持ちで使える小型ハンディプロジェクター「RICOH Image Pointer GP01」は、新しい体験価値を提案するコミュニケーションツールです。
本記事では、「RICOH Image Pointer GP01」の特徴やスペックについて、また実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。

もくじ
RICOH Image Pointer GP01について
「RICOH Image Pointer GP01」は、株式会社リコーが開発・製造・販売する手持ちで使える小型ハンディプロジェクターです。
コードレスとなっているため、出張先や旅行先などシーンや場所に限らず使用することが可能で、新たな対面コミュニケーションのツールとして期待されています。
RICOH Image Pointer GP01の特徴
RICOH Image Pointer GP01には、以下の4つの特徴があります。
RICOH Image Pointer GP01の特徴
- スマートフォンの画面を簡単にシェアできる
- 見せたい時にボタン一つですぐ投影可能
- 携帯性と操作性に優れたデザイン
- ファンレス設計で手持ちでも安全
特徴①|スマートフォン(iPhone)の画面を簡単にシェアできる
RICOH Image Pointer GP01とスマートフォンまたはタブレットをWi-Fiで繋げることで、スマートフォンの写真などを簡単に投影できます。
写真だけでなく動画といったデータ量が重いものでも、壁や天井、床に投影し、大画面で複数人とシェアすることが可能です。
専用アプリのダウンロードも必要なく、ケーブルも必要としないため、共有したいタイミングですぐに共有することができます。
また、同梱されたMicro HDMIのHDMI変換アダプタを使用することでHDMI接続も可能ですので、パソコンやカメラなど様々な機器と接続し投影することができます。
特徴②|見せたい時にボタン一つですぐ投影可能
製品の中央にある「投影ボタン」を押すことで、映像投影のOnとOffを切り替えることができ、見せたい画像をすぐに投影できます。
RICOH Image Pointer GP01とスマートフォンを接続状態のまま、投影Offの待機設定にすることも可能なので、共有したくない画像も簡単に投影Offできて安心です。
特徴③|手持ちで使いやすく、携帯性と操作性に優れたデザイン
手持ちで使うことを前提としているため、ポケットに入るちょうど良い大きさで、約205gとリンゴ1個分ほどの重量です。
約80分稼働するバッテリーとスピーカーを内蔵しているので、RICOH Image Pointer GP01を一つ持ち出せばすぐに投影することができます。
また、マウスのような手に持ちやすいデザインと、操作性に優れたボタン配置が使いやすさを向上させています。
さらには、冷却ファンを搭載しないファンレス設計により、不快な温風が出ないので手で持っても快適です。
ファンの動作音もなく、静かな環境での使用も気になりません。
RICOH Image Pointer GP01の製品スペック
RICOH Image Pointer GP01の製品スペックは下記のようになっています。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
解像度 | 480p(854×480) |
輝度 | 45lm |
光源 | RGB LED |
台形補正 | 垂直(手動)± 20度 |
投写サイズ | 25~80インチ |
バッテリー駆動時間 | 80分 |
入出力端子 | micro HDMI USBタイプC電源コネクタ |
スピーカー | 0.8W(モノラル) |
サイズ | 69.8(W) x 38.0(H) x 111.0(D) mm |
重さ | 205g ± 10g |
公式税込価格 (2022年7月現在) |
59,400円 |
RICOH Image Pointer GP01の実機レビュー
それでは、RICOH Image Pointer GP01の実機を使用してみたいと思います。
箱の中には、プロジェクター本体のほかにUSB-A to USB-Cケーブル・ストラップ・ポーチ・Micro HDMI変換アダプタ・操作ガイド・クイックスタートガイドが同梱されています。
Micro HDMIに対応したケーブルは持っていないことが多いので、変換アダプタがあるのは嬉しいですね。
サイズは69.8(W) x 38.0(H) x 111.0(D) mmとなっており、Macのマウス「Apple Magic Mouse」と並べてみるとほぼ同じ大きさです。
実際に手に持った感触は、ずっしりとした程よい重みがあり、手に馴染む感触がありました。
ボタンは全部で5つあります。
①投影/決定ボタン、②電源ボタン、③Menuボタン、④台形補正を行うKeystoneボタン、⑤入力切り替えを行うInputボタンとなっています。
そのほか、本体のサイドにはフォーカス調整するフォーカスリングが付いています。
RICOH Image Pointer GP01の使用方法
それでは、手持ちのスマートフォンとRICOH Image Pointer GP01を繋げてみます。
手順は以下の通りです。
①電源をONにする
2秒以上、電源キー長押しして電源をONにします。
②フォーカスを調整
本体サイドに設置されているフォーカスリングを回転させることでピントを合わせます。
③スマートフォンやタブレットなどとWi-Fi接続する
【Wi-FiでiOS機器と接続する場合】
- Inputキーを押して入力選択画面を表示
- 4方向キーでiOSを選択して決定キーを押す
- 本体から投影され表示されるAPNとPWを確
- iOS側でWi-Fi設定を開き、先ほど確認したAPNとPWで接続
- iOS側で画面ミラーリング機能をONにして投影を開始
画面ミラーリングという機能をこれまで使ったことがありませんでしたが、設定も3分かからずスムーズかつ簡単に繋げることができました。
広めの壁のほか、天井近くの狭いスペースでも綺麗に投影することができます。
投影サイズは、近づけたり離したりすることで25~80型までの投影が可能です。
テーブル上などのわずかな距離でも、綺麗にはっきりと画像を投影することができました。
RICOH Image Pointer GP01を実際に使ってみた感想
◯:動画をシェアできる
実際に使ってみた感想としては、画像だけでなく動画もすぐに反映できるので、面白いYoutube動画を複数人でシェアしたいときに、とても重宝しそうだなと感じました。
本体にはスピーカーも搭載されているため、音付きの動画もみんなで一緒にシェアできます。
接続するスマートフォン側でボリューム調整も可能ですので、三脚などにRICOH Image Pointer GP01を設置して離れた場所からスマートフォンで操作することもできます。
△:Android製品とは有線接続で投影可能
Wi-Fiによる無線接続は、iPhoneに搭載されているiOSにしか対応していないということで、Android製品に対応しているとより良いなと感じました。
Android製品と接続する場合は、同梱されているMicro HDMI変換アダプタを用いて、有線接続で投影が可能になります。
△:ファンレス設計なので温かくなる
ファンレス設計ということで、使っていると本体の下部や頭頂部が温かくなる感じがあります。
持てなくなる熱さではありませんが、気になる方は三脚の装着をおすすめします。
本体裏側には、三脚用のネジ穴があるので三脚の装着が可能です。
RICOH Image Pointer GP01はシーンを問わずに活用できる
RICOH Image Pointer GP01の実機レビューを紹介してきました。
コードレスかつ小型のため、持ち運びが楽にできてビジネスシーンやキャンプシーンなどシーンを問わずに活用できます。
1人でも十分に楽しめるツールですが、友達複数人で画像や動画をシェアすることで、より楽しい時間が過ごせると感じました。
例えば、コロナが落ち着いて久しぶりに再会する同窓会などで昔の懐かしい写真をシェアしたり、祖父母に孫の動画や運動会の動画などを共有したりと、さまざまな使い方ができそうです。
一緒の空間を共有している友人や同僚、家族で、同じ画像や動画を見て同じタイミングで反応することは、これまでのコロナ禍で希薄になっていた部分ではないでしょうか。
RICOH Image Pointer GP01は、そんな部分を補う新しいコミュニケーションツールとしておすすめです。

プロジェクターはまずお試しレンタルを
高額でいきなり購入するのは、設置場所があるのかわからない、明るさや画質を確かめたいという方、まずはレンタルしてみるのも一つの手です。
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