SOUNDPEATS Opera 05をレビュー!1万円台でLDACに対応した高コスパワイヤレスイヤホン!Opera 03との比較も紹介
更新日2024/11/13
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近年、様々なメーカーからハイレゾ音源を楽しむことができるイヤホンが発売しています。
でも、ハイレゾの高音質で音楽を楽しみたいけど、高いから躊躇しているといった方も少なくはないのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、SOUNDPEATSから発売した「Opera 05」です。
1万円台前半にも関わらず、ハイレゾ音源の伝送ができるLDACに対応しています。
アクティブノイズキャンセリングを搭載しており、最大-30dBのノイズを低減してくれます。
それでは早速、「Opera 05」を詳しくレビューしていきます。
同時期に発売した「Opera 05」の廉価版モデルの「Opera 03」についても後半で紹介していますので、併せてチェックしてみてください。
もくじ
SOUNDPEATS Opera 05の特徴
Opera 05は、3基のドライバーを搭載しLDACにも対応した高音質が特徴的なワイヤレスイヤホンです。
音質以外の特徴も併せて、詳しく紹介していきます。
スペック一覧
品名 | Opera 05 | Opera 03 |
---|---|---|
イヤホンタイプ | カナル型の完全ワイヤレス(左右分離型) | カナル型の完全ワイヤレス(左右分離型) |
ノイズキャンセリング | ANC(アクティブノイズキャンセリング) | ANC(アクティブノイズキャンセリング) |
マイク | ENC対応マイク | ENC対応マイク |
連続使用時間 (ノイズキャンセリング使用時) |
イヤホン単体:最大9時間 充電ケース込:最大33時間 |
イヤホン単体:最大9時間 充電ケース込:最大33時間 |
充電方法 | 有線:USB Type-C | 有線:USB Type-C |
ドライバー | BA型ドライバー ×2 12mmダイナミックドライバー |
BA型ドライバー ×1 12mmダイナミックドライバー |
接続方式 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC | AAC,SBC,LDAC |
防水性能 | IPX4 | IPX4 |
カラーバリエーション | ブラック | ガンメタルグレー |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
充電ケース:60 x 22.5 x 48 mm | 充電ケース:60 x 22.5 x 48 mm |
重さ | イヤホン:約 7.3g x 2 充電ケース:約 58.8g |
イヤホン:約 7.3g x 2 充電ケース:約 58.8g |
公式税込価格 (2023年4月現在) |
13,999円 | 10,999円 |
同梱品一覧
Opera 05の同梱品は以下となっています。
- Opera 05イヤホン本体
- Opera 05充電ケース
- シリコン製イヤーチップ×3ペア(S・M・Lサイズ各1ペア)
- USB-A to C 充電ケーブル×1本
- 取扱説明書×1冊
- アプリ説明書×1冊
説明書は日本語にも対応しています。
高級感のあるデザイン
Opera 05は、イヤホン本体、ケースともにとても高級感のあるデザインとなっています。
イエローゴールドに輝く姿は、化粧品やジュエリーのようにも感じます。
丸みをおびたデザインをしているので、可愛らしさもあります。
イヤーチップには汚れにくい素材を採用しているので、長く清潔に使用することが可能です。
3基のドライバーとハイレゾ音源で高音質を実現
Opera 05は、ハイレゾ音質であるLDACに対応しています。
LDACは従来のSBCコーデックの約3倍の情報量を伝送することができるため、高音質で音楽を楽しむことができます。
また、イヤホンの心臓部となるドライバー部は、バランスド・アーマチュア(BA型)ドライバーが2基、大迫力サウンドが特長の12mmダイナミックドライバーが1基の合計3基のドライバーが使用されています。
BA型は補聴器などによく使用されているドライバーで繊細な音の表現を得意とし、ダイナミックドライバーは低音域の表現を得意としています。
開封直後はドンシャリ系の音質で、特に高音がしゃりしゃりしているような印象でした。
しかし、数時間使用しているとエージングされてきて、Opera 05本来の高音質で音楽を楽しむことができました。
BA型のドライバーを2基搭載しているため、ボーカルの声が鮮明に感じることができ、特に女性ボーカルの中高音域がとても綺麗に聞こえることができました。
筆者は曲によってはスネアの音などの高音が尖りすぎたり男性ボーカルの声がこもって聞こえることがあったので、アプリのイコライザーを使用して高音域を少し下げるように設定しています
ノイキャン性能
Opera 05のノイズキャンセリング性能は、最大-30dBのノイズを消し去ることができます。
耳栓のようにイヤホン自体が遮音性を高めてくれる「パッシブノイズキャンセリング」を採用しており、最大-30dB以上のノイズキャンセリングを実現しています。
一方でノイズキャンセリング性能はそこまで強くなく、細かなノイズのみをカットしてくれるような印象でした。
先日レビューしたNothing Ear (2)のノイズキャンセリングが最大−40dbとなっており、AirPods Pro(第2世代)やBOSE QuietComfort Earbuds IIなどのイヤホンと比較すると、BOSE QuietComfort Earbuds IIを10点で例えるなら、AirPods Pro(第2世代)が9点、Nothing Ear (2)が7点、Opera 05が4点といったところです。
AirPods Proのような耳の詰まるようなノイズキャンセリングが苦手という方は、Opera 05のノイズキャンセリング性能で満足できると思われます。
マイク性能
ワイヤレスイヤホンで通話する機会もあるかと思います。
Opera 05のノイズキャンセリングは通話時にも活躍し、通話中のノイズを最大-50dB低減してくれます。
実際に、雑踏の音を流しながら音声の収録を行なってみました。
雑踏の音を流した直後はガヤガヤという音を拾っていますが、すぐにノイズと判断し雑音を除去してくれています。
音声も雑踏の音の中でもクリアに聞こえることができるので、街中でも安心して通話をすることできそうです。
アプリ
「SOUNDPEATS」アプリを使用することで、細かな音質の設定を行うことができます。
8種類のイコライザーがプリセットとして用意されており、もちろん自身の好みに合わせて設定することも可能です。
音質の章で記載していますが高音が尖って聞こえることもあるので、イコライザーを使用して高音部分を低減させると長時間でも聞いていられるようになりました。
バッテリー持ち
Opera 05はイヤホン単体で最大9時間、充電ケースを使用すれば最大33時間の連続使用が可能です。
また、10分の充電で最大で1時間の連続使用が可能ですので、使用と思った直前にバッテリー切れに気がついてもすぐに使用することができます。
操作性
イヤホン側面にタッチセンサーが内蔵されており、“ポンポン”と触れるだけで曲送りや再生停止などを行うことができます。
また、一番ほしい操作機能とも言える音量調整もイヤホンで行うことができます。
操作方法は以下となっています。
動作 | 操作方法 |
---|---|
再生/一時停止 | 2回タップ |
音量を下げる | 左側のイヤホンを1回タップ |
音量を上げる | 右側のイヤホンを1回タップ |
次の曲 | 右側のイヤホンを1.5秒長押し |
ノイキャン/外音取り込み/ノーマル | 左側のイヤホンを1.5秒長押し |
電話を受ける/切る | 左右どちらかを2回タップ |
着信拒否 | 着信中に左右どちらかを1.5秒長押し |
音声アシスタントの起動 | 左右どちらかをトリプルタップ |
また、アプリを使用することで1タップ時の操作をオフにすることも可能ですので、誤操作を防止することもできます。
SOUNDPEATS Opera 05の気になるポイント
Opera 05を使用してみて、気になる箇所があったので紹介したいと思います。
ワイヤレス充電は欲しかった
Opera 05はワイヤレス充電に対応していません。
近年のワイヤレスイヤホンには当たり前の機能ともいえるので、その点は注意が必要です。
結構大きい
Opera 05はドライバーを複数搭載しているので、イヤホン本体が大きくなっています。
これにより、装着すると耳から少し飛び出しているように見えることもあります。
筆者は比較的耳が小さい方ではありますが、ファッション性を気にするのであればこの点は注意した方が良さそうです。
着脱検知機能がない
Opera 05には、イヤホンを耳から取り出した際の着脱検知機能がありません。
ですので、イヤホンを耳から取り出しても音楽が止まることはありません。
ケースにしまえば音楽は停止しますが、スマートフォンなどで一時停止してからイヤホンを取り出した方が途切れなくコンテンツを楽しむことができます。
SOUNDPEATS Opera 03はコスパ最強
Opera 05と同時に発売された、Opera 05の廉価版モデルが「Opera 03」になります。
廉価版モデルといっても、Opera 05がバランスド・アーマチュア(BA型)ドライバーが2基のところ、Opera 03が1基になったくらいで、そのほかの機能はOpera 05と全く同じになります。
高コスパを求めるのであれば、間違いなく「Opera 03」はおすすめです。
SOUNDPEATS Opera 05・Opera 03はコスパ最強の高音質ワイヤレスイヤホン
1万円前半の価格でLDACのハイレゾ音質を楽しむことができるワイヤレスイヤホンは、そうそうありません。
また、Opera 05とOpera 03で価格や機能面での選択肢があるのも、魅力の一つです。
高音質で音楽を楽しみたいけど、価格は抑えたいという方にまさにおすすめのワイヤレスイヤホンです。
オーディオ製品はお試しレンタルがおすすめ
実際の付け心地や音質を知ってから検討したい方にはワイヤレスイヤホンのレンタルをおすすめします。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、7泊8日からヘッドホンやイヤホンのレンタルを提供しており、借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできます。
多数のメーカーおよび製品を取り扱っておりますので、まずはレンタルで試してみてから購入判断をしてはいかがでしょうか。
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