おすすめ撮影お役立ちツール9選。現像、気象、旅行計画ツールを駆使して効率良く理想的な写真へ
更新日2024/04/24
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カメラを使って写真を撮るとき、もちろんどのカメラを使うか、どのレンズを使うかというのは重要な観点ですが、その他にも撮影地選びや天気予報、撮影後の編集などもまとめて「撮影の一環」だと感じています。
近年では、その撮影をサポートしてくれるソフトウェアやツールが充実しており、それらを有効活用することで、自分が理想とする写真への仕上がりにより近づけてくれます。
今回は、全てのフォトグラファーに捧げたい「撮影」における便利なお役立ちツール、サイト、ソフトウェアを私の経験談とともにおすすめをご紹介していきます。
もくじ
撮るだけが「写真」ではない
写真を撮ること。これはもちろん写真の趣味の上で大前提となる作業です。
しかし、「写真」という趣味はただ単に撮影するだけに留まらない趣味でもあります。
写真を撮るために天気を調べたり、撮影スポットを探したり、最適なカメラやレンズを選んだりするこの時点から「写真」を撮る作業は始まっていると言えるでしょう。
そして撮影後も編集ソフトなどを使用して編集を行われる方も多く、「写真を撮る」ことに関わる作業は非常に多いです。
写真撮影の工程において、役立つツールは非常に多く、それらを有用活用することでより理想的な作品へと近づけてくれるのは間違いありません。
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フォトグラファーにおすすめツール(現像編)
まずは、フォトグラファーのおすすめのツールとして、撮影後に活用する現像作業を行うソフトウェアなどについてご紹介していきます。
私自身もよく使用することの多いソフトウェアを中心に、役立つポイント共にご紹介していきます。
Adobe Lightroom Classic
RAWで撮影したデータを現像する際におすすめのソフトウェアとなるのがAdobe Lightrood Classicです。
基本的な現像操作となる露出、コントラスト、カラーバランスの調整などをスライダーを使用して直感的に操作することができる使いやすさが大きな魅力です。
私自身、このLightroom Classicを長年愛用していますが、一度このソフトに慣れてしまうとなかなか他のソフトを使う気になれないのが正直なところです。
Adobeでは、通常版でオンラインクラウドを活用するAdobe Lightroomも展開していますが、こちらは大きく操作性などが異なるため注意が必要です。
デスクトップ向け写真編集ツール | Adobe Photoshop Lightroom Classic
Adobe Photoshop
先程のLightroomに加えてAdobe Photoshopも定番の写真編集ソフトの一つです。
Lightroomと比較して合成や一部分の調整など更に高度な編集に適したソフトウェアとなります。
私自身、Lightroomで作業をほとんど完結することができるため、あまり使用する機会はありませんが、画像のリサイズや文字入れを行う際に活用しているツールとなります。
【公式】Adobe Photoshop 画像・写真編集ソフト
PhotoLab DxO
こちらのPhotoLab DxOもAdobe Lightroom同様に現像ソフトとなりますが、高感度撮影時のノイズリダクション能力に長けたソフトウェアとして一躍有名になりました。
PhotoLab DxOで搭載されているDeepPRIMEという機能を使用することで、高いISO感度で撮影した写真もRAWデータさえ存在すれば見違えるほどノイズが軽減する効果を体感することができます。
ノイズが軽減されてもディテールが失われないのもDxOが愛される理由の一つで、私自身も夜間の撮影においては活用することが多かったソフトです。
しかし、2023年4月にAdobeがこのDeepPRIME機能に似たAIノイズ除去機能をLightroomへと実装し、こちらも非常に優秀なノイズ処理能力を誇ることからDxOの存在意義というのは大幅に軽減してしまいました。
Sharpen AI
Sharpen AIは、写真のピンぼけやブレをAI機能を使用することで修正してくれるツールとなります。
それゆえ日常的には使うことのないツールではありますが、万が一大事な場面で微妙にピントがずれてしまう可能性もゼロではありません。
こちらのSharpen AIは、ブレやボケが生じてしまった写真においてAIを使用して補正してくれるソフトで、失敗作もリカバリーすることができる可能性を残してくれます。
あまりにも酷いブレやピンボケは修正が困難ですが、僅かなピンボケ等はSharpen AIを使用することで大きく改善されることがあります。
Sharpen AI – tack-sharp photos that still look natural
フォトグラファーにおすすめツール(撮影お役立ち編)
写真撮影において重要となるのが下調べです。
撮影地の情報はもちろんですが、その場所の天気予報や順光、逆光などの情報も重要になってきます。
ここから撮影で役立つサイトやツールをご紹介していきます。
Windy
私個人的にも一番信頼を置いている天気予報サイトが「Windy」です。
地図上で雲が発生する位置が表示されるため、視覚的にも天気予報を理解しやすいサイトになります。
画面上で灰色がかった部分が雲が発生する確率の高い場所を示しており、逆にオレンジの部分が広がっている場所は快晴となるケースが大半です。
更に地名をクリック、タップすることでその場所の詳細な天気予報を見ることができ、特に「Metelog」の項目では、雲の発生が予想される時間や高さ(高層雲なのか低層雲なのか)も視覚的に表示されることから、撮影における事前のイメージも湧きやすくなると言えるでしょう。
これまで私自身もWindyを参照することで成功を収めてきた撮影遠征が数々あり、欠かせない気象ツールとして重宝しています。
Windy: Wind map & weather forecast
SCW (Windyとの比較でおすすめ)
Windyと併用する形でSCWを確認しておくこともおすすめです。
こちらも雲が発生する位置を視覚的に確認することのできるツールですが、Windyとは異なる気象予測データを使用しているため、Windyでの予報との比較に活用することがおすすめです。
WindyおよびSCWの両方で快晴予報が出ていた場合には、ほぼ間違いなく雲ひとつない天気を期待できると言っていいでしょう。
サン・サーベイヤー
撮影時に意識しておきたいのが太陽光線の向きや高さです。
撮影地において順光になるかどうかというのは写真の仕上がりを大きく左右する要素で、事前に太陽の向きを確認して訪れる時間帯を決めることがおすすめです。
そんなとき役立つのがスマートフォンアプリの「サン・サーベイヤー」です。
サン・サーベイヤーでは、地図上に太陽の位置が表示され、何時の時点で太陽光線がこの方角からやってくるというのを確認することができます。
また、特に乗り物の撮影においては低い太陽光線が好まれる傾向にありますが、そのヒントとなる太陽光線の角度も表示され、何時になるとベストな光線になるかなども確認することができます。
「サン·サーベイヤー (Sun Surveyor)」をApp Storeで
サン·サーベイヤー (Sun Surveyor) – Google Play のアプリ
フォトグラファーにおすすめツール(旅行計画編)
ここからは写真撮影における航空券の予約など、旅行計画で役立つサイトやツールをご紹介していきます。
いかに低予算で良いカットを撮影するかというのも課題になってくるところですので、旅行計画の段階から工夫していくことがおすすめです。
Skyscanner
どこか飛行機を利用した旅行を計画する場合、「Skyscanner」がおすすめです。
Skyscannerでは、数ある航空会社から複数の候補を検索してくれるツールで、目的地までの最安値を表示してくれます。
Skyscannerが役立つのは特に海外旅行時で、複数航空会社の組み合わせや、旅行代理店が販売している割引運賃なども表示してくれるため、航空会社のサイトで直接検索するよりも安い金額で航空券を見つけることができることや、同じ目的地でも複数の航空会社が就航している場合には素早く気軽に比較できる手段としてもおすすめです。
一方で表示される販売元が全て安全とは言い切れず、購入したものの航空会社上に予約情報が存在しないことで飛行機に乗ることができなかったトラブルも稀に発生しているため、海外旅行初心者が積極的に活用することは避けた方が無難と言えます。
格安航空券の比較【スカイスキャナー】国内・海外・LCC飛行機チケットの最安値検索
Google Travel
Googleが提供している「Google Travel」は旅行計画で非常に役立つツールです。
Googleが展開しているGoogle Mapと連携して、行きたい場所をまとめることができることや旅行のスケジュールを組むことができます。
また、おすすめの旅行先をランダムに表示してくれることで、行先に迷っている方にとっても良い旅先を見つけるヒントにもなってくれる存在です。
更に行先に合わせた航空券の候補や宿泊先の候補も表示されるため、旅行計画をこのツール一つで完結することができるため、旅行に対するアイディアがまだ何も無い方にもおすすめできるツールです。
便利なツールを使用して撮影の質を上げよう
今回ご紹介してきた撮影に関する便利なツールですが、様々なツールを活用することで日々の撮影も効率的で充実してくるでしょう。
特に旅行計画の際には様々なツールを比較しながら使用することがおすすめで、コストを抑えることや失敗のリスクを軽減させることに役立ちます。
そして撮影後の写真においても現像ソフトなどを使用して、写真をより良いもの仕上げるなど、撮影するだけでないカメラの趣味を楽しむことはいかがでしょうか。
気になるカメラはレンタルできる
旅行に合わせて使ってみたいカメラやレンズが出てくることもあるでしょう。
気になるカメラやレンズを全て購入することは難しいと思いますが、レンタルサービスを利用することで気軽に気になる機材を使うことができます。
カメラのレンタルサービスを展開するRentioでは、豊富なラインナップの中から自由に選んでお得に機材をお試しすることのできることを特徴としています。
旅行など期間が決まっている場合には、レンタルサービスを活用して使いたかったカメラ機材で撮影を存分に楽しむことができるためおすすめです。
是非この機会にRentioで気になるカメラやレンズをレンタルして、カメラを旅行をより充実させてみませんか?
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