フレッシュメロンソーダに自家製シャーベット!スロージューサーをレンタルしたら、夏のフルーツを200%楽しめました

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夏真っ盛りの8月。毎日燃えるように暑くて「早く秋になってほしい」なんて思うこともありますが、筆者にはこの季節だけのとっておきの楽しみがあります。
それは、夏が旬のフルーツ!
スイカにメロン、桃とプラム、ブドウなどなど、夏の青果売り場は人気のフルーツたちで大賑わい。筆者は毎年、スーパーにその年初めてのプラムが並ぶとついつい手に取ってしまいます。
フルーツは冷やしてカットするだけでももちろん美味しいのですが、こんな猛暑だからこそ、おうちで楽しめるレシピのバリエーションを増やしたいところ。
そんなわけで、家電レンタルサービスのレンティオで人気のスロージューサーをレンタルしてみました。
HUROM製スロージューサー、H320Nをレンタルしてみた
ミキサーやブレンダーに比べると、少々値の張りがちなスロージューサー。フルーツや野菜をただ破砕するのではなく、ゆっくりと絞ることで、なめらかかつ素材そのものの味わいを楽しめるジュースに仕上がります。
今回はHUROM製のスロージューサー “マイスター” H320Nを1ヶ月間レンタルしてみました。
公式HPによると、「本格派にピッタリのメッシュストレーナーに、時短搾汁が可能なメガホッパーを採用したハイグレードモデル」とのこと。
大容量のホッパー(食材貯蔵ドラム)が特徴で、細目と粗目、2種類のストレーナーが付属します。
箱を開けてみると、意外と大きくてパーツも多い……! 家電製品は実際に使ってみないとサイズ感や使用感がわからないことが多いので、購入前にお試しできるレンタルのありがたみを感じます。
レンティオのレンタル家電は全てクリーニング&メンテナンスが施されていますが、使用前に一応水ですすぎ、説明書を読みながら組み立てました。最初はパーツの多さに戸惑いますが、慣れるととても簡単です。
では、さっそくジュースを作ってみましょう。まずはこちらのトマトで試運転。
ホッパーキャップ を開け、トマトを投入します(筆者はトマトを切ってしまっておりますが、こちらの機種はメガホッパー内部の回転刃が食材を適度にカットしてくれる「オートカッティング・テクノロジー」搭載のため、ヘタを取るだけでよかったようです)。
トマトのようにやわらかい食材には粗目フィルターを使います。
スイッチを入れると、スクリューがゆっくり回転し、ジュース排出口からトマトジュースが流れ出てきました。
低速で回転することで、酸化と食材が温まってしまうのを防ぎつつ、細胞を守りながら水分と栄養素を抽出できるそうです。
反対側からは搾りかすが排出されます。ミキサーのように果肉ごと破砕するのではなく、果汁だけを搾り取れるのがジューサーのいいところ。
そしてできあがったジュースがこちら。おいしそう!
試しに冷蔵庫に10分ほど置いてみましたが、果汁だけを搾り取られているため、まったく分離していません。
飲んでみるとまさに「生のトマト」そのものの味で、市販のトマトジュースや缶詰に感じるような、「加熱されてる感」がないと感じました。ほんのり青い、野菜らしい風味がフレッシュ感を引き立てます。
HUROM公式レシピより、パイナップル・ゴーヤ・小松菜のジュース
HUROMのスロージューサーは公式のおすすめレシピも豊富です。
せっかくなので、夏の栄養補給におすすめという「パイナップル・ゴーヤ・小松菜のジュース」 を選んで作ってみることにしました。
材料
- パイナップル…100g
- りんご…100g
- ゴーヤ…50g
- 小松菜…50g
- レモン…20g
- はちみつ…小さじ1(好みで調整)
※フルーツは皮を剥き、種を取り除いた重さ
パイナップルなどの固い皮は向き、レモンやリンゴの種も取り除いておきます。ゴーヤと小松菜が入ったジュース(スムージーでなく、ジュース!)がどんな味か想像もつきません。自分では思いつかない組み合わせが試せるのが、公式レシピのいいところです。
材料を投入し、ホッパーキャップを閉じたらスイッチON。
鮮やかな緑色のジュースが流れ出てきました!
リンゴやパイナップルの黄色い果汁が出てくるのかと思いきや、野菜の水分もしっかりとしぼれているようです。
ほどなくしてグラス1杯ぶんのジュースが完成。青汁のような見た目ですが、パイナップルの香りが爽やかで、口当たりはリンゴの甘さを感じられます。後味にゴーヤの苦さがしっかりとあり、よく冷やして朝ご飯と共に飲みたい味でした。
よく熟したパイナップルを使えば、はちみつを入れなくても十分甘く、飲みやすいように思います。
夢の白桃100%ジュースが美味しすぎる
さて、実は筆者には以前から、スロージューサーを手に入れたら是非とも作ってみたいドリンクがありました。
それは、大好きな白桃を贅沢に使った、100%フレッシュジュース。
市販の桃ジュースは果汁が100%でないものが多く、変色や変質を防止する加工がされていることもしばしば。本当に100%桃だけを使ったジュースは搾りたての特権です。
桃はあらかじめ冷蔵庫でよく冷やしておき、種を取り外してから投入します。果肉感をたっぷり味わうために、ストレーナーは粗目を使いました。
ワクワクしながらスイッチをONにすると……
正真正銘、白桃100%ジュースの完成! 白桃は絞るとすぐに褐変し始めてしまうので、グラスに注いだらすみやかにいただきます。
ちょっとこれは……美味しすぎるかもしれない……。
よく冷えた桃のとろけるような果肉感に、上品な甘味と繊細な苦味。
筆者はライター業のかたわら、ドリンクメーカーでレシピ開発の仕事もしているのですが、「これが世の飲み物で一番美味しいかもしれない」とすら思いました。大ぶりな桃を丸々1個使った贅沢なジュースですが、これで「ベリーニ(桃とシャンパンのカクテル)」を作っても最高に美味しそう……!
今回、このジュースが飲めただけで「スロージューサーをレンタルしてよかったなあ!」と感じます。
生のメロンを使った贅沢メロンソーダ
ここからは、スロージューサーを使用したオリジナルレシピ5種をおとどけします。
まずはメロンシロップを使わない、生搾りメロンジュースを使用した「メロンクリームソーダ」から。
メロンソーダのもと
- メロン…200g
- レモン…20g
- アガベシロップ…大さじ1
※フルーツは皮を剥き、種を取り除いた重さ
その他の材料
- 炭酸水…メロンソーダのもとと同量
- 氷…適量
- アイスクリーム…1スクープ
- シロップ漬けさくらんぼ……1つ
ポイントは、フレッシュレモンとアガベシロップを使うこと。メロンソーダは炭酸飲料なので、シュワシュワ感をもたせるには炭酸水で割らなければいけません。その際、ジュースの味が薄まっても美味しく飲めるよう、アガベシロップとレモンで味を補強しておくのです。
アガベシロップはリュウゼツランから採れる甘味料で、クセがなく、自然にフルーツの甘さを支えてくれるのでフレッシュジュースとの相性は抜群。GI値が低く、血糖値の上昇が穏やかなのも嬉しいところです。
メロンとレモンをスロージューサーで絞り、アガベシロップを混ぜたら、氷を詰めたグラスに注いで同量の炭酸水で割ります。
アイスクリームを浮かべ、さくらんぼを飾ったら完成。
生のメロンを使った、フレッシュなメロンクリームソーダ。自然な黄緑色が美しく、メロンそのものの香りが楽しめる贅沢なドリンクになりました。
これがまた爽やかで美味しい……! 甘さと酸っぱさを補強しているおかげで、メロンソーダ単体で飲んでも十分な飲みごたえ。喫茶店の緑色のメロンソーダも素敵ですが、この生搾りメロンソーダも、ぜひ一度は試してみていただきたいです。
白砂糖を使わない、自家製スパイスジンジャーエール
HUROMのスロージューサーは果物や野菜だけでなく、生姜をはじめとする根菜や、ナッツを絞ることもできます。
筆者が特におすすめしたいのは、生姜を余すところなく絞ったジンジャーエール。スロージューサーを使えば簡単に果汁を抽出できるので、初めて作る方でも失敗知らずです。
スパイスジンジャーエールのもと
- 生姜…180g
- てんさい糖…100g
- レモン……20g
- セイロンシナモン…2g
- グリーンカルダモン…2g
- クローブ…2g
- ブラックペッパー…2g
- ティーバッグや出汁取りバッグ…1袋
※フルーツは皮を剥き、種を取り除いた重さ
その他の材料
- 炭酸水…適量
- 氷…適量
- カットレモン…お好みで
生姜はあらかじめ、ピーラーなどで皮を剥いておきます。
スパイスはパウダー状になっているものを使用してもよいですが、ご自宅にミルがあるようでしたら、使う直前に挽くと香りがよく立ちます。
挽いたスパイスはティーバッグに入れ、ショウガ果汁とてんさい糖と一緒に中火にかけます。ふつふつしてきたら火を止めて、室温くらいまでゆっくり冷ましましょう。ティーバッグを取り除いたらジンジャーエールのもとの完成です。
グラスのサイズに合わせて、大さじ1〜2杯のシロップを炭酸水で割ります。カットレモンを添えて、適宜絞りながら飲むとより爽やかで夏らしい味わいに。
産地にもよりますが、夏の生姜は熟成が進んで、しっかりとした辛味を持つものが多いようです。まろやかでコクのあるてんさい糖と、シナモンなどスパイスの香りとを合わせることで、バランスのいいジンジャーエールに仕上がります。
空調で身体が冷えてしまったと感じた時は、お湯や紅茶で割っても美味しいですよ。
プラム、チェリー、レモンの真っ赤なシャーベット
夏といえばアイス! 筆者宅の冷凍庫は、この時期お気に入りのアイスたちでいっぱいになりますが、スロージューサーを使って自家製フルーツシャーベットを仕込んでみるのはいかがでしょう。
フルーツそのものの味わいを楽しむシャーベットと、まろやかな甘さのジェラート、2つのレシピのご紹介です。
材料
- プラム…3個
- ブラックチェリー…10個
- レモン…20g(皮を剥き、種を取り除いた重さ)
- はちみつ…好きなだけ
プラムとブラックチェリーは、フルーツナイフなどで割って種を取り除いておきます。
粗目のストレーナーで絞ったら、保存容器に入れて冷凍庫に入れ、3〜4時間に一度かき混ぜます。頻繁に混ぜることで口当たりがなめらかになりますが、もし凍らせすぎてしまった際は少しずつ溶かしながら、フォークで崩すように混ぜてみてください。
凍らせては混ぜて……の手順を3回ほど繰り返したら、シャーベットの完成。
器に盛り付け、お好きなだけはちみつをかけていただきます。真っ赤なシャーベットに、黄金色のはちみつが映えて宝石のよう。
シャーベットそのものには甘さを加えていないため、しっかりした酸味がありますが、はちみつをかけることで甘さとのコントラストを楽しめます。とろとろの口当たりにシャリシャリ食感……夏の午後にぴったりのデザートができました。
まるでフローズンカクテル!ピニャコラーダ風ジェラート
アイスレシピをもう1品。牛乳や生クリームの代わりにココナッツを使った、カクテルの「ピニャ・コラーダ」風ジェラートです。
材料
- パイナップル…300g
- 水…80cc
- てんさい糖…60g
- ココナッツパウダー…大さじ1
- レモン…30g
- ホワイトラム…小さじ1
※フルーツは皮を剥き、種を取り除いた重さ
まずはパイナップルとレモンを細目のストレーナーで絞ります。その間、耐熱容器に水とてんさい糖を入れ、レンジで10秒加熱→スプーンなどでよく混ぜるのを、てんさい糖が溶け切るまで繰り返します。
粗熱をとったてんさい糖シロップにココナッツパウダーを加え、パイナップルジュース、ホワイトラムと共に保存容器に入れます。
プラムのシャーベット同様、3〜4時間おきに1度取り出してよく混ぜる手順を3回ほど繰り返したら完成。
まるで食べるカクテルのような、「ピニャ・コラーダ」風ジェラート。カットパインを飾ると雰囲気が出て素敵です。
乳製品を使用していないにも関わらず、ココナッツパウダーを混ぜ込んだおかげで、口当たりはとろけるようになめらか。パイナップルのジューシーな香りがたまりません!
フルーツジュースとココナッツパウダーの組み合わせは万能で、マンゴーやパパイヤなど南国のフルーツはもちろん、バナナやイチゴ、レモンなどでも美味しいシャーベットができます。スロージューサーをレンタルした際はぜひともお家に用意しておきたい材料の一つです。
気分は常夏の国のバー。スイカとジンのシンプル・カクテル
最後は瑞々しいスイカを使った、シンプルながら味わい深いカクテルのご紹介。
材料
- スイカ…250g
- ジン…30cc
- 塩…適量
スイカは90%近くが水分で、最もジュースにし甲斐のあるフルーツの1つ。スロージューサーにかける際は、皮を切り落とす必要がありますが、種はそのまま投入して構いません。
切ったスイカを絞る前にひと工夫。スイカでグラスのフチを2mmほど濡らし、写真のように細かい精製塩を付けておきます。グラスの底を軽く叩いて落とし、塩の「スノー・スタイル」に。
グラスに氷を詰めたらジン、スイカジュースを入れ、マドラーやスプーンで軽く混ぜ合わせたらカクテルの完成。
昔タイのバンコクに行った際、バーでジントニックを頼んだらスイカの果汁入りをおすすめしていただいたことがありました。それがとても美味しく、忘れられない味になったので、このカクテルもバンコクのバーをイメージした組み合わせです。
スイカをミキサーなどで破砕すると、トマト同様すぐに分離してしまいますが、スロージューサーなら最後の一口まで均一な果汁を味わえます。お好みの蒸留酒を割るだけでフレッシュフルーツのカクテルになりますので、お酒を飲まれる方は、ぜひ一度はお試しください。
スロージューサーがある夏は、フルーツがもっと美味しい
1ヶ月のレンタル期間が終わり、名残惜しくも返却日がやってきました。白桃にメロン、プラムにパイナップルなど、夏のフルーツを目いっぱい楽しむことができてとても満足です。
また、「洗うパーツが思いのほか多い」や、「パーツが大きいため、洗って乾かすのに場所が必要」など、実際に家で稼働させてみてから分かった点もありました。スロージューサーは、ミキサーなどに比べると高価なため、購入を検討されている方は一度レンタルで使用してみるのがおすすめです。
不安のあった返却時の洗浄も、スロージューサー内のゴミを廃棄して、いつもの食器洗いと同じようにきれいにすればOK。
返送した製品は、レンティオの担当スタッフさんが改めて本格的な清掃やメンテナンスを行って下さいますし、返送料金もかかりません。
夏のフルーツが大好きな方は、スロージューサーのある暮らしをぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか!
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ジューサーのレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]
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