ドライヤーの平均寿命は3-4年!?見極めるサインや長持ちさせる5つのコツを解説
更新日2024/05/31
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多くの人にとって、生活必需品であるドライヤー。
毎日使うからこそ、温風がぬるかったり、音に違和感があったりすると、不安に思う人もいるでしょう。
これらの症状は、ドライヤーの寿命が近いことを表すサインの可能性が高いです。
しばらく使っていて症状が改善されなければ、買い替えを検討する必要があります。
当記事では、ドライヤーの平均寿命や使用時間の目安、寿命を見極める5つのサインを紹介します。
また、寿命を長持ちさせる5つのコツも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
もくじ
ドライヤーの平均寿命と使用時間の目安
ドライヤーの平均寿命と使用時間の目安を紹介します。
ドライヤーの平均寿命については、通常のドライヤーとマイナスイオンなどのヘアケア機能付きのものをそれぞれ紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
平均寿命は3〜4年
通常のドライヤーの平均寿命はメーカーや機種によりますが3〜4年と言われています。
これは、1日1回5〜7分使う場合の目安になります。
ドライヤーの部品で消耗が早いのは、ファンを回転させるモーターです。
モーターが壊れてしまうと風が送れなくなるので、本体に異常がなくても買い替える必要があります。
モーターがドライヤーの中で最も壊れやすいパーツなので、モーターの寿命がドライヤーの寿命であるとも言えます。
マイナスイオンなどのヘアケア機能付きのドライヤーの寿命は1〜4年と言われており、普通のドライヤーよりも寿命が短いケースが多いです。
使用頻度が高いほど、徐々に放出されるヘアケア機能(マイナスイオンなど)が少なくなる点も押さえておきましょう。
使用時間は130〜140時間
使用時間の目安は130~140時間です。
仮に1日5分使うと1年で約30時間になるため、3~4年で故障すると考えておきましょう。
髪が長く乾かすのに時間がかかる人は、より早い段階での買い替えが必要になります。
ただし、掃除の頻度や使い方によって使用時間は前後するので、あくまで参考として捉えておいてください。
ドライヤーの寿命が近い5つのサイン
ドライヤーの寿命を見極めるサインは以下の5つです。
- 温風がぬるい
- 音に違和感がある
- 焦げた臭いがする
- 本体やコードが熱い
- 電源が入りづらい
順に解説します。
1.温風がぬるい
温風がぬるかったり、なかなか温かくならなかったりする場合は、寿命が近いサインです。
また、温風から冷風に切り替わらない場合も、本体の不具合が想定されます。
ただし、ドライヤーの内部にホコリなどが溜まっていて調子が悪いだけのときもあるので、念の為確認してみてください。
ゴミ詰まりがなければ、早い段階で使用を中止しましょう。
2.音に違和感がある
いつもと違った音がする場合も要注意。
ファンの内部にゴミが溜まっていたり、内部の部品が壊れていたりする可能性があります。
また、内部から「カラカラ」と音がする場合は、ファンが折れている状態が想定されます。
そのまま使うと折れた破片が飛んでくるリスクがあり、大変危険です。
音以外に問題がないと感じていても、発熱や異臭など新たな症状に発展する可能性があるので、使用を控えてください。
3.焦げた臭いがする
ドライヤー内部でホコリが燃えていたり、モーターが焦げ付いていたりすると、使用中に焦げた臭いがすることがあります。
そのまま使用すると、焦げた臭いが髪に移ってしまうので気をつけてください。
また、急に発火するリスクもあるので、直ちに使用を止め、電源プラグをコンセントから抜きましょう。
4.本体やコードが熱い
吹出口が熱い場合は問題ありませんが、ドライヤー本体やコードが熱い場合は、温度をコントロールする装置が壊れている可能性があります。
コードが傷んでいたり断線したりしていると、手で触れられないくらい熱くなってしまうことがあるので大変危険です。
そのまま使うと火傷したり、コードが溶けたりする事故に発展しやすいので、すぐに電源を切りましょう。
5.電源が入りづらい
モーターが正常に作動していないと、電源を入れてもドライヤーが稼働しないことがあります。
また、急に電源が入ったり切れたりする場合も、モーターに問題がある可能性が高いです。
モーターが壊れていると、他の部品に問題がなくても使用できないのでその場合は買い替えを検討するのが良いと思います。
ドライヤーの寿命を長持ちさせる5つのコツ
こちらでは、ドライヤーの寿命を長持ちさせるコツを紹介します。
- 定期的に掃除する
- 冷風にしてから電源を切る
- コードを本体に巻きつけない
- 湿度の低い場所で保管する
- 保証期間中にメーカーに修理を依頼する
少しの工夫が、ドライヤーを日々快適に使うことに繋がりますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.定期的に掃除する
ドライヤーの寿命を長持ちさせるには、定期的な掃除が欠かせません。
とくに、ホコリが溜まって故障の原因となりやすい吸い込み口や吹き出し口は、念入りに掃除しましょう。
吸い込み口は、歯ブラシや綿棒を当ててくるくる回すことで、吹き出し口はハンディタイプの掃除機などで吸い取ることで掃除できます。
この際、電源プラグは必ずコンセントから抜いてください。
仕上げに本体を乾いた布でやさしく拭けば、掃除は完了です。
2.冷風にしてから電源を切る
ドライヤーを冷風にしてから切る習慣をつけておくことで、寿命を長持ちさせられます。
温風が出ている間は、モーターが熱を持っており、負担のかかった状態になっているからです。
冷風はモーターを冷やす役割もしてくれるので、過度な消耗を抑えられます。
また、髪の毛も最後に冷風をあてたほうがよいと言われているので、仕上げに冷風を使うことを意識すると、髪にもドライヤーにも優しいです。
3.コードを本体に巻きつけない
コンパクトに収納するためについついやりがちですが、コードを本体に巻き付けるのはおすすめできません。
コードを巻いたり付け根の部分を折り曲げたりすると、断線の原因になってしまうからです。
ドライヤーをしまっておくときは、コードに負担がかからない状態にしましょう。
専用のホルダーやフックなどを活用すると、コードが邪魔にならずに保管できます。
4.湿度の低い場所で保管する
モーターは、湿度の高い場所だと劣化しやすくなります。
モーターが劣化すると使えなくなってしまうだけでなく、漏電やショートなどにも発展し、火災につながるリスクがあるため大変危険です。
そこでドライヤーを保管する際は、モーターに負荷をかけないためにも、湿度が低く適度に換気された場所を選びましょう。
浴槽の扉を開けると、洗面所の湿度が高くなりやすいので、可能であれば扉を締めて換気扇を回すことをおすすめします。
5.保証期間中にメーカーに修理を依頼する
モーターに不具合がある場合、自分で修理するのは困難です。
無理やり修理すると、怪我や火傷に発展するリスクがあるので避けましょう。
保証期間なら、メーカーや販売店に修理を依頼するのがおすすめ。
早い段階で持っていくことで、症状の悪化を防げます。
また、保証サービスなどに加入している場合は、そちらを利用することで費用負担を抑えられるでしょう。
ドライヤーは寿命を確認しながら使おう
冒頭でもお伝えしましたが通常のドライヤーの平均寿命は3〜4年、使用時間の目安は130〜140時間ですが、1日あたりの使用時間・頻度・使い方などによって大きく異なります。
そのため、温風がぬるい、音に違和感があるなどの場合など「寿命サイン」を感じた時は早めに使用を中止して買い替えを検討しましょう。
そのまま使用すると、怪我や火傷だけでなく発火のリスクもあり大変危険です。
また、寿命を長持ちさせるには使い方にも気をつける必要があります。
定期的な掃除やコードの収納など、日々の習慣が寿命を伸ばすことに繋がるので、ぜひ意識してみてください。
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