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大画面で映像を楽しみたくても、部屋が狭かったり、置き場所がなかったり・・・。
でも可能だったら、家でのリラックスタイムに好きな映画や動画コンテンツを大画面で流せたら最高ですよね!
そんな時はモバイルプロジェクターがおすすめです。
今回はコンパクトな空間でも大画面で映像を楽しめる「Anker Nebula Capsule Airモバイルプロジェクター」について、スペックや特徴、実際に使った感想などを詳しく紹介していきたいと思います。
もくじ
Anker Nebula Capsule Airについて
今回紹介する「Anker Nebula Capsule Air」は、Ankerが展開するプロジェクターブランド「Nebula」から販売されているバッテリー内蔵のモバイルプロジェクターです。
Anker「Nebula」のモバイルプロジェクターは、下記のようなさまざまなモデルを展開しています。
「Nebula」のモバイルプロジェクター
- Capsule 3 Laser・・・価格 119,990円(税込)
- Capsule 3・・・価格 69,990円(税込)
- Capsule II・・・価格 69,990円(税込)
- Capsule ・・・価格 39,990円(税込)
- Capsule Pro・・・価格 46,800円(税込)
- Capsule Air・・・価格 49,990円(税込)
- Apollo・・・価格 46,990円(税込)
- Astro・・・価格 34,990円(税込)
- Vega Portable・・・価格 79,990円(税込)
- Mars 3・・・価格 149,900円(税込)
- Mars 3 Air・・・価格 89,900円(税込)
※上記は2025年11月の情報です
Anker Nebula Capsule Airの製品スペック
Anker Nebula Capsule Airのスペックについては、下記の表をご覧ください。
| Nebula Capsule Air | |
|---|---|
| メーカー | Anker(アンカー) |
| 発売日 | 2025年3月6日 |
| サイズ(高さ×直径) | 約140mm × 約68mm |
| 重量 | 約650g |
| 光源 | LED |
| 解像度 | 1280 x 720画素 |
| 投影サイズ | 40-100インチ |
| 輝度 | 150ANSIルーメン |
| フォーカス調整 | オートフォーカス |
| インターフェイス | HDMI:HDMI2.0 USB:USB-C ※USBメモリからのデータ転送のみ可能 |
| 動画再生時間 | 約2.0時間 |
| 充電時間 | 約2.5時間 |
| 公式税込価格 (2025年10月現在) |
49,990円 |
Anker Nebula Capsule Air モバイルプロジェクターの特徴
まずは、Anker Nebula Capsule Air モバイルプロジェクターの特徴を紹介します。
コンパクトで軽量
Nebula Capsule Airは、とてもコンパクトで軽量なモバイルプロジェクターです。
大きさは手のひらサイズ、重さは約650g。
ほぼ場所をとらずに設置できて、軽量なので持ち運びも楽ちんです。
最大100インチの大画面
Nebula Capsule Airは、最大で100インチの大画面投影が可能です。
投影画像サイズは40-100インチ、投写距離は約0.3m-約2.7mと短めのため、スペースが限られている空間での利用に適しています。
※投写距離:プロジェクターのレンズから、投影する壁やスクリーンまでの距離のこと
便利な自動補正機能
Nebula Capsule Airには便利な自動補正機能「IEA 4.0」が搭載されています。
映像を投影しながら自動で垂直・水平の台形補正、オートフォーカスを行うので、レスポンスは少し遅めですが斜めから投影しても見やすく映像を補正してくれます。
自動補正の様子
Dolby®︎ Audio対応の5Wスピーカー
Nebula Capsule Airは、Dolby®︎ Audio対応の5Wスピーカーを搭載しているため、映像とともに迫力のあるクリアな音質を楽しめます。
高音質スピーカーとしても利用できる2-in-1なモバイルプロジェクターです。
10,000以上のアプリを楽しめるGoogle TV搭載
Nebula Capsule Airは、Google TVを搭載しています。
Netflix、YouTube、Amazonプライムビデオなど10,000以上のアプリの利用が可能です。
Anker Nebula Capsule Air モバイルプロジェクターの実機レビュー
Anker Nebula Capsule Air モバイルプロジェクターをレンティオでレンタルして使ってみましたので、同梱品・設定方法・感想などを順番に紹介していきます。
Anker Nebula Capsule Airの同梱品
Anker Nebula Capsule Airの同梱品一覧
- 本体
- リモコン (単4形電池 × 2付属)
- ACアダプタ
- USB-C & USB-C ケーブル
- クイックスタートガイド
- 予備単4形電池 x 2
Anker Nebula Capsule Airの設定方法
次にAnker Nebula Capsule Airの設定方法を紹介します。
1.電源ボタンを押して起動する
2.言語は日本語、地域は日本を選択する
3.「Google TVの設定」か「ベーシックテレビの設定」を選択する
4.Wi-Fiに接続して、Googleアカウントにログインする
5.動画配信サービスを選択する
6.オートフォーカスと台形補正の説明が表示されて、次に輝度のモードを選択する
7.Nebula Connetアプリのダウンロード
8.Google TVの設定をして、セットアップが完了
画面の指示に従いながら設定を進めていくだけで、簡単にセットアップできます。
Wi-FiやGoogleアカウントの情報を事前に用意しておくとスムーズです。
筆者は写真を撮りながらだったのでセットアップに約20分かかりましたが、慣れている方だったら10~15分程度で終わると思います。
Anker Nebula Capsule Air モバイルプロジェクターを使った感想
ここではAnker Nebula Capsule Air モバイルプロジェクターを実際に使ってみた感想を紹介します。
◎コンパクトで軽量だから場所を選ばない
Anker Nebula Capsule Airの一番の魅力は、コンパクトで軽量なところです。
場所の移動も楽ちん。
「昨日はココで観たけど、今日はコッチがいいな」と思ったらすぐに移動できます。
省スペースに設置できるので、場所を選びません。
外に持ち出す際も、軽量なので気軽に持ち運びができます。
付属されているACアダプタもあまり場所を取らない形(縦長)なので、コンセント周りにあまり空間がない方にもおすすめです。
○音がクリアで聴きやすい
スピーカー内蔵プロジェクターだと音が微妙なこともありますが、Anker Nebula Capsule Airは音がクリアで聴きやすかったです。
こもったような音声だと音量を上げないと分かりにくいですが、映画やドラマなど幅広く楽しめると思います。
360℃スピーカーなので、全方向から音が聞こえ、どの位置からでも楽しむことができるので視聴する位置を気にしなくても大丈夫です。
ミュージックビデオも視聴しましたが、ハッキリ聴こえて、問題なく楽しめました。
低音域や細かい音、立体感までは表現できていない部分があったので、音楽系がメインの方は好みの音かどうか一度試すことをおすすめします。
映像について
Anker Nebula Capsule Airは、キレイでなめらかな映像を投影してくれます。
HD(1280×720)ですが、映画やアニメ、youtube動画など不自由なくキレイな画質で視聴できました。
特に風景動画がキレイで見やすく、色味も自然で目に優しい印象です。
映像作品によっては画質の粗さが気になるところもありましたが、プロジェクターの位置を投影面に近づければ気にならなくなりました。
ただフルHDを見慣れている方や、映画館のような高精細な映像を求める方は物足りないかもしれないので、映像美を求める方はNebula Capsule 3やNebula Capsule 3 Laserがおすすめです。
投影面別の映り方
Anker Nebula Capsule Airを投影面別にどんな感じになるのか試してみました。
天気は曇り、撮影は日中です。
- カーテンなし
- カーテンあり
まずは白い面に投影。カーテンなしだと薄っすら、カーテンありだと見やすくなりました!
カーテンは遮光ではないノーマルのものを使用しています。
次はカーテンあり状態で色々な壁に投影しました。
- 水色
- 青空柄
- 木目調
- 水色:窓に近く明るめなので見にくい
- 青空柄:意外とはっきり映る
- 木目調:暗い場所なのでハッキリ投影されますが映像を観る際には木目が邪魔になりそう
最後はカーテンのない状態で2種類の壁に投影。
- 花柄
- 白壁
- 花柄:明るい&柄で見にくい
- 白壁:少し影になる場所なのでカーテンがなくても意外と見やすい
曇りの場合、明るい部屋・細かい柄・濃い木目など以外では、カーテンをすれば見やすくなることが分かりました。
細部までキレイに見たい!という方は遮光カーテンで白地に投影が一番ですが、映像がある程度楽しめれば十分という方はカーテンで暗くすれば意外と色んな壁で楽しめます。
こちらは晴れの日にカーテンを閉めて撮影した画像ですが、カーテンを閉めても薄くて見にくかったので、明るい部屋では遮光カーテンが必要だと思いました。
天井投影
せっかくなので、天井投影も試してみました。
スタンドはなかったので、本体を横にして、転がらないように固定し投影しています。
投影した天井と、通常の天井です。
キレイに投影してくれました!
△動画再生時間が短い
Anker Nebula Capsule Airの動画再生時間は約2時間と短め。
実際に1時間45分の映画を輝度エコモード、音量10~15で視聴したところ、観終わると残量12%とギリギリでした。
使用頻度や視聴環境にもよりますが、2時間もたなそうだなという印象です。
軽量でコンパクトなところが魅力なので、内蔵バッテリーだけだと物足りなさを感じます。
映画など長時間視聴したい場合は、コンセントにつないで利用すると、バッテリー切れの心配をせずに安心して視聴できます。
Anker Nebula Capsule Airは気軽に持ち運べて、コンパクトなスペースでも大画面で映像を楽しめるモバイルプロジェクター
今回はAnker Nebula Capsule Airモバイルプロジェクターを紹介してきました!
小型軽量で持ち運びしやすく、コンパクトな空間で大画面を楽しめるので、一つ持っておくと色々な場面で活躍しそうです。
設定も操作も簡単だったので、どなたでも使いやすいモバイルプロジェクターだと思いました。
1人暮らしの部屋や自室のみで使用を考えている方、気軽に持ち歩けるプロジェクターをお探しの方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
プロジェクターはレンタルできる
プロジェクターの性能やコスパについては、実際に使用してみないとわからない部分があります。
プロジェクターは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、プロジェクターのレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。



