モバイルプロジェクター「Vivitek QUMI」全モデル比較。携帯性に優れたビジネスシーンにおすすめモデルを紹介
更新日2024/11/14
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ビジネスシーンで活躍することの多いプロジェクター。
会議やプレゼンテーションでは、PCなどで作成した資料を大きなスクリーンに投影する際に必要な機器として必需品となっています。
そんなプロジェクターは大きくて重い印象をお持ちの方も多いと思います。しかし近年では小型で軽い「モバイルプロジェクター」というジャンルも誕生し、持ち運びができるプロジェクターが人気を集めています。
今回はそんなモバルプロジェクターの中でも、台湾に本社を置くデルタ電子という世界的企業のブランドである「Vivitek(ビビテック)」の 「QUMI(キュミ)」シリーズを比較とともにご紹介していきます。
もくじ
持ち運びに最適な「モバイルプロジェクター」
今回ご紹介しているVivitek QUMIシリーズは、モバイルLEDプロジェクターと
と呼ばれるジャンルに属します。
一般的なプロジェクターと比べて圧倒的に小型・軽量のコンパクト化を実現し、鞄やリュックなどに入れて持ち運びが可能なプロジェクターとして人気を集めています。
また、モバイルプロジェクターの多くは内蔵バッテリーを搭載しており、電源なしでも動作を可能とするモデルも数多く存在するため、携帯性を追求したプロジェクターとなります。
おすすめモバイルプロジェクター7選!鞄に入れて持ち歩ける携帯性抜群の最新モデルを紹介 – RentioPress
VivitekのQUMIシリーズとは
今回ご紹介するのは台湾のデルタ電子のブランドであるモバイルプロジェクターのシリーズ「Vivitek QUMI」です。
2012年より日本国内で数多くのモデルを販売しており、2019年4月現在で3つのモデルが展開されておりますが、そのどれもがコンパクトなサイズ感を実現している、携帯性に優れたモバイルプロジェクターです。
3つそれぞれのモデルの違いとしては、プロジェクターの性能を決める明るさ、解像度の他にも、モバイルプロジェクターとして主流になっている内蔵バッテリーの有無などでモデルが分かれています。
Vivitek製品は長年のノウハウと技術により全てのラインナップで高い性能とコストパフォーマンスを実現し、長期間愛用できる信頼性の高いプロジェクターとして販売されています。
3つの製品を紹介
ここからは実際にVivitek QUMIシリーズに存在するラインナップ一つずつモデル紹介を行っていきます。
3つのモデルは発売時期が異なりますが、一番古いVivitek Q6でも2015年9月発売と現在でも通用する性能を保有している特徴があります。
1. Vivitek QUMI Q8
QUMIシリーズで最新モデルであり、最上位モデルとなるQUMI Q8。
モバイルプロジェクターとして優れた性能を保有するモデルとして2019年4月に発売されました。
700g以下の携帯性ながら1000ルーメンの明るさ
QUMI Q8は、本体重量621gと持ち運びに困らない携帯性を実現しながら1000ルーメンの明るさを実現しているクラス最高級の性能を誇ります。
また、プロジェクターの性能で繊細な投写を実現するための解像度においてもクラス最高のリアル解像度FullHD1080Pを実現し、文字が小さい場合や大画面でも鮮明に投影ができます。
QUMIシリーズの中では高価な製品となりますが、他メーカーのライバルモデルと比較すると低価格を実現していることが分かります。
内蔵バッテリーは非搭載ながら使い勝手は抜群
内蔵バッテリーは非搭載のため、電源供給が必要となりますが、別売の専用モバイルバッテリーを使用すれば、電源のない場所でも投影することができます。
QUMI Q8はモバイルLEDプロジェクターとして十分な携帯性と優れた機能を実現しており、別売ながらバッテリー駆動にも対応しているので、あらゆるシーンで活躍できる万能タイプのプロジェクターと言えます。
Vivitek QUMI Q8仕様
- サイズ : 190×114×43(mm)
- 重さ : 621g
- 投写方式 : DLPタイプ
- 明るさ : 1000ルーメン
- 解像度 : 1920×1080(FullHD)
- 投写距離 : 132.8~398.5cm
- 接続方法 : HDMI
- バッテリー容量 : 外付けバッテリー(別売)
Vivitek QUMI Q8製品レビューはこちら
最新モバイルプロジェクター「Vivitek QUMI Q8」レビュー。求めていた最高級の性能と携帯性を実現 – Rentio PRESS
2. Vivitek QUMI Q38
QUMIシリーズの中でも新しいモデルであり、優れた性能を実現しているのがQUMI Q38です。
小型軽量を維持したまま高性能を実現
QUMI Q38では、モバイルプロジェクターらしく手のひらサイズの小型・軽量化を実現しながら、プロジェクターの基本性能として非常に優秀であることが特徴です。
モバイルプロジェクターとして解像度の高いFull HDサイズ(1920×1080)を実現し、明るい場所での投写も得意とする600ルーメンの明るさは、持ち歩きのできるプロジェクターとして実用性の高いモデルとなります。
さらにQUMI Q38には、Android OSを搭載しているので、無線LAN接続で動画アプリ(Amazon prime vieoやYoutube、NETFLIX等)の動画をパソコンやスマートホンを接続する必要なくQ38本体のみで投影することが出来ます。
iOSミラーリングとミラーキャスト投影対応
Q38に内蔵されている「Vivitek AirReceiver」や「Miracast」を使用すれば、iOSデバイスとミラーリングやAndroidデバイスとミラーキャストすることができるので、スマートフォンのアプリや撮影した写真や動画を大画面で楽しむことが出来ます。
Wi-Fi内蔵でワイヤレス接続
HDMIの有線接続はもちろんのこと、無線LAN・モバイルルータ・スマホからのテザリングなどでPC・MAC・iPhone・iPad・Android他各デバイスとのワイヤレスで接続できるので、会議やプレゼン等のビジネスユースから映画やハイエンドゲームを大画面で映し出す等のホームユースまで、アイディア次第で使い方は無限に広がります。
約12,000mAhの内蔵バッテリーを搭載
モバイルプロジェクターでは、内蔵バッテリーの搭載が一般的となっていますが、その容量はモデルによって差があります。
Q38では、モバイルプロジェクターとして大容量となる約12,000mAhの内蔵バッテリーを搭載し、電源なしでも約2時間の駆動が可能となっています。
そのため、出張先で短時間使用したい場合などでは、非常に携帯性に優れながら役立つプロジェクターとなります。
Vivitek QUMI Q38仕様
- サイズ : 188×118×34(mm)
- 重さ : 746g
- 投写方式 : DLPタイプ
- 明るさ : 600ルーメン
- 解像度 : 1920×1080(FullHD)
- 投写距離 : 50~350cm
- 接続方法 : HDMI
- バッテリー容量 : 12,000mAh
- 備考 : 外付けバッテリー有(別売)
3. Vivitek QUMI Q6
現行モデルとしては最も古いモデルとなるQ6。
2015年発売のモデルとなりますが、現代でも通用する性能を搭載したモバイルプロジェクターとなります。
500g以下の軽さと800ルーメンの明るさ
今回ご紹介しているQUMIシリーズの中でも非常に小さいボディを実現し、重さも約475gと、500g以下のモバイルプロジェクターとなります。
この小型・軽量ボディを備えながらも800ルーメンというモバイルプロジェクターとして非常に明るい投写を実現しています。
バッテリーは外付け
QUMI Q8と同様に内蔵バッテリーを搭載しておらず、外付けの専用バッテリーが必要となります。
Q8よりも解像度、明るさが劣りますが、コストパフォーマンスを求めるのであればQ6でも十分な性能でしょう。
Vivitek Q6仕様
- サイズ : 165×102×34(mm)
- 重さ : 475g
- 投写方式 : DLPタイプ
- 明るさ : 800ルーメン
- 解像度 : 1280×800
- 投写距離 : 100~300cm
- 接続方法 : HDMI
- バッテリー容量 : 外付けバッテリー(別売)
製品仕様比較表
モデル名 | Vivitek QUMI Q8 | Vivitek QUMI Q38 | Vivitek QUMI Q6 |
---|---|---|---|
発売時期 | 2019年4月12日 | 2018年2月16日 | 2015年9月18日 |
参考価格 | 111,000円(メーカー推奨売価) | 75,000~85,000円程度 | 71,000~90,000円程度 |
投写方式 | DLPタイプ | ||
光源 | LED光源 | ||
明るさ | 1000ルーメン | 600ルーメン | 800ルーメン |
アスペクト比 | 16:9 | 16:10 | |
解像度 | 1920×1080(FullHD) | 1920×1080(FullHD) | 1280×800 |
投写距離 | 132.8~398.5cm | 50~350cm | 100~300cm |
ワイヤレス通信 | 〇 | 〇 | 〇 |
入出力端子 | HDMI | ||
サイズ | 190×114×43(mm) | 188×118×34(mm) | 165×102×34(mm) |
重さ | 621g | 746g | 475g |
まとめ
今回、Vivitek QUMIシリーズの全ラインナップをご紹介してきましたが、モバイルプロジェクターのシリーズとして、用途や性能に合わせたモデル選びを行うことができる、それぞれのモデルがバランスの取れたラインナップになっていると感じます。
その中でも最新モデルであるQ8やQ38は、内蔵バッテリーの搭載で差はあるものの、モバイルプロジェクターとしては最高クラスの性能を搭載しており、特におすすめできる最新モデルです。
その他の内蔵バッテリーを搭載していないモデルでも、軽量化を求める方にはおすすめできるモデルとなっています。
近年ではさまざまなメーカーからモバイルプロジェクターが販売されていますが、Vivitek QUMIシリーズは、ご自身のスタイルに合ったモデルを見つけることが簡単で、満足できる実用性の高いモデルが揃っています。
プロジェクターはレンタルがおすすめ
仕事などで良くご使用になられる方にはモバイルプロジェクターの購入は大変おすすめです。
しかし、たまにしか使用しない場合や、「この時だけ使いたい!」などの限定的な使用では、購入に踏み切るには少し躊躇するところだと思います。
そんなときにおすすめなのがモバイルプロジェクターのレンタルサービスです。
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、様々なメーカーから販売されているモバイルプロジェクターの人気製品を気軽で簡単にレンタルすることができます。
まずは試してみたい場合などにRentioのレンタルは非常におすすめです。ぜひRentioで話題のモバイルプロジェクターを使用されてみてくださいね。
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