【2024最新】Nikon(ニコン) Zマウントおすすめ広角レンズ6選

何か写真撮影のアイディアに行き詰ってしまったとき、助けになる存在の一つが「広角レンズ」です。

この広角レンズは、各社で積極的に開発されているレンズジャンルの一つで、ズームレンズから単焦点レンズまで様々な切り口でレンズの開発が行われています。

今回は、数あるレンズマウントの中でもニコンが直近で力を入れている「Nikon Zマウント」での広角レンズからおすすめレンズをピックアップしてご紹介していきます。

攻勢に出るニコンのZマウント

盛り上がりを見せるミラーレス一眼市場ですが、長年一眼カメラ市場を牽引してきたニコンも新たにZマウントを開発し、ラインナップを急速に拡大させています。

まさに一眼レフFマウントに代わる存在としてラインナップが展開されており、Fマウント時代で人気のあったレンズジャンルはもちろん、Zマウントで新たに誕生した斬新なコンセプトを有するレンズも開発されています。

ニコンの今後を担う存在であることは間違いなく、将来性も感じられる期待のレンズマウントなのです。

[2023最新] Nikon(ニコン)のミラーレス一眼を徹底解説。全10モデルの比較や特徴、目的に合わせたおすすめモデルをご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

持っておくことで表現力が高くなる広角レンズ

今回ご紹介していくのはニコンZマウントにおける広角レンズのおすすめモデルです。

広角レンズは、表現力の幅を大きく広げてくれる存在で、1本持っておくことがおすすめのレンズジャンルです。

特に風景写真や屋内写真においては、壮大な光景を写し出すのに適しており、広角レンズを使うだけで簡単に迫力を再現できることが大きな魅力です。

広角レンズの使い方については、下記の記事で紹介していますので、是非ご覧ください。

初心者でもすぐ分かる「広角レンズ」の使い方。すぐ実践できて写真が上達する撮影テクニック – Rentio PRESS[レンティオプレス]

Nikon Zマウントでおすすめの広角レンズ6選

ここからはNikon Zマウントでおすすめの広角レンズを各モデル毎の解説と交えながらご紹介していきます。

1. NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

Nikon Zマウントにおける広角レンズで、現時点で最も高性能のレンズが、こちらのNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sです。

広角側14mmという圧倒的な画角を有しながらも、絞り開放時から画面四隅まで乱れることなく、カリッとした解像感を持ち味としています。

風景写真や日常のスナップ、ポートレートなどで活用することのできるレンズで、14mmのダイナミックな画角と、最高クラスの解像力、F2.8の明るさは、広角撮影における圧倒的な優位性を示してくれます。

• レンズ構成：11群16枚
• 最小絞り：F22
• フィルターサイズ：レンズ後部に装着
• 最短撮影距離：0.28m
• 絞り羽根枚数：9枚(円形絞り)
• 最大径×全長：約88.5mm×124.5mm
• 重さ：約650g
• 手ブレ補正効果：-
• 価格帯：約300,000円～350,000円

2. NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

先ほどのNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sは、F2.8通しの大三元レンズの一つでしたが、こちらのNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、F4通しの小三元レンズに位置します。

14mmというダイナミックな広角側の焦点距離を採用しながら、望遠側は30mmまで対応する幅の広さを特徴としています。

F4通しということでF2.8ほどの明るさは有していませんが、超広角ズームレンズながら小型・軽量化も実現しており、旅先などでの持ち歩きにも適した1本となります。

また、広角レンズとしては珍しく、フィルター類を直接装着することができるのも大きな特徴の一つです。

• レンズ構成：12群14枚
• 最小絞り：F22
• フィルターサイズ：82mm
• 最短撮影距離：0.28m
• 絞り羽根枚数：7枚(円形絞り)
• 最大径×全長：約89mm×85mm
• 重さ：約485g
• 手ブレ補正効果：-
• 価格帯：約160,000円～182,000円

3. NIKKOR Z 17-28mm f/2.8

ニコンでは、標準レンズにおいてもF2.8通しの明るさを有しながら、携帯性や価格が配慮されたNIKKOR Z 28-75mm f/2.8というレンズを発売しましたが、広角レンズにもそれに近いコンセプトとしてNIKKOR Z 17-28mm f/2.8が存在します。

広角端が17mmと14mmのレンズと比較すると画角の面で大きく劣ってしまいますが、それでも広角らしい画角を体感でき、開放F2.8から画面四隅までしっかり解像する能力を有しています。

また、F2.8という明るい広角ズームレンズながらも、約450gという軽くてコンパクトなサイズ感も特徴としており、旅先など持ち歩きにも最適な1本となっています。

• レンズ構成：11群13枚
• 最小絞り：F22
• フィルターサイズ：67mm
• 最短撮影距離：0.19m(17mm時)、0.26m(28mm時)
• 絞り羽根枚数：9枚(円形絞り)
• 最大径×全長：約75mm×101mm
• 重さ：約450g
• 手ブレ補正効果：-
• 価格帯：約130,000円～165,000円

4. NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR

こちらのNIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRは、APS-Cセンサーが搭載されたDXフォーマットのカメラボディに対応する広角ズームレンズです。

DXフォーマット用のレンズとしては最も広角域をカバーしたレンズで、35mm換算でおよそ18mmから42mmの画角を有するレンズとなります。

静止画撮影として使用することはもちろん、リニア駆動のパワーズームや滑らかな動作を叶えるコントロールリングの搭載、小型軽量のサイズ感など動画撮影でも役立つ機能性を備えており、VLOG撮影などにも存分に活用することのできる1本です。

• レンズ構成：11群12枚
• 最小絞り：F16(12mm時)、F25(28mm時)
• フィルターサイズ：67mm
• 最短撮影距離：0.19m
• 絞り羽根枚数：7枚(円形絞り)
• 最大径×全長：約72mm×63.5mm
• 重さ：約205g
• 手ブレ補正効果：〇
• 価格帯：約48,510円～53,900円

5. NIKKOR Z 20mm f/1.8 S

広角レンズにおいても、ズームレンズだけでなく、単焦点レンズという選択肢もあります。

こちらのNIKKOR Z 20mm f/1.8 Sは、20mmという画角を採用し、開放F1.8の明るさを特徴とする広角単焦点レンズです。

ニコンが誇る高品位S-Lineに属するレンズで、優れた解像力はもちろん、F1.8が魅せる柔らかいボケ味やナノクリスタルコート採用による優れた逆光耐性を特徴としており、ボケ味を活かした撮影や星空撮影に最適な一本です。

• レンズ構成：11群14枚
• 最小絞り：F16
• フィルターサイズ：77mm
• 最短撮影距離：0.2m
• 絞り羽根枚数：9枚(円形絞り)
• 最大径×全長：約84.5mm×108.5mm
• 重さ：約505g
• 手ブレ補正効果：-
• 価格帯：約143,000円～157,300円

6. NIKKOR Z 26mm f/2.8

こちらのNIKKOR Z 26mm f/2.8は、画角こそ26mmという超広角にはほど遠い焦点距離を採用したレンズですが、非常に薄く、携帯性に優れたレンズであることが特徴的です。

全長はわずか23.5mmという圧倒的な薄さを叶えたパンケーキレンズで、カメラボディのグリップとほぼ同じであることから、カメラに装着したまま収納することにも困らない携帯性が魅力的です。

また、スナップ撮影に使いやすい26mmという焦点距離も、作品を撮影する方におすすめできる画角で、0.2mまで寄れる最短撮影距離と、F2.8の明るさが生み出すボケ味もNIKKOR Z 26mm f/2.8における大きな特徴となっています。

• レンズ構成：6群8枚
• 最小絞り：F16
• フィルターサイズ：52mm
• 最短撮影距離：0.2m
• 絞り羽根枚数：7枚(円形絞り)
• 最大径×全長：約70mm×23.5mm
• 重さ：約125g
• 手ブレ補正効果：-
• 価格帯：約63,610円～70,400円

純正レンズだけでも様々な選択肢が存在

今回ご紹介してきたNikon Zマウント用の広角レンズですが、既に純正レンズだけでも豊富な選択肢が存在していることが分かります。

特にフルサイズFXフォーマット用のレンズは、性能、価格、携帯性などからバランスを見ながら選ぶことができるため、どの特徴が自分にとって一番大切であるかによって選ぶことができます。

今後はサードパーティレンズの参入も期待されるジャンルであり、ますます選択肢の幅が広がることが予想されます。

是非ご自身の写真作品の幅を広げる存在として、広角レンズの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

Nikon Zマウントの広角レンズをレンタル

今回ご紹介してきたNikon Zマウントの標準レンズは、決して安いものではありません。

どのレンズを選ぶかというのは、長く愛用していく上で重要な選択となりますが、そんなときはカメラのレンタルサービスを利用して購入前にお試ししてみるのもおすすめです。

また、レンタルサービスは購入前の検討だけでなく、例えば単焦点レンズをこのイベントで使ってみたいという短期利用シーンでも活用することができます。

Rentioでは、豊富なラインナップから自由に選んで最短3泊4日から気になるカメラやレンズを気軽にレンタルすることができます。

是非この機会にレンズ選びの参考や一時的な利用でRentioを活用してみてはいかがでしょうか。

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