Bose QuietComfort Headphonesをレビュー!快適なフィット感と高音質でイヤホン派にもおすすめなヘッド ホン
更新日2024/04/23
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誰もが所持しているほど普及している完全ワイヤレスイヤホンは、カナル型やインナーイヤー型、オープンイヤー型、ネックバンド型などさまざまなタイプが展開されています。
そんな中でも純粋に音楽を楽しみたいコアなファンは、イヤホンではなくヘッドホンを選択する方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Boseのヘッドホン「QuietComfort Headphones」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
Bose「QuietComfort Headphones」について
今回紹介する「QuietComfort Headphones」は、Boseの定番ヘッドホンシリーズ「QuietComfort45」の後継機となる製品です。
2023年10月19日に税込46,200円という価格で発売されました。
カラーバリエーションは、ブラック、ホワイトスモーク、サイプレスグリーン、ムーンストーンブルーの全4色を展開しています。
今回はその4色の中からブラックをご紹介します。
Bose「QuietComfort Headphones」の製品スペック
Boseの完全ワイヤレスイヤホン「QuietComfort Headphones」のスペックについて、最新機種の「QuietComfort Ultra Headphones」と比較してみました。
下記の表をご覧ください。
QuietComfort Headphones | QuietComfort Ultra Headphones | |
---|---|---|
メーカー | Bose | Bose |
重量 | 約234g | 約253g |
本体サイズ | 195 x 157 x 80 mm | 195 x 140 x 50 mm |
カラー | 4色(ブラック・ホワイトスモーク・サイプレスグリーン・ムーンストーンブルー) | 3色(ブラック・ホワイトスモーク・サンドストーン) |
充電端子 | Type-C | Type-C |
Bluetooth Ver | Ver 5.1 | Ver 5.3 |
対応コーデック | SBC、AAC | SBC、AAC |
マルチポイント | 対応 | 対応 |
再生時間 | 最大24時間 | 最大24時間 最大18時間(イマーシブオーディオオン時) |
充電時間 | 約2.5時間 | 約3時間 |
販売開始時期 | 2023年10月19日 | 2023年11月27日 |
公式税込価格 (2024年1月現在) |
46,200円 | 59,400円 |
両機種を比較してみると、最新機種「QuietComfort Ultra Headphones」の方に没入感のあるイマーシブオーディオモードが追加されている点やBluetooth verに違いがある点の他、外観がブラッシュアップされている点などが大きな違いとなっています。
Bose QuietComfort Headphonesの特徴4つ
続いて、Bose QuietComfort Headphonesの特徴について簡単に4つ紹介します。
①3つのリスニングモードを搭載
②TriPort®音響ヘッドホン構造
③Spotify Tapを搭載
④インラインマイク付きオーディオケーブル付き
特徴①|3つのリスニングモードを搭載
Bose QuietComfort Headphonesは、クワイエット、アウェア、カスタムの3つのモードを搭載しています。
3つのモード
- クワイエット・・・周囲の音を消すノイズキャンセリングモード
- アウェア・・・音楽を聴きながら、周囲の音を取り込むモード
- カスタム・・・ノイズキャンセリングのレベル調整やウィンドブロックを低減するカスタムが可能なモード
聴いている音楽に集中したい場合はクワイエットモード、車が多い通りなど周りの音に気をつけたい時にはアウェアモードなど、シーンによって使い分けることができます。
特徴②|TriPort®音響ヘッドホン構造
Bose QuietComfort Headphonesは、独自のTriPort®テクノロジーを搭載した音響ヘッドホン構造になっています。
低音再生技術のTriPort®テクノロジーによって、効率良く音量を大きくすることができ、優れたオーディオ性能とアクティブノイズリダクション機能を実現しています。
特徴③|Spotify Tapを搭載
Bose QuietComfort Headphonesは、ボタンを押すだけでSpotifyの音楽にアクセスできるSpotify Tapを搭載しています。
Bose Musicアプリ内のショートカットからSpotifyを選択し、ヘッドホンのアクションボタンを長押しすることで、Spotifyの音楽が再生されます。再度押すとSpotifyがおすすめの曲を流してくれます。
特徴④|インラインマイク付きオーディオケーブル付き
Bose QuietComfort Headphonesには、初めからインラインマイク付きオーディオケーブルが付属しています。
インラインマイク付きオーディオケーブルを接続することで、Bluetoothによる無線接続をしなくても有線接続で音楽が楽しめるようになっています。
スマートフォンと接続する場合に必要な変換ケーブル(3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ)は同梱されていないため、事前に用意が必要です。
Bose QuietComfort Headphonesの実機レビュー
それでは、Bose QuietComfort Headphonesの実機を実際に使用してみたいと思います。
Bose QuietComfort Headphones 同梱物
箱の中にはヘッドホン本体の他に、USB-Cケーブル、インラインマイク付きオーディオケーブル、説明書などの書類が入っています。また、湿気を除去するシリカゲルも同梱されていました。
Bose QuietComfort Headphones ペアリング方法
ペアリング方法は、まずヘッドホンのR側にあるスイッチをBluetoothマークの方へ右にスライドさせて電源をONにします。
同期するデバイスのBluetooth接続画面にて、「Bose QC Headphones」を選択することで、ペアリングが完了します。
Bose Musicアプリを使用してのペアリング方法は、下記写真の流れのようになっています。
ペアリング方法の手順は以下の通りです。
「Bose QuietComfort Headphones」のペアリング方法
-
- ヘッドホンの電源をONにする
- スマートフォン側で「Bose QC Headphones」を選択
- 「接続済み」の表示でペアリングが完了
筆者が持っているiPhoneとの同期は、比較的簡単にペアリングできました。
Bose QuietComfort Headphonesの操作方法
Bose QuietComfort Headphonesの操作方法は、物理的にボタンを押すことで操作が可能です。
R側にはマルチファンクションボタンと音量ボタンの計3つ、L側にはシングルアクションボタン1つがあり、動作する内容は下記となっています。
Bose QuietComfort Headphonesの操作方法
- R側(マルチファンクションボタン)・・・再生 or 一時停止 / 着信応答 or 終話 / 音声アシスタント(長押し)
- R側(音量ボタン)・・・音量の上げ下げ
- L側(シングルアクションボタン)・・・クワイエットモードとアウェアモード、カスタムモードの切り替え / 長押しでショートカット機能(バッテリー残量 or Spotify Tap)
Bose QuietComfort Headphonesを実際に使ってみた感想
ここから、Bose QuietComfort Headphonesを実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:耳全体を覆うようなフィット感で長時間の装着が可能
Bose QuietComfort Headphonesの装着感はとても軽い着け心地で、耳全体を覆うようなフィット感でした。耳への圧迫感がないため、長時間の装着も楽々です。
また、ベルト部分を調整することでよりフィット感が増します。
BOSEというブランドの印象からは、珍しいポップな色(サイプレスグリーン・ムーンストーンブルー)も展開されていて、コーディネートにも取り込みやすく、普段使いできるデザインです。
◯:空気振動による大迫力なサウンドを堪能できる
肝心な音質については、イヤーカップクッションの中で空気振動による大迫力なサウンドを堪能できます。
イヤホンで聴くサウンドとは異なるスケールの大きい音像を楽しむことができ、スピーカーの前で聴いているような感覚でした。
また、Bose Musicアプリ内にあるイコライザーを使うことで、自分好みの音像にカスタマイズできる点も良かったです。
高音が少し尖っているロックな曲などは高音減衰を選択することで、調整されて聴きやすくなりました。
◯:クワイエットモードのノイズキャンセリングとアウェアモード
クワイエットーモードのノイズキャンセリングについては、外界の周囲の音がまったく聞こえないレベルではなく、電車の中や雑踏の中で、周囲の音は多少聞こえる程度でした。
聴いているサウンドの音量を上げることで、周囲の音は聞こえなくなり、より音に没入しやすくなります。
ただ、中にはエレベーターや飛行機の中で感じるような閉塞感を耳に感じて苦手に思う方もいるかもしれません。
もう一つのアウェアモードでは周囲の音が綺麗に聞き取ることができ、人通りの多い場所や車の交通量の多い外で重宝する機能でした。
◯:計8個搭載しているマイクの音質はとてもクリア
Bose QuietComfort Headphonesには、カップの内側と外側の両方に音を検知したりするマイクが左右合わせて計8個搭載しています。
WEB会議でも使用してみましたが、相手の声がクリアに聞こえ、自分の声も聞き返されることはなく、問題なく使用が可能でした。
実際に雑踏の騒音を流す前と流した後で録音比較してみたところ、ノイズがある状態でも音声がクリアに聞こえていることがわかります。
少し声がこもって聞こえますが、とてもクリアな印象で正常に会話が可能でした。
◯:2台のデバイスを同時にペアリングできるマルチポイント機能に対応
Bose QuietComfort Headphonesは、同時に2台のデバイスをペアリングできるマルチポイント接続に対応しています。スマートフォンとPC、タブレットなど、普段使うデバイスを接続解除することなく使えるのでとても快適でした。
◯:15分のクイック充電で最大2.5時間稼働する
普段使いをする中でとても良いなと思った点が、15分間のクイック充電で最大2.5時間使用できることです。
装着感や音質が良いため、連日のように多用していると気になるのがバッテリー残量です。ちょっした隙間時間の充電で気にすることなく存分に楽しめます。
ヘッドホンをONにする時やBose Musicアプリ内でバッテリー残量を確認することができますが、その値は50%・40%と10%単位でしか、知ることができないようになっています。
Bose QuietComfort Headphonesは快適なフィット感と高音質でイヤホン派にもおすすめなヘッドホン
Bose QuietComfort Headphonesを紹介してきました。
どちらかと言えばヘッドホンよりもイヤホンを日常で多用している筆者ですが、ヘッドホンの方が断然良く思えるフィット感と高音質で手放せなくなるほどの高印象でした。
サイズ感も大きすぎず軽いため、カバンの中で嵩張ることもありません。ヘッドホンならではの装着せずに首にかけて持ち運ぶことも可能でした。
クワイエットモードやアウェアモードなども搭載されているため、集中したい時や電車の中、外で歩行時などさまざまなシーンで使えます。
イヤホン派の方にもおすすめしたい高性能ヘッドホンです。
イヤホンやヘッドホンはお試しレンタルを
ヘッドホンの装着感や音質については、実際に使用してみないとわからない部分があります。
イヤホンやヘッドホンは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、イヤホン・ヘッドホンのレンタルができます。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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