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中国は歴史的な寺院や仏像だけでなく、雄大な自然などが旅行者を惹きつけます。
超高層ビルが林立する上海から敦煌の莫高窟、西安の兵馬俑、黄山の絶景まで、中国は何度訪れても新しい発見があります。
食から文化、自然まで魅力が詰まった中国旅行を成功させるために、必要なもの、便利なものを参考にして準備を万全にしておきましょう。
もくじ
中国旅行に必要なもの
中国旅行にあたって、必ず用意すべきものをまとめました。
海外旅行全般に言えるものがほとんどですが、現地通貨と変換プラグや変圧器は国や地域によって異なりますので確認しておきましょう。
パスポートの残存有効期間とビザ
中国は入国時6カ月以上あるのが望ましいです。余裕を持ってパスポート更新をしておきましょう。
また、現在日本国籍の方が中国に渡航する場合、渡航目的に沿った査証(ビザ)取得が原則必要となります。
トランジットはビザ免除
空港と滞在地域によって、トランジットによる滞在ならば一定期間までビザ免除措置が適用されます。
滞在時間 | 空港(口岸) | 滞在可能地域 |
---|---|---|
144時間まで | 北京首都国際空港 北京大興国際空港 北京西駅 天津浜海国際航空 天津国際クルーズ母港 石家荘正定国際空港 秦皇島海港 |
北京市 天津市 河北省 |
144時間まで | 上海虹橋国際空港 上海浦東国際空港 上海海港口岸 上海鉄路口岸 杭州蕭山国際空港 寧波櫟社国際空港 南京禄口国際空港 |
上海市 江蘇省 浙江省 |
144時間まで | 広州白雲国際空港 深セン宝安国際空港 掲陽潮汕国際空港 |
広東省 |
72時間まで | 長沙黄花国際空港 | 湖南省 |
72時間まで | 桂林両江国際空港 | 広西チワン族自治区桂林市 |
72時間まで | ハルビン太平国際空港 | 黒龍江省ハルビン市 |
詳細は、下記のページをご確認ください。
中国ビザ申請についてのお知らせ(2023年12月19日更新) – 中華人民共和国駐日本国大使館
「たびレジ」の登録
「たびレジ」とは、外務省から最新の安全情報を日本語で受信できる無料のサービスです。海外で安全に過ごすための”お守り”みたいなものです。
出発前に登録しておけば中国での安全情報を事前に収集できますし、旅行中には現地の大使館や総領事館から注意喚起の情報や安否確認の連絡が届いたりします。
本人以外の家族も追加登録できますので、万が一に備えて必ず登録しておくことをおすすめします。
中国人民元とチップ
中国では現金はほぼ流通しておらず、QRコード決済(Alipay/WeChat Pay)が主流です。田舎の観光地や商店でも、QRコード決済が使えないところはほとんどありません。
とはいえ、決済しようとしたときにスマホが使えないなど万が一のことも考えられますので、念の為現金を持って行った方が安心です。
現金が一般的ではない中国では相手がお釣りを持っていない可能性があるので、細かい現金を持っていきましょう。
なお、中国ではチップ文化は基本的にありません。 タクシーやホテルでも不要です。
アリペイやWeChatペイ
2023年7月から、中国のQRコード決済アプリである「アリペイ」と「WeChatペイ」で、日本で発行したクレジットカードも紐づけて利用できるようになりました。
QRコード決済によって登録できる国際ブランドが異なるので、特にJCBとアメックスブランドのクレジットカードをお持ちの方は事前に見直しをすることをおすすめします。
国際ブランド | アリペイ | WeChatペイ |
---|---|---|
VISA | 可 | 可 |
マスターカード | 可 | 可 |
JCB | 不可 | 可 |
アメックス | 不可 | 不可 |
ダイナースクラブ | 可 | 可 |
海外旅行保険付帯のクレジットカード
外国人の多い高級ホテルや高級レストラン、超有名な観光地などではVISAやMASTERが使えるところも多いです。
クレジットカードがあればキャッシュレス決済だけでなく、海外キャッシング・ホテルのデポジットなどでも必要になります。
特に海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードを用意しましょう。
海外旅行でレンタル品を使う人におすすめのクレジットカード4選!破損や紛失時の対応とで異なる補償内容の違いを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
モバイルバッテリー
スマホ・モバイルWi-Fi・カメラ・イヤホンなどなど、モバイルバッテリーが必要になるシーンはたくさんあります。特にマップアプリはスマホのバッテリー消費も激しいので、モバイルバッテリーがあると安心です。
結果的にほとんど使わないこともありますが、できるだけ持ち歩いたほうが良いと思ったため必要なものとして紹介しました。
モバイルバッテリーは飛行機に持ち込みできますが、注意点もあるので気をつけましょう。
モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?預けられる?容量制限や国内線と国際線の違いについて調べてみた – Rentio PRESS[レンティオプレス]
海外eSIM
eSIM対応スマホをお持ちの方は、trifaをおすすめします。
世界195カ国に対応し、専用アプリでeSIMの設定ができるのが特徴で、特に海外旅行によく行く人におすすめです。
アプリは設定が簡単で、3分あればeSIMを利用できます。最長で60日間のプランがあるので、長期出張や語学留学などにも使いやすいサービスです。 trifaのアプリをダウンロードする
海外Wi-Fiレンタル
海外旅行先で特別な設定なども必要なく、複数のデバイス・複数人と回線をシェアできるのが、モバイルWi-Fiのレンタルです。
空港での受け取りもできるので、モバイルWi-Fi初心者でも店舗スタッフのサポートも受けられるのでおすすめです
海外Wi-Fiモバイルサービスはたくさんありますが、代表的なのはグローバルWiFiです。
グレートファイヤーウォール(金盾)について
中国では中国政府が中国国内のインターネット上の発言や情報を監視するシステムによって、GoogleやSNS等のインターネットサービス・サイトへのアクセスが制限されています。普段のサービスを使うためには、VPNがないと利用ができないため注意が必要です。
グローバルWiFiは新しい通信技術を採用することでVPNの設定不要で使えたりしますので、中国に持っていく海外WiFiを選ぶときはVPNの有無や現地での通信環境を確認しましょう。
変換プラグや変圧器は必要?
中国では日本と同じAタイプのコンセントですので、変換プラグは必要ありません。
日本の電圧は100Vですが、中国では220Vです。そのため、変圧器を使うかどうかはお手持ちの電化製品が対応できるかどうかを確認する必要があります。
なお、スマホ・パソコンに関してですが、ほとんどの機種が100V-240Vに対応しているため、充電に変圧器は必要ありません。
携帯消毒液とウェットティッシュ
屋台で食べ歩くことも多いと思うので、携帯消毒液とウェットティッシュはできるだけ持ち歩くことをおすすめします。
中国旅行にあると便利なもの
次に絶対持って行く必要はないですが、あれば便利なおすすめアイテムを紹介します。
ハンディファン
中国の夏は高温多湿のため、携帯用のハンディファンがあると涼しく過ごせます。
ただ内蔵バッテリー型のハンディファンは、モバイルバッテリー同様に航空機持ち込みのルールが有るため気をつけましょう。
フランフランのフレ ハンディファンをレビュー!充電時間やオプション品の使い方も紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
折りたたみ傘またはレインコート
急な雨に備えて折りたたみ傘もしくはレインコートを持参すると良いでしょう。
最近は日傘兼用の軽量な折りたたみ傘も多いので、1本用意しておくことをおすすめします。
お土産バッグ
中国はお茶や月餅などのお土産が豊富です。
帰りのスーツケースに収まりきらないことを想定して、折りたたみ収納できるお土産バッグを用意しておくと便利です。
中国のガイドブック
地球の歩き方やるるぶなど、旅行前から旅行中も役立つのがガイドブックです。
インターネットで調べられるのは、自身が知っている情報や単語のみです。それ以外の素敵な情報や役立つ知識に出会えるのがガイドブックの魅力です。
旅行の観光マップ作りにも便利なので、筆者個人的には必ず買うことをおすすめします。
Visit Japan Webの登録
「Visit Japan Web」はデジタル庁が提供するWebサービス・スマホアプリです。
Visit Japan Webへの登録は必須ではありませんが、帰国時に「検疫」「入国審査」「税関申告」「免税購入」等の入国審査がスムーズになり便利です。
カメラ
中国の観光名所巡りで、思い出作りに欠かせないのが「カメラ」です。
本格的なミラーレス一眼もあれば、軽量で持ち運びやすいコンデジ、アクションカメラ、現地でフィルム現像ができるチェキもおすすめです。
翻訳機
翻訳機もレンタルもおすすめです。
スマホアプリでも十分な実用性がありますが、他のアプリを開いているときに同時利用ができないのが難点です。例えばマップを開きながら道を聞きたいときなどです。
翻訳機が別にあればバッテリーも機能も独立して使えるので、役立つ事が多いと思います。
翻訳性能w Timekettle M2は
多機能イヤホン翻訳機「Timekettle M2」実機レビュー。使い方や翻訳性能を中国人の女の子と確かめてみた! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
準備を万全にして素敵な中国旅行に
中国旅行を存分に楽しむためにも、この記事で紹介した必要なもの以外にも用意しておくものがないか確認しておきましょう。
念入りに準備しすぎて荷物が多くなりすぎないように、他の情報や経験者の話も見聞きしながら準備を進めましょう。
容量を選べるスーツケースレンタルがおすすめ
中国旅行の宿泊日数や人数によって、必要なものから便利なものまで用意するアイテム数は変わります。
大は小を兼ねるからといって大きめのスーツケースを購入すれば非稼働時の収納場所に困りますし、かといって小型のスーツケースだと融通がききません。
そんな方におすすめしたいのが、スーツケースのレンタルです。往復送料無料で必要な泊数分だけ借りれて、レンタル期間中は保証もあるので安心して使えます。
旅行の準備と合わせて、スーツケースのレンタルも早めに予約しておきましょう。
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