海外旅行でカメラを安全に使うために注意すべき9つのポイントと役立つおすすめカメラ&便利グッズ
更新日2024/01/11
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昔と比べて海外旅行が身近になった今、海外旅行に挑戦しようとしている方も増えてきました。もちろん観光地を周遊される方が多いと思いますが、そこで思い出作りに欠かせないのが「カメラ」です。
しかし日本では一般的な写真撮影も場所によっては危険になる場合があります。また、飛行機に乗る際もカメラに関して注意しておきたいところが沢山あります。
今回は海外旅行でカメラを持っていく際に気をつけたいことを中心にご紹介していきます。
もくじ
1. 出発前に用意しておきたいもの
海外旅行では普段使わないようなものを持っていく必要があります。
まずは出発前に用意しておく必要があるものや、確認しておく必要があるものをご紹介していきます。
1-1. パスポートだけは絶対確認!
まず忘れてはいけないのが「パスポート」です。これを忘れると空港に着いても出国することができず、飛行機に乗ることはできません。全行程がキャンセルとなるので、パスポートは最も確認する必要があります。
またパスポート発行には最低でも1週間かかります。詳しくは各都道府県のパスポート窓口にて所要期間を調べる必要があります。
書類に不備などがあると確認が必要となり、期間はさらに伸びるため、余裕をもった申請を行いましょう。
1-2. 海外旅行保険付帯のクレジットカードがおすすめ
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続いて必要になるのが「クレジットカード」です。
基本的に海外ではカードを優先して使うようにしましょう。もちろんある程度の現金は持っておく必要がありますが、多額の現金を持ち歩くことは海外旅行において危険行為です。また、おつりで返ってきた硬貨などは帰国後も日本円に両替することができません。
また、クレジットカードには海外旅行保険が自動で付帯されている場合が多く、別で申し込む必要がないため、持っておくと安心です。「楽天カード」など年会費無料のカードでも付帯されていることも多いのでおすすめです。
仮に空港に着いた時点で保険が付帯されていないことに気づいても、出国後の搭乗ゲート付近で申請できる場所があるので、そちらで手続きを行いましょう。なお、渡航先到着後の保険申し込みは無効なので注意が必要です。
1-3. 渡航先のコンセントタイプと電圧をチェック
海外旅行では、渡航先のコンセントタイプは確認する必要があります。
コンセントのタイプは国によってタイプが異なり、日本で使用しているそのままでは使うことができない場合も多いです。
そして電圧も確認する必要があります。海外では日本よりも電圧が高い場合が多く、対応していない場合は機器の故障など、トラブルに繋がる恐れがあります。もちろんカメラの充電を行う際も電気は必要になるので、必要に応じて変換器を家電量販店などで購入しましょう。
1-4. 現地での電波状況をチェック
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海外での通信環境も考えておきましょう。海外ではスマートフォンがとても重要になります。ちょっとした調べものや翻訳などに使えるため、電波の確保をおすすめします。
使用方法は主にデータローミング、モバイルWi-Fi、現地SIMカードがありますが、一番簡単で安定するのはデータローミング、低容量だけどコストを抑えるのであればモバイルWi-Fi、設定は若干面倒だけど大容量で低価格を実現するなら現地SIMといった形です。
海外旅行でおすすめのカメラ
ほとんどの方は観光をメインに海外旅行へ行かれると思います。そこで必要になってくるのは広い景色を写す能力や、色鮮やかに写す能力だと思います。
今回はその能力に特化したカメラをご紹介していきます。
Canon EOS Kiss M
キヤノンのEOS Kissシリーズは初心者向けとして有名ですが、はじめてのミラーレス一眼となったEOS Kiss Mは、ミラーレス一眼らしい小型軽量ボディで海外旅行でも手軽さを実現します。
Canon EOS Kiss Mを実写レビュー!本当に初心者に適しているカメラなのか?徹底検証 – RentioPress
Sony α6500
製品のほとんどがミラーレス一眼で占めるソニーのカメラですが、α6500もミラーレス一眼で、小型軽量でお手軽撮影を実現してくれます。
GoPro HERO7 Black
これまでは一眼カメラ系をご紹介してきましたが、こちらはアクションカムといって動画、静止画どちらも得意とし、カメラとしては圧倒的な小ささを実現しています。
ポケットにも入るサイズはずっとカメラを外に出している必要がないので、治安面でも安心できます。
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2. いざ出発!空港や飛行機で気をつけたいこと
旅の始まりはいつも空港。チェックインカウンターに荷物を預けるための行列ができる姿は、出発前の恒例です。飛行機はバッテリー類にとてもシビアです。
ここで飛行機に乗る前や飛行機に乗る際に気をつけておきたいことをご紹介していきます。
2-1. カメラはなるべく機内に持ち込む
重くなりがちなカメラ。機内ではどうせ使うことがないだろうと預け荷物に入れてしまおうと考える方もいらっしゃると思います。しかしそれは大きな間違いです。
預け荷物の場合、チェックインカウンターから貨物担当へ引き渡され、航空機へと搭載されます。日本の空港では丁寧に扱ってくれる預け荷物も、海外の空港では雑に扱われるケースがほとんどです。
目的地に到着し、窓の外を見ると、機内に積まれていた預け荷物の数々が投げられている光景を目にします。現地の人にとってはそれが当たり前なのです。
そのため万が一カメラが入った預け荷物が投げられるなどしたら、傷が付くだけでなく、最悪の場合は故障してしまう危険性もあります。更に乗継便などに場合、ロストバゲージといって荷物が正常に目的地まで届かないこともあります。
そのような事態も考えて、多少重くてかさばるようでもカメラは機内手荷物として持ち込むようにしましょう。
機内ではネックピローで快適な空の旅を
長時間のフライトになるほど、身体への負担は大きくなります。
そんな長時間のフライトでは旅行グッズとして定番のネックピローを活用しましょう。
Cabeauのネックピローは、人間工学に基づいた設計であるため、長時間のフライトでも疲労を最小限まで感じない快適性を実現してくれます。
Cabeauネックピローをレビュー!10時間を超える移動でも疲れ知らずの便利アイテム – RentioPress
2-2. 予備電池は預けられない
カメラ本体は持ち込むにしてもバッテリーくらいなら預けた方が楽だと思いがちです。
残念ながらカメラなどの予備バッテリー(リチウムイオン電池)を単体で預け荷物に入れることはできません。これはチェックインカウンターで荷物を預けるときに確認されますが、黙って入れていても、搭載前のX線検査で判明し、搭乗ゲート前で呼び出され、確認されることになります。
場合によっては立会いなしで荷物を開け、危険物と判断されたものを取り除かれることもあります。
意外とある空港や飛行機でのシャッターチャンス
飛行機なんて単なる移動手段と思うでしょう。でも実は旅における重要な行程の一つで、写真に残しておくと良い記録になる場合が多いです。
まず搭乗ゲートの電光掲示板の撮影はおすすめです。便名、行き先、到着地の天候などが一目で分かる電光掲示板は、旅を思い出す、良い材料になります。
また機内でも、機内食が提供されますが、こちらも撮っておくと記念になります。大半の場合機内食では選択肢があります。旅で最初の食事を記念として残しておきましょう。
3. 現地に到着!税関検査に要注意?
アジアの近い場所では3時間以内、ヨーロッパや北米などの長距離路線では10時間以上飛行機に乗っていることになります。
ようやく目的地に着いて入国審査を済ませたのち、荷物を受け取り税関検査があります。しかしこの税関検査は自己申告制で、高額製品の保持や大量の現金で制限を超えることがなければ検査されることはありません。
プライベートの旅行であれば基本的に問題なし
中には厳しい国も存在し、ドイツは税関検査で厳しいことで有名でした。選考基準は分かりませんが、税関職員が抜き打ちで荷物検査を行い、高額の電化製品などを持っている場合に課税対象にされた話もよく聞きます。
しかし私自身ドイツに何度か入国していますが、厳しい印象はありません。臆病な私は所持品リストを近くにいた税関職員に見せましたが「観光ですか?」と聞かれ、「そうです」と答えるとあっさり申告の必要はないとのことでした。
気をつけるべき場面としては、未開封の電化製品を持っているときです。個人使用で既に開封し、使用している場合は問題ありませんが、未開封の新品だと転売などの懸念があり、検査される可能性があります。
4. 観光地でカメラを使うときに気をつけること
海外旅行でカメラを使う機会が最も多いと思われるのが観光名所だと思います。日本とはスケールの違う建造物や景色はカメラに収めておきたい瞬間でしょう。
しかし日本との決定的な違いは地域によって治安の差が大きいところです。また軽犯罪も多発しており、スリなどの窃盗被害に遭遇する可能性があります。
4-1. 極力カメラを見せないようにする
窃盗は観光客の多い観光地などを中心に被害が多発しています。慣れない地や景色へと夢中になっている間に盗まれてしまったりする話はよく聞きます。
観光客は狙われやすいため、明らかに観光客という雰囲気は出さないでおきたいところです。そのためカメラなどは極力外に見せないように意識しましょう。
撮る瞬間だけ取り出し、撮り終えたら鞄の中などにしまうことを心がけましょう。先ほどコンパクトなカメラをご紹介したのはこのためです。
4-2. どこかに置きっぱなしにしない
バッグが重くなったからといって近くのベンチなどに置いて肌身から話すことは厳禁です。5秒もあれば簡単に盗まれてしまいます。
鞄など所有物は肌身離さず携帯するようにしましょう。鞄なども中が見えないようにしましょう。
神経質になりすぎる必要もない
ここまで厳しく観光地におけるカメラの扱いについてご紹介してきましたが、正直なところ観光地である以上、周りにもカメラを持った方が沢山います。
そのため警戒することは忘れず、周りの雰囲気に合わせることが一番です。あとはその地域の特性や治安を理解することで安全にカメラを使うことができます。
海外旅行で役立つ便利カメラグッズ
ここからは海外旅行で役に立つ便利なカメラグッズを私の経験からご紹介していきます。
カメラバッグ
私は飛行機を撮ることが多いですが、飛行機を撮影するには望遠レンズが必要となり、望遠レンズはとても大きく、鞄の中でもかさばるため、カメラを収納するために作られたカメラバッグがとても便利です。
望遠レンズなどを使わない場合でもこの手のカメラバッグは、マジックテープで自由にバッグ内を区切ることができる仕切りが付いているので、カメラ以外の収納にも役立ちます。
Lightning端子対応メモリーカードリーダー
メモリーカードリーダーは通常USBで接続するタイプですが、こちらのカードリーダーはiPhoneやiPadなどのLightning端子に接続して使用することができます。
カードを挿入し、カードリーダーをiPhoneなどと接続するとメモリーカード内から画像をiPhoneなどの端末に転送することができます。
帰国まで先が長い場合、スマートフォンにもバックアップをとっておくことでデータ紛失などの心配も軽減することができます。
海外旅行でカメラを使う
危険な面や飛行機などで制限が多いなど、マイナス面が目立つ印象がありますが、逆をいえばこれだけを抑えれば安心して記念に残る写真を撮影することができます。
カメラを持つことで海外旅行へ良い影響をもたらすことも沢山あります。写真を通じて現地の友人ができたり、日本に居るよりも何もかもが違う海外で撮影することで被写体の見え方が変わったりなど、自分自身へ良い影響を与える機会もとても多いです。
気をつけるべき基本点はしっかりと実行すれば海外旅行で楽しい写真ライフが待っています。
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短期使用ならレンタルがお得
1週間や数日間の海外旅行のためにカメラの購入を検討されている方もいらっしゃると思います。今後長い目で使うことは分かっていれば購入するメリットは十分にありますが、今回の海外旅行以降はどうなるか分からないという方にカメラの購入はもったいないと思います。
そこでおすすめしたいのがカメラレンタルです。家電レンタルRentioであれば、人気のデジタルカメラが種類豊富で3泊4日3,000円台からレンタルすることができます。
Rentioでは充実のサポートとして万が一の破損や故障でも請求額は上限2,000円、盗難に合った場合でも海外旅行保険などの携行品保険が適用される場合がほとんどです。
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