[2025最新] 富士フイルムXマウントおすすめレンズ7選。得意な色表現力を活かせるレンズをご紹介

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おしゃれなデザイン性のカメラボディと、フィルム製造時代から培った独自の色表現技術に定評のある富士フイルムのミラーレス一眼。
そこで組み合わせるレンズも、写真撮影における表現力を左右する重要な要素となります。
今回は、富士フイルムが展開するミラーレス一眼用「Xマウント」においておすすめのレンズを厳選してご紹介していきます。
もくじ
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色表現に定評のある富士フイルム
富士フイルムの最大の特徴は「色表現」にあります。
フィルム製造で培った色表現の技術力は非常に長けており、富士フイルムの色が好きだからと富士フイルムのカメラを選ぶ方が多いほどです。
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フィルムシミュレーションを活用できるレンズ群
富士フイルムのカメラに搭載されている「フィルムシミュレーション」は、富士フイルムを選ぶ理由にもなるほどの人気の機能です。
そのフィルムシミュレーション機能を活用するためには、レンズのチョイスも重要になります。
レンズのラインナップに関しても他のメーカーと比較すると独特なものが多く、他のマウントと比較して単焦点レンズとの相性の良さが際立ちます。
富士フイルムのミラーレス一眼には、富士フイルムが独自で展開する「フィルム交換の様に色味を好みに合わせて変えられる」機能として「フィルムシミュレーション」が存在します。
様々なテンプレートが用意されており、撮って出しの状態でも非常に美しく調整不要な色表現をしてくれることが富士フイルム人気の要因の一つです。
富士フイルムXマウントおすすめレンズ
知っておきたい!レンズの知識
センサーサイズが異なる場合でも、焦点距離による数値に統一性を持たすことができるのが「35mm換算」というもので、センサーサイズに合わせて35mm換算では、レンズの焦点距離から数値が変化することが特徴的です。
「35mm換算」を初心者向けに徹底解説。焦点距離とセンサーサイズから考える画角の変化 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
「F値」は、絞り値とも呼ばれ「ピントの合う範囲を決める」設定になります。
レンズにはF〇〇という形で表され、〇の中には数字が入りますが、この数字が低いほどボケ味の表現に適した明るいレンズになります。
また、明るいレンズの場合は一度に多くの光を取り込むことができるため、暗い撮影環境でもシャッタースピードを稼ぐことができる優秀な存在になります。
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XF16-55mmF2.8 R LM WR II
XF16-55mmF2.8 R LM WR IIは、Xマウントにおける標準ズームレンズとしておすすめの存在です。
非球面レンズや異常分散レンズを採用することで、ズーム全域において歪みや色収差を抑えた解像力の高い描写を特徴としています。
ズーム全域で開放F2.8の明るさを実現していることも特徴的で、高画質を実現する高品位モデルであり、マグネシウム合金を使用していることで耐久性や機動力にも優れた1本です。
- レンズ構成:11群16枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:Φ72mm
- 最短撮影距離:0.3m
- 絞り羽根枚数:11枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ78.3mm×95mm
- 重さ:約410g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約170,000円~190,000円
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ポートレートやイベント撮影など、中望遠で明るいレンズを求めるならXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRがおすすめです。
35mm換算で76mmから213mm相当をカバーする画角を実装していることから、適度に距離を置いた撮影に最適な1本となります。
こだわった光学性能からズーム全域で優れた解像力を実現しており、ズーム全域で開放F2.8の明るさを有していることで、ボケ表現にも優れたレンズとしておすすめです。
- レンズ構成:16群23枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:ø72mm
- 最短撮影距離:標準 1m – ∞ / マクロ 1m – ∞
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最大径×全長:ø82.9mm×175.9mm
- 重さ:約995g
- 手ブレ補正効果:レンズ単体5.0段、ボディ内手ブレ補正併用で6.0段
- 価格帯:約197,000円~230,000円
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR
Xマウントにおいて、超望遠レンズを使うのであれば、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRがおすすめのレンズとなります。
APS-Cセンサーの搭載が基本となるXマウントのカメラの組み合わせにおいては、35mm換算で229mmから914mm相当となり、超望遠撮影に十分に対応してくれる画角となります。
5.0段分の効果を発揮する手ブレ補正機構も搭載されていることから、超望遠における手ブレが生じるリスクも削減できています。
レンズ自体はやはり超望遠レンズだけあって、大型に見えますが、超望遠レンズの中では携帯性に優れており、重さも1kg台である1,605gに抑えられています。
- レンズ構成:17群24枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:Ø82mm
- 最短撮影距離:2.4m(T)
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:Ø99mm×314.5mm
- 重さ:約1,605g
- 手ブレ補正効果:5.0段分
- 価格帯:約240,000円~286,000円
XF27mmF2.8 R WR
富士フイルムのカメラボディのコンセプトに合うレンズとして、単焦点レンズの存在は欠かせません。
こちらのXF27mmF2.8 R WRは、35mm換算41mm相当と、日常的に使いやすい標準の単焦点レンズで、スナップ撮影にもおすすめの存在です。
非球面レンズを含む5群7枚のレンズ構成から、色収差を抑え、高い解像力と逆光時にも不利にならない高いコントラストを維持しています。
そしてレンズ単体で約84gと、100gを下回る非常にコンパクトで軽いレンズとして日常的に持ち歩くにも負担にならない存在としておすすめです。
- レンズ構成:5群7枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:Ø39mm
- 最短撮影距離:34cm-∞
- 絞り羽根枚数:7枚
- 最大径×全長:Ø62mmx23mm
- 重さ:約84g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約55,900円~61,000円
XF35mmF1.4 R
35mm換算で53mmと標準域で王道となる50mmに近い画角を有するXF35mmF1.4 Rも、人気の単焦点レンズとしておすすめです。
開放F1.4という驚愕の明るさを実装し、夜景など暗い環境下での撮影や、ボケ味を活かした撮影で特におすすめすることのできるレンズです。
最短撮影距離28cmという被写体に近づいた撮影が可能であることや、Xシリーズのカメラボディにフィットするサイズ感もおすすめの理由となっています。
- レンズ構成:6群8枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:ø52mm
- 最短撮影距離:標準:0.8m~∞ / マクロ:28cm~2m
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最大径×全長:ø65.0mm×50.4mm
- 重さ:約187g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約80,000円~87,000円
XF35mmF2 R WR
こちらのXF35mmF2 R WRも、日常シーンや旅行などの撮影で役立つ標準域の単焦点レンズです。
35mm換算で53mm相当の画角を実現しており、先ほどのXF35mmF1.4 Rほどではありませんが、開放F2.0という非常に明るい絞り値を特徴としています。
この明るさによってズームレンズでは表現することのできないボケ表現も叶え、スナップやポートレートでの撮影にも活躍するレンズとなっています。
また、WRであることから、防塵防滴機能が搭載されているモデルでもあります。
- レンズ構成:6群9枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:ø43mm
- 最短撮影距離:35cm – ∞
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:ø60.0mmx45.9mm
- 重さ:約170g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約50,000円~62,700円
XF50mmF2 R WR
中望遠レンズとして35mm換算76mm相当の画角を備えるXF50mmF2 R WRも、少し遠くの被写体を撮影したいときにおすすめのレンズとなります。
こちらも9群12枚のレンズ構成を採用したことで、歪曲収差や色収差を徹底的に抑制しており、クリアで精細な描写力を特徴としています。
また、中望遠ながらも開放F2という明るさから、ズームレンズでは表現できないボケ表現力に長けており、背景を思いっきりボカして撮影したいというシーンなどにも活躍するレンズです。
- レンズ構成:7群9枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:ø46mm
- 最短撮影距離:39cm – ∞
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:ø60.0mmx59.4mm
- 重さ:約200g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約63,000円~70,000円
単焦点レンズの存在感抜群のXマウント
今回ご紹介してきたXマウントのおすすめレンズですが、他のマウントと比較すると単焦点レンズを多めにご紹介するラインナップとなりました。
富士フイルムのカメラの特性上、よりフォトジェニックな撮影シーンに適していることから、単焦点レンズのボケ感や距離感が大きく手助けになってくれます。
もちろん、ズームレンズの選択肢も多く、旅先など様々な撮影シーンが想定される場合には、焦点距離が調整可能なことが手助けになってくれるでしょう。
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気になるカメラやレンズはレンタルできる
今回ご紹介してきたFUJIFILM Xマウントのおすすめレンズですが、購入前に迷いがあるのであれば一度お試しで使ってみることがおすすめです。
先ほども記載しましたが、購入前に一度手にとってみることでわかることは非常に多く、カメラやレンズ選びに確実性をもたらすことができます。
カメラやレンズのレンタルサービスを展開するRentio(レンティオ)では、豊富なラインナップから自由に選んで最短3泊4日からレンタルすることができます。
是非この機会にRentio(レンティオ)を活用して失敗しないカメラ、レンズ選びに役立ててみてはいかがでしょうか。
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