スマホ写真を簡単プリント「チェキ instax mini Link」使用レビュー!従来品との違いは?
更新日2023/09/19
チェキカテゴリの人気記事
2019年10月11日、新しく「チェキ instax mini Link」が発売されました。
instax mini Linkは、スマホで撮影した写真を手軽にチェキとして印刷できるチェキプリンターです。
チェキプリンターは、以前から「スマホ de チェキ」というシリーズで販売されていましたが、今回のLinkは新しいシリーズとして発表されたものです。
Linkはどのような特徴のあるチェキプリンターなのか?従来モデルからどんな進化を遂げたのか?詳しく解説していきたいと思います。
もくじ
スマホ写真をチェキ印刷!「チェキ instax mini Link」とは?
「チェキ」の愛称で知られるFUJIFILM instaxシリーズは、撮影した写真をすぐに印刷できる人気のインスタントカメラシリーズ。かわいらしいカードサイズのフィルムが特徴です。
チェキシリーズの新商品「チェキ instax mini Link」は、スマホやタブレットで撮影した写真をアプリ経由で転送し、専用フィルムに印刷できるチェキプリンターです。
スマホで撮影して加工や編集したとっておきの一枚をチェキとして印刷できるので、結婚式などのイベントやスマホ内の写真データの整理にもおすすめです。
「チェキ instax mini Link」の5つの魅力
スマホでチェキ印刷できる新しいチェキプリンターinstax mini Linkの特徴について、解説していきます。
主な特徴はこちらの5つ。
- スマホアプリで簡単&スピーディーにプリント
- モーションセンサー搭載。本体の動きでアプリ操作も
- 動画からシーンを切り取ってチェキプリント
- Fun Modeで大人数でも楽しめる
- シンプル&コンパクトなデザイン
それぞれについて詳しく解説します。
1. スマホアプリで簡単&スピーディーにプリント
instax mini Linkは、スマホの写真をアプリから簡単に印刷できるチェキプリンター。
アプリの使い方は直感的で簡単。スマホと本体をBluetoothで接続したら、画像を選んで上方向にスワイプアップするだけです。印刷もスピーディで約12秒でチェキプリントされます。
撮影した写真をその場でチェキに印刷して友達にプレゼントしたり、加工や編集済みのお気に入りの一枚をチェキプリントして飾ったり…楽しみ方は無限大です!
2. モーションセンサー搭載。本体の動きでアプリ操作も
instax mini Linkには、動きを感知するモーションセンサーが搭載されており、いくつかの操作が本体の動きでショートカットできるようになっています。
一番便利そうなのが、リプリント機能。本体を逆さまにひっくり返して電源ボタンを押すだけで、直前にプリントしたのと同じ画像をチェキ印刷することができます。
さらに、アプリのモード切替やアプリカメラのズーム・撮影も、本体の動きで操作可能です。
3. 動画からシーンを切り取ってチェキプリント
instax mini Linkのアプリでは、動画から気に入ったシーンを切り取ってチェキプリントすることもできます。
ジャンプの瞬間やスポーツ・イベント、動物などの動きのある被写体なども、スマホで撮影した動画から1枚の写真に切り取ることができて、チェキの世界がさらに広がりますね。
4. Fun Modeで大人数でも楽しめる
instax mini Linkには、最大5人まで同時に接続して楽しめるFun Modeが搭載されています。
Party Print機能では、5人それぞれが送信した画像を組み合わせて1枚のチェキをプリントすることができます。
また、ツーショットの写真を使って相性診断ができるMatch Test機能では、友達や恋人との相性を占って楽しむこともできます。
5. シンプル&コンパクトなデザイン
instax mini Linkはデザイン性の高さも魅力で、2019年度のグッドデザイン賞も受賞しています。
ボタン一つのシンプルなデザインで、気軽に持ち運べる小型・軽量なボディ。カラーバリエーションは、ダスキーピンク・アッシュホワイト・ダークデニムの3種類となっています。
特別な日だけでなく、何気ない日常でも使いたくなるチェキプリンターです。
「チェキ instax mini Link」の商品詳細
instax mini Link | |
---|---|
記録方式 | 有機ELによる3色露光方式 |
使用フィルム | インスタントフィルム instax mini |
プリント画面サイズ | 62mm×46mm |
プリント画素数 | 800×600ドット |
プリント解像度 | 12.5ドット/mm(318dpi、80μmドットピッチ) |
プリント階調 | RGB各色 256階調 |
インターフェース:準拠規格 | Bluetooth Ver.4.2(BLE) |
同時接続 | 1台(Party Printは最大4台まで) |
使用アプリ | instax mini Link アプリ |
プリント可能画像フォーマット | JPEG、PNG、HEIF |
画像書き込み時間 | 画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約12秒 |
プリント可能枚数 | 約100枚 |
電源 | リチウムイオン電池 (内蔵型:取り外し不可) |
充電時間 | 約80~120分 |
消費電力 | 3W |
動作環境 | +5°C~+40°C 湿度:20%~80%(結露しないこと) |
大きさ | 90.3mm × 124.5mm × 34.6mm (突起部除く) |
質量(重さ) | 209g(フィルム別) |
同梱物 | USBケーブル |
「チェキ instax mini Link」を実際に使用しレビュー
チェキ instax mini Linkの基本的な使い方はとても簡単!本体にフィルムを入れたら、Bluetoothでスマホと接続して、専用アプリから印刷したい画像を選ぶだけなんです。
早速実際に使ってみましょう。
チェキ instax mini Link 本体の使い方
外箱を開けてみると、中にはチェキ instax mini Link 本体・充電用コード・取扱説明書が同梱されています。
充電は、側面のカバーを開けておこないます。
背面にはフィルムを入れる場所があります。ロックをスライドさせると…
フタがパカっと開きます。
本体とフィルムの黄色い印を合わせるようにして、フィルムを入れます。
前面のボタンを長押しで電源ONになります。
チェキ instax mini Link アプリの使い方
続いて、スマホアプリを操作していきます。まずはチェキ instax mini Link専用アプリをダウンロードします。
iPhoneの方はAppStore、Androidの方はGooglePlayを開き、「チェキ Link」と検索するか、こちらのボタンからダウンロード可能です。
簡易説明を読んでアプリのTOP画面に進みます。(※途中でBluetooth接続の画面も出てきますが、後で設定できるので飛ばしてもOKです。)
こちらがTOP画面。データフォルダから画像を選んでプリントする場合は、右側の「Simple Print」を押します。
データフォルダ内の画像が表示されたら、印刷したい画像を選びます。
印刷位置や画像の明るさなどを調整したら、下部の赤いプリントボタンを押すか、スワイプアップで印刷できます。
ここで、チェキLink本体とのBluetooth接続ができます。本体を検出したら「接続」ボタンを押して、印刷します。
少し待ったらチェキが印刷されて出てきます。チェキは画が浮き出てくるまでふらずに待っていてくださいね。
従来機種「スマホdeチェキ instax SHARE SP-2/SP-3」との違いを比較
今回チェキプリンターの新シリーズとして登場した「チェキ instax mini Link」ですが、従来の「スマホdeチェキ instax SHARE SP-2/SP-3」とはどのような違いがあるのでしょうか?
新しいLinkと従来モデルのSP-2、SP-3との違いを比較していきます。
LinkとSP-2との違い
instax mini Linkの前モデルである「スマホdeチェキ instax SHARE SP-2」は、Linkと同じく通常サイズのチェキフィルムが使えるチェキプリンターです。今回のLinkの発売にともない公式販売終了となりました。
スマホの写真をチェキとして印刷するという基本的な機能は共通ですが、細かい仕様の部分では違いもあります。
↓スマホdeチェキ instax SHARE SP-2について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「スマホ de チェキ instax SHARE SP-2」が登場!従来品との違いは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
接続方法や台数の違い
新旧2機種の最大の違いは、接続方法や同時接続できるスマホの台数の違いです。
Linkの接続方法はBluetooth。基本的に、チェキプリンター1台に対してスマホ1台のみが接続できます。複数台のスマホで使えるのはFun Modeのみとなります。
一方、SP-2の接続方法はWi-Fiです。そのため、同時に接続できるスマホの台数は最大8台となっています。結婚式やイベントなどで、複数の撮影者で1台のチェキプリンターを使用したい場合などでは、SP-2のほうが向いています。
instax mini Link | instax SHARE SP-2 | |
---|---|---|
インターフェース:準拠規格 | Bluetooth Ver.4.2(BLE) | IEEE802.11b/g/n 使用周波数:2.4GHz(5GHz非対応) |
同時接続 | 1台(Party Printは最大5台まで) | 8台 |
使用アプリの違い
LinkとSP-2では、対応しているアプリが違います。それぞれ専用のアプリをダウンロードする必要がありますので、注意しましょう。
動画からの印刷やFun Modeなどは、instax mini Link アプリのみで使える機能。一方、SNS写真の印刷など、「スマホdeチェキ」専用アプリのみで使える機能もあります。
instax mini Link | instax SHARE SP-2 | |
---|---|---|
使用アプリ | instax mini Link アプリ | 「スマホdeチェキ」専用アプリ |
本体デザインの違い
LinkとSP-2でサイズには大きな違いはありませんが、重さが約40gも違います。
Linkは本体形状も丸みを帯びていて片手でにぎりやすいので、色々な場所に持って行って使いたい方におすすめです。
instax mini Link | instax SHARE SP-2 | |
---|---|---|
大きさ | 90.3mm × 124.5mm × 34.6mm (突起部除く) | 89.5mm×131.8mm×40mm(突起部除く) |
質量(重さ) | 209g(フィルム別) | 250g(バッテリー、フィルム別) |
チェキプリンターLink・SP-2仕様比較一覧表
instax mini Link | instax SHARE SP-2 | |
---|---|---|
記録方式 | 有機ELによる3色露光方式 | 有機ELによる3色露光方式 |
使用フィルム | インスタントフィルム instax mini | インスタントフィルム instax mini |
プリント画面サイズ | 62mm×46mm | 62mm×46mm |
プリント画素数 | 800×600ドット | 800×600ドット |
プリント解像度 | 12.5ドット/mm(318dpi、80μmドットピッチ) | 320dpi |
プリント階調 | RGB各色 256階調 | RGB各色 256階調 |
インターフェース:準拠規格 | Bluetooth Ver.4.2(BLE) | IEEE802.11b/g/n 使用周波数:2.4GHz(5GHz非対応) |
同時接続 | 1台(Party Printは最大5台まで) | 8台 |
使用アプリ | instax mini Link アプリ | 「スマホdeチェキ」専用アプリ |
プリント可能画像フォーマット | JPEG、PNG、HEIF | JPEG、PNG |
画像書き込み時間 | 画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約12秒 | 画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約10秒 |
プリント可能枚数 | 約100枚 | 約100枚 |
電源 | リチウムイオン電池 (内蔵型:取り外し不可) | 充電式バッテリー NP-45S(1個) |
充電時間 | 約80~120分 | 約90分 |
消費電力 | 3W | 2W |
動作環境 | +5°C~+40°C 湿度:20%~80%(結露しないこと) | +5°C~+40°C(結露のないこと) |
大きさ | 90.3mm × 124.5mm × 34.6mm (突起部除く) | 89.5mm×131.8mm×40mm(突起部除く) |
質量(重さ) | 209g(フィルム別) | 250g(バッテリー、フィルム別) |
同梱物 | USBケーブル | USBケーブル(BOB711) |
LinkとSP-3との違い
続いて、instax mini Linkと「スマホdeチェキ instax SHARE SP-3」との違いを比較していきます。
LinkとSP-3の違いは、上記で解説したSP-2との違いにフィルムサイズを追加したものとなります。
ここではフィルムサイズのみについて解説しますので、接続方法や台数・使用アプリ・本体デザインの違いについては前項の説明をご覧ください。
フィルムの大きさの違い
チェキのフィルムサイズは3種類あり、機種によって対応しているフィルムが異なります。
カードサイズのスタンダードなチェキ、画面サイズが正方形のスクエアチェキ、通常の約2倍の幅のワイドチェキという3つがあります。
このうちinstax mini Linkで使えるのはスタンダードなチェキ、SP-3はスクエアチェキとなっています。
LinkかSP-3かで迷ったら、好みのフィルムで選ぶのもいいでしょう。
instax mini Link | instax SHARE SP-3 | |
---|---|---|
使用フィルム | インスタントフィルム instax mini | インスタントフィルム instax SQUARE |
プリント画面サイズ | 62mm×46mm | 62mm×62mm |
プリント画素数 | 800×600ドット | 800×800ドット |
チェキプリンターLink・SP-3仕様比較一覧表
instax mini Link | instax SHARE SP-3 | |
---|---|---|
記録方式 | 有機ELによる3色露光方式 | 有機ELによる3色露光方式 |
使用フィルム | インスタントフィルム instax mini | インスタントフィルム instax SQUARE |
プリント画面サイズ | 62mm×46mm | 62mm×62mm |
プリント画素数 | 800×600ドット | 800×800ドット |
プリント解像度 | 12.5ドット/mm(318dpi、80μmドットピッチ) | 12.5ドット/mm(318dpi、80μmドットピッチ) |
プリント階調 | RGB各色 256階調 | RGB各色 256階調 |
インターフェース:準拠規格 | Bluetooth Ver.4.2(BLE) | 準拠規格:IEEE802.11b/g/n 使用周波数:2.4GHz(5GHz非対応) |
同時接続 | 1台(Party Printは最大5台まで) | 8台 |
使用アプリ | instax mini Link アプリ | 「スマホdeチェキ」専用アプリ |
プリント可能画像フォーマット | JPEG、PNG、HEIF | JPEG、PNG |
画像書き込み時間 | 画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約12秒 | 画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約13秒 |
プリント可能枚数 | 約100枚 | 約160枚 |
電源 | リチウムイオン電池 (内蔵型:取り外し不可) | 充電式バッテリー NP-50(1個) |
充電時間 | 約80~120分 | 約3時間 |
消費電力 | 3W | 3W |
動作環境 | +5°C~+40°C 湿度:20%~80%(結露しないこと) | +5°C~+40°C(結露のないこと) |
大きさ | 90.3mm × 124.5mm × 34.6mm (突起部除く) | 116mm×130.5mm×44.4mm (突起部除く) |
質量(重さ) | 209g(フィルム別) | 312g(バッテリー、フィルム別) |
同梱物 | USBケーブル | USBケーブル(BOB711、長さ1m)、フェライトコア |
まとめ:「チェキ instax mini Link」でスマホ写真をもっと楽しもう
撮って満足しがちなスマホ写真。チェキプリンターがあれば、思い出をチェキという形にして楽しむことができます。
何気ない毎日の写真や特別な一日の思い出も、「チェキ instax mini Link」でかわいいインスタントフィルムに残してみませんか?
instax mini Linkを一度使ってみたい!という方にはレンタルもおすすめ。
チェキレンタルのRentio(レンティオ)なら、チェキ各種をお得にレンタルできます。フィルムは別途用意が必要ですが、同時購入も可能です。
レンタルの方法や価格について、詳しくはこちらからチェックしてみてください。
[レンタル] チェキ・インスタントカメラ 一覧 – Rentio[レンティオ]
[最新]おすすめチェキinstaxを紹介!全11種類の違いを比較してコスパ最強のチェキを選ぼう – Rentio PRESS[レンティオプレス]