GoPro HERO8 BlackをMacのWebカメラに設定する方法!ZoomやSkype、Google Meetでも活躍
更新日2022/04/07
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2020年7月8日(水)、GoPro HERO8 BlackをWebカメラとして利用できるソフトウェアをリリースしました。
ファームウェアのアップデートとデスクトップアプリをインストールするだけで、ZoomやSkypeなどに連携して使えるようになります。
そこで、この記事ではGoProのWebカメラ設定方法とZoomやSkypeなどで使ってみたレビューをまとめてみたいと思います。
もくじ
GoProをWebカメラとして利用できるのはMacのみ
2020年7月8日現在、GoProをWebカメラとして利用できる公式ソフトウェアはMac OS版のみとなります。
Windows版は開発中とのことで今後の開発状況やリリース情報に期待しましょう。
HDMI出力を活用すればWindowsでもWebカメラとして利用可能
WindowsでGoProをWebカメラとして利用したい方はHDMI出力用のマイクロHDMI変換ケーブル(GoPro HERO8の場合は別売りのメディアモジュラーも必要)を用意してください。
用意できたら以下の手順で設定すれば、WebカメラとしてSkypeやZoomなどのビデオ会議にも使えるようになります。
- microHDMIケーブルを使ってGoProをWindowsパソコンに接続する。(HDMI端子がない場合はHDMI-USBビデオコンバーターも別途用意して接続する)
- GoPro カメラの電源をオン
- 「ユーザー設定」を選択
- 「入出力」を選択
- 「HDMI 出力」を選択して「Live」に変更
GoPro HERO8 BlackをWebカメラとして設定する方法
MacのWebカメラにGoPro HERO8 Blackを設定するには以下2つのソフトウェアのインストールが必要になります。
- GoPro:GoPro Webcam Beta Firmware
- Macパソコン:GoPro Webcam Beta for MacOS
GoProのファームウェアアップデート
まずGoProの「GoPro Webcam Beta Firmware」をパソコンにダウンロードします。
Zipファイルが保存されますのでダブルクリックでファイル解凍し、「UPDATE」フォルダがあることを確認してください。
次にmicroSDカードをMacパソコンに差し込みます。
MacbookにはSDカードリーダーがありませんので、メディアハブ等を用意しておきましょう。
microSDカードが読み取られたら(画像上「NO NAME」)、ダウンロードした「UPDATE」フォルダごとmicoSDカードにコピーします。
「UPDATE」フォルダのコピーが完了したらmicroSDカードを取り出してください。
電源を切ったGoPro HERO8 Blackに、先ほど取り出したmicroSDカードは差し込みます。
microSDカードを差し込んだらGoPro HERO8 Blackの電源を入れてください。
電源を入れて数秒後にはGoPro HERO8 Blackに「GoPro Webcam Beta Firmware」の自動インストールが開始されます。
上画像のようなマークがディスプレイに表示されている限りは電源を切ったりしないようにしてください。
ディスプレイにチェックマークが表示されるとインストール完了の合図です。
これでGoPro HERO8 BlackをWebカメラとして使う下準備は完了です。
MacパソコンにWebカメラアプリをインストール
GoPro Webcam Beta for MacOSをクリックすると上画像のようなファイルが保存されます。
該当ファイルをダブルクリックをするとソフトウェアのインストールが開始されます。
インストールするにはパソコンのハードディスクに21.2MB以上の空きが必要になりますので容量確認も事前に済ませておきましょう。
インストールの手順は以下の通りです。
- はじめに:「続ける」をクリック
- インストール先:「続ける」をクリック
- インストールの種類:「インストール」をクリック、確認画面が出るので「インストールを続ける」をクリック
- Macのユーザー名とパスワードを入力し「ソフトウェアをインストール」をクリック
- インストールが完了
- パソコンの再起動
インストールが完了するとMacのステータスバーにGoProアイコンが表示されます。
表示されない方はMacのFinderを開き「アプリケーション」から「GoPro Webcam」をクリックすると表示されるようになります。
GoProをMacに接続してWebカメラを起動する
GoPro HERO8 Blackのファームウェアアップデート、Macに専用アプリのインストールを完了したら、GoProをMacに接続します。
するとステータスバーに表示されたGoProアイコンの「プレビューを表示」が有効になりますのでクリックします。
GoProのアクセス権限の許可ポップアップが表示されますので、「OK」をクリックするとGoProがWebカメラとして動作します。
最初はミラー表示されますが、右下の透かしボタンをクリックすれば「反転/ミラー」の切り替えが可能です。
解像度は初期設定1080p(フルHD)
GoPro HERO8 BlackのWebカメラ解像度は初期設定が1080p(フルHD)に設定されています。
ステータスバーのGoProアイコンにある「ユーザー設定」から解像度を720p(HD)に下げることも可能です。
画角は3種類
GoProのWebカメラは「広角レンズ」「狭角レンズ」「リニアレンズ」の3種類の画角から調整することもできます。
実際にGoPro HERO8 Blackの位置を固定して、画角レンズだけを変更した違いが下の画像になります。
GoProをWebカメラとして使えるビデオ会議/動画配信サービス一覧
GoProは以下のようなビデオ会議/動画配信サービスでWebカメラとして利用することができます。
- Zoom (v 5.0.5 and newer) and Zoom Chrome Extension
- YouTube Live (Using Chrome)
- Webex (Using Chrome)
- Google Meet
- Microsoft Teams
- Skype
- Twitch via OBS
- BlueJeans
- GoTo Meeting
- Snap Camera
- Facebook Rooms
今回は「Zoom」「Skype」「Google Meet」の3サービスを実際に使ってみましたので切替方法や注意点について記載します。
Zoomの場合
Zoomは画面左下にある「ビデオの停止」横の矢印マークをクリックするとカメラを切り替えることができます。
Skypeの場合
Skypeの場合、デスクトップアプリではカメラの切り替えができないので注意してください。
Webブラウザではカメラの切り替えができましたので、右下の三点リーダをクリックしてGoProに切り替えましょう。
Google Meetの場合
Google MeetもSkypeと同様に、右下の三点リーダをクリックすれば設定画面が表示されますので、動画タブにあるカメラの切り替えを行えばOKです。
短期間のテレワークにはレンタルがおすすめ
Mac版から実装されたGoPro HERO8 BlackのWebカメラ機能ですが、Windows版に実装されるのもそう遠くはありません。
パソコンの内蔵カメラよりも画質が良いため、まずはGoProをレンタルして使用感を得てから購入を検討すると良いでしょう。
テレワーク期間がいつまで続くか分からない方はレンタルしつつもタイミングでそのまま購入するのもおすすめです。