タイガーのコーヒーメーカー6機種を比較!種類ごとの違いや選び方、おすすめ製品を紹介
更新日2021/12/01
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様々なコーヒーメーカーの種類がある中で、タイガーのコーヒーメーカーは魔法瓶のステンレスポットに魅力があります。
熱を逃さないステンレスポットならホットコーヒーだけでなく、アイスコーヒーの作りおきにもおすすめです。
そこで、この記事ではタイガーのコーヒーメーカーの種類と特長についてまとめ
※早速製品比較を一気見したい方はタイガーのコーヒーメーカー比較一覧表で確認できます!
もくじ
タイガーのコーヒーメーカーの種類
タイガーのコーヒーメーカーは、真空断熱技術を応用する家電メーカーらしくサーバー(カラフェ)タイプ別に4種類の製品ラインがあります。
特に保温効果の高い真空ステンレスサーバーはタイガーのコーヒーメーカーの中で最も注目すべき特長となります。
どの製品もコーヒーミルは搭載されていませんので、挽きたてのコーヒーを飲むなら電動コーヒーミルや手挽きコーヒーミルも合わせて購入しておくと良いでしょう。
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真空ステンレスサーバー
タイガーの最も個性的なコーヒーメーカーが真空二重構造(まほうびん)の「ステンレス製まほうびんサーバー」使った2機種です。
「ステンレス製まほうびんサーバー」はヒーターで加熱せずに保温できるので、コーヒーの煮詰まりや風味の劣化を防ぐことができます。アイスコーヒーを作った場合でも結露しないのも嬉しいポイントです。
美味しい状態のコーヒーをできるだけ長い時間保てるので、一度に多めにコーヒーを作る方やアイスコーヒーを作りたい方におすすめです。
ステンレスサーバー
ステンレスサーバーのタイプは2018年度のGOOD DESIGN賞を受賞したコーヒーメーカーです。
保温性は「ステンレス製まほうびんサーバー」と比べて劣りますが、それでもガラスサーバーと異なりコーヒーの風味を落とすことなく一定時間温度を保てるのはメリットと言えるでしょう。
真空ステンレスサーバーのコーヒーメーカーよりも安く購入することができます。
ガラスサーバー
ガラスサーバーはステンレスサーバーと比べて安くて大容量なコーヒーメーカーが多くなります。
またコーヒーを視覚で楽しめるのもステンレスサーバーでは味わえない魅力です。
サーバー無し
色んなコーヒーメーカーがある中で、タイガーのサーバ無しコーヒーメーカーは非常に珍しい機種になります。
直接コーヒーカップもしくはマグカップに抽出するモデルで、タイガーのコーヒーメーカーの中で唯一のメッシュフィルタータイプになります。
一番美味しい淹れたてのコーヒーだけを楽しみたい方に向いています。
ミル付きの全自動式はない
なお、タイガーのコーヒーメーカーにはミル付きの全自動式はありません。
基本的に挽いたコーヒー粉を使うコーヒーメーカーとなりますので、挽きたても味わいたい方は全自動コーヒーメーカーを比較してみましょう。
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タイガーのコーヒーメーカーの選び方
公式サイトではサーバーの種類によって製品ラインが分かれているタイガーのコーヒーメーカーですが、サーバー種類以外にも比較ポイントがいくつかあります。
1つ1つの機種に特色がありますので、サーバーと合わせてどんなコーヒーを淹れたいかも考えて選んでみましょう。
※製品比較を一気見したい方はタイガーのコーヒーメーカー比較一覧表へ
コーヒーの抽出方法で選ぶ
コーヒーメーカーに搭載される抽出コースを使用すれば、コーヒー豆の産地や焙煎具合によって好みの淹れ方に近づけることが可能です。
以下のように機種によって抽出方式・抽出方法・抽出メニューが異なりますので、使いやすく飲みたいコーヒーを飲めるコーヒーメーカーを選ぶようにしましょう。
製品型番 | 抽出方式 | 抽出方法 | 抽出メニュー |
---|---|---|---|
ACT-E040 | ドリップ式 | コーヒー粉/ドリップバッグ/ドリップポッド | マイルド/ストロング |
ACE-S080 | ドリップ式 | コーヒー粉 | マイルド/ストロング/アイス |
ADC-A060 | ドリップ式 | コーヒー粉 | マイルド/ストロング |
ADC-B060 | ドリップ式 | コーヒー粉 | なし |
ACJ-B120 | ドリップ式 | コーヒー粉 | なし |
ACQ-X020 | 蒸気プレス式 | コーヒー粉 | 15通り ※3段階の抽出温度×5段階の浸し時間 |
蒸気プレス式とは
蒸気プレス式とはタイガー独自の「Tiger Press」システムで、いわゆる自動式のフレンチプレス機能になります。
コーヒー粉をお湯で撹拌、濾し取る方法なので、コーヒー豆本来の深みや濃く、油分をダイレクトに味わうことができます。
容量で選ぶ
一日に淹れる量や飲む人数もそうですが、容量サイズは置き場所にも影響します。
容量はコーヒーカップ1杯が120ml程度、マグカップが2倍の240ml程度くらいを目安に選びましょう。
製品型番 | 容量 | サイズ |
---|---|---|
ACT-E040 | 0.54L | 約18.1×27.9×34.2cm |
ACE-S080 | 1.08L | 約28.0×17.4×34.5cm |
ADC-A060 | 0.81L | 約15.4×27.2×30.1cm |
ADC-B060 | 0.81L | 約15.4×27.2×30.1cm |
ACJ-B120 | 1.60L | 約22.5×21.4×37.8cm |
ACQ-X020 | 0.54L | 約22.6×19.9×29.8cm |
フィルタータイプで選ぶ
コーヒーはフィルターによって風合いが変わるので、使うフィルターでコーヒーメーカーを選ぶこともあるでしょう。
タイガーのコーヒーメーカーは1機種を除きペーパーフィルターになりますので、コーヒー豆の油分や粉がが取り除かれスッキリとした味わいになります。
「チタンコートメッシュフィルター」のもう1機種は蒸気プレス式のコーヒーメーカーなので、コーヒー豆をよりダイレクトに感じられる味わいになるでしょう。
タイガーのコーヒーメーカー6機種
2020年9月現在、タイガーが製造販売しているコーヒーメーカー全6機種を紹介します。
どのように使えそうか、普段どんなコーヒーを飲みたいかイメージしながら各製品の特長を確認してみましょう。
真空ステンレスサーバー ACT-E040
「真空ステンレスサーバー ACT-E040」はコーヒー粉からのレギュラードリップ・ドリップバッグ・ドリップポッドの3つの抽出方法に対応しているコーヒーメーカーです。
真空ステンレスサーバーを置くトレイが4段階の高さ調節に対応しておりますので、サーバー以外にもボトルやコーヒーカップ/マグカップを置いて直接抽出することが可能です。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
抽出方法 | コーヒー粉/ドリップバッグ/ドリップポッド |
抽出コース | マイルド/ストロング |
容量 | 0.54L |
フィルター | ペーパー |
大きさ | 約18.1×27.9×34.2cm |
重さ | 3.2kg |
付属品 | 計量スプーン,ペーパーフィルター |
カラーバリエーション | クリームホワイト |
Amazon税込価格 2020年9月15日現在 |
16,800円 |
タイガーのコーヒーメーカー「ACT-E040」を実機レビュー!真空ステンレスサーバーが便利 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
真空ステンレスサーバー ACE-S080
「真空ステンレスサーバー ACE-S080」は大容量タイプのコーヒーメーカーです。
一度にたくさんの量を作れるので、オフィスや来客時の利用にも向いています。
保冷効力の高い真空ステンレスサーバーは結露もしないので、氷を入れたサーバーに「アイス」コ一スで抽出するのもおすすめです。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
抽出方法 | コーヒー粉 |
抽出コース | マイルド/ストロング/アイス |
容量 | 1.08L |
フィルター | ペーパー |
大きさ | 約28.0×17.4×34.5cm |
重さ | 2.9kg |
付属品 | 計量スプーン,ペーパーフィルター(2枚) |
カラーバリエーション | カフェブラック |
Amazon税込価格 2020年9月15日現在 |
8,188円 |
ステンレスサーバー ADC-A060
「ステンレスサーバー ADC-A060」はステンレスサーバーでもコスト重視で選びたい方におすすめのコーヒーメーカーです。
「まほうびん構造」ではありませんので、真空ステンレスサーバーのコーヒーメーカーと比べれば保温/保冷効力は弱くなりますが、ガラスサーバーのコーヒーメーカーと同程度の予算で購入できるのが魅力と言えるでしょう。
製品操作も電源ボタンのみのシンプルで使いやすいプロダクトデザインになっていることもあり、2018年にはGOOD DESIGN賞を受賞しています。
コーヒー抽出の濃度を変更するには、コーヒーメーカー内部にある「テイストマイスター」と呼ばれる蓋の表裏を変えることでマイルド/ストロングの淹れ方調節が可能です。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
抽出方法 | コーヒー粉 |
抽出コース | マイルド/ストロング |
容量 | 0.81L |
フィルター | ペーパー |
大きさ | 約15.4×27.2×30.1cm |
重さ | 1.9kg |
付属品 | 計量スプーン,ペーパーフィルター(2枚),カップトレイ |
カラーバリエーション | サックスブルー/ダークブラウン |
Amazon税込価格 2020年9月15日現在 |
4,880円 |
ガラスサーバー ADC-B060
「ガラスサーバー ADC-B060」はタイガーの中で最も安いコーヒーメーカーです。
この製品も2018年にはGOOD DESIGN賞を受賞しておりますが、「ステンレスサーバー ADC-A060」のようにコーヒー濃度の調節機能が付いていないことに注意してください。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
抽出方法 | コーヒー粉 |
抽出コース | なし |
容量 | 0.81L |
フィルター | ペーパー |
大きさ | 約15.4×27.2×30.1cm |
重さ | 1.8kg |
付属品 | 計量スプーン,ペーパーフィルター(2枚) |
カラーバリエーション | グレージュホワイト |
Amazon税込価格 2020年9月15日現在 |
4,393円 |
ガラスサーバー ACJ-B120
「ガラスサーバー ACJ-B120」は大容量のガラスサーバータイプで、杯数にして最大12杯程度を一度に淹れることができます。
タイガーのコーヒーメーカーの中で「量×安さ」のコスパ重視で選びたい方におすすめです。
「ガラスサーバー ADC-B060」と同じようにコーヒー濃度の調節はできません。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
抽出方法 | コーヒー粉 |
抽出コース | なし |
容量 | 1.60L |
フィルター | ペーパー |
大きさ | 約22.5×21.4×37.8cm |
重さ | 2.6kg |
付属品 | 計量スプーン、ペーパーフィルター |
カラーバリエーション | アーバングレー |
Amazon税込価格 2020年9月15日現在 |
5,545円 |
サーバー無し ACQ-X020
「サーバー無し ACQ-X020」はコーヒー一杯一杯を味わって飲みたい方におすすめのコーヒーメーカーです。
3段階(85度/90度/95度)の湯温調整と5段階(30秒/45秒/60秒/75秒/90秒)の浸し時間をかけ合わせて、15通りの抽出方法でコーヒーを楽しむことができます。
チタンコートメッシュフィルターを使った蒸発式プレス(≒フレンチプレス)なので、コーヒーオイルを含んだダイレクトな風味を味わうことができます。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
抽出方法 | コーヒー粉 |
抽出コース | 15通り ※3段階の抽出温度×5段階の浸し時間 |
容量 | 0.54L |
フィルター | チタンコートメッシュ |
大きさ | 約22.6×19.9×29.8cm |
重さ | 3.1kg |
付属品 | 計量スプーン |
カラーバリエーション | フロストホワイト |
Amazon税込価格 2020年9月15日現在 |
5,327円 |
タイガーのコーヒーメーカー比較一覧表
タイガーのコーヒーメーカー6機種を一覧表にまとめましたので一度に比較したい方は活用してください。
バランスの取れたタイガーのコーヒーメーカー
タイガーのコーヒーメーカーはお手頃値段・容量多め・抽出機能と非常にバランスの高い製品が揃っていると思います。
特に「まほうびん構造」の真空ステンレスサーバーは、一度にたくさんのコーヒーを淹れて、リフィルしたい方におすすめです。
コーヒーにさほどこだわりはないけれど、コーヒーは好きな方はタイガーのコーヒーメーカーを検討してみても良いかもしれません。
コーヒーメーカーはレンタルで試せる
コーヒーメーカーの使い勝手や実際に淹れたコーヒーを試してみたい方はお試しレンタルがおすすめです。
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